01-21 Sat , 2012
踏んでいる足、踏まれている足
人間誰しも他人の足を踏んでいるし、また踏まれていると思う。

しかし、踏まれて痛い思いをしている人が「痛い!」とわざわざ声を挙げなければならないのはなぜだろう。足を踏まれていることだけでさえ苦痛なのに。苦痛であることに加えて更に踏んでいる側になぜ「痛い理由」を説明しなければならないのだろう。

「なぜ同性愛者は同性を好きになるの?」「在日であることでつらかったことは?それをどうやって乗り越えたの?」「なんで女性専用車両なんかあるの?」「うつ病って単に怠け病だよね?」,etc.etc..

「相手の身になって考えろ」とは言わない。その人が持っている「本当の痛み」はその人でないと分からないと思うから。

ただ「なぜ自分は足を『踏んでいる側』の人間なんだろう」ということについては考えて欲しい。「足を踏んでいる」ということはどういうことなのか、それを考えて欲しい。

それを考えた上で、踏まれている人に接して欲しい。

そういうわたしだって、もちろん足を踏んだり踏まれたりしている人間だ。いくら「足を踏んでいる」ことについて考えても、分からないことがある。しかしそう考えることによって、少なくとも無自覚にずげずげと更に相手の足を踏みつけることのないよう、気をつけたいと思っているのだ。
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