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04-21 Sat , 2007
また、AQFFに行ってきました
火曜日にも行ってきたが、昨日もまた「アジアン クイア フィルム&ビデオ フェスティバル」(略称、AQFFに行ってきた。火曜日が「アジアン・ガールズ短編集1」と「2」だったので、今度は「アジアン・ボーイズ短編集1」と「2」を観に。

実は昨日は彼女は会社に行っていて家にいなくて、、しかも、仕事が終わってから、飲み会があるってことで、その前日になって「どうしよう~。一人じゃご飯食べられないよー」って言ってたんだよね。もともと一人だと、ほとんど絶食状態になってしまうの。これでよく一人暮らししてたもんだと思うけど。しかも、実は外食が大嫌いで(高いし)、自分の作る料理の方が圧倒的に美味しい。んだから、一人暮らしの時は自炊してた。でも今は自分の食べるご飯でさえ作りたくなくて、で、外に食べにいくのも億劫で、んで、困ったときはマイミクさん、ってことで、Mくんに「一緒に夕食食べない~?」と声をかけておいた。そしたら「いいっすよ~」って言われたので、ラッキー。

しかも、映画を観に行く直前にこれまたNくんが、偶然、日記にコメントくれたもんだから「一緒に行かない?」って誘って、、「アジアン・ボーイズ短編集2」を一緒に観ることになった。あと、思いがけず「アジアン・ボーイズ短編集1」を観た後、マイミクさんに声をかけられた。ま、金曜日に観に行くというのは知ってたけど、実は何を観るのかはよく知らなくて。。終わったあと、突然、後ろから声をかけられたので、びっくりした(^^;

「アジアン・ボーイズ短編集1」と「アジアン・ボーイズ短編集2」は、全部で12本。ガールズに比べると、短いのが多い。なので、実は中身、忘れちゃったのもあるんだけど。。(^^;

ただ初っぱなの「ゲーム・ボーイ」っていう映画、ゲイカップルでしかも既に養子縁組した子供までいるらしい。これにはおったまげた。「やっぱ、ガールズとは一足も二足も先に進んでるんだ」って思った。でもこれってアメリカ映画なんだよね、よく見たら。作っている人が「ケビン・チョイ」っていうアジア人らしい。ただね、中身は「結局なんだったの?」って内容で、、まぁ、カップルの片割れが浮気しそうになる、って話だったんだけど。結局最後は、子供の寝ている姿、そして自分もパートナーが寝ているベッドの中に一緒に入る、ってところで終わったので、あのままなんだろう。まー、浮気の話を題材にするなんて、やっぱり進んでるってことだよね。。

しかし、ボーイズ短編集2の初っぱなは、イスラエル映画「僕のマリオおじさん」ってヤツだったんだけど、これもイミフメイ。。「ガールズ」のイスラエル映画もよく分からなかったし、わたし、イスラエル映画って不向きなのかも。

ちなみにこの「僕のマリオおじさん」は、母子家庭っぽいところの子供だったが、なんか家で「ママキッチン」という店というか、宅配食事屋っぽいことをやっている。子供は配達係。そこにイタリアに住んでいる、というおじさんがひょっこり訪れる。子供はどうやらおじさんが大好きらしい。すごく嬉しそうだ。一方、子供の母親は、旦那の弟であるおじさんのことを歓迎するが、イタリアで仕事で忙しく、結婚しない義弟のことを非難する。で、おじさんはすかさずイタリア土産を義姉と子供にプレゼントする。義姉の方には香水らしきもの。子供には有名なブランドメーカー(わたしでも知ってるようなところだったんだけど、忘れた)のシャツ。「すぐ着てみろ」というおじさん。黒っぽくタイトなTシャツ。母親は「これは少しタイトっぽいんじゃないか」というが、子供は嬉しそう。その時点で、おじさんも少年もお互い自らがゲイであるということを知ってたんじゃなかろうかと思ってたんだが、、

夜中に携帯で電話していてどこかに出かけていったおじさんのあとを、バイクで追いかける少年。(携帯で電話しているとき、最後だけ英語だったのはなぜだろう??「Okay,bye」ってところ)出かけた先は、日本でいうところの新宿二丁目辺りか?それを見てなぜかショックを受ける少年。おじさんも少年が自分のことを追いかけて、見に来ているということを知る。

