05-03 Thu , 2007
憲法記念日
今日、5月3日は言わずと知れた「憲法記念日」。
今、政府は憲法を変えようと「国民投票法」を制定しようとしている。そのために「国民投票法案」を今国会で成立させようとしている。

わたしは、高校の「現代社会」の時間で日本国憲法の前文を丸暗記させられた。ただし、今は全くと言っていいほど内容については覚えていない。それよりも小学校の時に図書館で読んだ「あたらしい憲法のはなし」の方が強烈に印象に残っている。

今、ネットでぐぐると、この「あたらしい憲法のはなし」についての中身を読むことはできる。だが、わたしの印象に残っているのは、話ではなく中身の絵なのだ。もっとも印象に残っているのは、軍艦や飛行機などのものを「戰爭放棄」という壺の中に入れて、電車やビルや車などが出てくる、という絵だった。わたしはこの本が欲しくて欲しくて、、だから見つけたときはすぐに買った。わたしの持っているのは2001年2月26日発行の初版本である。

今朝の毎日新聞には、世論調査が行われ「改憲賛成」は51%と過半数を超えた、という結果が出ている。(調査方法は、4月28、29日の2日間、コンピューターで無作為に選んだ電話番号を使うRDS法で全国の有権者1,000人を目標に電話で調査し、1,085人から回答を得た、とのこと)ちなみにRDS法というのは、

Random Digit Sampling法またはRandom Digit Dialing法の略。電話番号の末尾数桁を乱数の組み合わせで作成し、調査対象とする方法。電話帳に番号を掲載していない人への電話調査が可能になる点が特徴。」らしい。朝日新聞が行う訳の分からない朝日なんちゃら法(忘れた)よりもよっぽど分かりやすい。

ただし、改憲賛成の理由は「時代に合っていない」「一度も改正されていない」が併せて77%に達し、「米国に押しつけられた憲法だから」「自衛隊の活動と9条にかい離がある」は併せて18%のみだった。

わたしは、残念ながら「護憲派」ではない。それはやはり「一度も改正されていない」からだ。今の日本国憲法は「不磨の大典」ではないので、時代に即した憲法にすべきだと思っている。ただ9条は改正することは反対だ。いや、変えてもいいと思うが、少なくとも「日本が戦争をできる国」にしてはならないと思う。わたしは昨日も書いたとおり、昭和43年('68年)生まれなので、戦争は体験していない。父は戦時中に生まれたが、幼かったし、母は終戦の6ヶ月前に生まれたので、わたしは両親から「戦時中の体験」や「戦後の体験」を聞いたことがない。

が、しかし、わたしの父は被爆者だ。そして、わたしは被爆二世。
今、父は甲状腺の異常で、薬を一生飲み続けなければいけない身体になった。それが被爆との直接の因果関係かどうかは分からないが、甲状腺は放射線によって一番影響を受けやすい部分だということは知っている。そして、わたし自身も被爆二世ということで、いつ、どんなことが起きるか分からない。それは覚悟をして生きている。

そして、このような思いをする人を、この地球上からもう二度と出してはならないと思っている(ただ、、原子力発電所の近くに住んでいる人や原子力発電所に勤めている人も、こういう恐れはあると思うのよね)。

よく「日本の核武装化」について「北朝鮮がいつテポドンを打ち込んでくるか分からない」という意見を聞くが、、北朝鮮は「瀬戸際外交」で有名な国だ。それは北朝鮮の「国力」がないことを物語っている。そのような国がいきなり日本に向かってミサイルを撃ち込んでくるとは思えないし、言っちゃ悪いが、そのテポドン自体も日本まで届く性能は持っていないと思われる。その点、日本は核を作る技術を持っている(原子力発電所を持っているんだったら、そのくらいはできて当然だろう)。それも日本の技術からいうと、かなり、高性能な核爆弾を作ることができるのではないか?(これはあくまでもわたしの推測)

それよりも「日本が戦争をできる国」になった方が、アジア諸国を初め、日本の印象度悪化に繋がると思うし、多分、アメリカ自体も日本の核武装は許さないだろう。なんてったって、日本はアメリカ軍の庇護の下にいるんだから。日本が核武装することによって、アメリカにも攻撃することができる。日本はアメリカとも戦争をしたことがあるんだから、そのくらいはアメリカだって考えるだろう。

核拡散防止条約があるのに、既に核を持っている国に対しては、ほとんど効力がない。核は必要悪だと言われるが、そんなものはいらない。核戦争が起これば、もうこの星は全滅だ。核はこの世界の中から抹殺すべき不必要なものなのだ。

思わぬところで「戦争反対」になってしまった(汗)

「国民投票法案」に関しては、本当に怖い法案だと思う。最低投票率が決められていないのもそうだが、わたしが一番怖いと思うのは、地方議会の議決を議事に変えられてしまうこと。これは、例えば地方自治体が独自に「市民投票」を行ったとする。その結果に対して政府はその意見を覆すことができるのだ。なぜならそれは「議決」ではなく「議事」だから。これは地方自治体にとって、独自の政策ができなくなるということで、今の「地方分権」とは全く逆の方向だ。各地方自治体は、このことについて、政府に噛み付いてもいいんじゃないか。特に東京都知事。アンタは国にもの申すとはっきり言ってるんだから、はっきり言え。

わたしは恥ずかしながら、日本国憲法を最初から最後まで読んだことがない。多分、中頃から終わりにかけてはほとんど「公務員」に関して言及している、というイメージがある。

今日は、自分の持っている「あたらしい憲法のはなし」と「日本国憲法」をじっくり読みたいと思っている。一体、どこを変えるべきでどこを変えるべきではないのか。自分なりの意見を持ちたいと思う。
14:50 | 被爆二世・戦争などのこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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