12-20 Wed , 2006
小学校の先生に会ってきました
12月8日の日記を読んでもらうと分かるけど、そのときわたしは先生の家に「遊びに行くかも」と書いた。

その後、先生からちゃんと「進呈本」が送られてきて、その本に挟まってた先生の手紙には「気が向いたとき、手に取ってみてください」って書いてあった。が、しかし、写真を見、そこに書いてある文章をみているうちに「むむ。この写真については一言言いたいぞ」と思い、そういうところにはすべて、付箋紙を貼っていった。それから「これは先生のうちに行くまで、最後まですべて目を通しておかないと」と思い、一昨日までにすべて本を読み終えた。

そして、昨日、5月に会った友達に、先生の最寄り駅で待ち合わせをし、少々道に迷いながら、先生の家に到着した。だいたい約束時間の14時30分に着いた。先生は、わたしたちのことを来るのを待ちながら、玄関先で靴を磨いていた。

「さぁさ、中に入って」と言われ、お邪魔するわたしたち。先生の奥さんも出てこられたが、ちっとも変わってなかった。先生は頭が随分白くなったが、やっぱり昔と変わらず。

そこから、話は始まった。でも、わたしの場合、先生に今までの自分を話すには、やはり「カミングアウト」をしなければ、気が済まなかった、というか、彼女を「同居人」(わたしが出す葉書には、必ず一言「同居人がいる」ということを書いている。年賀状(擬き)しかり、個人的に葉書を書くときしかり)として話すのには、もう、こちらの頭が混乱して付いていけない、と思った。最近、みんなにカミングアウトしまくってるからね。で、カミングアウト。でも先生も奥さんも、それでびっくりするようなことはなく、ちゃんと受け止めてくれた。ま、こっちも絶対に受け入れてくれる自信があったんだけどさ。で、パレードしに東京、札幌、大阪に行ったこともちゃんと話した。

それからはもう、話をしまくり。はっきり言って、話、飛びまくり。とてもじゃないが、ここには系統立てて書けない。わたしの友だちは小学校の入試のことを鮮明に思い出して「すごく楽しかった」って言っても、わたしは入試でやったことなど一つも覚えてないし、それにヤツったら、小学校低学年の頃、もうめちゃくちゃやってたみたいで。。わたしは、低学年の時とはヤツと違うクラスだったから、そういうことは全く知らなかった。もうぶったまげたよ。で、同じクラスになった中、高学年でも通学中、いろんな悪さをしていたらしい。うちは私立だから学区ないし、電車通学の子供も多かったからね。で、やっぱりうちの学校、そういうことをする生徒がたくさんいたらしく。。学校には苦情の電話がガンガン掛かってきたそうだ。まぁ、そういうわたしも通学途中、近所に生えていたユスラウメの木の実を勝手にもぎ取って、食べながら学校に行ってたりしたんだけどね(笑)(でも、先生はそういうことを一言もうちらに言って説教したりすることはなかったんだよね。そういうところがうちの学校らしい)

で、わたしはわたしで「文学の時間(国語のことね。うちの学校は国語とは言わず、文学の時間と言っていた)が大っ嫌いだったー」と。わたしが受け持ってもらった先生は、1年から6年までどうも「国語系」の先生だったらしく、本当に1つの文学作品(例えば「ごんぎつね」や「坂道」等)を細かく細かく読んでいくのね。で、4年までのことは「苦痛だった」ということしか覚えてないんだけど、5、6年の時は、文章一区切りを1人の人が、そこに書いてあることに対して、分析して「ここはこう思う」だのいろいろな感想を述べていくわけ。それに対して、他の人はどう思うか、どう読んでいるか、を討論させるの。

わたし、それが苦痛でね。っていうか、あのときわたしは本当に「ぼーっ」っとした子供で(遊ぶときは別)、自分の意見ってものを持ってなかったのね。で、みんなのことは「すごいなあ」と思ってみてただけで。。ちなみにわたしの友だちは「へええ、そういう意見もあるんだー」とか、思って割と楽しかったらしい。友だちは逆に算数の時間が苦痛だった、と言っていた。わたしは、算数の授業については、記憶、一切ナシ。(笑)

ただ、わたしは昔は文学の時間がとても嫌いで、自分の意見など全然持っていなかったのに、高校頃から、自分の意見がちゃんと出てきて、、しかも、それを言わずにはいられない性格になってしまった。そして、それと共に思い出すのが、やっぱり小学校の「文学の時間」。小学生にしては、難しい詩などをたくさん教わった。そのときは「ふうん、そういうものか」と思ってたけど、時が経つにつれて、文学の時間でやった文章や詩が、次々とよみがえってきて。。本当に、今の自分の骨と肉を形成してくれた、と思っている。

で、わたしは小学校の最後の文学の時間でやったプリントを今でも後生大事に持っていて、それを先生に見せた。(ちなみに串田孫一断想集「愛と幸福をめぐって」第5章より、です)そうしたら、先生「この頃は自分も若くて、一方的に分からせようとしてたんだなぁ。今だったらそういうことはしない」っておっしゃってたけど、でも、わたしとしては、それが自分を形成する元になっているので、本当に感謝しているんだけどね。

