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07-02 Wed , 2008
「ハートをつなごう」性同一性障害、第5弾を見て
一昨日と昨日、「ハートをつなごう」の性同一性障害、第5弾を見た。
んー、だけどね、わたしはこの「ハートをつなごう」に対しては、この4月の「ゲイ・レズビアン」で見たのが一番初めだったから、性同一性障害の第1弾から第4弾までは全く見てないんだ。だから、それまでどうこのテーマが扱われていたのかは知らない。ただ、一昨日と昨日の放送を見るに「手術するか、しなか」っていうことが一つの大きな問題になっているのかな?とは感じた。

性同一性障害は発達障害と同じく、司会を真ん中にして左側に「当事者の大人」(それも手術してしまった当事者)及び「精神科医」の人、右側は「性別違和を感じているが、手術をするかしないか悩んでいる若い当事者」みたいな感じだったかな。3人の若い当事者が出てきたが、すべてFtMだった。

一昨日の若い当事者は、自分の悩みを解決すべく、イギリスに語学留学し、その後も何カ国も旅行をしてきた人だった。持っていったビデオカメラで語学学校のクラスメートや先生、ホストファミリーなどの話を撮っていた。

んー、それを見るとね、わたしがシドニーに行った短いながら留学してたことと、すんごい状況が重なるんだな。あ、ただ、一つ違うのは、彼(と呼ばせてもらう)は「見た目」がどういう風に見られるのか、それが一番の問題なわけね。そりゃ「性別違和」を感じているんだから、自分の望む性で見られたい、というのはあるのに違いない。わたしはねー、「性別違和」は感じたことがないんだよね、もちろん。でもやっぱり望む性で見られたいわけね。「望む性で見られたい」という共通点はあるわけ。しかし、一方はそう見られるために「努力をする」。わたしは「努力しない」。それはさ、やっぱり自分の身体自体にわたしは違和感がないからなんだよ。「どういう服を着ようが、どういう髪型をしようが、わたしは女だから、見た目で判断して『男』と判断した方が間違っている」というのがわたし自身の大きな前提なんだ。

しかし彼は身体が女だ。「He?She?」とよく聞かれたと言っていたが、そう言われたら、彼は自分の説明をしなければならないだろう。そしてそれはわたしが英語でカミングアウトするのとは違って(だって、わたしの場合は「I'm gay.」だけで済むんだもん(爆))、身体は女だけど心は男だと言うことを、この、日本語でさえ言うのがめんどくさくなるような説明を英語でし続けてきたんだから、それは大変だよな、と思った。

あ、わたしの場合も男か女か分からない人たちがいて、それは中近東辺りからの留学生だったんだけど、ここら辺から来る人って結構不真面目な人が多くてね。授業に来たり来なかったり、来ても教科書はおろか、鉛筆なんかもぜーんぶ忘れてくるような人たちで、それでわたしはほとんどそういう人たちとは個人的には話さなかったんだけど、授業中ではペアを組まされたりするから、全く関わりがないってわけじゃない。すると彼らはわたしのことを「He」って言うんだよ(笑)で、先生から直されたりしてる。だけど、それが全く理解できないみたいで(絶対に女には見えなかったらしい?)、結局わたしはあの人達にとっては「He」だったのよね、最後まで。でも別にどーでもいいじゃん、って思ったから、わたしは訂正しなかった。

それからね、ホームステイ先からシェアハウスに行く際、2日ほどホテルに泊まったんだけど、1日目の夕飯は「マダム、マダム」と呼ばれて「あら~、わたしったら『マダム』なんだわ~」と思っていい気になってたんだけど、支払いの時にね、わたし、「クレジットカード使えますか」って聞いたんだ。そうしたらもちろん使える、と言って、わたしはそこでサインしてクレジット払いにしたわけ。