次の日、海岸でおじさんと少年が話す。(どういう話をしたのか、内容は忘れた)家におじさんが戻ると義姉がどうやら「イタリアに戻れ」と言ったらしく、おじさんは家を去る。その夜かどうかは知らないが、少年はおじさんからもらったシャツではなく、もっとギラギラと光ったタイトなTシャツを来て、おじさんの行ったゲイタウンに出かけていく、母親は夜中にこっそりと出かけていく自分の子供のことをベッドの中で複雑そうな表情でいる、という最後なんだが。見ていると疑問がいっぱい。

まず、おじさんは少年がゲイであるということは薄々は知っていたらしい。が、少年はおじさんがゲイであることを全く知らなかったのか?しかも、バイクで追いかけられる距離にあるゲイタウンの存在を少年は知らなかったのか?(毎日、バイクで宅配しているのに??)それに、最後のギラギラ光るあのTシャツはどこから手に入れたのか??わけ分からん。短編集なので、仕方がないのか??

とにかく「ガールズ」「ボーイズ」とも、イスラエルの映画は意味がよー分からん、という感じがした。意識が日本人のわたしと掛け離れているのか??ストーリー自体、緻密じゃないし、何が言いたいのかもよく分からないんだよね。。

ボーイズ短編集1の2番目の韓国の「ダンシング・ボーイ」は、日本でいうと高校生くらいの年齢か。主人公の少年は、運動が苦手でちょっとなよなよしている感じ。体育の授業で走らされても、すぐに脱落して、その後は見学、みたいな。その少年がクラスのスポーツが得意な少年に恋をしているらしい。なよなよしているが、面と向かって「今日のキミはいつもより素敵だね」とか言ってしまう。でも、そのスポーツが得意な少年は、そのなよなよとした少年のことを嫌っている。

で、あるときなよなよとした少年は、あれはどういえばいいんだろう、なんていうのか言葉を忘れてしまったが、ストリート・ダンスとでも言うのかな、公園なんかで肩を中心にしてぐるぐる回ってたりするやつ。それを見て感動したのか、自分でもトライしようとする。が、足は上がらないわ、踊り方はぎこちなく、まるでロボットが踊っているよう。何回かするうちに、ストリート仲間に「これからサウナに行くんだけど、お前も来ないか」と言われ、彼は仲間とは違う銭湯に行く。「金券」というものでお金を払っていたのだが、あれはなんなのだろう??

で、実はそこは、片思いの彼の実家で、彼はそこでお客さんにあかすりをしている、ということだったのだが。そのなよなよとした彼とは知らずに「お客さん、あかすりしませんか?俺、こう見えてもすごくうまいんです」と声をかける。で、結局はその少年とばれるんだけど、、彼はそこで、彼のストリート・ダンスを披露する。相当練習したのか、足が以前より少しは上がるようになっていた。しかも年寄りが「最近の若者は銭湯でダンスなんかするのか」と嘆いていたのには、ちょっと笑えた。で、最後の最後は子供が石けん投げて、それに滑って転んで頭を打って気絶して、、あかすりの少年に「大丈夫か?」と言われてニンマリする、という結構他愛のない話。

しかしあれ見て思ったんだけど、韓国では、学校の席は自分の座る席が決まっていないんだろうか?韓国の学校の制度をよく知らないから、何とも言えないんだけど、あれはどう見ても高校生で大学生ではない。少なくともわたしの経験では、高校生の時は自分の席は決まっていたような。ただ、うちの高校は2年から3年にかけて組替えがなく、しかも3年になって初めて、文系と理系の選択科目で分かれるから、そのときは自分の好きな席に座ってたかも知れない。が、もう忘れた。(^^;あと、授業中に飲み物を飲んでたけど、こういうことは、高校時代はあり得なかったな。。今の日本の高校生はどうなんだろう?

