06-05 Thu , 2008
馬鹿野郎、というか、わたしはとても悲しいんだよ
最近、だいぶ精神的に敏感になりすぎているようで。

昨日見たあるコミュ。先の、日本と中国がやっていた戦争についてのコミュ。何万人と発表されているけれど、それは大ウソだとか、実際はもっと少なかったとか、その根拠は「中国には戸籍がないから」だと。日本の原爆死没者(被爆者も含む)は「日本には戸籍があるからはっきりしている」のだと。

馬鹿馬鹿しいにもほどがある。

原爆死没者で、身元がはっきりしている人ってのは、そりゃ存在はするだろう、一定数は。でもそれ以外の「行方不明」の人もたくさんいる。爆心地で一瞬のうちに消え去った人だっているんだから。影だけ残して。うちんとこも「当日、爆心地方面に向かって、それ以来、姿を見かけない」と言うので、未だに「行方不明」だ。まぁ、戸籍上はどうしたかはわたしは知らないけれども。

で、被爆者に関しては、被爆者手帳をもらう際、証言者が2人いる。「この人は○月○日にここにいました」っていう証言ね。でも、実はこれって言っちゃ悪いけど、みんなで口裏合わせて「いました」って言うことだってできないわけじゃない。被爆者手帳をもらえると、かなり医療面に対して補助が受けられるからね。その補助欲しさに申告する人だっていないわけじゃない。ただ、女の人は結婚に差し支えるってんで、もらわない人もいるって聞いたことはあるけれども。。(そういう面では被爆者に対する「結婚差別」ってものも存在はしていたんだ)

逆に今でも証言者を探している人たちもいることは事実だ。身の回りの人はみな、原爆で亡くなってしまったので証言者がいないのだ。地元の新聞ではいまでも「証言者探し」の欄が設けられている。そして、8月に近づくと「原爆死没者の身元」をはっきりさせるため、原爆死没者の名前が並んだポスターが至る所に張り巡らされる。

そういう事実を知ってか知らないでか、ただ数だけ競って、しかも「日本人もこれだけ被害を受けました」だなんて、原爆死没者(被爆者含む)に対する冒涜だ。てめえが一瞬のうちにこの世からいなくなることや、被爆者の立場に立ってみろってんだ。いつ、何が自分の身体の中で起こるか分からない恐怖ってどういうものか、想像してみればいい。そうすれば、数で比較することがどんなに愚かなことが分かるだろう。

今では、被爆二世に対する制度も着々と整備されているらしく、わたしが住む東京都も、被爆二世に対する援護の制度があるということをこないだ(つーか、偶然昨日)初めて知った。

被爆者の子(2世)に対する援護

特定の病気に対しては、医療費の助成もされていると知って、ちょっとびっくりした。

確かに法律や制度に対しては、被爆者や二世に対しては恵まれていると思う。性的少数者に対する法律や人権なんて、ホント、全くないに等しいのに比べるとなんとも複雑な気分。けど、ホントはそんなのいらない。それだったら、被爆してない普通の身体で生まれてきたかった、そういう思いの方が強い。目に見えない放射線の影響が、自分の身体にどのくらい影響しているかなんて、自分でもよく分からない。そして、よく分からない恐怖感って当事者以外に分かるものか、とも思っている。それはわたしが生きている間、一生、そう思い続けるのだろう。そして、被爆者はその子孫までずっとその影響が残る。被爆者がこの世から消え去っても、その子孫は累々として残るのだ。それが、原子爆弾の怖さなのだ。だから、もう二度と原子爆弾は使用されてはならないのだ。同じ苦しみを他の人にはもう、味わってもらいたくないのだ。

そういう恐怖感を持つ人を「数」だけで見ないで欲しい。。
そんなふうに「利用」しないで欲しい。

日本は中国に軍隊を派遣して、そして人殺しをした。
それは何人であろうと何千人であろうと何万人であろうと何十万人であろうと、数なんか関係ない。なのになんで数にそんなにこだわるのか?数によって反省の度合いが変わるとでもいうのか?(まぁそこではどうも中国政府の発表数が気に入らないってことでいろいろ言ってるらしかったけどね)

過去に過ちを犯していない国なんてない。
そして今を生きるわたしは(子供はいないけれども)次の世代にそれを語り継がねばならないと思っている。それは同じ道を繰り返さないため。反省して謝り続けることのどこがいけないのだろう?自分のそういった考えが、自分の子孫がまた、戦争に駆り出されることに繋がると想像できないのだろうか。3度目の原爆投下がどこかで起こりうることに繋がると想像できないのだろうか。

わたしには、よく分からない。。

嫌なことは忘れて、今日はこれから広東語にいそしもう。
15:10 | 被爆二世・戦争などのこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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