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03-18 Sun , 2012
猫血尿顛末記
P1020311.jpg


うちの猫がずっと血尿が出てて動物病院に通っていたことは、日記にちょくちょく書いていたが、ここでそのことをまとめておこうと思う。というのは、うちの猫がストラバイト結晶と血尿を出しているって分かったのが生後4ヶ月のときで、それからずっとわたしはネットで一生懸命そのことについてぐぐって調べたりしたんだけど、子猫のときに療法食食べさせたとか、そういうのが全く見当たらなかったからだ。

このブログは「猫ブログ」とは認識されてないみたいで、猫のことで引っかかってたことはないのだけれど(笑)、まぁ何かの拍子に引っかかるかも知れないので「うちの猫の場合はこうでした」としか言えないのだけれど、何かの参考になればと。

うちの猫は飼い始めたときはペットショップから勧められたヒルズの「サイエンス・ダイエット」のキトン用をやっていたのだけれど、猫を飼うに当たっていろいろ調べてたら、そういうフードの中にはエトキシキンとかBHAとかっていう、これは合成酸化防止剤なのだけれど、発がん性がある、と書いてあった(中には発がん性などない、って書かれてるのもあったし、人間だって食べてるから大丈夫だって言うのもあったし、酸化防止剤が効いてない餌をやる方がよっぽど毒だって言うサイトもあった)。それに加えてトウモロコシとか、ビートパルプだとか、本来、猫は肉食なのに、餌を増量するためにそういう栄養にならない穀物を混ぜた餌があるってことを知って、うちの猫にはそういうのは一切使われてない、いわゆる「プレミアムフード」って呼ばれてる餌をやろうってそのときに思い、取り敢えずいろいろなサイトを見て良さそうだったアカナの「ワイルドプレイリー」って餌をやってた。あ、ここで注意すべき点は、中には食物アレルギーがある猫もいるってことで、必ずしも穀物が入ってない餌が一番いいってわけじゃないことだ。うちの猫はそういうアレルギーはないみたいだったので「動物性タンパク質」が多く含まれた餌をやりたい、と思ったのだ。

そして、去年の2月の終わりだったか、いつも行ってた(以前ワクチンを打ったりしてた)動物病院で無料の健康診断があることを知り、早速申し込んで翌月3月7日に尿を採取して病院に行ったんだよね。そうしたらさ、明らかに見た目で血尿が出てること、尿の中に結晶(ストラバイト)が含まれてることを指摘されたのだ。確かにそれまで黄色かった尿があるときから色がちょっと褐色になったなあって思ってたんだけど、それがまさか血尿だとは全く気が付かなかった。検査結果は潜血+++だった。でも見た目は全然おかしいってこともなかったし、トイレに長く入ってるってこともなかったし、少ししか尿が出ないってこともなかった。要するに一般的に「猫下部尿路疾患(F.L.U.T.D)」が発覚されると言われる症状が全くなかった、ってことだ。ちょっと尿の色が褐色かなって思う程度で。なので、この健康診断を受けなければ、もっとひどい状態になって初めて病院に行くことになってただろうと思って、だから本当にラッキーだったと思うのだけれどね。

で、確かこのときは何も言われないで2週間後、また再検査に来るように言われた。

2週間後の3月21日にまた尿を採取して病院に行った。尿の色は黄色になっていたものの、そのときの潜血はやはり+++。

獣医さんからは尿路疾患用の療法食(ロイヤルカナン、pHコントロール0)を与えるように指示され、1ヶ月後にまた来て下さいってことになった。なんせ結晶が出ているので、それを溶かさねばってことで、0だったわけだけどね。もちろん「療法食」という言葉すら知らなかったわたし。家に帰ってぐぐりまくり、どういうものかを調べまくった。結晶の元であるマグネシウムが極端に減らされ、水をよく飲んで尿を大量に出させるために塩分が非常に高い餌だと言うことが分かった。わたし自身はBHAが含まれているロイヤルカナンをやるのはあまり好まなかったが、一番大切なのは結晶と血尿を止めなければってことなので、そこは目をつぶってその餌を与えた。

