08-17 Sun , 2008
変わったヤツと言われてもOK
えーと、最近なんだかちょっと前からなんだかよく分からないんだけど「なんか自分は人とは違う生き方を今までしてきたんじゃないか」とか思ってさ。前から自分は「ジェンダー」ってもんが全く分からなくて「『えー、男らしく』とか『女らしく』とかやろうと思って生きてきた???」って、これがまた、すごく疑問でさ。ま、わたしは女だから、周囲から「男らしくしなさい」とはいっぺんも言われたことがない。これは確かなことなんだけど、逆に「女らしくしなさい」とも言われた記憶がないのよね、実は。。

記憶がないってことは「言われたけど忘れた」か「言われたことがない」かどっちかなんだろうけど、今、どう考えてもそのどっちかよく分かんないのね。でね、もし「言われたけど忘れた」んだったら、馬の耳に念仏、豚に真珠、猫に小判、だったわけで(爆)。「言われたことがない」んだったら、まぁそりゃ記憶はあるわけないわな。。

確かに小さい頃からスカートを穿くことはとてもイヤだった。けど、制服のスカートは別だった。なんで別なのかは分からないけど、とにかく制服のスカートはどっちかというと好きだった(笑)あのね、結構わたしって「制服」とかちゃんとしてる、ものは好きだったのよね。だけど、普段の生活で着るものはほとんどがズボン(この言葉ってなんか久々に使った気がするわ(笑))なんだよね。親は多分、女らしく育てたかったとは思うんだけど、でも、そういう親が誕生日プレゼントに「仮面ライダーV3ベルト」なんて買うか、普通。って思うから、まー、そこら辺はよく分からない。わたしはこれで風呂敷を首の後ろに巻いてマントにして、高いところから「へーんしん、トゥ!」とかやってたのよ(爆)一人で。

わたしは幼稚園は3回も変わったんで、3つ目の幼稚園の友達はいたけど、それ以外、友達がいたかどうかさえも覚えてない。で、そっから私立の小学校に入ったので、幼稚園時代の友達は誰もいなくてね。ま、みんな知り合いなんかいない状態ではじまったから、別にいいんだけど。うちのガッコはすげーユニークな学校で、授業の始まりと終わりのチャイムはないわ、通知簿もないわ、テストもないわ(あ、でも高学年になって先生が替わったらテストがあったかな)、級長というか、クラス代表もいなかったし(その代わり、4年生以降は「代議員」というまぁ生徒会みたいな組織はあった)とにかく勉強より遊べってガッコだったから、遊んで遊んで遊びまくった。けど、所詮、私立なので遠くから通ってくる人もいる。だから、下校時間だけははっきりしてて、4時までしか学校にいられなかった。というか、3時45分の時点でもう、教室から出ていないといけなかった。4時は最終下校の時間だったから。

だから、遊びまくったといっても、3時45分まで。放課後はよく野球やってた。それも女子は自分しかいないのが普通で。でも別にそれに対しては何とも言われなかったし、冷やかされたりもしなかった。一昨年だったっけ、小学校の同じクラスの何人かで集まったとき「あのとき、わたしも一緒に野球がしたかったんだから」って言われて「だったら、やればいいのに!」って言ったよ。だってもう既にわたしという「女子」がいるんだからさ。それでも入りにくかったのかな?でもなんでやりたいのなら入らなかったのか、そこのところが今でも分からない。あ、あと4年生以降は「団活動」ってのがあって、わたしはそこでもたった一人「野球団」に入った。

んー、小学校からこの方、面談でね、ずーーーーーっと「ユニークなお子さんですね」って言われ続けてたんだよね、わたし。中学に入ってからも通知簿にそんなこと書かれてたし。あるとき「このクラスは○○さん(わたしだ)がいるおかげで男子と女子の仲がすごくいいんです」って言われたと言って親が喜んで帰ってきたこともあったけど、わたしは別に「男だから」とか「女だから」とか思って遊んだことなんか一度もなくて、ただ、遊びたい人と遊んでただけだ。確かに「変わってるね」とは言われた記憶はあるけど、だから何?って、いつもだから何?だな(苦笑)けど、何がどう変わってるのか、わたしはホント、よく分からなかったし、今でもよく分からない。