それからこれもわたしの宝物、小学校の卒業式でやった「構成詩 未来への確かな夢が」の冊子も持っていて、見せた。あのとき、これをやったのは単なるお仕着せじゃない卒業式にしたくない、と違うクラスのM山先生と話して、それで決めたんだって。「今度、M山先生とも会う予定だから、伝えておくよ」って先生から言われた。

あとはわたしが先生の本の感想を言ったり(付箋を付けておいたところ、全部じゃないよ。そんなことしてたら1日あっても足りないもん)、疑問に思ったところなど質問したり。その中で、一つ、ルビの間違えがあって、先生は大あわて。いや、その本はかなり文章にルビが振ってあるんだけど、これは子供にも読みやすいように、って最後の最後の方に考えついたらしい。ただ、わたしがそれを見つけたのは、実はその章が、わたしの専門分野でね。「あれ、こういう読ませ方するんだ」って思ったのが始め。まさか、間違いだとは思わなかったの。先生「子供がこれを読んで、もしこういう読み方だと思われたらどうしよう」って青くなってた。わたしの友だちは「文学の時間の逆襲だー」って言ってたけど、わたしは別にそういうつもりは全くなくて。逆に感謝されてしまった(汗)

それからは、今の自分の近況を話したりね、今までやってた仕事の話とかね。もう、ありとあらゆる話をした。もちろん、わたしの鬱の話もね。(こないだ行った、怪しげな医者の話とか)そうしたら先生「うちの学校の近くに○○医院っていういい先生がいるよ」って教えてくれた。先生もね、どうやら過労でそこの病院に行ってたらしいのよね。

わたしの友だちは、今、幼児教育にかかわっているので、そういう話も聞いたけど、実は先生、初等教育を受ける前の幼児教育の重要さに関心を持っているようで、そのことをヤツと話したがってたみたい。ところがねー、実はあまりそういう話はできなかったのよね。わたし、多分1/2くらいは一人でべらべら喋ってたと思う。。悪かったな。。実は彼女にも注意されてたのよね。「自分のことばかり話しすぎないように」って。でも、見事にやっちゃいましたよ。(笑)

で、結局、先生の家を出たのが、午後10時過ぎ。ほぼ8時間、ずーーーーっと喋りっぱなしだった。そして帰るときは、おみやげ付き。本当に至れり尽くせりで。。恐縮です。

でも帰りに電車に乗りながら「あれも話してなかった、これも話したかった」ってことがすぐさまわき起こってきてね。やっぱ、8時間じゃ足りなかった。(笑)

それでも、わたしがこの学校に入ったのは、ほとんど単なる偶然なんだけど(母が親戚に電話しているときに「そういえば、あんたの家の近くに○○小学校っていうのがあったでしょ」と言われてから受けさせる気になったらしい)、ここの小学校に通えて本当によかった、と思った。多分、この学校に通わなければ、今の、この自分は絶対にあり得なかったろうし、もう、小さいうちから挫折感を味わっていたかも知れない。(うちの小学校、通知簿というものがないのです。テストもほとんどやったことなかったし。覚えていることとすれば、遊んだことと、文学の時間が嫌いだったこと、だけ。勉強したことなんか、一つも覚えてない(笑))

先生は「今の子供達は、昔に比べて変わってしまった」と言っていたけれど、おそらくうちの学校に通っている限りは変わらないと思う。ただ、こないだ電車の中で遭遇した、わたしの後輩(制服来ているからすぐ分かる)は、電車の座席をバンバン叩いて、おばちゃんに怒られたりはしてなかったけどね。(笑)

でも考えてみれば、わたしを受け持たれた頃の先生って、実は今のわたしくらいの年齢だったはずで。。それを考えるとすごい!って思っちゃう。(これは友だちとも話してたんだけど)本当に、本当にすごい先生なのだ。

「また遊びに来ます」と言ったけど、本当は昨日の続きの話がしたくて、うずうずしているわたし。(笑)また、近いうちにまた友だちと行ってこようっと。あと、先生にお礼の葉書(葉書じゃ足りないから手紙になるかもー)を出しておかなくちゃね。

そういえば、この日記を書く際に、いろいろ過去の日記を読んでたんだけど、わたしもこの一年、随分変わったな、と思った。

こんなのとか次の(前出の、友達にカミングアウトした際の日記)を読む限り、わたしは、その友だち以外の人にカミングアウトする気は一切なかったし、彼女もわたしがカミングアウトすることに対してすごく恐怖心を持っていた。が、いつの間にか、mixiをやっている同級生にはカミングアウトし、親にもカミングアウトし「本当の自分」を徐々に取り戻している感じがする。ま、もともと嘘はつけないし、隠しておくことも苦手な性格なんでね。仕方ないか。(笑)

テーマ:カミングアウト - ジャンル:日記

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