01-27 Tue , 2009
「ハートをつなごう」LGBT第2弾、1日目
昨日は出かけてたので、録画しておいてさっき見た。

んー、、今回は札幌の「親の会」の人を取りあげていたけれど。

途中でBrass MIX!(それも3年前の!2006年の第10回レインボーマーチ札幌)がちょっとだけだけど、出てきたんでびっくりした!まー、あそこで今回出ていた親の会の親御さんがステージで挨拶したのね、あのとき。だからBrass MIX!をわざわざ出したのか?って思ったけど、でもあそこで「あっ、ブラミ(Brass MIX!のことを「ブラミ」と略して呼んでます)だ。しかも2006年のだ!(2007年じゃなくて:2007年にもブラミはレインボーマーチ札幌に出ました。わたしはいなかったけど)」って思う人って、多分、あそこに出た人じゃないと分からないと思うので、なんでBrass MIX!の映像が使われたのかは不明。けどね、そのブラミの映像、

映ってた人、全員、顔にモザイクがかかっていた!

映ってたのはガードの人、指揮者のトヴィくん、そしてトロンボーンを吹いているうちらは、かなりはっきり分かった。あ、わたしは多分、トヴィくんの陰に隠れて顔自体映ってなかったと思うけど(笑)いや、別にね、顔にモザイクかかってたのは、NHK側が事前に本人たちに対して了承を取ってないので、ぼかしたんだと思う。まー、2006年のあの映像が誰かなんてNHKには分かんないだろうし、どこに連絡取っていいのか分かんなかっただろうからね、別にモザイクがかかってたことに対しては「まぁ仕方がないのかな」って気もするんだけどさ。でもね、こうも思えるのよ、というか、わたしはどうしてもこう思えてしまうのよ。

性的少数者って、何も言われないと顔をぼかされてしまう存在なんだ、それだけ「配慮される」人種(人種って言うのはとても変だけど)なんだ

ってね。そういう「配慮される人間」だって、無言で見せつけられているような気がして、わたしはとても貶められたような気がしたの、逆にね。だって、わたしはレズビアンと言うことを隠してないもの、日常でも。それが、なんだか顔をぼかされて、「ああ、この人たち、表に顔が出せないのね」って思われたら、とても悔しいし、とても心外だ(しかも「Brass MIX!」自体も、基本的に顔出しについては、自分で責任をとってね、顔出ししたい人はそのままでいいし、顔出ししたくない人は自衛策を取ってくださいってことになってます)。

で、後の方のパレードの様子は、誰も顔がぼかされてなかったよね。あれは多分、去年の映像なんだと思う(去年はBrass MIX!出てません)。で、事前にNHKの方からカメラが回ってます、もしかしたらテレビに映るかもしれないから、顔出ししていい人だけ中に入ってください、とかなんとか言われたんで、あそこに映ってる人たちはみんな顔をぼかされてなかったんだろう。

でもさぁ、何も知らない人が見たら、あのパレードの様子は、1つのパレードって思うよね。まさか間に2年間も間があいてるなんて分かるわけないだろう。ってわけで、時間にして数秒しかないあの「Brass MIX!」の映像が、わたしは一番ショックだった(笑)

あと、まぁ他人が言ったことについて文句付けるのもアレなんだけど、気になったのは親の人がね「困難でも自分で決めた道だから」みたいなことを言ったと記憶してるんだけど、あれ聞いて「何も、好きこのんで困難な道を選んだんじゃないよ」と思った。まー、ただ、親の会の人は「だから、子供の生きやすい世界にしよう」と思ってる人たちもたくさんいて、だから、いろいろ活動してるんだと思うけどね。

だけど、やっぱり当事者として思っちゃうんだよね。「自分の生きたいように生きることも困難だし、だからといって、異性愛者のフリをして生きていくのはもっと困難。どっちにしろ、自分の人生は困難なんだ」ってね。それで「こんな自分に産んだのは誰だ」とか、逆に親を逆恨みしたくなる(笑)

まー、これは親の責任でも子の責任でもないわけで。あるとしたら「生きにくいこの世の中」に責任があるんだけどさ。でも、生きにくいからって、そのままにしてたら、いつまで経っても生きにくい世の中であることには変わらない。だから、誰かがこの世の中を「住みやすい世の中」に変えていかなくちゃならないと思うのね。それは別にみんなが「活動家」である必要はなく、みんな、できることからちょっとずつやってけばいいと思うのね。カミングアウトなんかもする必要ない。匿名だってできることはたくさんあるわけで。

親の会の人ってのは、当事者も勇気づけられる存在だし、カミングアウトされた親にとってもありがたい存在だと思う。ただ、親にもいろいろあって、うちの親のように「こういう親の会があるから(わたしの場合は、LGBTの家族と友人をつなぐ会を紹介したんだけど)、なにか相談事があったらここにできるよ」というつもりで紹介したら「自分たちはこういうところで活動するつもりはない」とか言われて、「はぁ?」ってなもんだった。だから、ここに入って活動して欲しいなんていう気はさらさらなくて、ただ悩んでいるんだったら、こういうところがあるよって紹介しただけなのに。。。だいたい、活動するしない、なんて、人に強制されてやるもんじゃないだろ!正直、わたしは悲しくなったね。

