05-11 Wed , 2016
アメリカ・オバマ大統領が被爆地「ヒロシマ」を訪問
昨日の夜にこのニュースが流れた。おそらくほとんどの「日本人」は「喜ばしい」と思うだろう。
が、わたしは素直に「喜ばしい」とは思えない。その理由をいろいろ考えてみたが、うまくまとまらない。

でも、そのような気持ちを端的に言い表してくれている詩を思い出した。
----------
〈ヒロシマ〉というとき
〈ああ ヒロシマ〉と
やさしくこたえてくれるだろうか
〈ヒロシマ〉といえば〈パール・ハーバー〉
〈ヒロシマ〉といえば〈南京虐殺〉
〈ヒロシマ〉といえば 女や子供を
壕のなかにとじこめ
ガソリンをかけて焼いたマニラの火刑
〈ヒロシマ〉といえば
血と炎のこだまが 返って来るのだ

〈ヒロシマ〉といえば
〈ああ ヒロシマ〉とやさしくは
返ってこない
アジアの国々の死者たちや無告の民が
いっせいに犯されたものの怒りを
噴き出すのだ

(中略)
〈ヒロシマ〉といえば
〈ああヒロシマ〉と
やさしいこたえが
かえって来るためには
わたしたちは
わたしたちの汚れた手を
きよめねばならない
---------- 
超有名な、栗原貞子さんの「ヒロシマというとき」という詩だ。
全文切り取るのは、ちょっとまずいかなと思って一部のみ紹介した。が、もちろん「ここの部分を読ませたい」というところをわたしが切り取ったわけだから、かなり恣意的な作業が入っているとも言えるだろう。元の詩を読みたければ、是非「ヒロシマというとき」で検索してみてください。本人が許可を出して掲載している、というサイトが一番上に見つかるだろう。

栗原さんは被爆者だ。日本の行った加害行為については考えていない被爆者が大半の中、この人は日本の加害行為についても言及したし、日本に住む被爆者以外の、外国に住む被爆者のことについても目を向けた人だ。

この度のオバマ大統領の「ヒロシマ」訪問をただただ「ああよかった」としか思わなかった人は、ではなぜヒロシマとナガサキに原爆が落とされたのか、そこから考えて欲しい。

あるとき突然、エノラゲイが広島上空に原爆を落としていったわけではない。
12:14 | 被爆二世・戦争などのこと | トラックバック(0) | page top↑
05-12 Thu , 2016
東京レインボープライドパレード2016
20160507 1522531


このブログ、最近ほとんどセクマイイベントのことについては触れてない。というより、わたしがほとんどそういうイベントに行かなくなっちゃったからなんだけどね。だけど、パレードはやっぱり行くかな。普段会えない人たちにも会えるしね。ってわけで、先週末、7日、8日にあった東京レインボープライドパレード2016に行ってきた。東京レインボープライドパレードって確か5回目だったよね。初めて2日とも行ってきた。ただし、今年もパレードで歩かなかったけど。

2日とも、とあるブースのお手伝いって感じかな。「人手が足らないから誰か助けて」と言われたので、どうせなんの用事もないから「いいよ」って手を挙げた。

やー、すごい人手でしたね。まぁ、わたしはさっきも書いたけどパレードの1日目には今まで行ったことなかったから、例年と比べて人手はどうこう、とは言えないけど、2日目の人手はどんなもんかはちょっと分かるので、それを考慮すると「今年はまた人が増えたなあ」という感じだった。てか、2日目はブース間の道を歩くのさえ人がたくさんいてとても大変で。。すごかった。

ブースは様々な団体で賑わってましたね。特に企業ブースが大幅増で、前はほんの数えるほどしかなかったし、確か数年前は企業ブースを出してたところは「おお!ここは応援してくれるんだ!」みたいに思ったけど、今年は企業数が多すぎて、なんだか全部把握しきれなかったような。ただやはり、外資系企業が多いこと、それから金融、保険関係の企業が目についたような。ただ、年々増えていく来場者を考えると、他の企業もイメージアップのために今後も参入してくるだろうなあと予想される。東京のパレード自体、母体が変わったりしてることもあって、前のパレードと比較するのはいいのか悪いのかは分からないけど、前のパレードは企業と言えば「ゲイに支えられている企業」が主だったことを考えると、確実に時代は変わって来ているなあと思われる。

そして、今年はパレードのコースが変わって、渋谷駅前の交差点をパレードできるようになったらしい。これ、20年前に第1回目のパレードが行われたのと同じコースなんだそうだ。でも、それからいろんな嫌がらせにあって、そこは通れなかったし、それよりずっと短い距離でのパレードコースだった。警察官も厳しくて、パレードの隊列も途中で信号で止められてしまったり。けど、今年、それがなくなったのは、まぁ渋谷区自体が「同性パートナーシップ条例」を作った自治体だと言うことが大きいだろう。そういう意味でもこのパレードは恰好の自治体「宣伝媒体」でもある。そして今年、パレードは18挺団もあったそうだ。パレードだけで参加者4,500人(公式発表)。これは4,500人しかパレードを歩く希望者がいなかったのではなく、定員が決まっているのですぐに埋まってしまうので歩きたくても歩けない人たちはきっとたくさんいるのではと思う。2日間の合計人数は70,500人で、70,000人を超えた。夏にパレードやってた頃は、毎年10,000人には満たなかったから(パレード自体1日だけなので単純には比較できないけど)、まぁそんなこんなで、10年くらい前の過去から知ってるものとすれば「大きく変わったなあ」と思わざるを得ない。

もちろん、これについては賛否両論あるだろう。この結果を見ると「やっぱり資本主義社会なんだなあ」と感じざるを得ないし、「強いものが勝つ世の中なんだな」って痛いほど感じるし、「強いものが、何が正しいか決める世の中なんだね」ってことをひしひしと感じる。

ただそうはいっても、このイベント自体が「弱者のイベント」なわけで。で、思ったのは、確かに楽しかったでしょうよ、ってこと。会場で少し話した知り合いのヘイトスピーチ関係の人からは終わって「みんなニコニコして楽しいイベントでしたね」って言われたし。ヘイトスピーチの現場ではもちろんこういう雰囲気は皆無だからね。まぁ、それはそれでいいんです。楽しい雰囲気だったのは事実だし。でもね、わたしは来てた人に言いたい。特に来てた異性愛者の人たちに言いたい。

楽しむだけで終わるの?会場で「Happy pride!」ってみんなと言い合ったらもうそれで終わり?