次の日ね、同じところに行って、同じように夕ご飯を食べたのね、そこで。そうしたらさ、前の人は違って、ウエイターさんが新聞持ってきたりするのよ。「No,thank you.(どーせ、持ってきても読めねーんだよ←心の中の叫び)」と言って断わったりしたんだけど、支払いの時にね、昨日と同じように「クレジットカードで払う」って言ったの。そうしたらね、「部屋の代金と一緒につけておきます」って言われたのよ。わたし、なんでだろう?と思ったんだけど、その翌日だったかなあ、請求書が部屋に来てて、見たら名前のところが「Mr.○○○○」になっててびっくりした。そういえば、なーんか人のことを「サー」って呼んでる感じがしたんだよね。。(←そのときには気がついてない)

でさぁ。同じところに同じように行っても、女性と男性の扱いってこんなに違うのねー、とかそんなことを感じてたんだけど。だからといってわたしの場合は「なーんだ、面白い体験しちゃった。日記のネタになるじゃん?」みたいな感じでしかなく、、実際に今、日記のネタにしてるのだけれど(苦笑)

でも彼らにしてみればただでさえ心と体の違和感があるから、そこら辺を間違われると傷つくのだろうか、と思ったりして。もうね、これは想像するしかないんだよね。心の性別で見られるのがやっぱり嬉しいんだろうなあ。そうじゃないときはどのくらい傷つくんだろう?とかね。一昨日の人は「砂漠で一人きりになってみたときに、やっぱり自分の身体が嫌で嫌で仕方なく思えて、手術をすることにした」って言ってたけど。。

昨日の放送の就職活動についてにしても、自分の時とオーバーラップした。

わたし、まともな就職活動というものはしてなかったんだけど、まぁそれでも面接とかはありますので、一応、リクルートスーツなるものを買ったのね。ええと、多分、女物。やっぱここで男物のスーツを着ると変じゃん?なので、まー、どーせ着るのは1回か2回だけよ、と思って着たんだけど。面接時は性別は間違われることはなく、というのは、名前みりゃ、女だって分かる名前してるからさ、わたし(外国人は分からないみたいだけどねw)。なーんも問題はなかったし、彼というのか彼女というのか、のように会社の人から「今後、スカートを穿かなければならなくなったときはどうしますか」なんてことは聞かれなかった。ま、当たり前よね。別にわたしは性別違和については言う必要ないし、そのときわたしはレズビアンだと自分で気がついてたけど、独り身だったから別に言う必要もなかったし。

で、入社式の時はそのリクルートスーツで行き、それから7年間はずーっとパンツっていうか、知ってた人は知ってたと思うけど、ジーンズで行ってました(爆)あ、本当にジーンズっぽいんじゃなく、色もののジーンズというか。。わたし、もともと一回着ると、その服が破れるほど着倒すので、会社に行くときも、自分で勝手に夏用のジーンズ(これはどっちかというとチノパン?)、冬用のジーンズとあと2本くらいあったっけ。上も同じ服を1週間くらい着て、それを4パターンくらいで回してました(爆)ま、サービス業ではあったけど、接客業ではなかったので、別にそれでもよかったのよね。逆に入社3年ほどは外行くときはつなぎ着て、油まみれになってたりしたよ(謎)

やっぱ職種によって随分違うと思うんだあ。うちはもともと女性が少ない部署だったので、ほとんど全く女性扱いされなかったから(夜中の3時に呼び出すなっつーの。自転車漕いで行きましたけどね、会社に。そのときは。行かなきゃいけなかったんで)、ほとんど職場での「男女差別」も「区別」もなかったように感じるし。。逆に「こっちは女なんだからさー、もっと大目にみろ!」とか思ってたりして(笑)

だから、思ったのは「性同一性障害(っていうより、もうテーマは「トランスジェンダー」なんじゃないの?)」と「同性愛」は、全然別のことなんだ。まぁそれはこっちは分かってるよね、もう。だけど見てる人で当事者じゃない人は、今後、「性同一性障害」と言うテーマと「同性愛」と言うテーマに対してごちゃごちゃになってしまう可能性があると感じた。だから、昨日の放送では尾辻さんが出てきたりしたんだろうけど。