あと、前にも書いたことがあるけど、やっぱり「育て方が間違ってる」と思ったりするんじゃないかなと思って、必死に「そうじゃない、ここまで育ててくれて感謝している」ってメールを何通も送ったんだけど、母親の携帯はその当時500文字までしか受信できない携帯で、そのことについて一言も「途中で切れている」と知らせてくれなかったので、随分とあのわたしが送ったメールは全部母親のところに届いているもんだと思っていたら、そうではなかったことをひょんなことから知って、それについても大ショックを受けた、という経験がある。

わたし自身はこういう経験があるけれど、しかし、親からこんなふうに拒絶される人って少なからずいるんだろうな、と。だから「親の会」をやってる人はとても貴重だと思っているし、そういう「親の会」が全国、津々浦々にできれないいのに、と思っている。

しかしね、中にゲイの子供が原因不明で自殺しちゃったって親がいたのね。その人は親にカミングアウトもし、母親と一緒に親の会で活動してた。けど、ある日、突然自殺しちゃったらしい。今でもなにが原因で亡くなったのかは分からないそうだ。何が原因で分からないって言ってるのに、番組では「同性愛者等の自殺率が高い」になっちゃってて、おいおい、そこは違うだろって思った。

確かに「REACH Online」や、あとなんだっけ、大阪のアメ村でもそういうアンケートとったことあるらしいというのを見たことがあって、そこでは「異性愛者に比べて、同性愛者等の性的少数者は自殺を使用と思った割合が高い」という結果が出てるのは知ってる。けどね、「REACH Online」は、もともとHIV/AIDS関連の調査だから、調査対象はゲイ男性とMSM(Men who have Sex with Men:男性とSEXする人)なのね。そこに女性は入らないの。で、番組の中でも「ちゃんとした調査が必要だ」って言われてたとおり、国ではLGBTの自殺率の調査とか、自殺に関するアンケート調査とか、まーったくやってない。だから「LGBTの自殺率は高い」って一般に言われてるけど(海外での調査を元にはできるけどね)、日本でそれが言えるのかなんて、今のところ、誰にも分かんない。

しかし、それと、この原因不明で自殺したゲイの人は、本来なら別の話。だって、原因不明なんだもの。ただ、ゲイの人が自殺をしたことは事実だけれど。だから、ここんとこ、すごくこじつけたように感じたのよね。だって、わたしだっていつもいつもだいたい希死念慮があるけれど、それはわたしが同性愛者だからってことが理由じゃない。今、もし自殺するとしたら、それは病気を苦にして、になるだろうと思う。でももし、わたしがこの先突然自殺しちゃったとして、その原因が「同性愛者だったからだ」って思われるの、イヤなのね(笑)そういうところでこじつけをしないで欲しい。だから、わたしは死ぬときはちゃんと遺書は残そうと思ってるけどさ(笑)

いくらLGBTの自殺率が本当に高い、としても、今のところは誰にも分かんないんだから、性的少数者が自殺した=性的少数者であることが原因、みたいに結びつけて欲しくないんだな。。だから、わたしはしっかりした調査を今後、国や研究機関に求めるね。LもGもBもTも全部入れた調査をね。

あ、あと、なんかハートがぐるぐる回って、それがなんか人の顔だったり手だったり、最終的に葉っぱ?になるアニメーションが新しくできたみたいなんだけど、あれの最後に「LGBT」という文字と共に「セクシャリティー」って声が入るんだけどさ、あれ、なに?みたいな(笑)突然「セクシャリティー」って言われてちょっと戸惑ってるわたし(笑)あれは「LGBT」で今後も使い続けるアイキャッチなんだろうか。。いや、あまりにもトートツに「セクシャリティー」って言われたんでびっくりしただけだけど。「セクシャリティー」ってすんごく自分には難しい言葉に感じられるのよ。本を読むと分かった気にはなるんだけど、いつの間にかまたよく分かんなくなってる。。(多分、これを「頭が悪い」と言うんだろうと思うけどね(苦笑))だから、なんであんな難しい言葉をいきなり、、なんて思ってしまうのだ。

それから最後に。番組の中で「ゲイであると言うことが分かって孫が抱けない」と思ったお母さん、そんなことはありません(爆)

同性愛者だから子供が持てない、なんていうのは、過去のこと。今は欲しいと思った人は、いろいろ試したりしてますよ~。アメリカではそれこそ「レズビアンマザー」とか「ゲイファザー」はたくさんいるし。こないだのNHK特集の「女と男」の第3回で、そんなことやってたらしいですよ!(わたしは見てないけど(笑))

テーマ:性的少数者(LGBTIQ) - ジャンル:日記

15:16 | (性的少数者)テレビのこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<「ハートをつなごう」LGBT第2弾、2日目 | ホーム | 「ハートをつなごう」LGBT第2弾>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
この記事へのトラックバックURL
http://rontako.blog39.fc2.com/tb.php/1074-8e6faaf2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
AX