04-16 Thu , 2009
一緒に行って帰れる幸せ
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というわけで、今回の旅行も無事終わり、帰京したわけだけど。
彼女は東京に着いたとき「あっという間だったね」とポソリと言った。けど、わたしは旅行の終わりを惜しむより、彼女と一緒に行って、そして帰れたことの方が何倍も嬉しかった。

去年、、去年は同じホテルにもう一泊長く泊まったんだけど、帰りの日が近づくにつれ悲しくて悲しくて仕方がなかった。あのときは、わたしはまた、実家で静養しながら病院に通う、10日後くらいに東京へ戻る、という計画を立てていたからだ。親は「すべて治らないと帰さない」と言っていたが、そんなことしたら、いつまで経ってもわたしは家に戻れないような気がしていた。それに、彼女に会ったことにより、わたしはもう実家で過ごせなくなっていた。病気のことより精神的苦痛の方が数倍大きくなっていて、家族の誰とも顔を合わせたくない状態になってしまったからだ。

あのときは、ホテルをチェックアウトしてから、ホテルで自転車を借り、そしてホテルの周辺をぶらぶらしてたりしたんだけど、わたしの心は「あともう少ししたら、彼女と離れてしまう」ことばかり考えていて、ちっとも楽しくなかった。別れるその瞬間まで、刻々と別れが近づいてきていると思うと悲しくて悲しくて仕方がなかった。

結局は、一旦、わたしを実家に届けるように彼女も実家に寄り、そして1人で帰っていったんだけど。。ああ、あのときの気持ちは今だって思い出したくない。何かをして気を紛らわそうと思ったり、いろいろしたんだけど、「昨日のあの頃は、、」と思うたびに涙が出て仕方がなかったし、それは日が経つにつれ治まるだろうと思っていたのに、全然治まる気配がなく、、わたしは彼女が帰ってからたった3日後に「もう帰る」と言って帰ってきたのだった。前の日に母親に「もうここにはいたくない、明日帰りたい」と言い、母もわたしのあまりの落ち込みように「それがいいんだったらそうしなさい」と言うしかなかったんだと思う。

それを言ったら少しは気が楽になったのか、実家に行って初めて「よく眠れた」と思った。それまでの約1ヶ月って、睡眠剤飲んでても全然眠れたような気がしなかったんだよね。それで、次の朝早く、家を出て、こっちに帰ってきたんだけど。

今日は、昨日と違ってあんまり天気がよくなかったんだけど、ホテルの周りを散策しようと言って、チェックアウト後にクロークで荷物を預けて、そして去年よく散歩したコースをたどったんだ。そうしたら、あの、最後の日のことを思い出したのと、1人になったあと、一回、実家から自転車でここまで来たのね。その1人で来たときの気持ちがホント、「ぶわ~」っと思い出されてね、「ああ、今年は彼女と一緒に帰れるのだ」と思ったら嬉しくてね。「一緒に行って、一緒に帰れるって、どんなに幸せなことだろう」って思ったの。だから、今日はあまり天気はよくなかったんだけど、幸せだった。

今回の旅行は、どっちかというと「去年の思い出を払拭したい」って感じだったんだけど、それでも友達に会いに行ったり、元職場の人たちと飲んだりして、去年とは全く違った旅行ではあった。去年は身体の調子が悪くて、ずっとベッドで寝てたり、外に出るのもホテルの周辺だけだったりしたからね。だけど、朝食を食べに行ったり、温泉に入りに行ったりすることは、去年とは同じで。「あー、去年は朝食を食べるときに『あそこにかかっているのれんが怖い』とか、わけが分からない不安をたくさん口に出してたなあ~」なんて思ってね。いや、別にのれんに怖い絵が描いてあるわけでもなく、ただ、そこにかかってるだけなのに、見るとすごく怖い気がしたりするのだ。その恐怖心は、こっちに帰ってもますますひどくなって、その結果、眠れないので睡眠剤を貰いに行くのと同時に、不安解消のため、前にうつ病で通っていた病院にまた再度行くことになるのだが。。

今回の旅行は、「いやな思い出を払拭すること」と「人と会うこと」だと思うが、んー、正直言って、嫌な思い出は払拭できなかったと思う。ホント、あの体験は強烈で、わたしの中からはまだまだ出てきそうにない。だけど、人と会って、大声でしゃべって、そして笑ったら、これからわたしが始めなきゃいけないことへの不安が少し小さくなったような気がしている。

わたしの生活は、これからまた、新たに始まる。

これからも、ずっと一緒に歩いて行こうね>彼女
22:18 | 二人で行った旅行のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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