で、気になったのは、昨日の「女性として就職する」って決めた人。今の日本は「性同一性障害」の方が「同性愛」よりも受け入れやすいから、自分は「性同一性障害じゃないか」って言ってたけど、そうなのか??ゲイやレズビアンでも自分の身体に少しでも「性別違和」を感じている人もいるのか?尾辻さんも割とそんなようなこと言ってたけど。。わたしは全く違う。うん、確か、親から聞かされたことで、わたしは全く覚えてはいないんだけど、すんごい小さいときに「立っておしっこをしていた」ことがあるという。そのとき、わたしは男になりたかったのだろうか?覚えていないことだから、そこのところがよく分からないのだけれど。。でも、第二次性徴を迎えたときは、全然違和感はなかった。んー、わたしの場合、あまり胸が発達しなかったし(-o-)、初潮も多分、遅い方だったんじゃないかな(中2の夏でしたから)。で、わき毛は全然生えてこないし(これは関係ない?(笑))、でも下の毛は知らないうちに生えそろってたし(ホント、気がついたら生えてたって感じ??)、保健体育の教科書で「女の人は身体に丸みを帯びてくる」とか書いてあったけど、わたし、それ以前に身長がボコボコ伸びていったので(中学に入るときは身長150cmあるかないかで、高校卒業したときは170cmはあったかな。それからまだ身長は伸び続け、今は172cmある)、なんかね、あまり「女になった」とは思えなかったんだよね。。(初潮を迎えたときはさすがに女になったと思いましたけど(笑))

レズビアンって自覚したのが、それよりもさらに遅かったからかなあ、わたしの場合。第二次性徴期と自分がレズビアンであると自覚したのにだいたい10年以上時間差があるから。だから、わたしの場合は自分のことを「性同一性障害(っていうか、トランスジェンダー)」って思わなかったのかも知れない。これが、自分の体つきは変わっていくわ、惹かれている性別が同性だったら、もしかしたら「(異性愛者であることが普通だから)自分は性を変えなければならないんじゃないか」と思う人も現われるのかもしれない。

あ、でも多分、わたしはそうは思わなかったと思う。だって、もう高校くらいの時から「わたしは女だ」って周囲に触れ回ってた(=それだけ男に間違われることが多かった)から。それは実は40歳になる今もほとんど状況は変わってない(涙)これから夏になると、Tシャツになるので、ない胸が強調されて周囲も女って見てくれるから、実は外出先でのトイレに行きやすい。これが冬になると最悪だ。だから、冬はほとんど外のトイレには行かないし、もし行かねばならない状況になると「男と間違われるんじゃないか」と思ってすごくドキドキする。そして自分が女子トイレの中に入っていくと、他の人の視線が一斉に自分に向いて「男が入ってきた!」って言われるんじゃないか、とかひそひそ話で「あの人、男じゃないかしら」って言ってるんじゃないかと本当に自意識過剰というのか、そうなってしまう。だから、冬にわたしがトイレに行くときは、身を縮こませ、なるべく上着は脱ぎ、ハンカチは女の人が持つような柄のものを持っていくとか、変なことに気を使ってしまう。前にまめたくんが「外出先でのトイレに苦労する」って言ってたけど、それはわたしも同じなんだよね。。

今思ったんだけど、これって多分「本来の性」に見られるために、性同一性障害の人と同じことをわたしもやっているのかも知れない。まぁ、でもわたしはスカートは穿かないけどね。スカートは生まれつき、好きじゃないんだな(笑)制服のスカートは好きだったけど。でも性別を間違えられる苦労はしているので、気持ちは分かるかも知れない。が、わたしはどんな格好をしても身体は女であることは確かなので「どういう格好をしようが女なんだよ!」と言える。けど、彼ら(彼女ら)は。。そこで「手術するかしないか」ってことになってくるのかも知れない。

