07-20 Fri , 2012
名前のある猫
うちの猫は3つの言葉が分かる。「高尾」という自分の名前と餌やおやつを与える前に言う「おすわり」と上がってはいけないところに上がったときに言う「降りなさい」という言葉だ。

特に名前を呼ばれたあとは「なに?」とでも言うように、じっとこっちの顔を見つめている。振り返ってこちらを見ることもあるし、正面からこちらを見ることもある。

少し前のことだけど、猫カフェに行った。そこは普通の猫カフェではなく、動物愛護団体が自分たちの保護した猫をオープンカフェ形式にしているところで、そこにいる猫たちは里親を待っている状態だ。まだワクチンを打つ前の子猫が圧倒的に多く、それらの猫は外には出せないのでケージの中にいるんだけど、中にはもう少し大きくなったのもいて、そういう猫は外に出されて客は触れたり抱っこしたり遊んだりできる。

わたしは普通の猫カフェにも行ったことがあるんだけど、昼間と言うこともあるだろうがそれなりに歳を取った猫が多かったためか、ほとんどは寝ている状態だった。だから猫カフェって行ってもあんまり面白くない印象だったんだけど、こないだ行ったところは小さい猫が多かったからか、部屋の中の埃(?)の固まりで遊んでたりして、それで遊んでるうちに別の猫とぶつかって猫同士の追いかけっこが始まったり、動きがあってなかなか面白かった。それに以前猫カフェに行ったときはまだ猫を飼ってなくて、どうやって触っていいのか分からなかったりもしたんだけど、今は家に猫がいるから、寝てても嫌がられないような猫のさわり方が分かってたりする。そういうこともあって、より猫カフェが楽しめたんじゃないだろうかという気がした。

「結構楽しかったね」と言って彼女と帰ってきたのだが、家に帰ってからうちの猫の名前を呼んではたと気が付いた。猫カフェのあそこにいた猫は多分名前が付いてない。まぁ名前が付いた猫の方が名前が付いてない猫よりどうだこうだと言う気はない。だがあそこにいた猫は確かに人のことは気にしなかったけれど、人と触れ合おうとかそういう気持ちは全くなく、猫は猫の世界で生きている、という感じだった。

名前がないことについてどうだこうだ言う気はないけれど、あそこでは里親捜しをしてるところだから、将来は誰かの飼い猫になるわけで、そうするとほぼ間違いなく名前は付けられるよね。だから「早く誰かに飼われて、名前が付けられるといいなあ」とも思った。

うちの猫は名前を呼ばれるとこちらの顔をじっと見つめる。お腹が空いたときは「お腹空いた」と催促するようにこちらを見つめる。遊んで欲しいときも、甘えたいときもこちらを見つめる。

そういうときは「ああ、信頼されてるんだな」と思って嬉しくなる。やはりうちの猫はわたしにとっては特別な猫なんだということを、猫カフェに行ってから、さらに強く感じるようになった。
21:41 | 二人と猫のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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