って。あのパレードから、楽しむだけ楽しんであとは何もしない、ということであれば、それは搾取だということを自覚しておいた方がいい。

なぜ性的少数者はあのようなイベントをするのか。別に異性愛者の人たちに楽しんでもらいたいと思ってやってるわけではないです。そんな奇特なことは誰もしない。では何が目的かというと、普段、自分のありのままの姿が「社会的に見えない存在」にされているからこそ、あの場で性的少数者が集まって「自分たちだって、あなたと同じこの社会で暮らしているのだ」という「可視化」をさせたいがためにやっているわけです。

なぜ可視化したいかというと、それだけの人が権利がなくて「困っている」からですよ。わたしなんかからすると、このまま行けば、彼女と(今の時点で)10年以上一緒に暮らしてても、病院で最後を看取れるかなんかそのときが来てみないと分からないし、今だって扶養家族にはなれないし、年金だって健康保険だって「個人」として払ってます。財産持ってても(うちらにはないけど)彼女は「配偶者」として当然の相続権はありません。これが「法的に保障されない」ということ。「結婚」してたら、それが「制度」としてすべて認められる(結婚の部分についてはいろいろ議論がありますけど)。それに比べるとわたしはやっぱり「権利がない」わけです。異性愛者は「結婚するかしないか」が選べる。けど、わたしたちは「結婚する」という選択肢がない。「結婚しない(できない)」という選択肢しかない。

「そんなことを認めると社会がおかしくなる」とか、あなたは言えますか?あなた既にそういう「権利」、自分で持ってるんですよ。生まれながらにしてなんの努力もしなくても。それはあなたが「多数者」だから当然なんですか?わたしはまだ「権利」を持ってない当事者からあれこれ言われるのは、意見の相違だからそれは仕方がないと思う。けど、権利を持ってる人間から「てめえに権利なんかやらない」と言われることだけは許せない。「少子化がー」って言う人がたまにいるんですけど(笑)、今、同性婚が導入している国がどんどん出てきて、その中で出生率が落ちた国って例外的に少なく、ほとんどの国では上がってる(世界銀行統計に基づく)。少なくとも事実を知ってから言ってくれ(知ったらこれが理由にはならないことが分かるけど)。だいたい「少子化がー」って言う人は、同性婚認めたら、同性愛者の数が増えるとでも思ってるのかな(笑)

まぁ、今、日本で同性婚を導入することに賛成している人は、過半数を超えてるらしいので(去年の11月にNHKがやった全国意識調査による)、「権利をやらない」と思う人の方が今では少数者なわけだけど。ただ、過半数を超えていると言っても、たった51%で、これはほとんど「誤差の範囲」と言ってもいいくらいの数字だ。これを6割7割に押し上げるのはパレードに参加した異性愛者の人たちにかかってるわけだよね。まぁそんなん当たり前だけどね。性的少数者だけで6割7割の数字が取れるわけがないんだから。取れたらそれは性的少数者じゃないわけで(笑)異性愛者の人たちの同意があって初めて「多くの人たちが賛成している」と言えるわけだ。

でも、多くの人たちに訴えかけるのは当事者だけがやらなきゃいけないことなのか?異性愛者はパレードで楽しい思いだけして「あとは頑張ってね~!わたしはあなたたちが頑張るのをそばで見てるから!!」って性的少数者に言うんだろうか?それってすごい都合よくない?それがわたしの言ってる搾取なのだ。

「じゃあ、どんなことをやればいいんだ」って思うだろうけど、まぁそれは自分で考えて下さい。それはこちらが「こうしてくれ、ああしてくれ」と言うべき問題ではない。そもそもそう言ったとしても、それをそのままやってくれるという保証はどこにもない。自分でよく考えて「これならできそう」と思うことを少しでもやってくれればいい。「何かをやる」ということは、別にどこかの団体に入って活動しなければならないことを意味しているわけじゃないです。そんなことやってるのは、当事者だってごく一部の人だけだし。少なくとも、わたしが言ってるのは、パレードに参加して「ああ楽しかった」で終わらせては欲しくないってこと。それだけです。

さて、ここまでどのくらいの人が読んだか分からないけど(笑)

今回のパレードの1日目、自民党の稲田議員が来たようです。来たようです、っていうのは、自分の目では確認できなかったからね。人が多すぎて。わたしが1日目、会場に着いてみたら、入口付近ですごい人だかりとカメラがいて「どこの誰が来たんだろう?」って思ったら、そうだったらしい。その場では分からなかった。あとで聞いた。

しかしなぜ急にこの人が?なんの関係もないのに?って思ってた。けど、この人が今年の2月だったかに自民党の中で性的指向・性自認に対する特命委員会だっけ、正式な名前は知らないけど、それを作ったらしいね。この委員会の中でのトップではないけど、実質、言い出しっぺ、の人だし、まぁ、自民党の政調会長だからね。で、もう一つ、当事者の中では前々から超党派の議連、ってものが存在してるということはよく知られたことだろうけど、こちらでなんとかならないの、という声がある。

わたし、特命委員会と議連の違いが分からなかったんだけど、聞くところによると、議連って、勉強会とか確かにやってるけど、議連の役割というのは「各党の動きを探る」ところに過ぎないと。要するに、政策とかを練るところではないらしいです。で、政策とかはこの「特命委員会」がやってるらしい(てか、つい最近、出したよね。「カミングアウトしなくてもいい社会を目指す」とかなんとかいうやつ。これ作ったの、そこです)。

今まで当事者団体が目指してきたのは「差別禁止法」の制定だった。それが単なる「理解促進法」になっちゃった。なぜかというと、自民党は「差別禁止」が嫌いだからだ。というか、自民党自体が「日本社会において、顕著な差別はない」って言い切ってる団体だからさ(ちなみにこのことは「国連」で明言したので、これは別に自民党だけの意見じゃなくて、これは日本政府としての見解になっている)。あ、これは性的少数者に対しての差別、というわけではなく、すべての事例においてです。それに「差別禁止法」を作ると誰かが悪用する可能性があるからできない、って言うんだってさ。具体的にどういう悪用をするか、教えてもらいたいくらいだけどね。っていうか、悪用されるっていうんだったら、悪用されないような法律作ればいいんじゃないの?それに加えて「何が差別か明確に決められない」って言うんだってさ。きっと「何が差別か決められ」たら、自分たちが差別してることを指摘されちゃうからだね(笑)基本的になぜ自民党が「差別禁止法」を作りたくないかと言えば、自分たちがそれを利用して差別できなくなるからじゃないかと思う。