あ、ただなんか高学年の時にね、保護者が「体育着に着替えるときは男子と女子を分けて欲しい」という要望があったみたいで、教室の一角にカーテンの仕切りが作られて、女子はその中で着替えるようになったんだけど、混むのよね。狭いスペースだから。だから、わたしは一回もそこで着替えたことがなかった。なんかある時突然「はい、男子と女子に別れましょう」なんておかしいじゃん、ってどこかで思ってたところもあったような気がする。

中学は、前も書いたとおり、1年と2年が大阪で、3年にまた東京に戻ってきたわけだけど。中1のときにちょうどアニメブームが起こって、で、ものすごいアニメファンになっちゃったわたしは、アニメ見まくり。あの頃、サンテレビでは夕方から懐かしいアニメとかいっぱいやってたし、アニメばっかり見ていた。友達もみんなアニメファンだからさ、アニメの話しかしないわけよ。アニメのキャラクターで誰が好きか、という話はよくしたけど、クラスの男子の中で誰が好きか、って話はしたことないわけよ(笑)っていうか、アニメファンは男子もいたからさー、男子はメカ描くのが上手い人がいたり、女子はキャラを描く人が上手い人がいたり、なんかそんな中でギャーギャーやってて。アニメのキャラは好きなキャラがいるけど、同級生を好きになるとか、他の人を好きになるとか考えもしなかったわけで。

で、そのまま高校になって、わたしはやっぱりアニメファンで、ただもう随分興味を失いかけてたけど。部活は吹奏楽部ともう一つ、同好会に入ってた。うちのガッコ、部の兼部は認められなかったんだけど、同好会との兼部は認められてたのね。で、吹奏楽部の練習は週3日あって、あとは同好会で。わたし、ずっと前から吹奏楽部ってところに入りたかったんだけど、中学は2つとも新設校で吹奏楽部がなかったのね。だから、高校になって吹奏楽部に入ったの。でね、同じクラスの女子がやっぱり吹奏楽部に入りたいってんで、一緒に行ったんだけど、先輩から「やりたい楽器何?」って言われて、わたしさぁ、吹奏楽部には入りたかったんだけど、具体的になんの楽器をやりたいかとかちっとも考えてなくて(あり得ないわよねw)、そんでふと長い楽器があったよなと思って「こういう楽器」とスライドを延ばしたり縮めたりする格好をして「ああ、トロンボーンね」って言われて。そう、そのときまでわたしはあの楽器を「トロンボーン」ということすら知らなかったのだ!(爆)でさ、同じクラスの女子は?というと、やっぱりトロンボーンって言っててさ。しかも、同好会も一緒にはいることになってさ。わたし「コイツ、何?」って思ったんだよ!人のやることすべてあとから付いてきて、自分の意見はないのか!みたいな。「なんで人のあとから付いてくる!」みたいな(爆)うん、なんというか、すごくブキミだったの。大して仲がいい訳じゃないのに、人のやることをすべてあとから付いてきてさ。まぁ、わたしを怒らせたら怖いけど、まだそこまで仲がよかったわけじゃないので、ブキミさだけは感じてた(笑)

吹奏楽部は週3回で、あとは同好会。同好会はうーん。パソコン同好会ともトランプ同好会とも言える、でもその実はロリコンオタクばっか集まっているようなところで(笑)だいたい、高校生になって「なかよし」とか「りぼん」買うかー!みたいな。まーでも、そういうのもいいよね、みたいな感じだったから、もう正直言って「なんでもあり」みたいなところはあったわけね。わたしはそこで「かわいい女の子好きになっても、別にそれはかわいいんだから男も女も好きになって当たり前だよねー」なんて思ってて、ただ、わたしはかわいい女の子には惹かれずに、数学の先生が好きになってしまっていて(実はその同好会の顧問だったりしたのよね(爆))、その先生に気に入られようと、一生懸命、数学を勉強してた。今考えると完全にあの先生が「好き」だったわけなんだけど、その当時はそんなこと考えもしなかったのよね。