ただね、そこで問題になったのは「どのくらいの量の餌をやったらいいのか」ってことだった。基本的に療法食って成猫用なんだよね。それを子猫にどのくらい与えたらいいのか、素人のわたしは分からなかったの。pHコントロールの餌の表を見ると最低でも体重が3.0kgからしか書いてなくて、その当時2キロ弱しかなかったうちの猫は一体どのくらいやったらいいのか分からなかったのよね。で、獣医さんに聞き、教えてもらった量を食べさせた。その量は単に体重に比例した量から計算したものだったと記憶している。

そして約1ヶ月後の4月16日に尿を採取して病院に行った。そうしたら結晶も出てなくて、血尿も-になっていた。療法食はあまり食べさせたくなかったので、普通の餌に戻しますって言ったら、では、このまま様子を見てまた1ヶ月後に来て下さいってことになった。

わたしは療法食をやっている1ヶ月間、マグネシウムの少ないプレミアムフードはないかっていろいろ調べてた。もう既に1回結晶出しちゃってる猫にとっては、マグネシウム含有量は0.09%以下の餌がいいってことだった。なので今度は「イノーバ」って餌を食べさせた。イノーバはマグネシウムの量は0.09%以下だし、なかなか人気のあるプレミアムフードのようだったので。で、1ヶ月後の5月20日にまた病院に行ったのだけれど。

結果は再びストラバイト結晶が出てて、血尿も+++に戻っていた、、だから再び療法食に戻して2週間後に来るように言われた。

6月3日に病院に行った。このときは結晶もなくなり潜血も-になっていた。が、タンパク質が±で、白血球が500出てますね、と言われた。そして1ヶ月後にまた再検査ってことになった。

その間、わたしは「今度こそ」と思って、今度は療法食ではないけれど、F.L.U.T.Dに配慮したプレミアムフード、と言われているワイソング「ユーレティック」って餌にした。この餌自体も少し塩分が高く、猫に水を飲ませるようになっているらしい。

そして7月31日にもう何度目になるのか分からないけど、病院に行った。そうしたらまたストラバイト結晶が出ていて、血尿も出て、潜血反応は+++に戻っていた。獣医さんからは「この猫は普通の餌じゃなくて、一生療法食を食べさせた方がいいですね」と言われてしまった。すごくショックだった。まだ1歳にもなってないのに、あの、塩辛い餌を一生食べさせるのはなんとしても嫌だと思った。だって猫って年を取るとそうでなくても慢性腎不全になりやすいっていうのに、腎臓に負担がかかる塩辛い餌を食べさせてたら、寿命が縮んでしまうんじゃないかって思ったから。まぁこのときはストラバイト結晶が出てしまっていたので、療法食を食べさせるしかなかったのだが。

そして、毎回、病院に行くたびに体重も測っていたのだが、このときに成長期のただ中である猫の体重が減ってしまっているのが分かった。そのときに診てもらった獣医さんは今までの獣医さんと違った人だったのだが、その獣医さんに「どのくらいの餌をやってますか」と言われたので「一日○○グラム(既に忘れてしまった)やってます」と答えたら「成長期の猫にその量は少なすぎます」と言われた。そして療法食は体重に応じてやるんじゃなくて、子猫のときは必要カロリーに応じてやるんだと教わった。そして新しい餌の量を教えてもらって帰ってきたんだけど。。

もうすげーショックだった。確かに猫は異常に餌を欲しがるなあって思ってたんだけど、これってうちの猫が食いしん坊だったってことじゃなく、餌自体が全然足りなかったってことなんだよね。これは今でも悔いている。このときに十分な餌を与えていたら、もっと大きく育っていたのではないかと。。(今のうちの猫の体重は3.4kgで比較的小さい方だ)。確かにあのときのわたしは無知で、子猫のときの療法食の与え方を書いたサイトも全然見つからなかったので、獣医さんの言われるままに餌を与えていたわけだけど、本当に猫には申し訳ないことをしたと今でも思っている。

