03-19 Mon , 2012
グレーゾーン
いつ頃からかはあんまり記憶にないんだけど、最近三ツ矢雄二がテレビに出るたびにさー「三ツ矢雄二 カミングアウト」で検索がドバッと来て、そんでわたしが2008年8月27日に書いた「'80年代のアニメ界って」って記事が引っかかるみたいなのね。

というか、わたしは逆にテレビ、特に民放は全くと言って見てないから、なんで突然「三ツ矢雄二 カミングアウト」で検索がたくさん来るんだろう?って思ってたんだよね。そしたらなんか最近、オネエタレントの一人(?)として、三ツ矢雄二が結構テレビに出てるらしいね。わたしなんかは逆に検索結果で「あ、また三ツ矢雄二テレビに出たんだ」って知るくらいでさ(笑)

だけど、わたしは彼がテレビに出てるところは全く見たことないんだが、、というか、わたしが「アニメトピア」を聴いてたのは中学2年から3年に掛けてで、それから約30年経ってるんだよね、もう。あの頃14、5歳だったわたしが既に43歳だよ。三ツ矢雄二は60近いはずだよね。それでなんかちょっと、、見るのが怖い(笑)っていうか、よく考えたらわたしは「動いてる三ツ矢雄二」は見たことないんだった(笑)アニメで声当ててるときか、ラジオで話してるときか、あとは写真でしか見たことない。だからかな、見るのが怖いのは。

んで、てっきりわたしは彼は今もゲイと公言してて、そんでオネエやってんだと思ってた。最近出てくる「オネエ系」と呼ばれている人たちはまぁゲイとかゲイの女装家とか性同一性障害の人がごっちゃにされてるらしいのは知っていて、折に触れ「ゲイはオネエだけじゃない」って言ってたけど、三ツ矢雄二は別。だって、中学んとき、あんだけ「オカマ」を連呼し、男探ししてて、オネエ言葉バリバリでしゃべってたんだもん。だからわたしの中の認識はとっくの昔から「三ツ矢雄二=ゲイでオネエ」なわけ。

だけど、ネットでぐぐってたら、彼、今は「グレーゾーンです」って言ってるんだってね。そうなんだ。まぁ、わたしはテレビを見てないので、オネエ丸出しでそう言ってるのか、それとも真面目に言ってるのか、それは分かんない。けど、あー、そうなんだ、彼の今のスタンスはそうなんだって知って、まぁちょっと寂しくも思ったけど、そうなんだって思うことにした。だってカミングアウトなんて自己申告じゃん。しかもかつては「オカマ」を公言してたかも知れないけど、もしかしたら本人は今はそうじゃないかも知れない。あれから30年も経っちゃったんだもん。性的指向にもゆらぎはあるからね。「グレーゾーン」にはいろんな解釈の仕方があって「本当はゲイだけど言いたくない」から「自分自身分かんなくなっちゃった」「本当はノンケだけど言いたくない」まで、すべて考えられる。でもその中で「言いたくない」のだけは共通してると思う。言いたくないんだったら、それ以上追及する必要はなく「グレーゾーン」を信じるしかあるまい。

あと三ツ矢雄二のブログも読んだけど、そこでは特にオネエ言葉使ってるわけじゃないし、男好きとも書いてない。だから「あの頃の三ツ矢雄二とはもう違うんだなー」って思うしかない。「あの頃」が大好きだっただけに、上にも書いたようにとても寂しいんだけど、それはしょうがないよね。

まぁはっきりと言わない、と言うのは「芸能界における作戦」なのかも知れない。それは考えるけど、でもそれはいくら考えたとしてもわたしには分かるわけないしね。

そういえば「アニメトピアIII」ってアルバムにね、「カルチャーショック・ティーチャー」って曲があるの。その曲の作詞は三ツ矢雄二なの。その曲の歌詞の中にね、

あら、ステキな人ね
まるでコケティッシュ・トッツィギャル
華やか にぎやか ビューティフル
親しくなるには 丸適(まるてき)マーク
(↑このパートは島津冴子が歌ってる)

あら どうも有難う
いつもおどけてフラッパー
カコクでシビアな芸能界
こうしているのがラクチンなの
(↑このパートは三ツ矢雄二が歌ってる)

という歌詞があるんだけど、それを思いだした。彼はあのときオネエでいて、自分を「あたしはオカマよ!」って言ってたことがラクチンだったんだなあと。

いやー、この曲、今でも大好きなんだけどねー。やたら楽しいし、わけ分かんない曲だし(爆)ただあの世界はもうないんだな、って思うとやっぱり正直寂しいよね。

そしてわたしが今思っているのは、わたしが2008年の8月27日に書いた日記で「あー、なんだ、彼はゲイなのか」って思わないで欲しいなということ。確かに30年前のあの時点ではああいうこと言ってたし、オネエ言葉バリバリでしゃべってたのは事実。だからといって、今もそうかというと、本人が言わない限りは決してそうじゃないってことだ。例え彼が今もオネエ言葉バリバリでしゃべってたとしても、それがゲイだとは限らないし、カミングアウトするしないは本人の自由だし、今はしてないんだから「ゲイとは言えない」という認識をすべきだろう。それに「疑惑」だのなんだの、ってのは、わたしはあんまり好きじゃない。たとえそれをウリにしてて人気が出てるにしてもね。

ま、わたしは30年前の三ツ矢雄二しか知らなくて、今はどういう言ってるのかを最近知って「ああ、そんなら」と思って書いてみたわけだけど。そりゃさ、彼がゲイだったら嬉しいなって気持ちはあるよ、当然。だけどそうじゃないんだったら、そうじゃないって認識変えないとね。カミングアウトっていうのはそれだけ個人が尊重されなくちゃならない繊細な話なのだ。
21:29 | 性的少数者に関すること | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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