しかもわたし、女子にありがちな「なんでも一緒に行動する」のが大嫌いだったので、中学の頃から、クラスでは一人でいることが多かったし、同じ人が「ねえねえ」って来るのがすごくうざかった。だから知り合いは多くても親友はいなかった。けど、別にそれはそれで平気だった。中学の頃は「交換日記」とかやってたけど、しょっちゅう「絶交宣言」してたし(爆)(ホント、とんでもないヤツだな)

高校に入るとぽちぽちと付き合う人とかいたんだろうけど、そういう情報は一切入ってこなかったし(笑)、そういう話を振られたこともなかった。っていうか、あの当時わたしにそんなこと聞かれても「いるわけないじゃん」と答えるのが関の山だろう。が、実は好きな人もいたのだ(その数学の先生じゃなくて)。ただ、個人的に「付き合いたい」と思ったわけじゃなくて、このままグループで一緒にずっとうだうだ話してたいなーくらいにしか思ってなかったのよ。ただ、向こうはこっちのことが好きだったらしく、いろいろ誘われたりしました。一回、休日に遊びに行ったりもしました。でも、それでお終いでした(爆)あれは一体、なんだったのだろう?あのときにわたしの方からもなにかしなければならなかったのだろうかと今考えるとそう思ったりする。けど、やっぱり個人的には付き合いたくなかったので、そのままにしておいたんだけど。。すげー、贅沢すぎ?

大学んときも、実習から帰るときに「一緒に帰らない?」って誘ってくれた男子がいたんだけど「あ、ゴメン。もうこっちの人たちと帰る約束しちゃったからさ」って答えたけど、あれはもしかしてわたしのこと誘ってたんじゃないかと気がついたのは、その2、3年後。まー、ただ、彼はずっと大学卒業しても付き合いがあったのよね。わたしが就職していた先で、彼も仕事の出張があったらしく、わたしも仕事休んで「久しぶりだねー」とか、話したこともあったし。けど、別にそれが付き合いに発展するはずはなく(だって、そのときはもうわたしは自分のこと分かってたからね)、んー、そうだな、何年か前まで年賀状のやりとりだけはしてたんだけど、ある年に「結局こうなりました」と結婚の知らせがあって、それ以来、年賀状は来なくなった。んーと。わたし、そういう意味で付き合ってたわけじゃなく、あくまでも友達として付き合ってたんだけどさ、みたいな。

なんか、書いてたら、自分の鈍さに嫌気がさしてきた(苦笑)

っていうか、一体、わたしはどうしたらよかったわけ????
わたしは自分なりに好きなことに打ち込んで、まー、それが自分の人生だーなんて思ってたし、今だって彼女ができなかったら、社会人野球に打ち込んでて、あとは仕事はまぁまぁやって、みたいな生活だったと思うよ。でもそれでわたしは十分幸せだったと思う。

彼女ができたのは、、ホント、偶然の産物としかいいようがなく、しかも、それまでと違って、彼女は自分に対して明確に「好きだ」という表現をしてきたので、、こちらも無視するわけにはいかず、自分の気持ちをよく考えて、それで付き合うことにしたのだ。でもね、自分の心に他人が入ってくるということが、こんなに怖いことだとは思わなかったよ。ホント、付き合うって決める前はね、ずーーーっと身体が震えてたの。仕事している最中も、腕や太ももがブルブル震えてるのが分かるんだ。あのときは1日1通ずつ、メールのやりとりをしていてね。怖くて怖くてしょうがなかった。でも止めようとは思わなかったのは、やっぱりわたしも彼女のことを好きだったんだよね。あとは1回くらいは人と付き合ってもいいかなって思った、正直言って(笑)あのときは既にもう、一人で生きていこうと思ってたからね。仕事と社会人野球さえあれば、自分の人生十分だって思ってたんだよね、ホント。

