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11-25 Fri , 2005
僕が批評家になったわけ
やっと読み終わりました、この「僕が批評家になったわけ」(加藤典洋著・岩波書店・1700円)。何でこの本を読みたくて買ったのか、よく覚えていないんだけど、確か毎日新聞の書評欄かなにかに書いてあったのかな。そのときは「この本面白そう」と思って、それで本屋で買ったんだけど。。

読み終わった感想。「とんでもなく難しくて、なに書いてるのかさっぱり分からなかった」でした。だって今まで考えたこともないようなことが、書いてあるんだもの。別に言い訳するわけじゃないけど、わたしは理系だから、批評とか評論とか哲学とかそんなことを深く考えたことないし、とにかく全然知識がないもんだから、哲学者の名前とか、彼らが何を書いてるのか、さっぱり分からなかったし、それを解説している加藤さんの文章もさっぱり分からなかった。。(全然知らない人だけど、すんません、加藤さん)

唯一分かったのは、批評というのは「何かを読んだとき、面白いと感じる。どこが面白く感じるんだろう、また、自分はどうしてそれを面白いかと感じるんだろう」と言うことが批評への第一歩、ということ。文学批評から始まったこと。それが段々別のものへの批評も行われるようになったこと、この広義の意味での批評と言う言葉の中に評論という言葉があること、評論から論考、論文、随筆、エッセイ、コラムなど様々な分野に分かれたこと。

批評のキーワードは「言葉でできた思考の身体」「批評の酵母」「世間という名のスクリーン」と言うことは何とか理解できた。「批評の酵母」というのは何かを読んだり見たりしたりして「面白い」と感じる、その「面白さの根源」のことなのかな、と思ったりしたんだけど。。それでいくと、対談、注、手紙、日記、切れ端、人生相談、字幕・シナリオ、名刺、科学論文、マンガにはその「批評の酵母」があるらしい。

前半の例には「徒然草」の文が多く取り入れられており、どうもこの中にも「批評の酵母」が含まれているらしい。。どうしてその中に「批評の酵母」が含まれているか、そこのところはよく分からなかったが。。

また昔は「誰もが室内の幻灯機に自分の書いたものを写して、それを人に見てもらう」というあり方から、「誰もが空の上に大きく広がったスクリーンに、自分の書いたものを写しだし、それを見ようと思えば誰にも見てもらうことができるので、気持ちとしてはすべての人に見てもらおう、と思って書く」ということに変わってきたこと。それが「世間という名のスクリーン」であるということ。そのスクリーンに投影することが文学等を批評するということ、になるのかなぁ。そういう風にわたしは理解したんだけど。

これらのことは、本の前半に書いてあるんだけど、1回読んだだけでは分からなくて、5回も6回も読んでやっと理解できた部分である。。。

本の後半ははっきりいって、いろいろな哲学者や批評家の名前がたくさん出てきて、たくさんの難しい例を挙げてあるので、ほとんどと言っていいほどよく分からなかった。分からなかったというより読んでいると「ふんふん、そういうことか」と少しは分かるのだが、それを自分の口で自分の言葉で説明せよと言われたら、それはできない、ということである。だから、後半部分の感想は書けない。

あー、しかし、なんでこんな本を面白そうと思って買っちゃったのかなぁ。それが本を読みながら、一番に感じたことだった。そして、この手の本を読んで理解するには、もう少し基本的な文学、哲学、批評、評論等の文科系の勉強をした方がいいみたいだ、と思いながら読んだ本だった。それにこの本の題名である「僕が批評家になったわけ」なんかちーっとも分からなかったし。あー、もう何がなんだか分からないや。今は頭の中がぐちゃぐちゃです、はい。。

追記:結局「僕が批評家になったわけ」という本は、著者である加藤さん(なれなれしげ(^^;)が「自分は批評についてこう考えている」と言いたかった本なのでしょうね。その後、本の全体を考えたとき、そう思いました。
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