02-02 Mon , 2009
性的指向は問題にならない
「世界初」新首相に同性愛者=社民同盟と緑の党が連立-アイスランド

んー、わたしも同性愛者だし、こういうニュースがあると、それは嬉しい気もするのだが、一方、「性的指向と政治を行なうための能力は関係がない(問題にならない)」とも思う。

が、だからといってこのニュースが「取るに足らないもの」ではないと思うんだよなあ。だって、翻って日本を考えたとき、日本の大臣や国会議員を初めとして都道府県知事、市町村長、都道府県議員、市町村議員の中で、必ず何人かはいるであろう、同性愛者の議員は、今のところ「誰もカミングアウトしていない」

「カミングアウトする、しないは個人の自由」なのは分かる。

けれど、それはする人としない人がいて、初めて「自由」であるわけで、今のところ、だーれもカミングアウトしていない、一見「同性愛者の議員はいない」ということになってるってことは「誰も怖くてカミングアウトできない」ということを暗に示していると思うのよ。

この日本社会で、公職に就いているものが「性的少数者としてカミングアウトできない」状況って言うのは、逆に言うと「性的指向を世間に公表したら、どんなに怖いことが起こるか分からない」と言うことを示していることになり、現在の日本では、残念ながら「政治を司るものが、性的指向を公表することは、自分の政治能力に大いに関わりのある、いや、政治能力以前の本人の人格の問題で、しかもそれがマイナス面に働くこと」だとみんな(同性愛者本人だけでなく、周囲や異性愛者でさえも)思ってる、ってことだと思う。

ただし、性同一性障害は別ね。性同一性障害を明らかにしている世田谷区議の上川あやは一昨年の選挙で2期目の当選を果たしたし。ただ、一昨年の選挙では性同一性障害や同性愛であることを公表して選挙した人は、上川あや以外は全員落選したけど(苦笑)。

現在の日本では、同性愛者よりも性同一性障害の方がタレントでもなんでも目立っているような気がする。まぁ、わたしは民放見ないんで、誰が同性愛者で誰が性同一性障害のタレントかは分からないんだけど。しかも、同性愛者でも、なんかみんなゲイで「オネエキャラ」の人らしいし。

確かに少しずつでもそういう人が出てきたことは進歩なんだろうけど、なんというのかな、オネエキャラでないゲイとか、あとはレズビアンとか、そういう人がカミングアウトしにくいみたいなんだよね、日本では。それって「性的指向は関係ない(問題とならない)と言えない社会」ってことなんだよね、日本は。

そういう面で、まだまだ日本は遅れていると思う。残念ながらね。いつ、本当に「性的指向は関係ない(問題にならない)」と言える社会になるだろうね、日本って。

--------------- ここから ---------------
 【ロンドン1日時事】アイスランドからの報道によると、議会第2党・社会民主同盟と左派の緑の党による連立政権が1日、発足した。首相には社民同盟のヨハンナ・シグルザルドッティル社会問題・社会保障相(66)=女性=が就任し、「同性愛者であることを公表した世界初の指導者」(英紙インディペンデント)となった。

 シグルザルドッティル新首相は年下の女性ジャーナリストを、結婚とほぼ同様の法的立場が与えられる「パートナー」として公表している。同性愛者の支援団体などからは首相就任を歓迎する声も上がり、英紙タイムズは「世界の同性愛者にとって歴史的な出来事」と伝えた。

 連立政権の議会(1院制、定数63)での議席は過半数に満たず、4月にも行われる見通しの総選挙までの暫定政権の色彩が濃い。 
--------------- ここまで ---------------
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090202-00000011-jij-int

テーマ:同性愛 - ジャンル:日記

19:20 | 性的少数者に関すること | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<腹の立つ日はピアスを買おう | ホーム | セクシャリティーフリーで聞き合う会>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
この記事へのトラックバックURL
http://rontako.blog39.fc2.com/tb.php/1080-73001b32
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
AX