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05-05 Fri , 2006
COMING OUT
昨日の午後3時少し前、わたしは六本木ヒルズにいた。ヤツの職場が近くにあるため、六本木ヒルズの蜘蛛のオブジェのところで待ち合わせることにしていたのだ。六本木ヒルズなんて行ったことないし、一発で蜘蛛のオブジェが分かるか心配だったが、道々にある表示を見ながら、やっとのことで「ここかな?」というとことに着いた。六本木ヒルズはどこから人が湧いて出てきたのだろうと思うほど混雑していた。こんな状態でヤツが分かるかな、と思ったが、それらしき人はすぐ見つかった。

「でかくなったなあ」というのがヤツの第一声。無理もない。わたしは小学校6年の時、身長が150センチに満たなかったのだから。。女子というのはみんな、小学校高学年でぐっと身長が伸びる。わたしはもともと背の低い方ではなかったが、高学年に上がるにつれ、どんどん小さくなっていった。いや、小さくなっていったんじゃなく、周りが大きくなっていったのだ。中学に入ったとき、わたしは前から8番目という順番だった。それが中1、中2でそれぞれ7センチずつ伸び、あっという間に165センチを超し、その後もずるずると伸び続け、ついに170を超してしまったのだ。彼女も会う前に「(自分は)でかくなったよ」と言っていたが、聞いてみたら168センチとのこと。わたしはそうは思わなかったが、4センチほど差が付いていたのだ。彼女の中ではわたしは彼女より背が低いイメージがあったらしい。

本当は六本木ヒルズの中の「Afternoon Tea」に行く予定だった。が、中は人でいっぱい。おまけに待っている人がいる。「他のところに行こう」と言われ、そこから麻布十番に向かった。その途中に甘味屋さんがあり、そこに入ることにした。途中、彼女は「今、一人暮らしなの?」と突然核心を突くようなことを聞いた。「い、いや。一人暮らしじゃない」「じゃ、同居人がいるんだ」「うん、まぁそう」同居人というのは男と思っているのだろうか、と思ったが、まさか道の真ん中でカミングアウトするのはさすがに躊躇われたので、それ以上は黙っていた。

甘味屋さんに着き、わたしはアイスコーヒーを、彼女は煎茶を注文した。そこから話は始まった。小学校を出てから今まであったこと。。わたしの経歴はちょいと複雑で、仕事を求めて東京を離れ、また東京に戻ってきたことを説明しなければならない。そのためには彼女のことを話さざるを得ない。「実は」と話を切り出した。「さっきの同居人っていうのは恋人なんだ」「うん」「それが。。女の人なんだけどね」そういうと彼女はさほどびっくりした表情もせず「そうなんだ。それはよかったねえ」すぐさま、そう言われた。

それからはお互い、何があったのか、詳しく話し、あっという間に3時間半経った。彼女もその間、いろんなことがあったらしい。話を聞くと、びっくりするようなことがいくつもあった。また、わたしが自分の秘密を言ったからかどうかは知らないが、彼女も周囲の人にあまり言っていないことも洗いざらい言ってくれた。それを知っているのはごくごく少数らしい。今、悩んでいることも打ち明けてくれた。「人それぞれ、いろんなことがあるよねえ」彼女はそう言った。それから、わたしがこれからやろうと思っていることを手放しで応援してくれた。彼女もこれからやりたいことがいくつかあるらしい。わたしは途中からほとんど彼女の話を聞いていたが、苦労している分、わたしは彼女が自分より大人になっているような気がした。

話は尽きなかったが、時間が尽きた。帰りは麻布十番の駅で別れた。「また、今度ね」と言って別れた。

家に帰ってみると、彼女から「楽しかったよ」というメールが届いていた。「お互いでかくなったけど、中身は変わってなかったね」と書いてあった。わたしも「(自分を)受け入れてくれてどうもありがとう。本当に嬉しかった」と返事を書いた。

家に帰ったあと、わたしは彼女に「言ってきたよ」と言った。そして泣いた。受け入れられたことが嬉しかった。すぐさま「よかったねえ」と祝福してくれたことが何より嬉しかった。彼女は「ろんがいいヤツだっていう人は本当にいいヤツなんだね。疑ってごめんね」そう言った。

こうしてわたしのCOMING OUTはひとまず終わった。何事もないように受け入れてくれた友には、本当に感謝している。とともに、彼女にも彼女の幸せが訪れますようにと祈らずにはいられなかった。

テーマ:カミングアウト - ジャンル:日記

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