そして1ヶ月後の8月26日に病院へ行った。そうしたらタンパク質は+だけれど、結晶も血尿も出てなかった。確かpHコントロール0は一袋与えた時点で終わりにして、それ以来はずっとpHコントロール2を与えてたんだけど(いつからだったかは失念)、でもやっぱり塩辛い餌はやりたくなかった。だからF.L.U.T.Dに配慮していて、しかも塩辛くないヒルズの「c/d」をやってみることにした。確かにこの「c/d」の中にも食べさせたくない内容の成分が入っていたのだが、でも取り敢えず塩辛くないだけマシか、と思ってやってみたのだった。

確かこのときまでにF.L.U.T.Dのことについては、いろいろ詳しく調べていて、結晶や血尿が出ているということは、尿の比重が高くて、そしてpHも高いことを知った。そして家では尿の比重は測ることは出来ないけれど、尿のpHはpH試験紙を買えば測ることが出来る(犬猫用品のサイトで売ってます)ので、早速pH試験紙を注文して猫が家でおしっこをするたびにpHはいくつかをチェックしていた。pHはその時々で変化し、餌を食べたあとの尿はpHが高くなるということだった。そして1日1回でもpHが6以下になっていれば、結晶はできないことも知った。

【参考】ねこのおしっこのとり方は、うちでは猫がトイレに入ったときを見計らって、股の間に「おたま」を差し込み、それで尿を採取、それにpH試験紙を漬けてpHを測ってます。

あとは1日にどのくらい水を飲むかということも大切なことだと知った。で、家の中に水飲み場を1箇所だけじゃなく部屋ごとに1箇所ずつ置いたり、よく水を飲むようになります、という陶器の皿を買ったりしたのだが、そういうことは全然効果がなく、うちの猫は1日に飲まなければならない水の量を随分下回る水の量しか飲んでいないことが分かった。なので無理矢理水を飲まそうと注射器を買って、無理矢理口を開かせて飲ませたりしたのだが、1回に5ccくらいしかやれない。それに猫は無理矢理口を開くのが嫌で暴れまくるもんだから、到底十分な量の水を与えることはできなかった。

それから尿のpHを下げると言われてる「メサジル」もおやつ代わりにやったこともあったなあ。なんか全然食べない猫がいるって読んだけど、うちの猫はこの「メサジル」がめっちゃ好きだった。だけどそれによってpHが下がったという実感はなかったな。

そして「c/d」を与えているときに、また血尿が出た。その日はちょうどいつも行く病院が休みだったこともあって、少し離れてはいるけれどまぁまぁ近い病院に連れて行って診てもらった。

そうしたらやはり潜血は+++で、ストラバイトも+、pHは8もあり、比重も1.050以上と正常値を超えていた。そのときのことはここに詳しく書いてあるんだけどね。「膀胱の中に結石がないかエコー検査をしてみましょう」と言われ、検査をしたところ、それには異常がなかったものだから「膀胱炎ですね」と言われ、そして飲み薬を2週間分もらって帰ってきた。

そして2週間後の9月30日にまた病院に行ってきたのだけれど、潜血反応は+になったものの、結晶も++で、pHは8、比重も1.050以上と非常に高く、引き続き飲み薬を3週間分もらって帰ってきたわけだけどね。確かそこで「餌は何をやってますか」って話になって「c/dです」と答えたと思う。そしたら「積極的に水分を取るために、ドライフードだけではなく、ウエットフードを与えた方がいいですよ」と言われた。わたしは「ドライフードとウエットフードの割合はどのくらいがいいですか?」と聞いたら「2:1くらいですかね」と言われた。

そこでね、わたしは「ああ、だったらもう、ウエットフードにお湯を混ぜて強制的に水分を取らせてしまおう」って考えた。そして餌もね、c/dでダメなんだから、もう自分がやりたいと思うプレミアムフードに変えちゃえ、それで治そうと思った。それから、前の病院はやっぱり餌の量を間違えて教わったのもあって、ちょっと信用できなくなったから、新しい病院に変えちゃえ、こっちの方がちょっと遠いけどって思って、それ以来、前の病院には行かなくなった。