あとは韓国では、銭湯でも眼鏡を掛けて入るのだろうか?少年以外に若い人が一人いたんだけど、その人は眼鏡を掛けて入っていて、、あれにはちょっと驚いたな。わたし自身メガネを掛けているし、彼女もメガネを掛けているし、2人で銭湯に行ったこともあったけど、メガネを掛けて入ったことはないけど。。だって曇るんだもん。確かにメガネなしで歩くと、ものすごく怖いくらいの近眼でもあるんだけどね、わたしは。。(だから、慣れない温泉とか銭湯は苦手)

ボーイズを観ていると、一方的に相手に淡い思いを抱いている、というパターンが多い。ガールズの方は、もう最初から特定の相手が決まっていて、お互いに思い合っているが、最後はどっちかが抑えられなくてキスしちゃうとかね。しかも、ガールズでの女同士のセックスシーンは8本中1本しかなかった。が、ボーイズの方は、やはりというかなんというか、セックスシーンが多いんだな。

しかも「運動できない、でも勉強は得意」という学生(生徒)や、少しなよなよ系の男が主人公であることが多い。で、相手はほとんど、自分とは正反対なタイプなんだよね。。あれってちょっとステレオタイプっぽくないか?って思ったりした。

アジアン・ボーイズ集で一番多かったのは、タイの作品。12本中3本。ガールズの時、半分を占めていた香港の作品は、なんと無し。その代わり、台湾の作品は2本。

そのうちの1本である「雨上がりの虹に」って作品は、やっぱり学校が舞台(撮影協力のところに「国立高級中学」と書いてあった)なんだけど、これも勉強がものすごくできる少年とスポーツが得意な少年の話。ただ、韓国と違っていたのは、この二人が実は両思いだった、ってこと。授業内容が「屈折率で虹色になる理由」というので、これはレインボーとかけてあるんだろうな。二人が海岸沿いに自転車で二人乗りしているシーンが、印象的だった。ただ、この作品はキスのみでセックスシーンはなかったと記憶している。台湾ではやはり男同士でもこの程度くらいまでしか許されていないのか?でも最後の二人が砂浜にいて、海の上に虹がかかっている、というシーンで終わったんだけど、あの虹は明らかに作り物っぽくて、ちょっと興ざめ。

あ、でも途中、ドキュメンタリーを挟んでいたというのは、ちょっとガールズの香港の映画と似ていたかも。そこでは、ゲイだけでなくビアンの人たちの声も聞かれた。ということは、こないだのガールズの台湾映画は、あまりにも悲劇過ぎたってことかなあ。まぁ、これだけじゃ判断は付かないんだけど。わたしは最後まで香港の映画だと思ってたけど、途中で「蒋介石」って言葉が出てきたから、あの時点で気がつかないといけなかったのよね。。まぁこれはわたしの無知か。

そうそう、ボーイズには、ガールズと違っていたのは、兵役制度があるというのと、職業として軍隊に入れるってこと。あれはゲイにとってはかなり苦痛な制度と見たし、逆にゲイであることを否定して軍隊に入ると決意した場合もあった。やっぱり、ボーイズとガールズとは、問題になることが違う、ということを改めて認識させられたりした。

ホン・カオウという人が作った「夏の日」という映画。パンフをみると「イギリス」と書いてあるんだけど、明らかにイギリスではないところ。監督の名前だけじゃ判断できないのがアレなんだけど。英語の作品だった。けど、ものすごーくなまっている英語だった。「Come on」ってのが「コモン」に聞こえた。これも片一方の片思いで、相手はヘテロなんだけど(途中で彼が「エナに毎日フェラチオして欲しい」って言ってたんだけど、わたしは、外国人の名前にはとても弱く、、これが一体男の名前なのか女の名前なのかよく分からなかったのよね。だから、そこではわたしは判断が付かなかった)、片方が自分に思いを抱いていることを知るが「自分はそれを受け入れられることはできない」ときっぱりという。だが「お前は自分の友達だし、それに、お前を受け入れる人は必ず見つかると思う」と、理解してくれる。でも確か一番最後に「母親には一生カミングアウトしない」で終わったような。(この作品、たったの9分なので、印象が薄い。。)