例えば昨日、ちょうど障害者が国会参考人だったっけ、それで出席する予定でいたんだけど「話すのに時間がかかるから」と出席を拒否された人がいます、ということが話題になった。障害者の場合は既に「障害者差別解消法」という法律がある。これは割と踏み込んだ法律みたいで、国や地方自治体は障害者を差別してはならない、という条項があるらしい。こういうの多分、自民党嫌いだよね(笑)こういう法律があると「お前たち、差別してるじゃないか。法律にも差別って書いてあるのに、ダメじゃないか」って言われてしまう。法律がないと「根拠はありませんから、自分たちがやってることは法には触れません~!」ってことになる。結局、自民党が「日本には差別はない」と言って「日本の風土に差別禁止法はふさわしくない」と言ってるのは、こういう法律があったら自分たちが差別者だって突き上げられて困るからに他ならない。だって、差別しない人は、別にこういう法律あっても全然困らないもん。

まあただ。わたしは、性的少数者に対しては別に「理解促進法」でもいいじゃん~?って思わないでもない。こんなん、あってもなくても別に「あ、そう」って感じなんだけど。確かに法律で性的少数者のことに触れている、という点では大きな一歩ではあるだろうが、まぁ評価するとしたらそこだけか。って言えるのは、わたしは世間からそこまで差別されているとは思ってないからで、差別されているとしたら、上に書いた、法的に保障されていない、ということだけなのよ(もちろん、これがそこに繋がる第一歩だと言うことは理解してる)。まぁだから、第一歩としてのやり方はいろいろあるだろうね、というのがこれに対する評価で、絶対に「差別禁止法」じゃないといやだ、ということはない。

しかし、自民党のこの言い分、実は、他の分野と全く同じなんだよね。今、「ヘイトスピーチ対策法」というのが国会で成立するだろうと言われている、というか、今日、委員会で採決らしいから、ここで通ったら国会でも通るだろう。わたしはこっちの方は明確に「差別禁止法」にして欲しかった。差別する人を処罰して欲しかった。てか、これを放置したままでいいの?って今でも思ってるし。あ、この場合の差別は「人種差別」だけど。こっちの方は本当にひどい。「日本は明確な差別事象はない」って言われると、性的少数者に対しては「まぁ概ねそうかな」とは思える。が、ことに人種差別については「どの口が言ってんだ?」って思う。あれを差別と言わずして、何が差別なのか。というか、これはだれそれが、という個人ではなく、国自体がもう制度的に差別しまくってるからね。だから、差別法作りたくないのよ。自分たちが差別できなくなるから。今、案で出てるのは「啓発・啓蒙」だけで、そんなのみんな分かりきってる。外国人を差別してはならないのは、ほとんどの人が知ってることだし、ほとんどの人は差別してない。今、対策を取らなければならないのは、教育しても教育できなくて差別しまくってる人に対して、差別を禁止して、それに対する処罰が必要だと言っているのに、それができない。

挙げ句の果て、出して来た与党案がめちゃくちゃで(1年ほど前に野党から案は出ていた。自民党はそれを通したくなかったのと、でも廃案にすると日本政府は「こんなひどい差別が起こってるのに何もやってない」ってことで国際的に非難が高まるから、不抜けた法律案を出してきただけ)。この法律案の2条には「適法居住要件」というのが付けられていて、この中に当てはまらない人たちに「難民」や「アイヌ」の人たちがいる。この法律案、このままで通ったら、要するに「難民やアイヌの人たちに対して、差別するのを国が認めています」というのと同じことなのだ。「差別していいのはこの人たちですよ」って国が言ってるのと同じなのだ。非常に怖い。これこそこれが「悪用される法律」って言えないか??

ってことで、わたしはこちらの方が大問題なのだ。そして、昔から持論として「外国人を差別していい」と言ってるのは、この間パレードに来た自民党議員だ。なのでいくら「性的少数者の問題は人権問題であると分かった」と言っても、わたしはこの人自体受け入れられない。どんなに性的少数者に対して理解していようが許せない。人間、許せることと許せないことがあるが、わたしはこれだけは許せない。

ってわけで、なんでわたしが「自民党の言い分」についてこんなに知ってるかというと、特命委員会に呼ばれた人とこの2日間、直接話してきたからです(笑)ちなみに特命委員会に言って話してきたということは、本人が団体のブログで書いてたから別に秘密事項でもなんでもないけど。その人は地方在住者なので、わたしはこの人とは毎年この場で少し話すだけの関係だけど、それでも付き合い自体は多分10年近い。この人が「自民党の論理」についていろいろ教えてくれた(ちなみにこの人自身は自民党支持者ではなく、非常に現実的な人だと思う。今の国会はどうしても自民党が賛成しないと法案は成立しない。取り敢えず「これが一歩」と考えている人は一刻でも早く法律を制定させるのが目標だろうから、どうしても自民党と話をしなければならない)。その人は特命委員会に呼ばれて話してきたときのことを話してくれた。そこでは議員の無理解から、その人自身が傷つくこともたくさん言われたそうだ。「今、いろいろな話をして(議員が)差別はいけないって言ってたのに、その(傷つく)言葉を当事者である自分に言うのか!?」と思ったそうだ。ただ、それはやっぱり無理解から来るもので、理解したら多分大丈夫だろうとは言われた。わたしはその「自民党の論理(禁止法は日本にそぐわないとか)」がやっぱりおかしいと思うんで、わたしもその人にいろいろ意見を言ったけど、わたしの頭の中にあるのは、人種差別のことが第一であり、性的少数者第一の人にはほとんど通じなかったみたいだ。。てのはやっぱり、性的少数者の方だと、自民党の言い分もある程度まぁそうかなと思えてしまうわけで。難しいですね。

それにしても、ネット上で自民党議員が来たことについて、あれこれ読んだけど、事実誤認が多いんだよなあ~。稲田議員は勝手に来て勝手に帰ったわけじゃなく、主催者側もちゃんと来ることを知ってたし(呼んだわけでもないが、それはどの議員にだって「来てください」とは言ってないだろう)、5分で帰ったわけじゃない。確かに時間的には短かったと思う(1時間程度)が、それでも会場を一回りはしたと思う。気に入らない相手のことに対して、否定的に見たくなるのは分かる(わたしを含めてだが)。しかし、「主催者側は来ることを知っていたか、知らなかったか」「5分で帰ったか、帰っていないか」というのは、比較的容易に判断できることで(あんだけのSPだのカメラマンだのいるのに、勝手に来るわけはないよなとか)、事実じゃないことに対してあれこれ言うのもどうかと思ってる。それって、結局、自民党支持の人たちが事実じゃないことばっか言ってるのと結局やってることは変わりがないんじゃないかな~と思う。