餌はね、ウエットフードは前に与えていた「イノーバ」のウエット缶をやることにした。マグネシウムが少ないしね。そしてドライフードは穀物不使用のオリジン「6フレッシュフィッシュ キャット」をやることにし、そしてそれに加えて人間用のサプリメントとして売られているネーチャーメイドの「DHA」を餌を与えるときに1滴垂らすことにした。もともと「6フレッシュフィッシュ キャット」は魚メインの餌だから、DHAは豊富に含まれてはいるんだけど、それをさらに強化したかったんだよね。DHAをやる、というのは、血尿を抑えるために膀胱の粘膜を強化したいって思ったからで、でも調べて行くうちに膀胱の粘膜を強化するのはDHAよりビタミンAだと言うことを途中で知ったのだが。。ただ猫ってビタミンAの元であるカロチンをやっても身体で分解できないらしい。なので直接やるためにはレバーのゆでたのを与えるって書いてあったんだけど、さすがにそこまではできなくてね。それはやらなかった。ちなみにDHAを与えたら、毛づやがものすごくよくなった。モフモフ感が上がったというか。

そして、尿のpHを下げるためにカッテージチーズを作っておやつ代わりにやっていた。メサジルはあんまりpHには影響がないみたいだったし効果がないと判断して。カッテージチーズも酸性食品で、尿を酸化させる(=pHを下げる)効果があるらしい。カッテージチーズは売ってるのもあるけど塩分を含んでるのが気に入らなかったので、手作りでね。でも作り方はすごく簡単。200ccの牛乳を人肌くらいに温めて、そこに大さじ1のレモン汁を入れて分離させる。それをガーゼで漉して、ガーゼに残ったものがカッテージチーズ、というわけだ。始めの頃はカッテージチーズそのままやってたんだけど、最後の方はここでも水分補給させようと思って、20ccのお湯に混ぜてやってたら、急に味が薄まってまずくなったのか途中からだんだん食べなくなってしまった。でもカッテージチーズ自体は3ヶ月くらいは作ってやってたと思う。

それから肝心の餌に混ぜる水の量だが、最初は朝30cc、昼と夜は40ccの計110ccやってた。朝はね、事情があってドライフードのみなの。だから、ちょっと水を減らしてたんだけど、でもそれでも全然変わりなくペロッと食べるってことで徐々に水を増やし、今では朝は50cc、昼と夜は40ccずつの計130ccやってる。ただ、昼と夜は最低40ccってことで、だいたい45~50ccになることが多い。だから少なくとも餌を食べるときに飲んでいる水の量はおよそ140cc以上ってところかな。それに加えてドライフードの水分も確か10%くらいあったし、ウエットフードはそれ以上の水分を含んでる。だから餌を食べることによって摂取する水の量は150cc以上はあるだろう。猫に必要な水分量って体重によって変わってくるんだけど、うちの猫の場合は130ccくらいでよかったと思う。ただ、これも計算式がたくさんあって、中には200ccってのも出てくるんで、本当はどれが正しいのかはわたしにはよく分からない。ただ、餌によって水分を摂取させるのは多分これが限度。そしてうちの猫の場合、餌にお湯を混ぜても抵抗感なくペロペロ食べる。これはすごく楽だった。

しかしそれによって自然に飲む水の量が減ったのは確か。今ではおそらく30ccも飲んでないんじゃないかな。だいたい水入れから水を飲む姿を見たことがないし。手を入れて遊んでいるところは何度も見たことがあるけど(苦笑)

そして再度1ヶ月後の受診。10月24日。結晶は消えていた。pHも6だった。けれどまだ尿の比重は1.050以上と高いし、潜血も+++。このときはよく覚えてないんだけど、飲み薬も出ず、また再度1ヶ月後ってことだったと思う。でも療法食を食べさせずに結晶が消えていたことは嬉しかったのを覚えてる。この方向で間違ってなかったんだって思った。

