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09-08 Tue , 2009
異性愛者向けのHIV/AIDS啓発動画ってあるんだね
えー、昨日、東京に帰るまでに時間があったので、彼女ととある繁華街に出かけていって、そこでメシ買って外で食ったんだけど。

つーか、そこのコンビニ(多分、ampmだったかなあ?)で爽健美茶を買ったんだけどね。例の「女Tシャツ」着て。んなのに、そこのレジのにーちゃんは青い「50」を押しやがった!ちょちょっと。性別も間違えてるわ、年齢も間違えてるわ、めちゃくちゃじゃん!「50」押されたってことは、50歳以上に見られたってことで、そーとーショック。つか、こんな50歳越えた男がいるかなあ???

というわけで、どうもコンビニでは「女Tシャツ」を着ていても、ほとんど関係ない感じ。

逆に効果てきめんなのは、女子トイレ。だいたいいつも、わたしが入ると「じろー」って見られて、親切な人に「ここは女性用ですよ」と言われる。ところが、この「女Tシャツ」を着てると、いつものように「じろー」とは見られるんだが、「女」マークを見て安心(?)するのか、誰も何も言わないの!これは便利~!

あ、話がどっか行ってた(苦笑)

えー、そんでね。近くの公園みたいなところの階段に座って、彼女と2人、メシ食ってたんだけど、その公園の前にね、でっかいモニターみたいなのがあって、いろいろな宣伝とか歌手の紹介とかそんなんを映してたんだけど、その中にちょっと長めのCMみたいなのがあった。わたしは最初の方はコンビニに行ってて見てないんだけど、彼女に言わせると、男の子と女の子が赤ちゃんのときからずっと一緒に育っていって、っていうストーリーだったんだって。わたしが見たときはその2人は既に大人になってたんだけど。2人で道を歩いていると、そこに急に医者と看護婦が出て来て採血する。注射器が嫌いなわたしは一瞬、目を背けたんだけど「なんじゃこりゃ」と思ってたら、それぞれの医者が片方に「HIV陽性」に○を、片方に「HIV陰性」に○を付けて、それぞれその結果をその男女に渡したのね。

どっちがどっちかってのは、画面上からは分からないんだけど、その後のその男女の様子を見ていたらどうも男性が陽性で女性は陰性だった模様。

これを見て初めて「あー、これ、異性愛者向けのHIV/AIDS啓発のCMなんだ」って気が付いた。

自分がHIV陽性と知り、がっくり膝を落とし、悲観する男性を女性が抱きしめていた。辺りは道じゃなくて沼みたいなドロドロなところになっていた。そして過去がフラッシュバックされ。

しかしこの二人は結婚して子どもに恵まれ、その子どもも成長して離れていき、また二人で歩き出す、と言ったような筋の動画だった。つか、帰ってからYou Tubeで探したら簡単に見つけ出すことができた。



これ。で、この動画には載ってないんだけど、でっかいモニターで見たときは最後にURLが載ってた。全部思い出せないんだけど、どうも「エイズ予防情報センター」のURLぽかった(最初のapi-netってところを覚えてたんで)。でも、この映像はかなり昔に作られたものみたいで、調べてもどの団体が作ったのかとか、そういうのは一切分からなかったの。ただ、この歌は「エイズ予防啓発を目的に作られたRED RIBBON LIVE 2006スピリチュアルソング」らしい。しかし、この曲を使って動画が作られた、という情報は探し出せなかった。

でね。別にこのストーリーに文句を付けるわけじゃないんだけどって、実は文句付けたいこともあるんだよね。「なんで男性がHIV陽性で、女性はHIV陰性なんだ」って。

もちろん、この男性がなぜHIVに感染したのかは分からない。性行為以外でも注射とか母子感染とか感染経路が不明なこともある。ただ、この動画の途中で明らかに二人が「別れていた」時期があることははっきりしている。そのときに感染したのかどうか、ってことは、まぁこの動画から明確なことは言えないんだけどね。

だから一概にこの男性がこの女性の他の人と付き合ってたときに感染した、とは言えないのだけれど。しかもこれを「性行為で感染した」と思い込まされたくないのだけれど。でもどこかでそう思ってしまう自分がいる。そして、女性の気持ちを考える。「なんで『受け入れる側』が女性なの?」って。もしも性行為で感染していたのなら、彼女自身は「自分以外の人と付き合ってた人がいた」というショックに加え、この男性がHIVであるというショックと、二重にショックなわけ。男性は自分がHIV陽性でショックを受けるだけだけど。女性はこの二重なショックを乗り越えて、この男性を「受け入れる」わけ。まぁ、最後にめでたしめでたしの話になるんだから、ここで二人は別れずに、その問題を一緒に乗り越えて行こうってことになるのは分かるんだけど、なんで受容するのはいつも女性なんだろう?って疑問も湧くわけね。これ、逆だったらどうなんだ、と。

ただね、「平成20年エイズ発生動向年報」の「HIV感染者及びAIDS患者の年次推移(国籍別、性別、感染経路別)」を見てみるとね、日本の男女、異性愛者の感染者数を見ると男性の方が圧倒的に女性より多いのだ。しかも、その一番多い感染経路は「性的接触」。

ということは、この動画で最も考えられるのはやはり、「男性が性的接触によってHIVに感染した」ということなのだ。ってことは、結局実際でも受け入れるのはやっぱり女性、ってことなんだよね、、、

