06-20 Tue , 2017
1回目のスクーリングが終わりました
6月17日から19日、すなわち昨日まで、初めてのスクーリングだった。

いや、もう、

疲れた~(´Д` )


最初の2日間は「相談援助演習」、3日目が「相談援助実習指導」という科目だったのだが、わたしのような「実習有り組」は3日間ばっちり、「実習免除組」は最初の2日間だけで終わりというシステムになっているらしい。

で、これらはすべて「チーム」で授業を受けることになっているみたいで、1日目行ってみたら、すでに自分がどこのチームに組み込まれているのかの表になってた。1チーム15人~20人くらいだった。うちは18人のチーム。すべての人が「実習有り組」(というか、もともと「実習有り組」と「実習免除組」は同じチームにならないみたい。免除組は3日目がないんだから当たり前か)。ちなみに社事大の場合、学生は全国規模でいるようで、今回のスクーリング参加者は北は青森から、南は沖縄から来ていると一番最初のオリエンテーションの時に言われた。

演習は先生の自己紹介とか名前程度の各自の自己紹介があったあと、いきなり2人組になって自己紹介から始まり、4人組になって今度は他者紹介をするとか、わたし、初対面の人めっちゃ苦手なんで、きつかった~!しかもその後、グループを作って各自の意見を言い合い、それを発表する、の繰り返しで、静かに先生が講義をするのを聞いてる「座学」よりもめちゃくちゃ頭を使ったし、短い時間の中でいろいろ考えなきゃいけないし、自分の意見も言わなきゃいけないで、すんごく疲れた(´Д` )

しかも!3日目に実習先の下調べを提出せねばならず、わたし2日目が終わるまでそれが手つかずだったのね(資料は集めてあったし、ある程度下書きはできてたけど)。なので2日目は演習で疲れてるにも関わらず、夕食を食べた後23時過ぎまでそれを書いてて。しんどかった~。久しぶりに疲れで眠くて頭がクラクラしてきた。まぁ頭痛にならないことだけは気をつけたけど、ある程度身体って「次の日もある」と思うと本格的な頭痛にはならないようだ。3日間で頭痛の予兆は何回かあり、頭痛薬は2錠くらい消費したけど、幸い本格的な頭痛にならなかった。

演習の内容はチームごとに違うらしく、別の先生のチームは別のことをやっているらしい。うちは最初の方はKJ法とかやった。KJ法は割とあちこちでやってるのを聞いたことがあるんだけど、わたし自身やるのは初めてだった。ただなんにしろ、時間が圧倒的に足らない感じがして、本当だったらもうちょっといろいろ考えて言葉を分析して分類したかったんだけど、そういう時間がなく、なんかとても中途半端に分類してしまった。他の課題ものんびり考えている時間はなく、思い付いたことをパッパと書き出すくらいしかできなくて、反射神経がないととてもきつい。なんせ自分の意見や感想を事あるごとに言わねばならないのだ。そしてそれを発表させられる(もちろんグループという単位なのだが)。なので、反応できなければ自分の考えも言えず、結局ずっと黙ったまま、だけど、1グループが4~5人だとそういうわけにもいかない。これはかなりきつかった。今、この年齢だからまだやれてる部分はあって、同じことを学生時代にやったら、わたしは何も言うことができず、さりとて発言せねば周囲から発言を促されることになり、とても苦痛な時間だったと思う。あ、あと、うつ病の影響も今はほとんどないので、それでできるということもあるか。数年前のうつ病がひどくて苦しんでいた頃は、こんなことは絶対にできなかったと思う。

3日目の「相談援助実習」は、まずは大きな広い講義室で「実習有り組」の人たちが全員集まって実習の概要を聞いたのと、あと実習中に「巡回指導教員」って人が1週間に1度、実習先に来るそうなのだが、その先生たちとの顔合わせをした。それぞれ教員が前に出て一言自己紹介をしたのだが、それがとても心に残った。何人かの教員は「この実習で自分の人生が変わった」って言ってた。自分の実習はつらかったと言われる教員もいた。それを聞くとなんだかこちらもとても不安になるが、しかし実習を乗り越えると自信に満ちた顔つきになるという。まー、それは分からないでもないけどね。。

