04-24 Mon , 2006
aktaで話を聞く会
昨日は休日だっていうのに、いつもより早い朝食。一昨日、楽器を吹いた疲れも感じなかった。やっぱり楽しいことをすると、疲れも感じないのかな。で、ブログを書いて、それから寝た。だけど、夜に公正証書の話を聞く、って分かってたんで、随分前に送ってもらった「にじ誌」を読んで、夜に備えた。今まで忙しかったんだけど、読もうと思ったら読めるんだ、と思った。その代わり。。新聞が読めなかったけど。せっかく金曜日まで追いついたと思ったのに、この土日が忙しかったんで、また溜まってしまった。。今週は頑張って読まねば。

昨日は日曜日だから、英語講座はなし。彼女にまめたんさんとの待ち合わせ場所に時間どおりに着くには、いつ、家を出たらいいかを調べてもらって、その直前までベッドで寝ていた。

新宿に着いて、本屋で英語講座の5月号のテキストを買った。1ヶ月、よく聴いたよなあ、って思った。その割には全然進歩してない気がするけど。。こうやって、毎月、テキストを買うようになればいいな、と思った。

待ち合わせ場所に着いてみると、時間前だっていうのにもうまめたんさんは待っていて、それから二人で二丁目のcocolo cafeに。ご飯を注文して、黙々と二人で食べていたら、6時半前にもう食べ終わってしまった。それからちょっとお話しをしたんだけど、時間がそれ以上つぶせず、6時35分に店を出た。そこからaktaまで5分も歩かない。小雨の降る中、傘も差さずにaktaへ。まめたんさんは何度か来ているらしく、出入り口もすぐ分かった。っていうか、あそこ、初めての人だったら絶対に分からないと思う、入り口。

aktaに着くと、なぜか人がいっぱいいて。いろいろなチラシを見ていたら、すぐに開始予定時間である7時になった。マイミクのFかわさんもいてびっくり。mixi経由でこの会を知った人って多かったみたい。来てた人は結構多かった気がする。20人はいたかなぁ。狭い会場が人でぎっしり。やっぱみんな今の制度で、どんなことができるのか、興味があるのかな。そして今回はビアンの人が多かった、って聞いた。

7時になり、ぴたさん登場。思ったよりラフな姿で、想像していたより柔らかそうな人だった。髭を生やしていたのが、ちょっと意外。わたしは一人で「わぁ、ぴたさんだ」って感動していた。だってあの「ぴた主義」のぴたさんだもの。あのHPを読み始めてからかれこれ8年くらいは経っている。その間「一体どんな人だろう」って何度思ったことか。その人が目の前にいる。いや、もう感動の一言。

話の内容は、普通に結婚している男女の権利が事実婚や同性同士だったらどうなるか、といった話から始まった。例えば、二人で家を借りる場合とか、公営住宅に入れるか、住宅ローンが借りられるかとか、一方が病気になった場合、看護、面会権はあるのか、等々。家を買ってそれを共同名義にする裏技なんか、教えてもらった。要は最初は一方の名義にしておいて、それから毎年贈与税がかからない程度にもう一方の相手がお金を払っていって登記する。そうすれば、半分になったところで共同名義になっている、という話。(多分。もしかしたら違ってるかも)看護、面会権は、相手の意識がある場合はいいが、意識がない場合はどうするか、公正証書で決めていても最終的には医師や家族が許してくれるか、ということになってしまうそうだ。

片方が呆けたときのために、成年後見制度、というのがあり、呆ける前に「この人が自分の後見人になって欲しい」と言えること(任意後見人制度)、尊厳死は、男女の関係でも難しいが、生前の意思を公正証書に書くことによってある程度、自分の意志が分かるようにしておけば、どうにかなるかも、という話だった。あとは祭祀権。これも生前、規定することが出来、遺骨も自分が持ちたい場合は、持つことができるかも知れない、同性同士ではないが、愛人関係にあったものが遺骨について家族と裁判で争い、その結果、その遺骨は愛人のものになった例がある、という話を聞いた。相続については遺言が必要だが、両親の遺留分があること(兄弟はなし)、1年間遺留分について何も問われなければ、そのまま財産が自分のものになること、また、生前に家族の理解がある場合、遺留分を取られない方法がある、ということだった。

また、同性パートナーシップについては、公正証書で契約できるが、それはあくまでも二人の間の契約で、第三者までは拘束されないということ、そのためにはやはり、肉親へのカミングアウトはある程度必要ではないか、ということだった。

結局のところ、遺言、公正証書での委任契約、成年後見制度による任意後見人の制定、この3点セットで今のところ、同性同士の権利を主張することができる、ということだったが、それにしても肉親へのカミングアウトはとても必要だと感じた。

あとは休憩を挟んで質疑応答だったが、公正証書で契約した内容は、権利だけではなく義務も発生すること、そのためによく考えて自分たちにあった内容のものを作らなければならないこと、など「なるほどね~」と思う質問もあった。

結論としては、今ではまだ、公正証書はレディメイドでなく、オーダーメイドである、ということ、それを逆手にとって、自分たちの好きな権利を選ぶことができるメリットもあるということ、肉親とはどうやっても法律的には縁が切れない以上、カミングアウトや生前に肉親と仲良くなり、いざというときに、認めてもらえるようにしておくことが大切だ、ということ、同性婚は現在の結婚制度の悪いところもすべて含まれてしまうこと、等、本当にいろんな話が聞けて、参考になった。

また、携帯の家族割や相方の忌引きなどの制度は裁判を起こすより、世間に「こういうものが必要だ」と認めさせることなど、やはり自分たちでやれることは自分たちでやらなければなあという感想を持った。公正証書もこういったケースが多くなれば、ある程度の型ができ、将来、簡単にできるかも知れない。わたしたちはそういった意味で先駆者なのだ。後に続くもののために、行動を起こさねばならないとひしひしと感じた。あとはカミングアウト。カミングアウトするまでには至らなくても、二人で幸せに生きていると周囲に納得させる方法もあるよね、と帰ってから彼女と話した。わたしは叔母にはカミングアウトしているが、もしかしたら妹にもそのうちカミングアウトするかも知れない。。

会の終了後、どうしてもぴたさんと話したくて「HP、ずっと読んでいました」と言った。ぴたさんはちょっと恥ずかしがっていたが、自分としてはもうずっと言いたかったことなので、満足した。名刺ももらっちゃった♪これで何かあったときはぴたさんに相談することができる。理解してくれる弁護士さんと知り合いだ、というだけでも非常に心強くなった。

この会は行って大正解。またこういう会があれば行きたいと思ったが、その前に自分たちでやることはやりたいと思う。そして、その経験を皆に語っていきたい。そう思いながら決意を新たにした夜だった。
10:21 | (性的少数者)イベントなど | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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