そもそも評価というのは事実を知った上で始めることで、例えば「たった1時間しか来ないなら来るな」と思うか「1時間もいたんだから上出来だ」と思うか「そもそもパレード会場に来るな」と思うか「来たとしてもまったく評価できない」と思うかは個人による。事実自体が誤認なのに、その上で評価しても、それは正当な評価とは言えない。事実自体をどう知るか、についてはそれに関わった人に聞くのが一番じゃないかね。まぁそこら辺については、知りたい事象にも因るでしょうけど。

今回のパレードに参加して改めて「自分のやれることはやらなきゃね」と思った。もちろん、今まで何もやってなかったわけじゃなく、少なくとも自分がやりたいことはやってたけど、まぁそれを今後も続けて行こうかなと。細々とでもいいんだよね。っていうか、わたしは権力者じゃないから細々としかできないし。まぁでもそれでいいんだ。
14:57 | (性的少数者)イベントなど | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
05-16 Mon , 2016
ばこちゃん、3歳のお誕生日おめでとう
20160516 203721


今日は ばこの 誕生日
みんなで 集まって 一緒におめでとう

いくつ いくつ いくつになったかな
また一つ 大きくなった
年の数だけ手を叩こう

ぱん!ぱん!!ぱん!!!

ってことで、ばこは16日に3歳の誕生日を迎えることができました。
まぁでもばこが本当に生まれた日は分かんないんだけどね。推定です。

猫で3歳というともういい大人で、年齢的には「エネルギーのみなぎった男」なんだろうけど、今のばこはうちの中では相変わらず一番年下の甘えん坊の猫、と言った感じ。

それにばこはとても「うるさい男」だ。もーよく鳴いてよく鳴いて。高尾にゃんは寡黙な猫なので、本当に何かあるときにしか鳴かないんだけど、ばこは「今日まだおやつ食べさせてもらってないんですけどねー」とか「もうすぐご飯の時間だろー」とか「お腹空いたから早く食わせろー」とか「高尾ねーちゃんが遊んでくれませんー」とか「まま(ばこにとってはままとは彼女のこと)がどっかに行っちゃったー」とか事あるごとに鳴いてるし、それ以外にも「ばこがさっきからふにゃふにゃ鳴いてるけど、何が言いたくて鳴いてるんだろう?」って分からないこともしばしば。前はご飯の前によく鳴いてたけど、この1年でもっと違う場面でも鳴くようになった印象。しかも声色も何種類か使い分けるようになった。

「ままー」って完全に甘え声のときもあるし、「お腹が空いたんだよ!!」みたいに怒ってるときもある。「ごめんなさいー」って気弱に鳴くこともある。黒猫は顔の表情からは気持ちがうかがえないから、そうなってるのかな?高尾にゃんは鳴かなくても表情から「機嫌が良いね」とか「今は不機嫌だね」ってことがよく分かるんだけどねー。

まぁでもうるさいうるさい。特に朝と晩のご飯の時間前は本当にうるさい。食べる直前まで「お腹が空いたー」と鳴きわめいてる。うちは猫の夕ご飯の時間は21時にしてるんだけど、日によっては1時間も前から鳴いてるときがある。そして、わたしが重い腰を上げて「さあ作るか」というと、毎回毎回「ボクのお皿はこちらです~」ってお皿のあるところに誘導してくれる(朝ご飯以降、お皿は置きっぱなしなので)。そこを「ばこの食べる場所」に決めたのは、このわたしなんですけどね、、ーー;

そしてご飯の用意をする間、高尾にゃんはおとなしく鳥さんのおもちゃで遊んだりしてるんだけど、ばこは用意しているわたしの脚の周りをしっぽでこすりながら「早く!早く!お腹が空いたんだよ!!」って鳴きまくり。まぁなんというか、こちらが用意を始めたら5分しないうちに食べられるから、鳴かなくてもいいとか、そういうことは一切認識していないようで。ちょっと大人になったら分かるかなー、だって毎晩のことだもんねって思ってたんだけど、今のところは完全に大人になってもそこのところは全く認識していないようですーー;そしてご飯はいつも1分ちょっとでペロリと完食。早食いの猫は吐くことがある、というんで、だいぶ心配なんだけど、ばこは今までこういうことでは吐いたことがない。

ばこと高尾にゃんの食べ方はものすごい違いがあるので、食べてる間はばこと高尾にゃんは別々の部屋で食べさせてるんだけど、高尾にゃんがやっと食べ終わったのでばこを部屋から出すと、ばこは一直線に高尾にゃんのお皿の置いてあったところに向かって行って、高尾にゃんの食べ散らかした餌を丁寧になめ回す。「お前はハイエナかっ!」と言いたくなるような姿で。。特においしいオヤツをやったあとは、高尾にゃんのお皿を舐めたあとまた自分のところに戻っていって、自分のお皿を舐め、そしてまた高尾にゃんのお皿のところに戻って。。としつこい、しつこいーー;多分、こういう姿も高尾にゃんに嫌われる一因なんだよね、ばこ。。

現在体重4.9kg。以前、獣医さんから「この猫は骨格からして4キロ台の猫です」って言われたんで、あんまり太らせないようにしてるんだけど、気を緩めるとすぐに5キロになってしまうので注意してる。本当はもうちょっと痩せさせたいんだけど、なんせ今でも食欲が旺盛なので、4.9kgで精一杯。一時は4.8kgまで落としたことはあったけど、結局維持できなかった。

ばこは1歳になるかならないかくらいのときにいきなり血尿が出て、ストラバイト結晶ができててそれが結局尿道に詰まり、おしっこが出なくなったことがあったんだけど、それ以降はご飯の時にご飯に混ぜて強制的に水を飲ませてるので、今はpHも良い具合になってる。もう長い間、獣医さんに行ってちゃんと検査はしてないんだけど、家でpHペーパーがあるので、それで時折チェックしてる。pH低いときでも若干高めなのかなとは思うけど(pH6.4くらいがせいぜいかなあ)、まぁ今のところあまり気にしてない。というか、本当はもうそろそろ獣医さんのところにおしっこ持っていって検査してもらった方がいいかもねとは思ってる。

餌に水を混ぜると嫌がる猫ちゃんはいると思うんだけど(高尾にゃんもあまり好きではないので、ちょっと水の量を増やすとご飯食べなくなる)、ばこはいくら水を混ぜてもまったく気にしない。一応、最低限1回に80ccの水(実際は45度に温めたお湯)はやろうと思ってるんだけど、ばこの場合はいくら飲ませても全然嫌がらないので、一体、どのくらいまで水を飲むんだろうと思って段々増やしたことがある。そしたら1回に100cc以上の水を混ぜてもペロリと飲んでしまったので、怖くなってこちらが止めてしまった(笑)一回100cc以上飲ませると、1回のおしっこの量がものすごく多くなるんだもん。