話を元に戻そう。世の中に出回っている情報によって「同性愛」でなく「性同一性障害」ではないかと思う人もいる、ということが、昨日の番組を見て初めて分かったんだけど。確かに一般的には「異性愛者中心」の世の中だから、同性を好きになると、自分は異性に変わらなきゃならないって思う構図は、この世の中には比較的受け入れやすいのだろう。だから、同性愛よりも性同一性障害の方が法律ができるのが早かったのかも知れない(ここら辺のロビー活動については、全く知らないので憶測)。ドラマも同性愛ものはどうも当事者にしてみると「へん」なんだけど(一回ね「ロマンス」ってテレビドラマを見たんだけど「???」だったわ。それこそなんで同性を好きになったらいきなり「女装」しなきゃなんないのよ!と思ったわ)、性同一性障害をテーマにしたドラマは(ホント、見たことないんだけど(苦笑))、真面目に取り上げられているものが多いよね。。うーん、ここら辺の違いはなんなんだろうか。

しかし、一昨日の最後、レインボーカレッジの「LGBTユース」の問題だったかな、あれを放映しているのを見て「こりゃあ、今後、同性愛と性同一性障害を本当に厳格に分けなきゃ、番組がごちゃごちゃするぞ」と思った。しかも、テーマ自体「性同一性障害」でなく「トランスジェンダー」にした方がいいのでは。。とも思った。だって、性同一性障害はトランスジェンダーの一部でしかないんだもの。「性別違和」は感じつつ、手術を望まない人は、性同一性障害じゃないし、しかももちろん「同性愛者」でもない(「同性愛」とは関係がない)。でも「性的少数者」には入るのだ。でも、前にも書いたように先に「性同一性障害」って言葉が一人歩きした感じがするからな。。

性同一性障害と同性愛はもちろん、全然違う。性同一性障害であり、なおかつ同性愛者って人は存在するのだ。そういう人を番組に出して説明したら、分かりやすいかも知れないね。。もしテーマを「性同一性障害」から「トランスジェンダー」に変えたなら、わたしはそっちの方がすっきりする。けど、多分、一般の人に説明しようとしたら、30分番組が何回あっても分からないかも知れないな。けど、ひっくり返して言えば、それだけトランスジェンダーって難しいんだよ。多分、人の数だけ考え方があると思う。一括りにして言えないものなのだ。で、そこにはちょっと「フェミ」も入ってるので、わたしはそこら辺、ちょっと避けて通ってます。。(汗)

しかし、どうもトランスジェンダー(性同一性障害)の人ってやはり「自分」の問題だから、それを解決しつつ、そして他者との付き合い、主に恋愛なんかに向き合っていくのは難しいんじゃないかなあと感じた。だって、自分が揺らいでいるのに、他人との関係を構築していくのってすごく難しいと思うのだ。だからね、わたしはNHKにもう感想を送っちゃったんだけど(笑)、トランスジェンダー(性同一性障害)の人をパートナーとする人たちは、一体、どうやって相手を受け入れるのかなと思ったよ。

で、やっぱ「同性愛者であるわたし」は、性同一性障害の番組を見ながらも「この人は異性愛者なんだろうか、同性愛者なんだろうか」ってそればっかり思ってたんだよね。。レズビアンの出会い系サイトでは、トランス(FtM)の人がよく入ってきてて、それで議論になるんだよね。。トランスの人はすごく嫌われている。それは「女性のパートナーを探すのなら、レズビアンではなく、ヘテロの女性を探せ」と言うわけだ。レズビアンは相手の性別が女性でないといけないので、ノンケのFtMは対象外なんだよね。だからFtMでヘテロだったら、普通の男女の出会い系サイトに行け、というわけだ。

逆にゲイの出会い系サイトでMtFがパートナー募集とかやってんだろうか?と思ったりする。ゲイの出会い系サイトは覗いたことがないので(爆)、そういうことが起こったりしてるのかさえ知らないけれど。でも多分、なさそうな気がするなあ。

なんかだんだん混沌としてくるなあ、と思いつつ見ていた今回の「ハートをつなごう」だった。

テーマ:性同一性障害 - ジャンル:日記

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