うちの大学(高校卒業したあとに入った大学ね)は、1年生の夏に「臨海実習」という、ものすごーいきつい実習が必修であった。海で遠泳をさせられるんだけど、実習始まる前に泳げない学生が、一週間して実習が終わる頃には1キロ泳げるようになっているという、とてもスパルタな実習だった。学校では「この実習を乗り越えなければ水大生じゃない、それまではただのお客さん」とよく言われたものだ。なんかつい、そのことを思い出してしまった。。

確かに乗り越えた今は「あの実習、いい経験だったな」と思うけど、やらされる身にとっては戦々恐々としかしない。実習やってる最中は死にものぐるい。まー何事もそんなもんだよね。しかも、今度の実習は1ヶ月。かなり長期戦だ。それに相談援助実習なんだから、最初に「人ありき」で、自分自身が頑張ればなんとかクリアできる体力的な実習とはかなり違う。

しかも入念な事前準備が必要で、これから実習計画書(案)を作らなければならない。

そのための昨日の授業だったのだが、なんか実習前にやること目白押し。これに日々のレポートが根底に流れている。きつい。とてもきつい。社会福祉士の受験資格を得るだけなのに、こんなにきついことやるの?って感じだ。確かに実習免除はそれと比べると楽は楽。スクーリング終われば日々のレポートのみだろうから。だが、「実習有り組」は普段自分が行ったことがないような、自分が関わったことのないような施設に行くわけで、そことの繋がりができる。また、昨日の教員の話を聞くと、先生方もこの実習にはかなり意欲的に取り組まれている感じがして、学生も頑張らなければ、という気にさせられる。そして今までの経験上、実習を乗り越えたあかつきには、やっぱり今までの自分とは何か違った自分になるような気がしている。

そう考えると、戦々恐々としている自分がいることも事実だが、少し楽しみにしている自分もいる。

そしてチームという存在。これがあるから脱落者が少ないだろうな。。社事大の社会福祉士一般養成課程の修習率は87.3%だそうだ(H26年度)。そして入学してくる人のうち、6割は実習免除組で、4割が実習有り組で、この比率は毎年ほとんど変わらないと言われた。修習率の内訳はどうなっているかは発表されていないので分からないが、一般的に実習免除組よりも実習有り組の方が修習率は低いだろうと考えられる。が、それでもかなりの修習率だ。もし仮に実習免除組の修習率が100%だったと仮定しても、実習有り組の修習率は約68%になる。実習有り組の人でも約7割の人は社会福祉士の受験資格が得られるのだ。

数年前に所属してた中央大学の通信課程は修習率は知らないけどかなり低いと聞いた。社事大通信の修習率が高いのは、ひとえに「チーム」という「人の力」なんだろうと思う。もちろん個々人では「社会福祉士の資格を取る」という目標があるのだが、それに向かって一人で頑張るのとそうでないのは大きく違う。

まーわたしもここまで「チームごと」に分かれてるとは思わなかったけどね。。

で、正直なところ、わたしはそういうのはあんまり好きじゃない。どこかに「所属する」とか、そこに「力が働いて」それが個人に影響する、とか。特に多数で一方の方向にのみ向くという状態は、わたしはとても違和感を覚えるし、危機感も覚える。なぜかというとその状態は「異論を言いにくくなる」雰囲気が醸し出され、誰か異論を持つ人を「排除する」方向に行きやすいからだ。チームの中で多様性を失わせないということは案外難しい。それはチームのみならず、何かの集団でも同じことだ。

また、わたしは「前向き」とか「ポジティブ」いうのが非常に苦手だ。苦手というか大嫌いだ。得てして一つの目標に向かって進んでいる人たちの集団は「前向き」「ポジティブ」がよしとされ、「後ろ向き」「ネガティブ」はあってはならないこと、とされる。が、ポジティブについてもわたしは危険性を感じている。ポジティブというのは「細かいことは気にしない。それよりも前を向いて進め」というもので、その「細かいこと」の中に実は重要な点が含まれているかも知れない。考えて嫌なことは「見ずに進め」「目を潰れ」というのだ。「ネガティブは何も生み出さない」という人もいる。が、ネガティブはわたしに言わせれば「考えるきっかけ」となる。その不安感を解消するにはどうすればいいのか。「もしもこうなったらどうしよう」ということは、一方で「危機管理」に繋がる。ことが起こって「想定外でした~。でも前を向いて生きなきゃね」ですませたら、また繰り返し同じことが起きる。わたしに言わせると「ポジティブ」という言葉が好きな人は「厳しい現実を直視したくない人、それに逃げている人」だ。一方、厳しい現実に立ち向かい考えることは非常に過酷でつらいものだが、「想定外」だったものは「想定内」になる。同じことは繰り返さない。細かいことに気が付いて、そこから逃げない。その不安が起きないためには将来どうすればいいのかを真剣に考える。「ネガティブ」もこう考えれば、否定するものではないと分かるだろう。「ポジティブ」もあってはいいが「ネガティブ」もあってもいい。だけど現実では「ネガティブ」なものに拒否反応を示す人は非常に多い。すると「ネガティブ」な人の居場所がなくなる。チームという「縛り」はそれをより鮮明にさせてしまう恐れがある。