その他ではまったく病気知らず。あっ!だけど、ばこには困ったことがあって、それは「ウールサッキング」ならぬ「ヒモとか毛皮」とか大好きで、食べちゃんだよね~(これ、去年の誕生日の日記にも書いてある!)。猫のおもちゃで、毛皮が付いた丸いボールなんかありますよね。あれを与えると、転がして遊ばずに毛皮を全部食べちゃったりする。ヒモも食べる。ので、毛皮ボールではもう二度と遊ばせないし(高尾にゃんがこういうの好きなのに!)、羽根の付いたおもちゃは厳重管理、ヒモは例えば人間のスエットのズボンのヒモとか寝間着のズボンに付いてるヒモとかも狙って食べるので、放置厳禁。これ、食べると消化できなくて吐く。ばこが吐くときは、変なものを食べたときだけ。しかも、吐くときの前には「ボク、なんだか気持ちが悪いです~」みたいな「ヨロヨロ~」って鳴くのですぐ分かる。こういうときは下痢もしたりするので、そういうときは病院行き。

ばこが食べちゃいそうな危ないものは、こっちも注意して隠したりするんだけど、ここ1年間の間では、彼女のブラジャーの後ろのホックがある部分の布(幸いホックとは反対側の金属のないところ)を食べてるのを発見した。「こんなものまで食べるの??」って思った。あのときはしばらくうんこが出るか注意したり、うんこが出たら中身は何が出たかを見たりしたんだけど、様子は全然変わりがなかったし、毎回毎回うんこ分解して見てるわけじゃないので、まぁ出ちゃったんだろうと思ってた。けど、数ヶ月経ってこちらが忘れた頃にいきなり「ヨロヨロ~」と言って吐いて、吐いた中身を見たら、そのブラジャーの布きれだったのでびっくりした。あれってすぐに吐いたりするわけじゃないのね。

だから、ものの材料を見て「これはばこが食べそうなものか、そうじゃないか」を考えるクセが付いた。そして、一度食べたものは絶対に次もやるから、絶対にばこの目には触れさせないようにして。これは本当に気をつけてる。まぁでもばこは、高尾にゃんと違って自分で探し出しては食べないので、その点では楽。高尾にゃんは賢いので、こちらが隠してても、人が見ていないときに自分の手をちょいちょいって使って、隠してあるものを引っ張り出してきちゃったりするから。

ばこは異食食いというのはあるけど、気をつけてるから、最近は病気等では病院には行ってない。だから獣医さんにも1年に1度、ワクチン打ちに行く以外は行ってない。しかし、ばこは尿道に結晶を詰まらせたときに少しの期間、動物病院に入院したことがあって、そのとき以来、そこの動物病院の獣医さん始め、動物看護師さんの人からめっちゃ可愛がられるようになった。まぁ、ばこは飼い主だけじゃなく、誰にでも愛想を振りまく猫だからね。。(飼い主冥利に尽きない猫)

去年もワクチンを打ちに行ったときは動物看護師さんの人からめっちゃ歓迎された。獣医さんがワクチンを打つ前にいろいろ健康診断をしたんだけど、聴診器を当てられたときにゴロゴロ言ってたらしく「ゴロゴロ言ってますね」って嬉しそうに言われたし(ホント、飼い主冥利に尽きない猫)、それにワクチンを打ち終わったので、再びキャリーの中に入れようとしても入らない!!病院の、診察台の上の方がいいっていう!!!(本当に飼い主冥利に尽きない猫(-o-))

ばこは、キャリーの中が嫌いなんだよね~。おまけにうちは車がないので、移動は自転車なのだが、自転車で移動中、大声で鳴きまくり!その声はまるで「ボクはこれからこの人に捨てられてしまうんです~」とか「たすけてください~この人に捨てられちゃいます~」とか「この人は今から猫を捨てに行きますよお~」とか、そんな感じの鳴き方としか思えない。で、鳴くと必ず周囲の人が振り返る。去年なんて病院に行く途中、信号待ちしてたらそこには散歩中と思われるどこかの保育園児みたいな子どもがたくさんいて、「猫ちゃんだ」「猫ちゃんだ」って大騒ぎになった(-o-)恥ずかしいったらありゃしない。。だけど、病院などの建物の中に入ると、ぴたっと鳴き止みます。だから病院の待合室ではとてもおとなしい。そして帰りにまた鳴きわめく。。。(-o-)(-o-)(-o-)

ばこはきっと、外で暮らしていくには大変だったろうと思うこともある。人に愛想をふりまく猫なので、もしかすると餌をもらえる家を5軒くらい作って、そこで愛嬌を振りまいてうまく餌をもらえる猫になるだろうとは思うけど(でもそうしたら、でぶでぶの猫になってるね!)、猫同士の争いにはどう考えても勝てそうにない。割と小心者なんだよね。それに戦うことも好まない。猫は一般的に外を見るのが好きだけど、ばこも好きでよく見てる。一度、網戸越しに外を見てたら、どうも好みの猫がやってきたらしく、網戸を突き破って外に出てしまった。そのときは、わたしは外出してたのか家にはいなくて、彼女だけがいたんだけど、どうやらなんか、ばこのいつもの「たすけてください~」系の鳴き声が外からしてくると思ったら、ばこが隣の庭でうずくまってたそうだ。あのときはホント、ばこが変なところに行かなくてよかった!と思ったけど、ばこにとってはもう外は怖くて動けないところなんだなあって思った。それ以来、滅多に網戸は開けないし、開けたときは必ずその部屋に人がいるようにしてるつもり。

そうそう、ばこはもう一つ、生命が危なかったことがあって。これも外を見る関係のことだったんだけど、風呂場の窓から外を覗くことも好きなのね。で、風呂場の窓のところに行くためには、一旦、風呂桶の蓋の上に飛び乗って、そこから風呂場の窓の縁に昇るんだけど、実は、あるとき、風呂桶に水を張りながら、蓋はしてないときがあったのだ。そこへばこがいつもどおり、窓の縁に行こうと、何も考えずに風呂桶のところに飛び乗ったら、蓋がなかったのでそのまま水の中にどぼんと落ちちゃった。あのときもわたしはいなくて、彼女だけが家にいて、しかも彼女の目の前でそれをやったみたいなのね。だから彼女がびっくりしてばこをすぐに風呂の中から引き揚げて、ばこはかろうじて水死は免れたのだけど、あれ、彼女の目の前でやってなかったら、ばこは水死してたはずで。。もうそれ以来、うちでは風呂桶の中に水があるときは絶対に蓋は開けてません。まぁばこも、あれ以降しばらくは風呂場には行かなかったけど。。でも、今はまた風呂場の窓から外を覗いてます。

