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08-18 Sat , 2007
最後の通院
昨日は最後の通院日。
なんだかんだいって、ここに引っ越してから2年と4ヶ月ほど通ったのかな。
途中、主治医との関係が悪化したり、いろんなことがあったけど、あの病院には本当にお世話になった。

わたしが人生最初にうつになったのが、27歳のとき。あのときは今みたいにうつ病に対する世間の認知度も少なかったし、自分自身の認知度も低かった。わたしが当時通った病院で「軽度のうつ病でしょう」と診断されたとき「軽度って、、こんなにつらいのに軽度なのか。じゃあ重度はどんなにひどいのか?」って思ったけど、実は軽度のうつって、今で言う「うつ病」そのものなんだよね。。

しかもなんだかよく分からない薬を飲まされて、親は薬を飲むと依存症になるんじゃないかと思ったらしく「薬は飲むな」と言われて、わたしは処方された薬は飲まなかった。で、実家で静養したんだけど、そのときは薬を飲まなくても治ってしまった。きっかけは山本周五郎の「『絶望』は人間だけがもつことのできる黄金である」という言葉を知ったからだったと思う。そのときわたしは人生に絶望していた。自分の将来ってのにも絶望してたし、もしかしたら性的少数者であることにも絶望していたのかも知れない。が、この言葉を聞いて「あ、こんな自分にも黄金はあるんだ」と思ったら、今までの真っ暗な自分の心に黄金の光が見えたような気がした。

それからは、山本周五郎の作品を読みまくった。だから、山本周五郎は、橋本治に並んで好きな作家の一人。ちなみにこの言葉は「泣き言は言わない」(新潮文庫 や-2-58)34-35pに載っている。

ただ、この当時の気持ちって、そのあとはほとんど「封印」してきたので、実は詳しい状況はあまり思い出せない。覚えているのは上のことだけ。

それから何年経ったかな。10年ほどして、再びうつ病になった。原因はよく分からない。ただ息苦しさがずっと続いて、治らなかったので「おかしいな」と思ったからだ。ただ、彼女によるとその前から「やってらんない」と言って、家では滅多に飲まない酒を飲んでたので、そのときに「おかしい」とは思ってたらしい。

それからは長い道のりだった。。自分の状況も変わり、ちょっとした「激動期」ではあった。ただ、前回と違っていたことは、わたしには彼女がいたこと。彼女は、うつ病に関する本をたくさん読んでくれて、うつ病に対する理解、薬に対する理解、わたしに対する理解、すべてやってくれた。うつ病で一番大切なのは、周りの理解だと言われているほど、周りの人の理解がなければ、この病気は治りにくい。わたしも彼女を初めとして、散々、周囲を振り回してきたから。。

彼女は実際、大変だったと思う。何より二人の関係を「共依存関係」にならないようにしてきた一方、そうはいってもわたしの面倒は見なければならないし、そんな生活が同居してからずっと続いてきたから、彼女=面倒をみる方、わたし=面倒をみられる方、についついなってしまって、わたしが回復してきても、二人の関係を変えることにとても苦労した。今でもなんだかんだいって、彼女に頼ってるのは確かだし。向こうもわたしが徐々に治ってきている状況にとまどいがあるらしい。

ここでシドニーに行くのは、二人にとっても関係を元通りに戻すためにはいいことなのかも知れない。今、二人はそう思っている。

昨日は主治医と話して、そしてお礼の言葉を言ってきた。主治医は終始にこやかだった。
障害者自立支援法で、今のうつの治療は1割負担しかしていなかったが、それも7月いっぱいで切れ、昨日は3割負担だった。
診察室を出て、受付の人に「次回の予約は。。」と言われたときも「あと少しでシドニーに行くから」と話した。受付の人は「あっ、そうなんですか。。」といい「頑張ってください」って言われた。っていうか、オイオイ、うつ病患者に「頑張れ」は禁句じゃないか(苦笑)まぁ、今のわたしは「頑張れ」と言われて「これ以上どう頑張れって言うんだよ。。」っていう状態ではないんだけどね(爆)なので「は~い、頑張りま~す!」と言って、明るく去ってきた。

今は、ロヒプノール1mgを半分に割って飲んでいるのみ。もうそろそろ薬、切ろうかな。

というわけで、わたしの3年4ヶ月に及ぶ闘病は終わろうとしている。

ただし、これで一生うつ病にかからない恐れがないわけじゃないので、今度こそは病状が出てきたら速やかに病院に行こうと思う。でもその前にそれ以上、うつ病再発に努めなければならないと思ってるけど。

うつ病は、いつかは必ず治る病。悪くならないうちに早めに病院に行けば、そんなに悪くならないうちに治る。心療内科を受診する、ということは今まで心療内科にかかったことがない人にとっては敷居が高いかも知れない。が、早めに治療すれば、それだけ早く治るのだ。うつ病は決して精神的に弱いから起こるわけではない。身体が疲れすぎて、休みたいという信号を出しているのだ。そして、何よりも休養するのが一番。わたしのように身体が動かなくなるまで働いたら、それだけ長引く。そしてさらに周囲に迷惑をかけることになる。うつ病真っ最中の時は、自分のことで精一杯で、こういうことは考えられないんだけどね。。ただ周囲に迷惑をかけていることだけは鮮明に分かるので、絶望的な気分になる。どうしようもない気分になる。だけど、そこで無理をして動いてはダメ。なんとしても身体を休養させなければ、この病気は治らない。でも、逆を言えば、休養をとれば治るのだ。薬を飲むことも大切だが、やはり何より休養をとることが一番。っていって、散々、やりたいことをやってきたわたしが言うのもなんなんだけど(^^;;;

だから、具合が悪いときの気分や焦る気分って本当によく分かるんだよねぇ。。ホントは。「絶対にやりたい」って言って、何度その後、めちゃくちゃになったことか。休むって本当に難しいことだと思う。

シドニー出発まで、あと4日。

テーマ:うつ日記 - ジャンル:日記

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