だが、社会福祉士っていうのは、根っこのところで「チーム」でやらなきゃならないわけだよね、職業として。いろいろな人たちの繋がりを作ったり、チームとして誰かに関わっていくのが社会福祉士だ(もちろんそうじゃないこともあるだろうけどね)。まぁだからこの「チーム別に分けた」というのは一つの「事前訓練」でもあるんだろうか(単なる演習の都合上、ってところの方が大きいだろうけど)。

あとそれから、演習をやりながら何回か「もしかしたら、わたしは社会福祉士に向いてないかも?」って思う場面があった。まだまだちょっと言語化はできないんだけど。

2回目のスクーリングは9月に入ってから。それまでは日々の教科書読んでレポート書きと実習先のことをもっと調べて実習計画書(案)作り。

ひたすらやります。ただそれ以外にも行政書士の勉強会のためのレジュメ作りなんかもあって大変~(´Д` )
12:30 | 通信教育課程の大学生活 | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
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コメント
こんばんは。スクーリングお疲れさまでした。
読み応えのある文章を書かれているので、ついお返事を書きたくなりました。
イラついたら遠慮なく削除してください(笑。

まず「社会福祉士」という職業はありません。高齢者や障害者の介護施設で「相談員」だったり、公務員だったり、社協やNPOの職員だったりが、肩書として持っている資格です。社福は「相談援助については一応国家資格を取りました」という最低ラインの資格に過ぎません。

次に、前向き、ポジティブについて。クライアントを現状より良い状態に持ち上げようという点では、関係者は全員前を向きますが、あくまで他職種(医療、看護、介護、福祉等)の連携チームなので、会議では自分の専門分野(社福なら福祉、ソーシャルワーク)を中心に発言します。それぞれの視点や角度が違うので、同調意識で個がつぶれるという心配は杞憂と思います。

さすが噂の社事大。スクーリングも相当厳しいみたいですね。スクーリングではまだ学生のような若者にも分からせるために、グループ分けをしてグループの効果を分かりやすく提示してみせたのでしょう。ただ、仕事として相談業務をする場合、そんな馬鹿みたいにグループを作って同調圧力を作ることもありません。

最後に、教育する方がある価値観を押し付けても、その時は聞き流しておいて、資格を取ったあと言論すればよいことです。

社福は無理して取る価値ありますよ。先ほど言ったように、社福取ったからと言ってどこかへの就職が保証されるわけではありませんが。迷う気持ちは分かりますが。。。
Posted by: まー君 at 2017/06/21 00:38 URL [ 編集] | page top↑
>まー君さん
コメントどうも有難うございます~(^o^)

ああ、そうでした。「社会福祉士」という職業はありませんでした。
なんか、スクーリングでみんなが「社会福祉士として~」と発表してたので、つい、そう書いてしまいました。はい。社会福祉士という職業がないのは知ってます。

あと、前向き、ポジティブについては、一般論です。そしてそれを当てはめたかったのは、演習を受ける際の「チーム」についてで、どうしてもわたしは「みんな頑張って、国家試験に受かって、社会福祉士になろう、オー!」みたいな雰囲気には馴染めないかな、と(^^;

それと、やっぱり今回の演習で気になったのは、「予定調和」的なものがあって、「これはこうやるべきだよね~」みたいな雰囲気がところどころで出ていたことです。同調圧力といえば、同調圧力です。まぁ、それはわたしがそれに対して意見を言えばよかったんだとあとで気が付きましたが。。とにかくわたしはそういうものにどうしても違和感を持ってしまうのです。