ばこは、ものすごく人なつっこくて、人はどういう人でもまったく怖がらない猫なんだけど、それ以外のものは結構ビビリなんじゃないかと思う。実は掃除機が怖いみたいなんだよね~。でも、本当にビビリだったら、怖くて逃げ回るか隠れるかすると思うのに、ばこは怖いながらも見たがるんだよね。それがとても不思議。わたしが掃除機をかけてると、半分逃げるような体勢なのに、掃除機をじっと見てる。わたしがちょっと面白がって、掃除機の吸い込み口をほいっとばこのところに向けると、わーって逃げてくのに、気が付くとまた、近くで怖々見ている。これ、一体、なんなんでしょうね~(笑)ちなみに高尾にゃんはまったく動じない。高尾にゃんの本当にそばを掃除機掛けてても「なにそれ」って感じ。高尾にゃんの方が本当は肝が据わってるのかも知れない。ルンバの時もそうだった。

前に、ばこは「天然の睡眠剤」って書いたことがある。眠れないときにばこを連れてきて布団の中でなでなでしてると、知らないうちに寝てる。ばこの毛は本当にふわふわで、撫でるととても気持ちが良い。なので特に冬の間は暖かくて気持ちが良いので彼女は毎晩のようにばこを自分のところに連れてきては撫でて寝てた。ばこは布団の中で暑くなったら出ていく、みたいなことを繰り返してたが、あるときから自ら進んで布団の中に入ってくるようになった。といっても、寝るときではなく、わたしらが既に寝てる明け方の時間とかに。多分、ばこもそのままだと寒いから布団の中で暖かい思いをしたいんだろう。でもこちらとすると、いきなり寝返り打ったら布団の中にばこがいたりするのでびっくりする@@;

まぁ今はもうだいぶ暖かくなったから、こういうことはほとんどないけどね。。ちなみに高尾にゃんは冬になったら布団の上に来てそこで寝る。中には入らないなあ~。人の脚と脚の間で寝るのが好きで、そうすると身動きが取れないーー;

そうそう。高尾にゃんはうちに来てからはほとんど「高尾にゃん」で呼び方が統一されている。けど、ばこは名前の変遷が著しい(来た当初も、そんなことを書いた記事があるが)。ばこの本名は「陣馬」なのだけど、大抵は「ばこ」と呼ばれている。が、「ばこちん」とも呼ばれてるし、そこから「ばこばこちんこ」とも呼ばれてるし、そこから略して「ちんこ」とも呼ばれている。というか、そう言う呼び方はわたししかしないけど(^^;だいたい、わたしが「ちんこ」と呼ぶと、彼女はとても嫌がる(笑)彼女は大抵「じんくん」と呼んでる。病院の動物看護師さんの人からも陣馬は「じんくん」と呼ばれてる。確か、去年のケーキの文言は「じんくん、おたんじょうびおめでとう」だったかな。今年はわたしが注文したので「ばこちゃん、おたんじょうびおめでとう」になってる。まぁわたしもいくらなんでも「ばこちん、おたんじょうびおめでとう」とか「ばこばこちんこ、おたんじょうびおめでとう」とはケーキ屋さんの前では言えないので(^^;

てか、なんで「ばこばこちんこ」かというと、昔、わたしが小さい頃、こういう歌が流行ってたからだ。

アルゼンチンの子ども~子ども~子ども~
アルゼンチンの子ども~
アールゼーンチン子~


「ばこちん」と呼んでるうちにこの歌が思い浮かんで

ばこばこちんの子ども~子ども~子ども~
ばこばこちんの子ども~
ばーこばーこちん子~


って替え歌を作ったのだ(去年のばこの誕生日の日記を読んだら、同じこと書いてた(^^;)。

というわけで、ばこちんは、とても愛くるしいが上に、結構みんなから(わたしから?)弄ばれてると思う。。ちなみに未だかつて、ばこは「しゃー!」って言ったことがない。ばこはなんか割と細かいことは気にしなくて、鈍くて、多分、高尾にゃんと違ってあんまり頭が良くなくて、だから思わぬことをしでかしちゃったりもするけど、でも、大らかで、嫌がることをされても怒らなくて、人なつっこくて、誰にでも愛想を振りまいて、高尾ねーちゃんが大好きで、でも何も考えずに自分のしたいことを高尾にゃんにするから、高尾にゃんは怒って「しゃー」って言って逃げちゃうんだけど、どうして怒られたか分からなくて「高尾ねーちゃんが遊んでくれません~」ってふにゃふにゃ鳴いて、いたずらしてわたしたちに怒られると思ったら逃げずにごろんって寝ころんでお腹出してすぐに降参して、争いを好まない猫で、自分の意に沿わずにだっこされてもある程度は我慢してじっとしてくれる猫で、この猫は本当に性格が良くて憎めない。

わたしはばこを構うと、高尾にゃんが途端に不機嫌になるので、ばこは主に彼女がかわいがってる感じだし、ばこも彼女には信頼を置いてると思う(わたしはそれに加えて「ばこばこちん」とか、ばこの嫌がることたくさん言ってるから(^^;)。

ばこがうちに来たのは生後約2ヶ月半のときだけど、もうそこから3年近くが経った。早いなあ。本当はもうちょっとばこも大人になって、高尾にゃんからどうして嫌われてるかとか、ご飯もらえる直前まで鳴かなくてもちゃんとご飯は食べられるとか考えられるようになればいいんだけど、それはまだちょっと望めないかな。3歳になってもまだまだ「子ども」で「我が家の末っ子」、ばこちんです。

これからも楽しく暮らそーね!
23:22 | 二人と猫のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
05-24 Tue , 2016
性的マイノリティーと男女共同参画・韓国の場合
20160507 094709


少し前の話だが、5月7日(土)にレインボー・ウィークの一環で「性的マイノリティと男女共同参画・韓国の場合」というイベントがあったので行ってきた。講師はリュ・ミンヒさんという韓国の性的マイノリティ当事者の弁護士さんだった。隣の国の性的少数者のことはずっと知りたかったことだし、それに一昨年、去年と韓国での性的少数者のパレードが反同性愛団体(主にキリスト教保守派の団体)から妨害されている、ソウル市もどちらかというとその動きに同調している、ということはちょっと耳に入ってきて知ってたので、そのような話も聞けるかなと思って期待していたが、期待以上の話が聞けたので、一応情報共有ということでここに書いておく。

