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07-10 Thu , 2008
わたしがフェミニズムに違和感を感じるわけ
ええと、一昨日と昨日にかけて「レズビアンである〈わたしたち〉のストーリー」つーのを読んだわけだけど。あ、別にこの本に対していちゃもんをつけるわけじゃなく、この本を読んだら「ああ、わたしはなんで『フェミニズム』ってもんがあんまり受け付けられないのか」ってことがよーく分かったんで、そこのところは誤解の無いように(^^;

この本は、著者の飯野さんって人の博士論文を元にして構成された本みたいなんだけど(このことは、本の最後の最後に書いてある)、第1章が「なんで『わたし』じゃなくて『わたしたち』にしたのか」って説明が、第2章が'70年代に起こった「ウーマン・リブ」運動に対してレズビアン・フェミニストがどうその中に入っていったかが、第3章は第2回ALN(アジア系レズビアンネットワーク)会議で起こった在日コリアンのレズビアンの人の日本人レズビアン達に対する怒りについて、第4章は「エイズ予防法案」に反対したレズビアン達のこと、とこんなような内容になっている。

んでね。正直言って、わたし、第2章まではこの本に何が書いてあるのか、読みながらでもちっとも理解できなかった。「なんでこんなに『わたしたち』にこだわるんだろう?」(って説明はちゃんと本に書いてあるわけだけど、それを読んでも理解できなかった)とか、なんというか、フェミニズム関係の本を読むとだいたいこういうような感覚に陥るんだけど、なんか「違和感」があるのね。その「違和感」ってのがわたしは何かよく分からなかったのね、今まで。

ところが第3章と第4章はすんなり読めてね。で、わけが分からなかった第1章と第2章は多分、同じようなことが書いてあるんだな~って推測はしているわけだけどね。

第3章と第4章がわたしにとって読みやすかったのは簡単なこと。わたしは今、「在日コリアン」と「HIV/AIDS」のことについて興味を持っていると言うこと。それだけのことね。その前の章が読みにくかったのは「ウーマン・リブ」とか「フェミニズム」には全く興味がないからってことなんだろう。

でね、わたしが「フェミニズム」に対して「違和感」を感じる理由なんだけど、なんかね、フェミニズムの本って(わたしはフェミニストから直接話は聞いたことないので)、「わたしがこうする理由は○○なのだ」ってことをすんごく理屈っぽく書いてあるのね。それと例えば女性差別に対して「こういう社会状況があって、こんな目に遭ってるのよ」ってのが、実にくどくどしく、そして難解に書いてあるわけ。で「それは理解できる人だけ付いてきなさい」みたいな感じがして、それ以外の人は「付いてこなくて来なくていいわよ、どうせあなたたちは頭が悪いんだから」って言われてるような感じがするわけ。で「あれが悪いこれが悪い」と書いてある割には、それをどうすればその状況から脱却するかって現実的なことが全く書いてなくて、ただの「問題提起」に終わっちゃってる感じがするんだよな。なんかすごく乱暴に言うと。

で、多分、超現実的なわたしは「これを理解したらどうなるわけ?世の中がちょっとでもよくなるわけ?」って思うんだよな。だったら、難解なものじゃなくて、本当に簡単に簡単に誰でも分かるように書いてさ、それで「あ、こんな現実があるんだったら、わたしもなんかできることがあったらしたいな」って思わせた方が、問題解決のためになるんじゃないだろうか。だって、一番必要なことは、一人一人が個人が考えたやり方で同じ一つの問題に立ち向かう、ってことだとわたしは思うから。ただ、一人の力だけじゃどうにもならないので、団体を結成する、という方法もあるけれども。で、団体で行動するのは、確かに個人一人で行動するよりは効率がいいと思う。けど、そうするかそうしないかはそのこ人の考えによるものでよって、人に言われてするもんじゃない。それでも、結局は個人のそれぞれの意識が今までとは違っていたら、少しずつでも社会は変わっていくとわたしは思うのだが。。

それにわたしはマイノリティーがすべてのマイノリティーの問題に対して興味を持たなきゃいけないとも思ってないし、行動しなきゃいけないとも思ってない。そんなことしたら、一兎を追うものは二兎も得ずどころじゃないよね。そしてそれが「当事者」だからといって、当事者としての意識は持っていた方がいいとは思うが、だからといって「当事者は全部その問題に対して行動しなければならない」とも思ってない。

例えば、わたしの今考えられる「(マイノリティーである)当事者」というのは、まず「女性である」ってこと。それから「性的少数者である」ってこと。それから「被爆二世である」ってこと。この3つかな。

けど、わたしは「女性問題」に対しては、ホント、興味がない。多分、それはわたしが今までほとんど「女性差別された」って思ったことがないからかな、と思うんだけど。。あんだけ周囲は男ばっかだったのにねーって思うんだけど、で、もしかしたらそういうことがあったのかも知れない。でもわたしは鈍いからか、そういうのは全く感じたことがなかったのね。でもなんか「フェミニズムの本」を読むと、どうもすんごく「男への恨み」が難解にまどろっこしく書いてあるような感じがするのよね。。だからどうも共感ができなくてね。ま、ただフェミニズムってーのは、男女の関係を社会的に分析して、んで新しい言葉や概念を作るものだと思ってるから、まぁ最低限の知識は持っておきたいな、とまぁその程度かな。