社事大社福通信の今年の平均年齢は43歳だそうです(笑)
なので、そんなに若い人はあんまりいなかったですよー。
担当された先生は、価値観の押しつけはなかったです。非常に柔軟な人でした。が、どちらかというと学生の方にあったというか。。上に書いたとおりです。物事はもっと複雑で、そんなに簡単に言いきれるものではないと言いたかったのですが、どう説明すればいいのかよく分からず何も言えませんでした。でも、そのことを授業が終わったあとにちょっと先生と話す機会があって、少し漏らしたら、「言ってもよかったのに」と言われました。なので次回のスクーリングの時、そういうことがあったらちゃんと言うつもりです。

資格を取ろうか迷っている、まではまだ行ってません。
それまでは「自分に合ってる」と思ってたんですが、「あれ?合ってないかも?」って思う部分がなんとなく出てきたってだけです。それはやっぱりある程度の「価値観の押しつけ」への疑問なのかも知れません。。ちょっとここには書けないですが。自分の価値観と社福の倫理としての価値観がずれているときはどうすればいいのだろう、とちょっと思ったのです。いや、最初から気が付いてたけど今まで見ないフリしてたってことなのか。。それがどんどん大きくならなければいいのですが、、
Posted by: ron at 2017/06/21 18:33 URL [ 編集] | page top↑
こんばんは!

30分か90分の間に1つの結論めいたものを出してそれを発表させる形式(そうではなかったかもしれませんが汗)では、無難な所に収めないと収拾が付かなくなってしまいます。そしてそこに福祉従事者がいたなら、余計「こういう事案ではこういう結論だ」という予定調和になってしまうのでしょうね。心配ご無用。現実にケース会議をする時には、大筋で間違えないという大局観(まさに国家試験ではこれを学ぶわけです)では大多数の同意が必要ですが、細かい各論では予定調和とかましてや同調圧力が働くなどあり得ませんよ。

私の社福のスクーリングでは、グループワークと称して長縄を使ったゲームをさせられました。ケース検討では、ケアマネ軍団(私はそれまでケアマネという職業を知りませんでした汗)の仕切りに圧倒され、私はというと全く福祉とは関係ない法律的論点を指摘したりして無茶苦茶でした。でも、現在実際の福祉現場では、法律の知識を持った人間が非常に求められていたりします。

社福の倫理についてですが、「社会福祉士の倫理綱領」があります。社会福祉士会の入会要件として、この倫理綱領に賛同することというのがありますが、誰が見ても問題だろうという行為を抽出しているだけで、特に特定の価値観の押しつけとまでは言えないと思いますが、どうなんでしょうか。まあ、社福にも新自由主義者から保守、中道、リベラル、共産まで、産経読売から朝日赤旗まで幅広く存在するので、そんなに気にすることはないと思いますが。。。

すみません。長々と。
私も自分の心配をしなければなりません。PSWのレポート提出が間近です。
Posted by: まー君 at 2017/06/21 19:27 URL [ 編集] | page top↑
>まー君さん
お返事有難うございます(^o^)

無難なところに収めたいのは分かるんですが、それって丸っきり多数派の考えで。。
やっぱりわたしはセクマイなので、細かいところにチクチク来ちゃうんですよね。でも、それを言っても何も考えたことがないこの人たちには分からないだろう。。みたいに最初から思ってしまって言えなかったのです。勉強の場なんだから、言ってもよかったんですよね、その人たちのためにも。

うちはまだそこまで専門的なことはやってないかな。。今回の大きなテーマは「自己覚知」でしたから。でも課題をやってるときに「あっ!」って思ったことはありました、わたしは。レポートに書くネタが一つ増えました(笑)

「価値観の押しつけ」については、政治的な思想ではありません(汗)
どちらかというと、自分自身の病気と関係があることです。昨日、まー君さんがご自分のところで書かれた内容と被る部分がなきにしもあらずではありますが。。

レポート、お互い頑張りましょう(T_T)
こちらは7月31日までの締め切りにあと4本、です。
Posted by: ron at 2017/06/21 19:54 URL [ 編集] | page top↑
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Posted by: at 2017/06/21 20:47 [ 編集] | page top↑
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