パワーポイントを使いながらの発表で、もちろん韓国語での発表(パワーポイントは英語だけど)。それに通訳を介してなので、情報量は単位時間あたりに換算すると日本語で行われるときの半分以下だと思うが、そうとは思えないほどいろいろなことを話された。ちなみに時間は2時間ちょっとで、うち質問時間は30分あったかどうか。

韓国には「SOGI Lawyers」という人たちが4人いるそうで、10年前から活動している。発表ではこの5年間、この人たちがどういう活動をしてきたかをまず話した。ちなみに「SOGI」というのは、「LGBT」に代わる表現方法なのだが(日本でもこの言葉がいろんなところで紹介されている)、SO = Sexual Orientation(性的指向)、GI = Gender Identity(性自認)を指している。まぁ性的指向、性自認が「ない」人も含め、すべての人を包含する表現ということで(ということは、性的多数者も含むということ)、これはこの問題は「LGBT」だけじゃなく、すべての人を対象とする問題だということを表している言葉らしいのだが、「だからなに?」と言われることもなきにしもあらずな表現方法だなあと個人的には思っている。だから「LGBT」がいいかというと、それも違うんだけど(なのでわたしは以前からずっと「性的少数者」という言葉を使っている。「少数者」が気にくわないという人もいるらしいが)。

ちなみに「SOGI」で検索をかけるとこの「SOGI」と、それとは別に「葬儀」関係のことが出てくる。月刊「SOGI」という雑誌もあるらしく、最初これを知ったときはどっちの「SOGI」だか分からなかった(^^;(思わず「えっ、もうこんな雑誌まで出てるの?」って思ってしまった)

まぁそれはいいとして。この韓国のSOGI Lawyersとしての活動内容は、年に1回報告書を出すこと、他団体と協力して韓国の性的少数者当事者を調査していること。それから当事者弁護士などを集めてのキャンプとか、ここら辺はパワーポイントに書いてあるんだけど、どういう説明してたかは忘れたので具体的な内容はなんだったかよく覚えてない。

現在の韓国の法的な問題として、韓国には国家人権委員会というものがあるんだけど、これは法的拘束力がないので、法的拘束力がある差別禁止法を求めているそうだ。そして韓国では「反同性愛法」みたいなのはないんだけど、軍隊の中にはあるそうで、なので徴兵された人が同性愛者だと、それは性犯罪者になるそうだ。これはもともと米軍の規則か何かから引っ張ってきたそうだが、韓国ではこれがまだ生きているそうで、これについて今、裁判で争っているらしい。既に2回判決が出ていて、来月、3度目の判決が出てくるだろうとのこと。そして当然のことながら(って言っていいかは分からないけど)「同性婚(または同性パートナーシップ)」に関する法律はない。性別変更に関する法律はないが、2006年の判例で性別変更は認められたとのこと。要件などは日本と全く同じで、これは日本で少し前に「性同一性障害特例法」ができたことの影響を受けているとのことだった。

次に他団体と協力して調査したという調査内容の発表。ちなみにSOGI Lawyerの年次報告というのはこういうのらしい。今回説明した調査内容は「Key Results of the South Korean LGBTI Community Social Needs Assessment Survey」で検索したら、pdfファイルがダウンロードできるようになってるのでそこで見られる(URLは分からないのでリンクが張れない)。

調査対象は主にSNS繋がりだったかで調査したので、30代までの人たちでほとんど占められてしまったので、40代以降はバーなどに行って直接聴き取りをしたのだとか。それでもこの世代は全体の6.6%くらいしかいなかったので、回答にちょっと比重をかけて重くしている、とのことだった。この発表では「家族には絶対にカミングアウトできない。もし自分のことが家族に知れたら勘当される」とか「コミュニティには頼れない」という当事者の声の紹介、当事者が一体何を求めているかという質問では、差別禁止法を求めている人たちの割合が一番高い、次は同性婚を合法化とか(しかしこれは複数回答可)、カミングアウトはどんな感じでしているかという質問に対しては「一部のみ」「ほとんどしてない」がそれぞれ32.9%、27.6%と過半数を占めること(ちなみに「大部分している」が19.3%、「誰にもしていない」が20.3%)、などが指摘された。カミングアウトについての比率は日本と比べてあんまり大差ないような気もするけど(NHKが去年当事者に向けてアンケートをしたけど、まとめ方に相違があるので単純比較はできない)、でも当事者の声は日本よりやはりちょっと厳しめなような気がした。

次に国連の人権委員会が韓国に対してどのような勧告をしているかの内容だったが、ざっというと「差別禁止法をがないから制定しろ」とか、また、上に書いた軍隊での同性愛が犯罪となっている部分に対してもなくすように勧告されているとのことだった。ここら辺の勧告内容は、軍隊のことを除いてほとんど日本と同じなんじゃないだろうかと思う(細かい部分はいろいろ違うだろうけど)。

そして、最近の韓国国内での訴訟について。冒頭にも少し書いたけど、去年、ソウルでパレードを開催するときにゴタゴタ揉めた件。これは、ソウル市庁前の広場の使用をめぐるもので、当初、パレード開催団体は6月13日にパレードのオープニングセレモニーとパレードを開催する予定だった。が、反同性愛団体が同じ日の同じ時間にその場所を取っちゃったらしいのね。だから、パレード開催団体はオープニングセレモニーを6月9日にして、パレードを6月28日に変更したそうだ。韓国では使用許可は1ヶ月前に「早い者勝ち」で取るらしく、そのために性的少数者たちはその使用許可を取るために随分前からソウル市庁の前に並んでいた(あれ、警察署だったかな?)。この様子は当時当事者たちのtwitterなんかでも画像付きで流れてきたりしてたのを見たことがある。色とりどりの風船が浮かんでて、しかも「今日の夕食は○○にしよう!」なんて書かれてて(わたしが見たときはチキンとコーラだったかな?)、すっごく楽しそうだった。

使用許可はパレード主催団体が一番に出したんだけど、反同性愛団体も「自分たちが一番に出した」と言い張って、しかも、ソウル警察はどっちが先だったか答えなかったみたいなのね。だから、裁判を起こしたということだった。で、結果は、パレード主催団体が勝った。というのは、複数の警察の管轄にまたがる場合は、韓国の場合はその上の組織(名前は忘れた)に使用許可を提出しなければならないらしいんだけど、パレード主催団体はちゃんとそうしてて、反同性愛団体はそれをしてなかったらしいのね。だから、パレード主催団体が勝訴した、とのこと。去年は相手のミスでなんとかなったけど、今年はおそらく向こうもそんなミスはしないだろうから、どうなるんだろうかと言っていた。

