04-30 Mon , 2018
猫真菌症顛末記
今年が始まったばかりの1月5日のこと。うちの猫(陣馬)の目の上にハゲができていることに気が付いた。

20180105 233352


翌日、すぐに動物病院に連れて行ったら、下のような薬が出た。この薬はケンカの傷も含め、幅広くハゲに効く薬らしい。ただ獣医さんは禿げたところに傷がないので、これはケンカ傷ではなく、真菌症による皮膚炎だろうと言った。毛が生えてくるのは月単位だから、そんなにすぐには生えてこないよ、とも言われた。

20180430 211311


そのとき出た薬。これで薬を付けながら様子を見ていたのだが、獣医さんの「そんなにすぐには生えてこない」という言葉を信じて、なかなか治らないのも仕方がないと思っていたら、そのほぼ2ヶ月後の3月初旬、なんとハゲが広がっていた。

20180223 104107


そういえば、この間、薬を付けているときはそんなに広がっている気がしないのだが、何日か薬を付け忘れると、ハゲが広がっているような気がしてたんだよね。。で、3月3日に再び動物病院に連れて行った。そうしたら「広がってますね-。今度は真菌症に特化した薬にします」と言って、下の薬が出た。

20180430 211318


わたしはこの時点でハゲが広がってしまったことにとてもショックを受けてた。1月に動物病院に行ったときに獣医さんはそんなに大したことないような風に話してたので、薬を付けたらすぐに治るんだろうって思ってたんだよね。それが、「早期発見」したのにもかかわらず、ハゲが広がってしまって。。こりゃ、高尾にゃんが子猫の時に血尿になったときのように、ネットで対処法を勉強しないと、と思って、猫の真菌症でたくさん調べた。

そうすると、たいてい、猫の真菌症は、

・免疫力の落ちた子猫か老猫がかかりやすい
・夏のじめじめした季節に菌が増殖する(人間の水虫と同じ)
・治すのは非常に厄介で、身体のあちこちにハゲができることがある
・真菌症は猫にも移るし、人にも移る。猫はそんなにかゆみがないが、人間がかかったら非常に痒い

って書いてある。うーん、、、(汗)陣馬は今、5才の立派な大人の猫だし、じめじめするどころか乾燥しきってる冬になってるじゃん。免疫力が落ちてたから真菌症になったんだろうとはいえ、なんでこの猫が真菌症になるんだろう???って不思議だった。いや、不思議なのは今でもそうだけど。

でね。対処法としてハゲになってる部分を洗うだとか(しっぽとかだったらできそうだけど)、菌の進行を食い止めるためにフケを取り除くとか(フケに見えるのがどうやら真菌の塊っぽい)、とにかく「菌を取り除くのが先決」らしく、そのためのいろんなことが書いてあったので、「そっか」と思って一生懸命ティッシュとか綿棒などを使ってフケを取り除いてたの。そうしたら周辺の毛がいとも簡単に抜けちゃって、ハゲがどんどん拡大してしまった。しかもフケを取り除いたあとに薬を付けると、陣馬は気になるのかすぐに顔を洗い出す。「こりゃまずい」と思い、エリザベスカラーをペットショップで買ってきて、薬を塗ったあと2時間くらい付けたりしていた。エリザベスカラーを付けられた陣馬は首が重いのか、首をうなだれたままずっとその場で立ち尽くしている。見ているとかわいそうだった。

20180209 163619


これは3月9日の状態。こんなに禿げると今度は塗る薬の量が大量になって来て、薬が見る間になくなってきた。仕方がないので薬をもらうために、陣馬本体は連れて行かず、ハゲ画像を何枚か撮って3月18日に動物病院に持って行った。なんせ、2回目に連れて行ったときに、真菌症だから周囲に移しちゃ大変だってことで病院の方がかなり他の患畜さんに気を遣ってるのかな?ってことが見て分かったからだ。

20180317 135202


この画像、3回目の病院に連れてく前日、3月17日の画像だけど、このときが一番ひどかった(毛が生えているように見えるが、禿げているところの皮膚は黒くなっていて、その上に薬を付けているので黒光りしている)。この日はわたしが動物病院には行かず、彼女が連れて行ったのだが、獣医さんは撮った画像数枚じっくり見ていたそうだ。そして「普通、こんなにハゲが広がることはありません」と言われたそうだ。陣馬のハゲは炎症がひどくなったものらしかった。それは、薬が気になるのでそこの部分を触るのが原因、触ることによって周辺にどんどん炎症が広がってハゲが広がる、ということらしかった。そして対処法として

・薬を塗り、毛が生えてくるまでずっとエリザベスカラーを付ける
・薬を塗らずに放置

この2つだと言われた。毛が生えてくるまで月単位かかる、ということは、薬を塗るなら数ヶ月、エリザベスカラーを付けておくと言うことだ。たった2時間でも見てるのがかわいそうで仕方がないというのに、数ヶ月も付けてるのを見てるなんてできない、と思って、「本当に放置して大丈夫なのか??」と思ったけど、その日限りで薬を塗らずに放置しておくことにした。

しばらくはフケがずっと出続けているようだった。ネットで「これは真菌の塊」って書いてあったので、それによってハゲが広がらないかとても不安だったが、薬を付けないって決めたので放置しておいた。すると、半月ほどでフケが自然となくなり、うっすらと毛が生えてきた。

20180406 130311


これは4月6日。うーん、陣馬を無理矢理抱っこして、綿棒でグリグリやってたあの時間は一体何だったんだろう。。??

20180416 192303


これが4月16日。光の加減でちょっと薄くなってるように見えるが、順調に生えそろってきている。

20180430 183750


そしてこれが今日、4月30日。まだもうちょっと「ああ、ここがハゲだったなあ」って分かるが、でもほとんど違和感がなくなっている。獣医さんから「月単位で」と言われたけど、一番ひどいときから毛がうっすら生え始めたのは半月後。ほとんど生えそろうのに約1ヶ月半。思ってたよりずいぶん早かった。

しかし、放置していいのだったら、最初から「放置しろ」って言ってくれよー獣医さん、って思うが、猫の中には薬を塗られてもまったく気にしない猫もいるってことで、薬を出したらしい。しかしそれだったら、2回目に行ったときに「触ってたら薬は塗らないでもいいよ」って言って欲しかった。。そして、これは今回のうちの猫の場合だが、

ネットの情報はときには危ういことがある

ってこと。特にうちの猫は子猫や老猫ではない。子猫とか老猫ならそういう対処法を取った方がいいのかも知れない。けど、それは、もしかしたら一般的な方法じゃなかったのかも知れない。ただ、真菌症の対応を書いたネット情報は、禿げてる画像はたくさん載ってたが、「これを続けていたら治りました」って画像が見当たらなくて、「本当にこの方法が信用できるのかな?」って少し思ったことは確か。

ってわけで、うちの5才になる猫が冬に真菌症にかかったときの対処法は

敢えて何もしない

ことで完治することが分かった。
22:27 | 二人と猫のこと | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
| ホーム |