ただ、ここで不思議に思うことがある。わたしは今まで、HIV/AIDSの「感染者の手記」をもらって帰ってて、多分、今出てるほとんどの「感染者の手記」の冊子は持っている。もちろん、これはゲイ向けに作られたのが主だから、手記もほとんどゲイ男性なんだけれど、中にほーんの1つか2つ、いや、2つは覚えがないな。1つか。女性と思われる手記が見られる。でもね。異性愛者の男性の手記って今まで見たことないの、わたし。だからわたしは今まで「異性愛者は女性の方が感染者数多いのかなー」って思ってたの。だからこの動画を見て「なんで感染するのは男性なの?」って思ったの。でも実状は全然違うじゃない!これって一体どういうことなんだろう?って思ったね。

もちろん、手記を書きたくない人もいて、それはそれでその人の意志は尊重されなければならないと思う。けど、それにしても異性愛者の男性の感染手記を見たことがないっていうか、ないのって、なんかすごく不自然な感じがするんだよね、、なんでないんだろう?ってものすごく疑問に思う。。わたしが見てないだけなのかな。

そしてね、この「HIV感染者及びAIDS患者の年次推移(国籍別、性別、感染経路別)」を見てくじゃない?1985年から2008年までのHIV陽性者の合計は圧倒的に男性同性愛者及びMSM(Men who have Sex with Men:男とSEXする人でバイセクシャルとは限らない)が男性異性愛者に比べて多い。しかしね、AIDS患者数の合計は実は異性愛者男性の方が多いのだ。まぁAIDS患者数の中には、初めからAIDS患者って分かった人と、HIV陽性者がAIDS患者になったってのの2種類含んでるんだと思うんだけど、それにしてもHIV陽性者がものすごく多い男性同性愛者の方が割合的に言ってもAIDS患者に移行する人が多いと考えられるわけで。しかしそれでも男性異性愛者の方がAIDS患者数が多いってことは、これはどう考えても「異性愛者はAIDSを発症しないと分からない」ってことでしょ。ってことは、HIV陽性である男性異性愛者は、潜在的には今の1824人から5005人いるかも知れない、という計算になる(AIDS患者における男性異性愛者の割合が38.9%なので、男性同性愛者のHIV陽性者数が4928人という数字が正しいと仮定して、この割合が男性同性愛者のAIDS感染者数と同等である38.3%として計算した)。ってことは、単純に言うと、男性異性愛者のHIV感染者数ってのは、今分かっている人の2.4倍はいる計算になる。

結局、それだけ男性異性愛者のHIV/AIDSにおける意識が薄いということが、この表だけである程度言えちゃうんだよね。これってすごい怖いことじゃない?それだけ異性愛者向けにはHIV/AIDSの啓発が浸透してないってことが現われてるじゃない?

わたしはあの動画を見たとき「ああ、異性愛者向けの啓発もされてるんだ」と思ったけれども、実はもっともっとやらなくてはならないんじゃないだろうかって思う。まー、これはわたしの持論でもあるんだけどさぁ。性的接触による感染が一番高い割合ならば、実はHIV陽性の男性異性愛者から女性異性愛者に移すことが十分考えられる。そうして、異性愛者は男性も女性もお互い移し合って、どんどんHIV陽性者が増え続ける。これってすごい怖いことじゃない?だから、国はもっと異性愛者に向けてHIV/AIDSの啓発をしてかなきゃならないんだと思う。なのに前も書いたとおり首都圏、関西圏へ向けての異性愛者向け啓発の研究は中止されてしまった。これに変わる研究があるのだろうかと、不安に思っている。

あの、動画だけでは絶対に足りない。

最後に。これは男性同性者及びMSM向けの話なんだけど、今年も「Reach Online」をやるらしい、というか、今、募集してるらしい。ただし例年と違って

1.16歳以上の男性であること
2.過去6ヶ月間に男性とコンドームを使わないアナルセックスがあったこと
3.現段階でHIV陰性あるいはHIV感染状況を知らないこと

の人たちがアンケートの対象らしい。しかも例年はすごい長い期間の中のアンケートだったけど、今回は9/1~9/30の間しか募集してないらしい。

実は去年、何だったか忘れたけど、やっぱり日記でHIV/AIDSについて取りあげたときに「Reach Online 2008」のことを紹介したら(っていうか、問い合わせしたんだっけー?忘れた(笑))、なんとこの結果の中の「Reach Online 2008リンク協力先サイト一覧」のホントーに最後の最後になんかリンクされてた(笑)つか、アクセス解析でここから来た人がいたんで、わたしはこれを発見したわけだけれど(苦笑)でも、あそこから来た人はびっくりするだろうな。多分、レズビアンのサイトに行き着くとは思ってもみなかっただろうってことで、びっくりしちゃった人、ごめんなさい(笑)

でも確かに女性同性愛者及びWSW(Women who have Sex with Women:女とSEXする人のことで、バイセクシャルとは限らない)間でのHIV感染者数、AIDS患者数は、1985年から2008年までを合計してもたった5人しかいないわけだけれどもさ、でもこれって「わたしは女性同性愛者だから関係ない」って問題じゃないと思うんだよね。で、男性同性愛者だけの問題でもない。今、この世に生きてる人、全員に関係ある問題なんだよ、やっぱ。だから、わたしはこだわる。

それだけなんだ。
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