10月下旬から12月上旬にかけて、わたしが入院してしまったので、次に病院に行ったのは12月16日。尿のpHは6.5と少し上がってたが、尿の比重が1.048と少し下がった。けれど潜血はまだ+++のまま変わらず。結晶は今回もなかった。そのときにまた血尿の原因をさぐるために膀胱のエコー検査をしたのだけれど、異常は見つからず。「突発性膀胱炎でしょう」と言われた。F.L.U.T.D(猫下部尿路疾患)と突発性膀胱炎ってのは違うんだよね。突発性膀胱炎はストレスから来るんだそうだ。と言われても、何がストレスなんだかさっぱり分からない。これはちょっと途方に暮れてしまった。飲み薬を出すことも考えられたが、突発性膀胱炎はあんまり効かないって言われたんだっけ、なんか納豆菌が入ってるとかいうサプリメントが1ヶ月分処方された。

ストレスが原因と言われ、わたしたちは考えに考えた挙げ句、トイレを変えてみた。うちの猫、割と深く砂を掘るのが好きみたいだったので、少し小さめだけどその分深いトイレだったのね。それを浅く広いトイレに変えてみた。それと共に今まで毎回おしっこをするごとに測っていたpHを測ることも止めてみた。もしかしたらこれもストレスの一因なのかもって思えたから。

そうしたら、摂取水分量は変わらないはずなのに、1日に行くおしっこの回数が約2倍に増えてね。今までは1日3回ほどだったのが、5~6回くらいになった。それまでは随分大きな「おしっこ玉」だったのが、小さいのがいくつもになって、それまでおしっこに行くのを我慢してたのかなあ~って思ったりして。それだったら早く変えてやればよかったんだけど、まさかこんなに変わるとは変えてみるまでは思わなかったからね。

で、年が明けて今年の1月23日、病院に行った。潜血は++と前回より1つ+が減ったものの、まだ潜血反応は見られたけど、比重が1.029とすごく下がった。そしてpHも6でまあまあ。「尿の比重は理想的ですが、血尿が出ている原因がねぇ。もしかしたら砂が膀胱にあるのかも知れない」ということで、前回はエコーをやったんだけど、今回はレントゲンと血液検査をやった。そしたらさ、レントゲンは異常なしだったんだけど、血液検査のクレアチニンの値が正常範囲が0.8~1.5のところがなんと2.5もあった!クレアチニンというのは、腎臓に関係する値で、これが高いと腎臓病の恐れがある。ただもう一つの腎臓に関係する値のBUNは20.6と正常値の範囲内にあった。「これだけじゃ腎不全とは言えませんね」と獣医さんに言われたんだけど、もう心配で心配でね。まだ1歳ちょっとなのに腎不全になってしまったらどうしようって、ホント、そればっかり思っちゃって。血尿の方はこれ以上続くようだったら精密検査のためにもう少し大きい病院で検査した方がいいと言われたし。ダブルパンチだったな、あのときは。そして再検査のため、1ヶ月後にまた血液検査をしましょうってことになって。

それからは今度は腎不全について調べまくった。中には「腎不全はクレアチニンの値がまず高くなって、それからBUNが高くなる」って書いてあるのを読んで「うちもまさかそれに当てはまるのでは。。」と随分心配になったりもした。腎不全になったらさ、プレミアムフードどころじゃない。それこそ一生療法食だ。なので、腎臓に負担を掛けない餌はどれがいいかって、随分探した。腎不全を起こした猫の餌は、タンパク質とリンが低めに設定される。うちの猫は今までオリジンっていう穀物不使用でタンパク質とリンがめっちゃ高い餌を食べさせていた。そのことはちょっと気になってたけど、まぁ若い猫だから大丈夫だろうって思ってた。けど、やっぱり今のままではまずいよね、ってことで、いろいろ調べて「Now!」って餌に変えることにした。ただ、この餌の成分がね、タンパク質は30%、F.L.U.T.Dに関連するマグネシウムの値も0.09%と合格点なのだが、肝心のリンの値がどこを探しても載ってなくてさ。これは製造元に直接聞くしかない、ってんで、この餌はカナダで生産されているのだが、そこのサイトから「リンの含有量を教えてくれ」って英語でメールしてさ。まぁ日本語で何を言うかはわたしが考えて、それを彼女に英語に訳してもらって質問したのだが。

