04-29 Tue , 2008
ハートをつなごう2日目
今日はストレートな題名で(笑)

テーマは「カミングアウト」。
まぁ、この番組の企画自体が「カミングアウト・レターズ」からって話だから(http://www.tokyowrestling.com/articles/2008/04/nhk_heart1.html)、カミングアウトは避けて通れない話だったのかも知れないけど、まぁこの本がなくても、同性愛者(性的少数者もだけど)にとって避けて通れないのはカミングアウトだと思う。

もちろん、誰でも誰にでもカミングアウトしなきゃならないとか、そんなことは思ってはいないんだけど。でも結構、今は誰にでもカミングアウトしちゃっている自分にとっては、おそらくカミングアウトをしたことがない人の気持ちは既に忘れてしまっているように思う。もう開き直っちゃってるからね~。最初に誰にカミングアウトしたかも忘れてるしね~。アウティングされてもいいとも思ってるしね~(笑)今、わたしには失うものは何もないからさ。

ただ、番組を見てたらやっぱ泣けた~。わたし自身、カミングアウトして今まで拒絶された経験ってのはないけど、想像はできるわけ。今はもう「いいよ、拒絶されても」と思ってるけど、やっぱ最初の頃は「この人だったら受け入れてくれるかも」って人に対してだけしてたし、前にも書いたけど、カミングアウトって異性愛者が自分の好きな人に「好きです」っていう行為に割と似てると思うのね。本当の自分の気持ちを言うわけだからさ。「あなたを信頼しています」ってこととカミングアウトは多分、同じような意味を持つんだと思う。で、それが拒絶されたら信頼している人を失うことになってしまう。やりきれないよね、これは。失恋に似てるんじゃないかな、と経験のないわたしが言うのもなんだけど(苦笑)

そういえば、番組の中で渡辺くんの異性愛者の友人が「異性愛者は人を好きになったときにその理由が『異性だから』ってことはまず言わないですよね」って言ったことが印象的だったな。顔とか、性格とか、、そういうことで好きになるのって、異性愛者も同性愛者も同じなんだよね、本当は。もちろん「前提として」相手が異性か同性かってのはあるんだけれども。でも異性愛者はそれを感じず、同性愛者はそれを感じる。まー、マイノリティーだからそれは仕方がないのかも知れない。好きになっちゃった人が異性愛者だってことも有り得るしね。。もちろん、確率的には少ないけれども好きになっちゃった人が同性愛者でっていう異性愛者の人もいるけどね。

しかし「同性愛」をテーマにしようとしてできなかった高校生に対して、教師が「ムーミン谷」を勧めたのは、ムーミンの著者のトーベ・ヤンソンは実はレズビアンだった、ってことを知ってたのかしら、とカミングアウト・レターズを読んだときから思ってたんだけど、どうなのかしら。。?そこんとこが疑問だ。。

最後は親へのカミングアウトの問題。あのレズビアンの子が「親に一回言ったけど理解してくれなくて」って話しているとき、画面の下に尾辻さんの顔がずっと写ってたんだけど、泣きそうな顔をしてたよね。わたしもあの気持ち、すんごくよく分かった。石川さんも「父親が分かるまでに何年もかかった」って言ってたけど、ホント、親へのカミングアウトって1回じゃダメなんだよね。。これはわたしも感じてる。で、どーせ本当のところは分からないんだろうなとも感じている。親への場合は友だちと違って、受け入れてくれなかったら関係が切れる、ってことはない。それこそ言いたくないことを何度も何度も言わないと分かってもらえない。それも時間を掛けてね。ま、パートナーが既にいれば、話は早く進むとは思うけど(笑)それでもやっぱり「うーん」って思うことがあるよ。まぁ、これはわたし、少し前に書いたことだからもう書かないけどさ。

親へのカミングアウトってしたら終わりじゃなく、それが始まり。そしてそれから親だけではなく、親戚や身内やいろんな人、どこまでどうするのかも考えなければならない。今、わたしはそういうところにいる。まぁこれも時間がかかることだけれども。しかもどこに向かうか全然分かってないけども。

そうそう、尾辻さんのお母さんが「NPO法人 LGBTの家族と友人をつなぐ会」のフリップを持って登場したのに、全然写してくれなかったよね(苦笑)あの会のHPは、

NPO法人 LGBTの家族と友人をつなぐ会

ここですだ(笑)尾辻さんのお母さん、ちょいと髪の毛黒く染めてなかったかな~?(爆)

番組としては昨日と今日、2回やったけれども、うーん、どうなんだろう。
「同性愛者としてのつらさ」は結構出ていたような感じもする。同性愛者の今置かれている現状、みたいな感じかな。ただ、、わたしとしては、こういうのは既に自分が経験したり、あとはその話についてもう知っていたりすることばかりだったので、実はあれを異性愛者やあと、自分が同性愛者じゃないかと思っている人たちがどう見てどう感じたかはよく分からない。1回目は自分が同性愛者じゃないかと思っている人たちにとっては結構勇気づけられるような話だったかなとは思うけど。。2回目は当事者のつらさとその当事者のつらさを分かってください、みたいな内容だったかなあ~。

もし続編があるとしたら「フツーに生きてるゲイの日常」(あれ、どっかのブログのタイトルじゃん(爆))みたいなことが取り上げられるといいなと思う。普通にカップルで暮らしている同性愛者の日常とかさ、多分、異性愛者のカップルとそうたいした違いはない暮らしをしてると思うし。けど、決定的に違うのは、法律で守られているか守られてないか、そこだってことね。まー、そこまで切り込むのは難しいかな。だいたいカップルで顔出しOKってところが難関だろうしねー。ホントは幸せに暮らしているカップルなんてゴロゴロいるのにね。。

しかし「ゲイ・レズビアン」というテーマなのに「新宿二丁目」という言葉が一切出てこなかったことは、もしかしたらすごく斬新だったかも知れない!オネエキャラもオカマ言葉もそれから一部、顔出していない人もいたけど、顔にぼかしが入っていたり、声が反転してなかったりしてなかったことは、画期的なことだったのかも知れない。まぁ、'90年代のゲイ・ブームのときもドキュメンタリーみたいな番組でこういうのはあったりしたんだけどね。。実は。あれ以降、今までほとんどこういう番組がなかったから、今度は少しずつでも継続して取り上げられたらいいなと思う。

テーマ:同性愛 - ジャンル:日記

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