10-18 Wed , 2006
怖い薬
昨日、彼女と二人で病院に行ってきました。あらかたのことは前日の電話で主治医は知っていたようでしたが、改めて説明。

頭が痛くなったこと、そのせいかよく分からないけど、夜に起きるようになってしまったこと、突然自殺願望が出てきたこと等話しました。喉の詰まりは軽減されたこと、でもまだ息苦しさは残っていることも話しました。彼女も時折、話に加わって、彼女なりに感じたことやわたしの様子などを説明しました。

彼女はわたしが「死にたい」と言ったとき、いつも感情的になって取っ組み合いになったりするのに、今回は目が据わっていて怖かった、と言いました。たしかに今まで自殺しようとしたときは、もう、死ぬことしか考えていなくて、窓から飛び降りようとしたり(そのときは4階に住んでいたので)、とにかく包丁で頸動脈さえきれば死ねる、と思って包丁を持ちだそうとして、彼女と取っ組み合いになっていたのです。今回はまず「死にたい」と考えてから「練炭で自殺する方法があるけど、あれは準備が必要だし、高いところから飛び降りようと思っても、この近辺には高い建物はないし、包丁でお腹を刺しても、痛いだけですぐには死ねないし、第一死ぬ前に彼女が帰ってきてしまうだろう」と考えた挙げ句、ドアノブにヒモを掛けて首を吊ろうと思ったのです。それからmixi退会のこと、ブログの消去のこと、遺書のこと、と本当に冷静に考えていたのでした。

びっくりしたのは、彼女の言ったことでわたしがほとんど覚えていないことがあったことでした。わたしは日曜日の晩、頭が痛くて頭痛薬を飲みましたが、夜中になっても治まらないので、もう一錠飲もうと起き上がったつもりだったんですが、彼女には「いままでいろいろありがとう」と言ったらしいのです!あとは翌日になってもしつこく「今日は出かけないのか」と聞いていたりしたらしい。。それから「大阪に行くんでしょ!」と言っても「もうそのときは死んでるからいい」って答えたらしいです。。唖然。

先生は興味深くというか、質問も混ぜながら、話を聞いていました。「自分で言ったことに覚えはないの?」と聞かれました。そして「これは完全にジェイゾロフトが身体に合ってませんね。中止しましょう」と言いました。「この薬はパキシルとデプロメールの中間的な薬なんだけど、あなたはパキシルも副作用があるし、この手の薬は身体に合わないのね。普通、25mgは初期投与量で、それから少しずつ増やしていくんだけど、25mgでは普通はなんの効果も現れないはずなのね。でも、これだけのことが起きるんだったら、これはこの薬のせいですね」と。頭痛はこの薬の副作用にはないはずだけど、というと決してそんなことはないそうです。「で、あなたの場合、この手の薬じゃなくて、三環系の方が合ってるみたいですね」とパラパラ今までの記録を見返して「あれ、それでもデプロメールは長いこと飲んでますね」って!オイオイ、自分が出した薬だろーがーー。そうです、わたしはアモキサン、アナフラニールとデプロメールをずーっと飲み続けてたんです!

わたしが「でも三環系は古い薬だから、効きが悪いってことはないですか?」と聞くと「いえいえ、全然そんなことはないですからね。三環系でもシャープに聞く薬があるし、新薬がすごく効くというわけでもないですから」と言われました。

で、「三環系とSSRI両方飲むのは勧めないから、、アナフラニールを10mgから25mgにしましょう。あとデパスは1回2錠で」と言われたので「先生、どうもデパスは全然効いてない感じがするんですけど。。」と言ったら「じゃあ、そのうち1錠はセルシンにしましょう。これだと喉の詰まりなんかも緩和してくれるし」ということで、朝はアナフラニール25mgとデパス5mgとセルシン5mg、昼と夜はデパスとセルシンになりました。わたしはてっきりデプロメールを出されると思ったんですが、、先生の話によると、どうももうわたしのセロトニンは十分出ているらしいです。だったら、あの自殺行為はセロトニン不足ではなく、単なる薬の副作用だったのか。。確かに「自殺率を高める」副作用もあるって書いてあったけど、見事に当てはまっていたのか??

ちなみに「セルシン」は抗不安薬というか、睡眠導入剤らしいです。デパスもそうなんだけど、わたし、あれを2錠飲んでも眠たくなった試しがなくて。だから「効かないような気がする」と言ったのです。で、セルシンには緊張を和らげる効果があって、なんでも軍事演習のときに緊張を緩和させて、的に命中させるために飲ませたりすることもあるとか。

それにしても、わたしの一番弱い「頭が痛くなる」という副作用が出てきて、早めに医者に行けてよかったと思いました。パキシルのときは、ずっと食欲がなかったのですが、わたしはそれは鬱のせいだとばかり思っていて、次の受診のときに先生に「あ、これはパキシルの副作用ですね」と言われるまで分からなかったのです。しかも急に断薬したために、そのあとにめまいなどの副作用が出て。。大変でした。パキシルを急に断薬すると、そういうことが起きると知ったのは、ずいぶん後、自分で調べたときです。そのとき先生からは一切説明されずに、わたしは急になんでめまいや身体のしびれが起きるのかと、とても不安でした。先生に言っても「ふーん」って感じで副作用とは教えてくれなかったし。と、これは一番最初にかかった先生だったんですけどね。

だいたい、一番最初にかかった先生がひどくて、わたしが初めて窓から飛び降りようとしたり、包丁を持ち出しそうとして自殺企図を起こしたときに、彼女が電話して相談しようとしたら「とにかく患者を診ないことには何とも言えないから、連れてきてください」と無下に言われ、興奮して泣きじゃくるわたしを無理矢理タクシーに乗せて病院に連れて行ったのでした。で、結果は「うちでは面倒見切れないから、他の病院に行って下さい」と言われ。。今思うと全くひどい医者でした。それが2chなんかでみると「いい医者」の中に入ってるんだから、大笑いです。

ま、余談が長すぎましたが、結局「ジェイゾロフト」はわたしの身体に「全く」あわない薬だった、ということです。そして、わたしの命を奪いかねなかった薬。。本当に薬って怖いんだな、ということを、今回の件で実感しました。先生も話を詳しく聞いたので、多分、新薬の副作用の例として、研究会などで発表するんじゃないかなぁというのが、わたしたちの考えです。「わたしゃ人間モルモットかー」と叫びたいところですが、実際のところ、新薬として承認されても、まだ分からない部分ってたくさんあるんですよね。たくさんの人達に投与してみないと。だから、仕方ないって思ってます。願わくば、わたしの体験したことが発表されて、他の医者への情報となれば、いいかな。今はそんな気持ちです。
11:26 | うつのこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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