そうそう「男らしい」「女らしい」で書き忘れたことがあったけど、わたしらの時代はクラス代表は男でも女でもどっちでも構わなかったんだけど、だけど何かの折にね「これは男子がやること」っていうのがあって(それが何であるのか、具体的には思い出せないんだけど)、それはいつもやるのがめんどくさくてやりたくなーい、ってもんだったから、わたしはいつも「あー、女でよかった」って思ってたんだよね(笑)だから今まで「女で損だ」って思ったことは幸い一度もなくて、逆に「あー、女でよかった」ってことはたくさんあるんだよね。「女であること」を理由にしてやりたいことができなかったことは今までないし、やりたかったら、女一人でもやってたしね。そこにどうして「女一人だとなんかヤダ」とか思うのかというのがわたしには全く分からないのね。

そういう意味で、わたしは今まで「男らしさ」とか「女らしさ」に苦しんだことが全くなくて、それは彼女に言わせると「とても稀」なんだそうだ。でもわたしから言わせると「男、女、よりまず自分じゃない?」って思うんだけどね。他の人は何かやりたいことがあったとしても、「男」とか「女」を考えるのだろうか?そこのところが全く分からないんだよね、わたし。。やりたいことがあれば、すりゃいいじゃん。やったところで、他の人に何か言われたことなんて一度もないよ(ただ、気がついてなかっただけ、という可能性もあるけど(笑))。「出る杭は打たれる」かも知れないけど「出過ぎた杭は打たれない」のだ。

って、わたし本人は「出過ぎた杭」とは全く思ってないから、だから、小さい頃から「ユニークなお子さんですね」って言われ続けてきたんだろうなー。

でもね、一つイヤなのが「こーいう人間だから、レズビアンなんだ」と思われること。わたしは確かにやることには男も女もなくて、で、好きになるのも別に男でも女でも構わないじゃんってずっと思ってきた。けど、そういう人間がやっぱり少数者のレズビアンだ、って思われるのは、本当に本当にイヤだ。わたし、自分がレズビアンであると言うことには一切悩まなかったんだけど、過去のこういうことを振り返るとね、ああ、ユニークだったのはやっぱりレズビアンだったからなのかなあと思ったりして、それがイヤなんだよね。そういうわたしとレズビアンであるわたしって少しは繋がっているところもあるだろうけど、やっぱり別なんだよ。っていうか、別と思いたい。。だから、わたしはレズビアンじゃなくて、ヘテロセクシャルだったらどんなにいいだろう、って思わないこともないんだよね。「ただのユニークである」という人間という意味において。だから本当はレズビアンである自分が悔しいんだ。ユニークな上に、もう一つ「少数者」を抱え込んでしまったから。

ただ、自分がレズビアンであることと分かってから、わたしに「もう一つの視点」が増えたことは確実。そっちの方は、多分、自分がレズビアンであることが多大に影響していると思う。

あ、このことを書こうと思ったのは、akaboshiさんとこのブログの「トランスって?07●京都トランスジェンダー映画祭07●恋愛の場の「女役割」を引き受けるのが非常に苦手で・・・。」のコメントからでね。トランスってどうしても「男らしさ」とか「女らしさ」が出てくるからさぁ。。もーね、そのすべてが分かんないの、わたし(笑)ジェンダーの概念がどうしても理解できないから。理解できないところにそれを押しつけられても分かんないものは分かんないから(笑)

でも、どうしてそれが分からないかさえ、わたしには分からないのだ。。。みんなそんなに「性的役割」について考えてたり、がんじがらめになってたりするの????それすら分からないのだ。そのことに対して「変なヤツ」と思われても「バカ」と言われても一向に構わない。分からないことを分かったフリだけはしたくないからさ。

【質問】この題名は、あるアニメのエンディングから取ったものですが、さてそれはなんのアニメでしょう?当たったら、スゴイ!←それだけかよ(笑)
23:28 | (性的少数者)自分のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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