日本人なのか、日系人なのかはよく分からないが、Ken Takahashiって人が作った「牛乳男」。(Ken Takahashiって、たかはしけん、ってことで、思い出すのはやっぱり建ちゃんこと「高橋建」。まー、それはどーでもいいです(笑))これが謎なのよねえ。。カナダで作ったらしいんだけど、街で牛乳を売っている超デブ(わたしが見るに、250kg~300kgはありそう。小錦が一番太っていたときの体重が確か、260kg台だったはず。あれ並み)と、牛乳を買って飲んだ青年との話なんだけど、、飲み終わった牛乳瓶を返したときに一瞬手が触れ合うんだけど、それで超デブの方が「ピン」ときて彼の後を追いかけるのよね。で、彼と一緒に車に乗ろうとするんだけど、なんせ超デブなので、助手席に乗れなくて、、バンの荷台に座って移動するんだけど(そう、ここでなぜ青年は普通の車でなく、バンに乗っているのか分かるような気がした)、次に写ったときはもう周りは深夜で、、一体、何時間、車に乗ってたんだ?って感じ。そのときは「まあ、この青年は『デブ専』なのね」って思ったんだけど、、相手の洋服を脱がせて、自分も脱がせてもらって、さてこれから、ってときに、相手の乳から、なんと乳が。えーと(汗)乳から乳が出てくるってことは、、この超デブは女だったのか??(ブリーフを穿いていたんですけど。。)しかも、普通、妊娠後じゃないと、女でも乳は出てこないよ??最後は、青年が超デブの乳を吸っているシーンで終わったんだけど、、んー。。よく分からない。しかも売っている牛乳は実は超デブから絞った乳だったんじゃないかとか、変な想像までしてしまった。なんというか、、現実感があるようで全くない変な作品だった。しかも!最後に制作者や関係者の名前がずらずらと出てくるんだけど、圧倒的に日本人かまたは日系人らしき名字で、しかも、その中のうちの一人が、わたしと同じ名字だった。。全然関係ないけどw

ボーイズ2の方の3番目「父の面影」(インドネシア)と4番目のアニメーション映画「イノセント」(カナダ)は、はっきりいって内容が抽象的すぎてよく分からなかった。。特に「父の面影」。主人公の背景が全くと言っていいほど分からなくて「なんじゃあ、こりゃあ」って感じだった。パンフによると「家出をした少年が父と向き合うまで」って書いてあるけど、家出をしたなんて思わなかったし(確かに最初は電車のホームの映像なんだけどさ)、男を求めてさまよっている、というのは何となく分かったし、ある男とセックスしてたから(しかも、鼻血出してるし。あ、鼻血は実は上の台湾映画でも主人公が勉強しているときに鼻血が出て。。鼻血ってなんかの「象徴」なのかしら?)、ゲイなのかな、という気がしたが、まさか海岸で主人公が波に打たれている姿を少し離れたところで見ている男性が実は父親だったとは、全く思いもしなかった。最後に「父に捧げる」という言葉と、キャストで「Father」って書いてあるのを見て「あー、あれは父親だったのか」と初めて気がつく始末。もう、何が言いたいのかよく分からなかったし(結局父親に対して、何が言いたかったのか、今でもよく分からない)、こういう抽象的な映画は非常に苦手。

4番目の映画も、、アニメ映画だったんだけど、とても宗教的な映画だった。二人の少年が、お互いに思い合い、二人で寝ちゃったってところから、なぜかエデンの園のリンゴを2人で食べたり、キューピッドから矢を放たれたり、、肯定的な意味で書いているのか、否定的な意味で書いているのか、よく分からなかった。しかも最後、男同士で寝ているところを神様に見られて、片方が神様から十字架を受け取る。そして、相手の男性を刺そうとするところで、、現実に戻り、片方が相手をボコっと殴って終わったんだけど。んー。わけ分からん。わたしは宗教的な話にも弱いし、きっと、そういう土台が分かっている人にはある程度は通じたかも知れないが、、殴って終わったということは、もう彼は同性愛を否定したということなんだろうか??これもあまりにも抽象的すぎて、わたしには理解不能。

ボーイズの中で、一番多かったタイの作品。「真昼のゴースト」はめちゃくちゃ面白かった。けど、わたし、途中の2/3くらい「????」と思いながら見ていた。うっかりして(というか、ノンケ男の自慰行為をアパートの上から見ていて)、落っこちちゃって「わたし、このまま死んじゃうの~?」って感じの話だったんだけど、死ぬんだったらこの際、思いっきり男とやりまくろうってんで、男捜しに。ただ、わたし、他のオカマのゴーストが出てくるまで、訳が分からなくて。。(^^;あー、なんかちょっと損したかも。

