12-30 Fri , 2011
年末ですね
といえども、なんか忙しくて全然年の瀬の雰囲気してないんですけど(苦笑)
ホントにあと少しで今年が終わるのだろうか。

ここで少し見ていただきたいYou Tubeがあります。もしかすると既にご存じかも知れません。一昨日、twitterでものすごく話題になったので。しかし、見て気分が悪くなる人もいるかも知れないので、絶対に見ろとは言わないですけど。。実際にわたしも見たのは1回だけです。かなりショックでした。



わたしはこれに関しては直接の「当事者」ではありません。でも、twitterでトランスジェンダー当事者が「自分は偽物なのか」「いらない人間なのか」とものすごく傷つき、悲しんでいるのを見て、涙が出て止まりませんでした。嘆いている人に対して何もできない自分が歯がゆくて仕方がありません(それは今もそう思ってます)。

しかし一方「これのどこが差別なの?」とか「表現の自由があるだろ」とか「この程度でなに騒いでんの?」という声もたくさんあります(You Tubeに付いているコメントでそれは分かります)。しかし「表現の自由」はあっても、弱者を笑いものにしてはならないと思います。笑いものにするのなら、強い、権力のある人に対してするべきだと思います。権力のある人は傷つかない。わたしは日本に住む日本人というだけで、この日本では多大な権力を持っています。そして日本で「日本人である」ということに対して笑いものにされても一向に傷つきません。しかし性的少数者であることに対して笑いものにされると怒りが湧き、傷つきます。同じ人間でも自分の中にいろいろな面があります。強者は絶対的強者ではないし、弱者も絶対的弱者ということはありません。ただ、弱い部分を笑いものにしてはならない。弱者は日常の生活でも傷つき我慢を強いられているのに、笑いものにされたとき「その程度のことは我慢しろ」というのは拷問に等しい。そしてなぜ弱者が「悲しい」「傷ついた」「我慢できない」と声を挙げてはならないのでしょうか。笑いものにされるだけで傷ついているのに、更に声を挙げると非難される。声を挙げた弱者は二重に傷ついています。

また、昨日、一昨日の騒ぎ(?)から、ネットニュースにもなりました。

「銀のさら」CMが「ひどい」とTwitterで話題に
http://news.livedoor.com/article/detail/6157161/

この中に「Web限定CM」とありますが、もう少し短いバージョンが実際のテレビで流されているらしいです。うち、民放見ないんで、今まで見たことがなかったのですが。しかしここについているコメントもひどいもので。これが「世間」なのかなと思うとトランスジェンダー当事者がどんなに生きづらい世の中なのか、ということが容易に想像できます。ま、同性愛者もそれなりに生きづらい世の中ではあるのですけれどね。「世間」ではトランスも同性愛者も一緒くたにされている現状もありますから。

その現状を踏まえた上で、ひどい、何かしたいと思われるのなら、今、いくつか方法が考えられます。

・このYou Tubeを「低評価」する
・You Tubeのアカウントを持っていたら、コメントを書く
・この「銀のさら」を運営している株式会社レストラン・エクスプレスのウェブサイトから抗議する(http://www.restaurantexpress.co.jp/inquiry/index.html
・このことに対して抗議行動をしようとしているレインボー・アクションが意見を募集しているのでそこに意見を送る(http://blog.rainbowaction.net/ra/me/2011/12/1082

もちろん、わたしも全部やったわけではありません。できる人が、できることをして欲しいと思っています。やりたくないのなら別にやらなくてもいいし。

ただ、このようなことがあると知って欲しいと思い、いろいろ書きました。

石原都知事の同性愛者差別発言のときはモロに当事者だったので、悲しみよりも怒りの感情が強く「どうにかしてやる!」と思ったものでしたが、今回はこれで傷つき嘆いている人の気持ちを考えると悲しくて「何もできない自分」が情けなくて仕方ないです。感情って不思議なものですよね。。
09:20 | 性的少数者に関すること | トラックバック(0) | page top↑
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