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05-11 Wed , 2016
アメリカ・オバマ大統領が被爆地「ヒロシマ」を訪問
昨日の夜にこのニュースが流れた。おそらくほとんどの「日本人」は「喜ばしい」と思うだろう。
が、わたしは素直に「喜ばしい」とは思えない。その理由をいろいろ考えてみたが、うまくまとまらない。

でも、そのような気持ちを端的に言い表してくれている詩を思い出した。
----------
〈ヒロシマ〉というとき
〈ああ ヒロシマ〉と
やさしくこたえてくれるだろうか
〈ヒロシマ〉といえば〈パール・ハーバー〉
〈ヒロシマ〉といえば〈南京虐殺〉
〈ヒロシマ〉といえば 女や子供を
壕のなかにとじこめ
ガソリンをかけて焼いたマニラの火刑
〈ヒロシマ〉といえば
血と炎のこだまが 返って来るのだ

〈ヒロシマ〉といえば
〈ああ ヒロシマ〉とやさしくは
返ってこない
アジアの国々の死者たちや無告の民が
いっせいに犯されたものの怒りを
噴き出すのだ

(中略)
〈ヒロシマ〉といえば
〈ああヒロシマ〉と
やさしいこたえが
かえって来るためには
わたしたちは
わたしたちの汚れた手を
きよめねばならない
---------- 
超有名な、栗原貞子さんの「ヒロシマというとき」という詩だ。
全文切り取るのは、ちょっとまずいかなと思って一部のみ紹介した。が、もちろん「ここの部分を読ませたい」というところをわたしが切り取ったわけだから、かなり恣意的な作業が入っているとも言えるだろう。元の詩を読みたければ、是非「ヒロシマというとき」で検索してみてください。本人が許可を出して掲載している、というサイトが一番上に見つかるだろう。

栗原さんは被爆者だ。日本の行った加害行為については考えていない被爆者が大半の中、この人は日本の加害行為についても言及したし、日本に住む被爆者以外の、外国に住む被爆者のことについても目を向けた人だ。

この度のオバマ大統領の「ヒロシマ」訪問をただただ「ああよかった」としか思わなかった人は、ではなぜヒロシマとナガサキに原爆が落とされたのか、そこから考えて欲しい。

あるとき突然、エノラゲイが広島上空に原爆を落としていったわけではない。
12:14 | 被爆二世・戦争などのこと | トラックバック(0) | page top↑
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