05-06 Wed , 2009
今年もやります、IDAHO(国際反ホモフォビアの日)イベント!
IDAHO1.jpg  rainbow(横)  IDAHO4.jpg

このイベント、日本では2006年から始まり(そのときの日記はこれ)、2007年からは呼びかけ人のうちの一人となって、このイベントに関わってきたわけだけど(あ、でも去年は病気のため、ほとんど関われなかった)。

今年も準備が着々と進んでおります。
このイベント、最初は東京だけだったのに、毎年毎年、開催地が増え、今年はなんと全国13ヶ所(メッセージ展を含む)に広がりました!

・札幌
・青森(メッセージ展)
・仙台
・千葉
・中野(シンポジウム)
・新宿
・浜松
・名古屋
・大阪
・甲子園
・愛媛(メッセージ展)
・福岡

正直、続けていくことって大変なことなんだなと思いつつ、それでも続けていくとこんなに輪が広がるんだなということも実感しており、今後も続いていくようなイベントであって欲しいと願いつつ、それでもやっぱり、続けていくことは難しい、と。改めてそんなことを感じたりしてます(イミシンだな、、)。

てーか、個人的なことをここで書いてしまうと、今年のわたしのモチベーションはとても低いです(あーあ、言っちゃった。。。)。なんというか、毎年、割と同じようなことを繰り返すことに疲れ気味、というのが多分、一番。あとは、わたし自身のこれからのことについて、今、まさに考えなければならない時期に当たり、それどころではない、ということもある。で、これって全く個人的な理由で、ホント、申し訳ないんだけどね、他のメンバーの人に対して。。

今年は仕事をいろいろ分担して、一人の人に仕事を集中させないようにしたりといろいろ改善したつもりだったけど、蓋を開けてみたら、ギリギリにならないと動けない自分がいて、そこら辺はとても申し訳ないですって、こんなところで反省しても仕方ないんだけど。

なんて言ってないで、ちゃっちゃとIDAHOについて説明しておくと(ここ、テストに出ますよ!(ウソ))、5月17日は、国際反ホモフォビアの日(IDAHO:International Day Against HOmophobia)となっていて、1990年、WHO(世界保健機関)の定めている「国際疾病分類」ICD-10から、「同性愛」が削除された日なのだ。

これはどういうことかというと、「国際疾病分類」から削除されるということは、同性愛は病気ではない、だから治療の対象ではない、と国際的に認められた、ということ。で、このICD-10が出版された年が1993年なので、中には「1993年に削除された」と書いてあるものもあるんだけどね。同性愛が病気ではないとされたのって、ホンの20年弱に過ぎないのだ。もっとも、アメリカではもっと前(1973年)からリスト(DSM)から削除されてるし、逆に日本ではWHOより遅く、1995年に日本精神神経学会が「同性愛は性的逸脱とはみなさない」という公式な見解表明を行っている。

「同性愛は病気じゃない」ということから、あるフランスの活動家が「この日を社会に巣食っているホモフォビア(同性愛嫌悪)に対して『NO!』と言おうじゃないか、と提唱し始め、この日は世界的に同じようなイベントがされているようなんだけど、正直、最近のことはよく分からない。サイトが完全に停滞状態なのでね。と思って見てみたら、新しくなってた!(笑)ホモフォビアだけじゃなくてトランスフォビアも新しく加わってるし!2009年の情報とか載ってるじゃん。世界で50数カ国アクションがあるって書いてあるけど、、この中に日本は入ってるんだろうか(笑)

「同性愛嫌悪」とは、その名のとおりなんだけど、例を挙げると「同性愛者に対して気持ちが悪い」と言ったり(思うことは自由だとわたしは考えてるけど。しかしそれを言うことによって傷つく人がいる、ということ)、女っぽい男の人を「オカマ」と呼んだり(昨日の日記じゃないけど)、「ホモ」とか「レズ」という言葉を侮蔑的に使ったり、まー、そういう差別的なことは止めましょうと。同性愛者は人口の数パーセントいるわけで(他の性的少数者(バイセクシャル、トランスジェンダー等)を合わせるともっといるだろう)、それはそのような人があなたの周りにいるかも知れない、ということを意味しているのね。

もし、自分の友達が自分が同性愛者である、ということをひた隠しにしていたら、、、例えば「オカマネタ」で一緒に笑うことを強制されるよね。笑わないと「なんで笑わないんだ」ってことになっちゃうから。で、その人は「オカマ」に対して笑っているのと同時に、自分自身に対しても笑っていることになって、二重の苦しみを受けるのだ。そして、そういう友達には決して自分の本当のことは打ち明けられない、と固く思うだろうね。

わたし自身も、大学時代にあまり親しくない人から突然、「あなたってレズ?」って正面切って言われたことがあり、そのときは自分でも気が付いてなかったんで「違うよ」と言い返したけど、あとで自分がレズビアンであると分かったときに「なぜあのときそう言われたのか」と傷ついて、大学時代の友人にはまだ一人もカミングアウトをしてない。「あのとき隠してたんだ」って言われそうで怖いから。実際はまだそのときは自分はレズビアンだって思ってなかったから、「違う」と答えたのは本当のことだけど、だけどなんかイヤなんだよね、「やっぱりそうだったんだ」って思われるのが。ま、もしかすると、わたしにあんなことを聞いた当人は、今ではすっかり忘れてるかも知れないけどね。言われたわたしは、今でもグッサリくるほど胸に残ってるんだよね。だから、それだけ繊細な気持ちにならざるを得ないことなんだよ、これって。