それから「被爆二世」という当事者ではあるが、だからといって何か運動をしたいとは全く思ってない。最近は被爆者自体が高齢化してきてしまって、これからは二世の時代になると思うし、実際、二世で動いている人たちもいるんだけど、わたしはこの中に入って何かをしようとは思わない。なぜか?と言われるととても困るんだけど、わたし自身が他に別にやりたいことがあるんだから、そこまでは関われない、というのが理由か。それより、もしかしたらわたしの中にものすごい「被爆者フォビア」ってもんがあって、もしかしたら「自分が被爆二世である」ということから目を逸らしたいのかも知れない。そこのところはもうちょっと考える必要はあると思うが、これが解決したからといって、それから被爆二世の運動に関わるとは思えない。

当事者として関わりたいと思ってるのは「性的少数者である」ってことだけなんだよね。で、これも「なんで?」って言われるととても答えに困るのだ。「いや、自分がこうなればいいなと思う世界にしたいと思うから」というのがとても「いい子ちゃん」の答えなんだろうけど、じゃ、なんで「女性差別」と「被爆二世」に関してはそう思わないの?って言われると、分かんないんだよ(苦笑)もう、なんというか「やりたいからやる」としか言いようがなくてさ。

だからフェミニストの人が一生懸命「わたしは○○だから、△△のような問題意識を持つのだ」と表明しても「あ、そう。だから何やるの?」って思っちゃうんだよね。その「なぜわたしはこの問題に問題意識を持つのか」を考えるヒマがあったら、それをどうすればその問題が解決できるかを考えた方がいいと思うんだけど。。もちろん、フェミニズムが全く社会に対して影響を及ぼしていないとは考えてないけど、どうも「頭のいい人がゴチャゴチャと言葉をひねくりだしてなんか言ってるよ」としか頭の悪いわたしには思えなくてね。「やりたいからやる」だけじゃなんでいけないんだろうか?って思ってしまう。

で、わたしは当事者ではないんだけど「在日コリアン」の問題と「HIV/AIDS」の問題はとても興味があるわけね。これも「なんで?」って言われるととっても困るんだけど(苦笑)「HIV/AIDS」の問題は、去年のNLGRに行ったときに「あ、そうか」と思ったのがきっかけではあるね。で、「性的少数者の問題の一つ」であるから、というのもあるかも知れない。けど、そんな理由はあとから取って付けたような理由で、本当は「興味があるから」なんだよね。ただ、「HIV/AIDS」に対しては、当事者と当事者と関係を持つ人にとっては何かできる分野ではあるが、わたしのような「無縁」な人間にとっては実は何もやることがなかったりする。ま、活動のための資金を援助する、くらいか、できることは。でも今は自分の生活さえやってくのが精一杯だから、今んとこはそれはできない。だから、わたしができるのは「興味を失わず、正しい知識と最新の情報を得ること」だと思っている。

それから「在日コリアン」の問題ね。これはもっと広げて「在日外国人」の問題でもいいんだけど。これは、本当に自分でも「なんで?」って思う(笑)だって、今まで在日コリアンの人に会ったこともなければ、話したこともない。あ、ネット上の付き合いはありますけどね。わたし、シドニーでたくさんの韓国人留学生と出会って、んで「ああ~、隣の国のことなのに何も知らないな」と思ったのがきっかけで、んで、韓国という国と、それから「ああ、日本にも韓国系の人が住んでるじゃん」と思って、軽い気持ちでmixiの「在日コリアンコミュ」に入ったのが、まぁ直接的なきっかけといえばきっかけなんだけどね。そこで「韓国に住んでいる韓国人」とは全く状況が違うってことがよく分かって、それで興味を持っただけなんだけど。でも「在日差別」や「外国人差別」って部分的には「性的少数者差別」と似ている部分があるのね。ま、それをいっちゃ、あらゆる差別は「ある程度共通性がある」わけだけど。だけど、差別の背景が個々に違っているので、全く違うこともあるので、当たり前と言っては当たり前だけれども、一つの差別問題に対しては、それに対応する解決方法を考えなきゃいけない。

でもね、この世にはたくさんの「差別」ってのがあって、それに対する個別の対応はされているわけで、その「個別の対応」の中にもしかしたら「性的少数者に対する差別」にも当てはまるようなことがあるんじゃないかな、とも思ってて、そんで知りたい、と思っている部分もある(笑)

ってわけで、昨日、この本を読み終わったあと、彼女に「やっと分かったよ!」と力説したわけなんだけど。だけどこれから「ジェンダー・トラブル―フェミニズムとアイデンティティの攪乱」っつー、すんげー有名なフェミニズムの本を読む予定で(爆)

これ、昨日ちょっと読んでみたんだけど、1ページ読むのに5分くらいかかる。しかも、やっぱり意味が分からない。。ってわけで、もしかしたら途中で投げ出すかも知れないと今から感じているわたし(苦笑)○○論的とか、○○学的とか、○○主義とか、はっきりいってわけ分からない単語がずらずらーっと並んでて、まるで日本語じゃないみたいだ。。その分野の人には当たり前の用語なんだろうけどさぁ。
14:40 | (性的少数者)本のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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