----- -- , --
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- | スポンサー広告 | page top↑
08-11 Thu , 2016
平和祈念式典見終わった
今日やっと録画しておいた平和祈念式典を見終わった。

8月9日のこの時間は既に勉強してたので、リアルタイムでは見なかった。ちなみに6日の平和記念式典は録画も何もしていない。8時15分は寝てた。理由はいくつかあって、一つはやっぱり8月6日って生々しすぎるのだ。わたしは平和記念式典は見なかったものの、この日は何度「今日は8月6日だ」と思ったか。思うたびに気が重くなったことか。これが主な理由だが、もう一つはテレビの中継時間が短いのと、広島のは見る価値がないから。たった35分の放送時間内でやるのは、8時15分を含んで広島市長の平和宣言と子ども代表の平和への誓い、あとは首相の挨拶も入ってたっけ?確か入ってたとは思うけど、これが主な内容だよね。広島のは正直、市長の平和宣言を始め、今年はどんなことを言うのだろうという期待感はない。市長の宣言も通り一遍だし、子ども代表の平和への誓いも毎年そう大差ないし、わざわざ見る必要はないのだ。そういうわけで、広島の平和記念式典は今年は全く見なかった。

ところが長崎のはテレビの中継は1時間以上やるんだよね。そして内容的にも見応えがある。言っちゃ悪いが長崎の被爆者代表によって行なわれる平和への誓いの方が、広島の子どもがやる誓いに比べると格段に重みがある(当たり前か)。なので、当日リアルタイムでは見なかったけど、テレビ中継は録画しておいた。わたしは一昨年初めて平和祈念式典に行ったけど、できれば来年また行きたい。まぁ、その頃は自分の生活はどうなってるのかは分かんないけど。

今年も長崎の「平和への誓い」はとてもよかった。特に日本の加害の歴史について言及したのがよかった。戦争は被害ばかりではなく、加害にも目を向けなければ「戦争が起きても被害者にならなきゃいいんだよね」で終わってしまう。それから「武力で平和は守れない」ことから、沖縄への連帯も言及した。今、まさに沖縄でどのようなことが起こっているか。それを踏まえてのことだろう。こういう「誓い」は広島にはできない。広島市長は福島のことさえ言及しようとはしない。なんという情けなさ。少しは長崎を見習って欲しい。

幼い頃「神の国日本、欲しがりません勝つまでは」などと教えられて過ごした私は、相次ぐ空襲を逃げ回り、防空壕で息を潜め、日本の敗戦は近いと思っていました。

1945年8月9日、午前11時2分、アメリカが投下した一発の原子爆弾は、ここ浦上の上空およそ500mで爆裂し、長崎の街は、一瞬にして廃墟となりました。

原子雲の下は、想像を絶する修羅場となり、日本人だけでなく、強制連行された中国人や動員された朝鮮人、戦時捕虜のアメリカ人や諸国の人々を含むおよそ7万4千人が無差別に殺され、虫や鳥や植物など全ての生き物も死滅しました。

私は当時9歳、爆心地から6.5kmの地で大木に登り枝落としの最中に、巨大な火の玉に目がくらみ、耳をつんざく大音響と猛烈な爆風で吹き飛ばされ気を失いました。

翌日から、救護活動に参加した母や姉、兄などの体験で、惨劇の大きさを知りました。その母も姉も兄も歯茎から血を出し、髪が抜けるなど、長い間苦しみに耐えながらも、次々に原爆症で亡くなりました。

広島で歓迎されたオバマ大統領は、「空から死が降ってきた」と叙情的に表現されましたが、広島のウラン型原爆に対して長崎にはプルトニウム型原爆が投下されたことから、私には二種類の原爆による実験ではなかったのかとの思いがあります。

被爆した街は、国際的な支援の元に復興しましたが、私たち被爆者は71年もの間、毎日が苦悩の中にあり、二世、三世もその憂いを引き継いでいます。政府には「原爆症」や「被爆体験者」の救済について、司法判断に委ねず、政治による解決を望みます。

しかし、私たちは絶対悪の核兵器による被害を訴える時にも、日中戦争やアジア太平洋戦争などで日本が引き起こした加害の歴史を忘れてはいません。

わが国は、過去を深く反省し、世界平和の規範たる「日本国憲法」を作りこれを守ってきました。今後さらに「非核三原則を法制化」し、近隣諸国との友好交流を発展させ、「北東アジアの被核兵器地帯」を創設することにより初めて、平和への未来が開けるでしょう。

国会および政府に対しては、日本国憲法に反する「安全保障関連法制」を廃止し、アメリカの「核の傘」に頼らず、アメリカとロシアおよびその他の核保有国に「核兵器の先制不使用宣言」を働き掛けるなど、核兵器禁止のために名誉ある地位を確立されることを願っています。

科学の発展が人類の幸せに貢献せず、資源の独占と貧富の差が拡大する限り、世界の不安定はますます激しくなるでしょう。オバマ大統領が率先して示された「核なき世界の実現」への希望は、人類の英知による恒久平和を目指すものであり、「非核の国々による核兵器禁止のための国際的流れ」に共通するものと思います。私たちは、オバマ大統領が「最後の被爆地長崎」を訪問されるよう強く願い、歓迎いたします。

私たち被爆者は、「武力で平和は守れない」と確信し、核兵器の最後の一発が廃棄されるまで、核物質の生産、加工、実験、不測の事故、廃棄物処理などで生ずる全世界の核被害者や、広島、福島、沖縄の皆さんと強く連帯します。長崎で育つ若い人々とともに「人間による安全保障」の思想を継承し、「核も戦争もない平和な地球を子どもたちへ!」という歴史的使命の達成に向かって、決して諦めず前進することを誓います。

地球市民とともに核兵器廃絶の実現を!!

ナガサキ マスト ビーザ ラスト

2016年(平成28年)8月9日
被爆者代表 井原東洋一

15:56 | 被爆二世・戦争などのこと | トラックバック(0) | page top↑
トラックバック
この記事へのトラックバックURL
http://rontako.blog39.fc2.com/tb.php/1880-fac06d7d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
AX
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。