また、以上は「外からのホモフォビア」と呼ばれるものだけど、性的少数者(っていうか同性愛者)は、自分の中に「内なるホモフォビア」を持っていると言われてる。「同性愛者である自分を受け入れられない」のは、「内なるホモフォビア」の最たるものだけど、でも、上に書いたわたしの大学時代の話で、わたしがなぜ彼らにカミングアウトできないかというと、それはやっぱりわたしも「内なるホモフォビア」を持っているから。わたしの場合、例えばカミングアウトする前や、知らない人(性的少数者ではない)と友達になるときは「自分のこと、言いたくないなあ」と思ったり、「否定されたら怖いなあ」と思ったり、、おそらく死ぬまでそのような気持ちはなくならないだろうと思ってるけど、それでもわたしはこの「内なるホモフォビア」に対してやっぱり打ち克って生きたいのね。「内なるホモフォビア」に打ち克つ、というのは「わたしが自分らしく堂々と生きていきたいから」だったりもする。わたしがこのイベントに関わってるのも、元はと言えば、こういう理由から。

イベント前は怖いよ、やっぱ。知らない人の前でメッセージを読み上げたり、画像を持っていたりするんだもの。聞いている人の顔がものすごく気になる。んで、そこに露骨に嫌な顔をする人を発見すれば、やっぱり心は痛むだろう、「あ、受け入れられてないんだ」ってね。もちろん、すべての人が受け入れられるとは思ってないけど、でもやっぱり目の前で嫌な顔をされたら、それは傷つく。もし「変態」とでも言われたら、その場からすぐに立ち去りたくなるだろうね。でもわたしは、やっぱ、そういう「現実」と立ち向かっていかなければならない。そういう「現実」を知らなければならない。ほとんど「ショック療法」に近い感覚だけど(苦笑)、ホント、このイベントに向かう際は、すごくすごく怖くて行くのイヤなんだけど、でも勇気を振り絞って行ってる。わたしはやっぱりこの世の中から「性的少数者に対する差別」をなくしていきたいからさ。性的少数者であることに悩んでいる人には、一人でも「こんなわたしでも生きてていいんだ」と思って欲しいから。そして一人でも「あ、同性愛者(性的少数者)って本当にいるんだ」って思って欲しいから。

で、わたしは東京に住んでいるので、東京の情報しか載せないけど(各地の情報を知りたかったらここで。これが日本のIDAHOの公式サイト(やっぱ愛ダホ!Idaho-net.です)、東京では5月17日に中野と新宿の2ヶ所でアクションが行われる。

・中野(シンポジウム)
タイトル:IDAHO2009 ~社会の中で、つながるということ~
会場:カサデオリーバ(丸の内線 新中野駅 徒歩5分) 
時間:13:45開場、14:00開始~16:00終了
参加費:500円

ゲストスピーカー:大江千束さん(LOUD 代表)
           佐藤浩子さん(立命館大学大学院先端総合学術研究科 大学院)
           砂川秀樹さん(東京プライド 代表)

・新宿(アクション)
場所:新宿駅東南口(予定)
時間:17:00~19:00(予定)

新宿のアクションでは例年どおり、「性の多様性にYes!」のメッセージ、それから今年は「○○でよかった、○○で残念」という2種類のメッセージを読み上げる予定。また、これも例年どおりだけど、性の多様性をあらわす虹色を主体とした画像を募集し、展示する予定。

ただいま、メッセージと虹色画像の募集をしてます。
実は今年、メッセージの数が少なくてですね(もう、内輪話ばっかりだわ(苦笑))、正直困ってますのよ。。(トホホ)

メッセージについては「IDAHOメッセージ掲示板」で募集してるし、mixiならば「ホモフォビアにNO!」コミュなどの性的少数者関係のコミュにトピックスを立てたので、もしそういうコミュに入ってたら、そちらから投稿して下さい。あ、またidaho_message@yahoo.co.jpでも受け付けてます。締め切りは5月14日(木)の夜12時まで

「○○でよかった、○○で残念!」、わたしだったら

東京に住んでてよかった!
理由:東京は、性的少数者が比較的他の場所に比べて多いから。仲間がいっぱいいて嬉しい。

東京に住んでて残念!
理由:わたしの大好きな、穏やかで、島々の重なりが美しく、魚もおいしい瀬戸内海が遠すぎるから。

んな具合かな。メッセージは性的少数者当事者のみではなく、当事者以外の人からのメッセージも募集してます。集められたメッセージは、5月17日に東京だけでなく、各地で読み上げます。もし、自分の住んでいる町でアクションが行われていなくても、メッセージを送ることによって、このイベントに参加することになるし、もし、自分の住んでいる町でアクションが行われていても、当日そこに行く勇気がない、と言う人もメッセージを送ることによって参加することになるでしょう。

あ、akaboshiさんの作った宣伝用You Tube動画も載せておこう。



あと、「IDAHO虹色掲示板」があり、そこでは虹色画像を募集してます。ここでは、当日のアクションに使わせていただく画像や、そしてこれも毎年恒例になりつつある「5月17日はmixiのトップ画像を虹色にしよう!」という動きと連動してます。上に挙げた画像は、わたしが作ったもの。わたしは完全に素人なので、こういう「直情的」なものしか作れないけど(しかも、毎年使い回し(爆))、上手い下手や素人、玄人に関わらず、虹色画像を作って投稿してみませんか。

ってことで、IDAHOのイベントについてのお知らせとそれに対するわたしの思い、そしてメッセージ、画像大募集のお知らせ、をいっぺんにやりました(笑)

テーマ:性的少数者(LGBTIQ) - ジャンル:日記

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