01-21 Fri , 2011
愛しい命
昨日、猫の2回目のワクチンを接種してきた。でも昨日は病院から家に帰ってきた後も夕食はよく食べたし、確かにいつもの大運動会はせずにずっとおとなしく寝てたので、わたしも久方ぶりに穏やかな夜を過ごせたんだけど。

早朝、ふと枕を見てみると、なんか歯磨き粉がチューブから出たような形で、それにしては色がちょっと黄土色のものが載っている。最初、寝ぼけ眼で「なんじゃこれ」って思ったんだけど、よくよく見てみると、どうも猫が吐いたものらしい。

すごーく心配になって、そこから全然眠れず、でもいつものとおり猫が「餌が欲しいよ~」と言って顔をぺろぺろなめてこないかなーとか、そう言うことを期待してたんだけど、猫はずっと寝てるばかりで起きてこない。そのうちわたしも寝ちゃって、気が付いたら11時を回ってた。

「こりゃ、どう考えても変だ!」と思って、そこで昨日行った動物病院に電話して、それから連れて行った。

獣医が猫の右のお腹を触ると猫が「みゃー」と泣く。「どうやらガスがお腹に溜まっているみたいですね」と言われ「全く食べられないんだったら、吐き気止めの注射を打った上で、入院させて点滴打って栄養を身体に入れた方がいいと思いますが」と言われ、びっくり。「もちろん、家で様子を見た後、どうしても食べなかったら入院、ってこともできます」と言われ、わたしたちはいろいろ考えた末、まだ小さいんだし、入院させるのはかわいそう、それに今日は2人ともずっと家にいて面倒をみられるし、ってことで一応注射を打ってもらった後、引き取って持って帰ることにした。

それから今に掛けても猫は調子悪そうでほとんどずっと寝ている。表情も昨日とはうって変わって顔に生気がない。わたしは猫が調子悪いって分かってから、どうしようって思ってばかり。昨日まであんなにやんちゃで、もう勘弁して欲しい、静かな時間を返せだのって、本気で思ってたのに、今はあのときに戻ってくれればいいのに、って思ってる。

本当はこんなはずじゃなかった。猫は猫、わたしはわたしでつかず離れずでやっていければいいな、だからわたしは絶対に親バカにはならないって思ってた。けど、なんなんだ、このざまは。子猫がちょっと調子を崩したくらいで、こんなに心配で心配でたまらなくなるとは。小さな命が愛しくてたまらない。昨日までだいぶ大きくなったなあって思ってたのに、今日、身体を撫でてみるとまだまだなんて小さいのだろう、と思った。あー、ホントに大の大人があんな猫にコロッといってしまうなんて、恥ずかしいし情けないな。でも、この歳になったらほとんどのものは冷静沈着に理性的に判断できる、そう思ってたけど、全然そんなもんじゃないんだなあ~って思えることがなんとなく気恥ずかしかったり嬉しかったり。

幸い、少しずつだけど餌は食べている。尤もこっちが目の前に持って行かないと食べない状態ではあるが。このまま、明日の朝になったらケロリと治っていて欲しい、そしてまたいつものようにやんちゃで食欲旺盛な猫に戻って欲しい、って願っている。

と思ったら、さっき「ろんたこ、高尾ちゃんが少し元気になったよ」という彼女の声。急いで行ってみたら、確かに今までと目の輝きが違っている。これで安心、とまではいかないが、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ安心した。涙が出た。
21:54 | 二人と猫のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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