もう一つは「ロボット少年」。これは設定が未来なのかどうかはよく分からないが、「自分は少年を愛してしまったので、捕まった」ということから始まり、その主人公に対して高性能の少年ロボットが与えられる。ただし、愛してはいけない、という条件付きで。そのロボットはネックレスをしていてタグが付いている。それで管理されているらしい。でも、そのロボットは、どうしても「少年」には見えないんだな、これが。どっちかというと「青年」くらい。これくらいだと別に犯罪じゃないんじゃないの?と思えてしまうような年齢。まぁそれは置いておいて、そのロボットは高性能なのだが、自分の型番に「L」(Love)という字が付いていないので、人を愛せないロボットだったんだが、、ある日、いなくなったと思って必死に探したら、ロボット自身が自分のタグを取り外し、自分の身体に「L」を刻み込もうとしていた、って話だったんだけど、、これはなんとなく筋が読めた。が、しかし、なぜ主人公が「向かいのアパートにロボットがいる」って分かったのか、あそこがねー。「感」としか言いようがないんだろうか??ここがイミフメイ。

で、結局あれはどうなったんだろうか?主人公が当局に電話して、ロボット修理に出したんだろうか??だけど最後に「僕は彼のために歌を歌う。なぜなら僕は彼を愛してしまったから」で終わるってことは、修理後もロボットと愛しながら暮らせるってことなんだろうかなあ??もう一回見れば意味が分かると思うんだが、、なんせ1度じゃ理解できない部分があるのでね、わたしには。

ただ、、この作品、勃起しているアレが丸写しで、、それがものすごくわたしにはショックだったんですけど、、だって、初めてだもん、あんなの見るの。グロかったー。「ぎょえー」って感じで、、、まさか、無修正のものを見せられるとは思っても見なかった。ええと、ああいうのをゲイ男性が見たら、萌えるのかしら??ヘテロ女性は??とか思ったんだけど。。あの、、違う意味で、わたしにとってはものすごいショックな映画でした。。あ、一緒に見てたNに聞いてみるんだった(爆)

もう一つの「流れる川、落ちる花」はねー。上の2つに比べるとかなりシリアスな話だった。ただねえ、主人公が彼との思い出に花を押し花にしてるんだけど、どう考えても、あの本ではあんな風にきれいに押し花にはできない。なんというか、、紙がまるで牛乳の再生紙で作ったようなごわごわとした紙で、寝押しでもしなければ、到底押し花にできないような本だったのよ。わたしって、現実的だから、どうしてもこういうところに目がいってしまうのよね、、

で、現在と過去との話を織り交ぜてるんだけど、過去も大過去と小過去があって、大過去の方はまだ分かるんだけど、、小過去と現在がねー。着ている洋服が同じだったんで「これは一体、いつのこと??」とか思ってしまって、、どうもイマイチだった。こういう複雑な話は、1回見ただけじゃわたしにはよく分からない。ただ、主人公があまりに悲劇の主人公になりたがっていたような気がしてならない。押し花の花を川に捨てた時点で、彼とは決別したんだな、とは思ったが、で、彼は勢いよく流れる滝の中に飛び込んで本当は自殺したかったんだろう。だが、実際に行ってみた滝は、彼が想像していたものとは全く違っていて、、枯れていた滝だった。あのあと、彼はどう生きるのか?山を下りて現実の世界に戻っていくのか?そこら辺が何ともよく分からない映画だった。

最後の最後。台湾の「ヘイ!ジミー★」という作品。台湾女性と米国黒人男性(米兵)との混血の彼とその母親のドキュメンタリー。このジミーという人は、台湾でドラァグ・クイーンショーに出てる人らしい。台湾では学校で「ニガー」といじめられ、母親も自分の母親をはじめとする周囲から、非難囂々だったらしい。が、母親はそれには負けていない、強い母親。印象的には「このお母さん、すごいなー」って感じだった。どっちかというと息子がゲイであるというよりも人種差別と戦ってきた、という感じ?で、息子がゲイであることを知ったときはどう思ったんだろうって、とても興味を持ったんだけど、、映画ではそのことは全く普通のこととして、取り上げられもしなかった。これで終わってたら、わたしは「???」だったんだろうけど、実は、この映画のあとに、ジミーさん本人が出てきて、、そこら辺のことを聞かれてたんだよね。そうしたら「母親は自分がカミングアウトしても全く平気だった」「自分もゲイであると悩んだことはない」と話されていた。上にお姉さんが2人いるらしい。んで、今も混血の子供は差別を受けているって言っていた。