そうしたら、よく分かんないけどすぐに返事が来てね。カナダとの時差はどうなってんだろうって思ったんだけど、すんごく早い対応だった。そしてそこには「Thank-you for your enquiry. This food is .60% Phosphorus, and our foods meet AAFCO nutrient requirements.」と書いてあって。そりゃ、AAFCO(米国飼料検査官協会)基準に適合した餌だってのは最初から分かってたけど(笑)、リンの値が0.6%とこれも合格点(腎疾患にとっては高い値だが、F.L.U.T.Dにとっては合格点)だったので、すぐに注文。それから2、3日後にはドライフードはオリジンから「Now!」に変えた。

そして迎えた3月7日。血尿はね、前回+++から++に下がってたし、このまま水を飲ませれば多分なくなるだろうと思ってたけど、やっぱ一番心配だったのはクレアチニンの値でね。まぁその顛末というのはここに書いてあるんだけどさ、結果的には血尿も-でクレアチニンの値も1.1に下がっていた。BUNの値も17.8と。そして尿の比重は1.021、pHは6。「よく水飲ませてますね。理想的な比重値ですよ」と言われた。体重は3.3kgからなぜか3.45kgに増えていて、ちゃんとカロリー計算して前と同じだけのカロリーの餌をやってるつもりだったのに、なんでこんなに増えたんだろうと思った。体重に関しては「もうこれ以上太らせない方がいいです」と言われたが、結果的に「もう健康ですので来なくていいです。次は健康診断のために半年後に」と言われ、万々歳だった。

しかし。。。

「健康になったから」というので打ったワクチンの影響でそれから2日連続病院に通うことになるとは思わなかったね。。

今は食欲は完全に元通りになって、普通の生活に戻った。餌の量はカロリー計算してないけど、少し減らした。水分の量は変わらず。カッテージチーズはもうやってない。おやつとして朝10時にカリフォルニアナチュラル「チキン&ライス」を1日5粒ずつ、穴の空いたペットボトルの中に入れて遊ばせながら食べさせている。

とまあ、全体的に言えばこういうことだった、ということだ。ここまで来るのにちょうど丸1年かかったことになる。思えば長い道のりだった。4ヶ月のときからホント、何回病院に通ったことだろう。でもまあ、獣医さんに言われたように一生療法食ではなく、今、わたしが与えたいと思っている餌を与えているし、途中で餌を極度に制限して痩せさせてしまった後悔はあるけれど、全体的に言えばうまくいったんじゃないかと思っている。まぁただ、小さい頃に散々「フードジプシー」させてしまったと言われれば、それは否定できない。しかしうちの猫は本当に好き嫌いがない猫で、なんでもよく食べる。それにはとても救われている。療法食も嫌がらずに食べたしね。

それにうちの猫はとても病院に連れて行きやすい猫で、これも本当に助かった。病院でも「にゃん」とも鳴くこともなくじーっとしている。まぁ熱を測るために肛門に体温計を突っ込まれたときは「シャー」って言ってたが、それでもすごくおとなしくてね。毎回病院に連れてくたびにケージに入れて持って行くのだが、ケージの中に入るのも嫌がらない。すっごく扱いやすい猫だ。そういうのって生まれつきだろうからね。その点は本当によかった。

とまあ、取り敢えずうちの猫の場合を長かったけど、つらつらと書いてみた。

これからは1ヶ月に1度くらい尿のpHチェックをしてみるつもり。それであまり高くないようであれば、9月頃に健康診断に行く予定。これからずっと健康でいてくれるといいな。

【注】「一生療法食をやりたくない」というのは、あくまでもわたしの考えであって、そのことを押しつけるつもりはありません。療法食を食べていても長生きする猫はいますし、それは個々人の価値観で考えることだと思っています。

【追記】
「猫 血尿」でよく引っかかっているので、その後の餌の移り変わりを書いた記事をリンクしておきます。もう時間が経っちゃって古い情報もあるけど。なお、今のところ血尿、結晶とも再発はしていません。

