10-17 Mon , 2005
うつについて(その11)
新しい病院の医者は女性だった。彼女はわたしから前の病院からの紹介状を受け取り、話を聞いた。薬は今まで飲んでいた薬と同じだった。その他に特に強烈な印象は残っていない。今までと同じく普通の医者だな、とわたしは感じていた。

とーとつだが、わたしは病院に入院中、病院を抜け出してはしょっちゅう喫茶店でケーキを食べていた。中でもはまったのがシフォンケーキだった。わたしはネットでおいしいと言われる店を探しては食べにいっていた。東京でも同じだった。何カ所かのおいしいシフォンケーキ屋さんに行っては「これはおいしい」「これはまあまあ」と評価していた。友達からのおみやげさえ、シフォンケーキになっていた。そしてそのうち自分でもシフォンケーキが作りたくなってきた。彼女にシフォンケーキが作れる電子レンジをねだって買ってもらった。

しかしベーキングパウダーを使わないシフォンケーキはとても難しい。最初、実家にいる頃、何回か作ったがうまく膨らまなかった。そこでわたしはネットでシフォンケーキの作り方を教えてくれるお店を探しだし、そこに何度か通って作り方のコツを教わってきた。まだ納得できるようなシフォンケーキは作れなかったがある程度までは作れるようになっていた。

医者はケーキ作りをしていることをとても喜び、勧めていた。また、薬も従来の半分となり、体調の方もだんだん上向いてきたのが分かるほどだった。

彼女との生活も順調だった。彼女は鬱に関する本をたくさん読み、最大限の配慮をしてくれ、医者のところに一緒に付いてきてくれたり、わたしを疲れさせないようにしてくれていた。
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