それが、、ジミーさんは母国語が台湾語(と言うのかしら?)で、英語は少し話せるらしいが、、台湾語の通訳の人がいて、その人が日本語に直してくれたんだけど、その人の日本語がとても意味不明で、、その後に英訳してくれる人もいて、そっちの人の話を聞いて、やっと意味が分かるって感じだった。

どうも木曜日に二丁目に行ったんだけど、あまり人がいなかったらしい。んで、二丁目にあるコンビニ「ampm」で「どこか面白い場所はないか」と聞いたらしい。が、店員さんはよく分からなかったといっていた。そうしたら司会のドラァグ・クイーンのマーガレットさんって人が「そりゃあ、アナタ、二丁目でもコンビニの人に聞いても分かるわけないわよ!」って。で、週末はわたしが楽しいところに連れてってあげるわ~って言ってた。

でね、そのマーガレットさんが「タイで一番のドラァグ・クイーンって誰?」って聞いたんだけど、、ジミーさんは「人それぞれ、いいところがあって、一概に誰が一番とは言えない」って、ものすごく真面目な答え。でも、多分、本当に彼はそう思っているのだろう。それにはもしかして、その前にものすごく人種的な差別を受けてきたからこそ、そう答えさせたのではないか、とわたしは思った。マーガレットさんもこれには意外だったらしく「まぁ、、とっても政治的に正しいお答えで。。でも、日本のドラァグ・クイーンの人たちに同じ質問をしたら、ものすごい答えが返ってくると思うわ」って言ってた。わたしもてっきり彼は「そりゃあ、このわたしに決まってるでしょ」って答えると思ってたから。。うーん。ある意味、すごく感動的だったかも。やはり、あの母親あってのこの子供なのか?

あと、なんの作品で出てきたのかは忘れたけど、ベッドの上に「鉄腕アトム」の形をした枕(抱き枕?)とか、あとはなんだっけな。。母親から「誰か好きな女性はいないの?」って話をされたときになぜか「松嶋菜々子」って出てきたのにはちょっとびっくり。日本の文化がアジアにこんなに浸透しているとは思わなかった。って確かに台湾では大の日本ブームだって聞いたことはあるけど。

ってわけで、なんか思いがけず長くなってしまったが、ボーイズとガールズの背景はやはり違うんだな、ってことが何となく分かったような気がした。ガールズは、やはりまだなんとなくぎこちない。話もほとんどシリアスなもの。それに女性差別が加わってくる。笑えたのは韓国映画のみ。それに比べると、ボーイズの方は、抽象的なものもあり、シリアスなものもあり、ギャグ的なものもあり、多岐に富んでいた。その分、やはりゲイの方が比較的余裕があるってことなんだろうか。

それとも、作られたところがカナダとか、アメリカとか、そういう作品も含まれていたので、そういう風に思えたのか。あとは、ボーイズには実験映画が3作品に対して、ガールズは韓国の1作品のみ。ま、絶対数が違うので(ボーイズ12本に対してガールズ8本)、単純には比較はできないのだが。

そういう意味で、ボーイズ短編集1と2も観に行けたというのは、とても自分のためになった。また、アジアの情勢を知る、という意味でもこのフェスティバルはとても意義深いものに思える。是非、日の当たらないような作品をこれからも取り上げていって欲しいと思っている。

ちなみに関係者の話では、このフィルム・フェスティバルには延べ1,000人以上の人が来たそうだ。これは関係者の予想を上回っていたらしい。これはとてもよいことだと思う。

その後、下北沢から新宿に移動して、Mくんと彼女と合流。そう、その頃には彼女の飲み会も終わっていて、、んで、一緒に映画を観たNくんも含め4人で、ご飯を食べた。閉店までいろいろ話した。楽しかったっす。付き合ってくれてありがとねー、Nくん、Mくん。

テーマ:同性愛 - ジャンル:日記

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