2012年7月7日「猫の餌」

2012年7月14日「猫の餌 その2」

2013年10月22日「高尾にゃん、3歳のお誕生日おめでとう!」

2014年10月22日「高尾にゃん、4歳のお誕生日おめでとう!」

2015年1月2日「高尾にゃんがうちに来て4年」

【追記追加】
2017.2.8に再び膀胱炎と診断され、血液検査をしたらCREの値が上限値を超えており、慢性腎不全ステージ2と言われました。3ヶ月後に再検査をする予定。

2017年2月10日「高尾にゃんが初期の腎不全と判明」
18:48 | 二人と猫のこと | トラックバック(0) | コメント(14) | page top↑
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コメント
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Posted by: at 2013/03/15 10:34 [ 編集] | page top↑
>鍵コメさん
初めまして。コメント有難うございます。
うちの猫の経過が参考になれば幸いです。
おたくの猫ちゃんも早く治りますように願っています。
Posted by: ron at 2013/03/15 12:44 URL [ 編集] | page top↑
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Posted by: at 2013/10/28 20:28 [ 編集] | page top↑
>鍵コメさん
初めまして。コメント有難うございます。
おかげさまでうちの猫は元気です。
この日記を書いたときとドライフードもウエットフードも変わっちゃってますが、基本的なコンセプトは変わってません。朝と晩に60mlずつ水を飲ませています。
尿検査も8月にやりましたが、異常なしでした。

うちの猫の体験が参考になればいいなあと思っています。
お宅の猫ちゃんが早く治りますように!
Posted by: ron at 2013/10/28 22:33 URL [ 編集] | page top↑
はじめまして

猫 血尿から検索してここへたどり着きました

とても熱心にフードを選ばれてるところに関心しました

勉強になります!

Posted by: 森のくじら at 2014/09/16 23:25 URL [ 編集] | page top↑
>森のくじらさん
初めまして!

わたしも今、久々に記事を読み返しましたが、この頃はよくやってましたよねー(笑)←

ここに書いた上の猫は結局、あれから尿関係では全く病院に行ってません。ごくごくたま~にpH測ってますが、6くらいで問題がないと思っています。

ただ、、下の方の猫が今、やっぱり血尿が出て、pHが高いんですよね。上の猫と同じように餌に水を混ぜたり、あとはクランベリーサプリを与えているんですが、全く効果がないみたい。。pHは全く下がりません。猫によって対処法が異なるんだろうなあと思ってます。

森のくじらさんの猫ちゃんも血尿ですか?
お互い大変ですけど、猫ちゃんのために頑張りましょうね!p(^_^)q
Posted by: ron at 2014/09/17 11:28 URL [ 編集] | page top↑
こんばんは。はじめまして。
猫、血尿、繰り返すで調べていたら、ブログに辿り着きました。すごく興味深く大変参考になりました!
現在フードジプシーです…血尿が繰り返しなっています。ワイソンから現在はアズミラなんですが、ロイヤルカナンのpHコントロールはあまりあげたくありません。
現在フードは何を買われているか教えてもらえないでしょうか?
参考にさせていただきいです。
よろしくお願い申し上げます。

わたしんちのこは女の子、10歳です!
Posted by: にゃんた at 2014/11/13 22:21 URL [ 編集] | page top↑
>にゃんたさん
初めまして!
血尿の繰り返しですか、、大変ですよね。
今のフードは、今年の10月23日の記事に書いてあります。
http://rontako.blog39.fc2.com/blog-entry-1773.html

> 朝:アーテミス(ドライ)10g、ジウィーピーク(ウエット)25g、お湯60cc
> 夜:アーテミス(ドライ)10g、ジウィーピーク(ウエット)25g、お湯60cc

ワイソンは記事にも書いてありますが、うちはほとんど効果はなかったです。その他のプレミアムフードでの療法食、確かフォルッツァ10だったかな、が出してますよね。あれ、うちの下の猫に与えたんですが、うちはあれも効果なく、血尿に戻ってしまいました。あとはpHコントロールみたいに塩辛くないフードも今は結構あるみたいですね。これも下の猫なんですが、獣医さんのところで「ジェーピースタイル」という日清が出してる療法食を勧められて、試したことがあります。これについては効果がありました。

血尿についてですが、原因はストルバイト結晶ですか?それとも突発性膀胱炎ですか?
わたしが上記で挙げたのは全部、ストルバイト結晶対応の療法食なので、万が一、シュウ酸カリウムの結晶だと余計、悪化させることになります。最近はシュウ酸カリウムからの結晶による血尿もなんか増えてるようなので。。

猫ちゃん、早く治るといいですね。
血尿で何度もトイレに出入りしている姿を見ると、本当に胸が痛くなりますよね。。
Posted by: ron at 2014/11/14 12:05 URL [ 編集] | page top↑
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Posted by: at 2014/11/21 10:17 [ 編集] | page top↑
>鍵コメさん
コメント、ありがとうございます。
猫ちゃん、よくなりますように。
Posted by: ron at 2014/11/22 11:11 URL [ 編集] | page top↑
ずいぶん以前の記事へのコメントでごめんなさい。
今日、いろいろ検索していてたどり着いた者です。
原因のわからない血尿を数週間に1度起こす子がいて、継続して獣医さんに診ていただいていますが、毎日心配です。
こちらのブログ、大変参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
Posted by: meg at 2015/08/07 14:59 URL [ 編集] | page top↑
>megさん
初めまして。コメントどうも有難うございます。
血尿は痛々しくて見ていられないですよね。。
早くよくなりますように。
Posted by: ron at 2015/08/10 21:06 URL [ 編集] | page top↑
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Posted by: at 2016/03/23 14:31 [ 編集] | page top↑
>鍵コメさん
コメントどうも有難うございます。
子猫の血尿って割とありそうですけどね。
うちの下の方の猫も(ここにはまだ書いてなくて、いつかは書こうと思ってるけど)
血尿を通り越して結石で尿閉にまでなっちゃいました。1歳になるかならないかくらいに。
この猫は上の猫に比べて水を飲んでいたので安心してたんですが、
それでも1日に飲む量を下回っていたようです。

だから、血尿を治すには(他の明確な原因がない場合)、水を飲ませることがとても重要なことだとわたしは思っています。

幸いうちの猫は2匹とも餌に水を混ぜても変わらずによく食べるので(上の猫はあまり水が多いと嫌がって食べないこともあるので、少し控えめですが)朝晩と餌にお湯を入れています。下の猫はお湯をかけただけで食べるので、(ドライフード+ウエットフード+お湯85ccくらい)を朝と晩に、上の猫はお湯に味が付いていないとなかなか飲んでくれないので、ウエットフードにお湯を入れて、ウエットフードを潰してお湯に味がつくように混ぜた上にドライフードを上から振りかけてます。お湯の量は40ccです。これ以上入れると嫌がって食べてくれません。この日記にも書いているように、当初は60ccだったんですがねー。

今では尿のpHは1ヶ月に1回、測るか測らないかくらいですが、2匹とも低いときはpH6.0以下になっているので、このままでいいかなと思っています(高いときはpH6.8くらいはありますが)。お腹が空いているときはpHは下がるので、できればいろんな時間帯で測りたいところです。ただ、なかなかいい時間におしっこしてくれないときは多々ありますが、、

なのでいいフードというより、うちの場合はいかに水を飲ませるかに重きを置いてます。今与えているドライフードはアーテミスでこちらは肉系ですが、ドライフードはフィッシュ系のものをやることも多いです(ドライフードはローテーションで数種類やってて、その中にフィッシュ系のも含まれるという意味)。オヤツもフィッシュ系のことも多々あり、マグネシウムが多く含有してますが、あまり影響はないようです。

尿が濃いのは若いうちで、だんだん薄くなると今通っている獣医さんから聞きました(それはそれで今度は腎不全に向かってるんじゃないかと思うのですが)。なので、結晶で悩むのも今のうちだけだと思って、いろいろ考えて試してみましょうよ。

うまくいくといいですね。
Posted by: ron at 2016/03/24 11:40 URL [ 編集] | page top↑
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