もう一つの訴訟は「雨のち虹色財団」と韓国法務省。韓国の法務大臣が2015年6月にプライドパレードを見て「表現の自由は尊重しなければならないが、健全な社会のためには一定の制限がある。(ゲイプライドは)我々の社会の伝統的な価値観に合わないので、制限すべきと考える」って言ったことに対して、「雨のち虹色財団」(英語の名称は「Beyond the Rainbow Foundation」と言うらしい)がその発言の取り消しを求めて訴訟を起こしたとのこと。2015年11月20日に1回目の審問があって、法務大臣が発言、2回目の審問は2016年の1月中旬に行われる。

ここで「なぜ、韓国では反同性愛の運動がひどくなったのか」という説明が始まった。韓国のパレードって2000年が最初で、途切れがなく15回行われてきたのに、妨害にあったのは2014年からなのね。それ以前はまったく妨害がなかったそうだ。

今、猛烈に同性愛者に対して攻撃をしてくるのは、保守系のキリスト教団体なのだそうだ。韓国の宗教を信じている人の割合は、46.5%が無宗教、22.8%が仏教、18.3%がプロテスタント、10.9%がカトリック、そして残りの1.7%はどのどれでもない宗教、なんだそうだが(2005年調べ)、この中の「プロテスタント」が、このような団体を含んでいるらしい。韓国でプロテスタントは韓国の経済成長とともに発展してきたそうだ。経済活動の活発化と宗教がうまくマッチして、韓国のプロテスタント人口が増えたそうだ。が、1990年代からそれが減少し始めた。その理由は、教団の中での指導者の不倫だったり、なんかいろんなモラルの悪さが表面化したことによって信者数が減少し始めたみたい。なので、教会は信者離れを防ぐためと信者の獲得をするために、2000年代の半ばごろから性的少数者を敵にして叩き始めたということだ。そして、在米の韓国系教会の影響を非常に受けていて、資金もそちらから流れてきているとのことだった。

そこで、在米韓国人の同性愛に関する意識の調査結果を見せられたのだが、「同性愛は受け入れない」割合はなんと過半数以上の55%、「受け入れる」は40%。同じ調査の在米日本人が「受け入れる」68%、「受け入れない」22%に比べると対象的な結果になっている。在米韓国人の「同性愛を受け入れない」割合が高いのは、在米韓国系教会の影響が強いからではないかと言っていた。この調査はおそらくアメリカの同性婚合法化前のデータだろうけど、アメリカ自体が同性婚合法化してしまった現在、この人たちの意識はどう変わるのかねとちょっと思ったのだが、でもアメリカは広いから、強固に「同性愛反対」なコミュニティって今までのまま、あまり変わらないんだろうな。。いや、もしかしたら「アメリカはこうだけど、韓国ではこうなって欲しくない!」と思ってじゃんじゃん資金を韓国の保守系キリスト教団体に送るとしたら、やりきれないよなあ。。

ちなみに保守系キリスト教団体の人たちは「同性愛は祈祷で治る」と思っているらしい。なので、去年の6月のソウルでのパレードにも反対派の人たちが集まってきて、お祈りしてたとか(なんと無駄なことを)。

そういうわけで、韓国のクリスチャンコミュニティの中には性的少数者は安全でないみたいだ。日本でもそういう話は一部聞くけど、でも、外部から見ると(わたしは信者ではないので)「受け入れる」教会もいくつかあるよね。主にプロテスタントで当事者が牧師さんの教会とか。カトリックは法王自体がどうかで下が受け入れるかどうか決まるみたいで、今の法王は「同性愛者に対する差別は許さない」人みたい(ただし同性婚には反対してる)。ただ、その考えが末端のカトリック教会まで浸透してるかというと、それは十分に怪しいと思うが。。(ただ、法王はこう言ってますよ!とは言えると思う→が、実際のところ、神父さん含め教会内にそういう素地がまったくないところでいきなり「法王はこう言ってる」とは言いにくいだろうと想像する)

その後は「韓国での同性婚の合法化への動き」の話に移った。もちろん韓国では同性婚は合法ではないが、近年では「公開結婚式」を行うゲイカップルや、役所に婚姻届を提出するゲイカップルもいるらしい。「公開結婚式」では、多くの市民の人にも祝福されたものの、一部、過激な反同性愛な人が人糞を撒いたそうだ。その人が取り押さえられている写真を見た。自分とは直接関係がないはずなのに、なんでそこまで人を憎めるのか不思議。婚姻届は日本と同じく「妻となる人」「夫となる人」という欄があったので、そこを「配偶者1」「配偶者2」に書き直して提出したそう。

そして、当然のことながら婚姻届は不受理だったのだが、その根拠は韓国の民法826条1項と2項とのこと。韓国の憲法36条1項は日本の憲法24条と同じようなことを書いてある(婚姻は両性の合意のみに基づく)らしいのだが、韓国の憲法にこの文言が入ったのは、1980年代だったそうだ。これは日本の憲法24条から来たということで、入った理由も日本と同じく「男女平等」の理念だという。それまで韓国の憲法には「男女平等」の概念がなかったそうだ。そして韓国の民法も日本と同じく「夫婦」と表現しており、それが「婚姻は男女のみ」という根拠になっているらしい。これも日本と全く同じだよね。日本において、2014年の時点では婚姻届不受理の根拠は「憲法24条」だった。が、2015年の時点では憲法ではなく「民法」が不受理の根拠に変わってきている(これは日本の話)。ここで話した弁護士さんも言っていたが、それだったら民法の「夫婦」の文言を「配偶者」にすればいいだけのことではないかと。

韓国ではこの婚姻届不受理を受け、裁判を起こしたらしい。それが2015年の1月に提訴したらしいが、そこから1回目の審問までの間に、アメリカでの同性婚合法化のニュース(2015年6月)が入ってきた。それまで韓国社会はこのような問題はまったく無視で、マスコミにも見向きもされなかったらしい。去年のパレードの許可を取るための座りこみのときもそうで、ソウル市庁(警察署?)で性的少数者当事者たちが1週間にわたって順番待ちをしてたときも、ニュースにも何もならなかった。が、アメリカで同性婚が合法化されたことにより、その翌月、2015年7月に行われた審問のときはマスコミがすごい来て報道されたとか。

そういう話を聞くと「日本でもそういう傾向が大いにあるよね」と思う。だってアメリカが同性婚を合法化したときの様子ってなんか、アメリカが世界に先がけて同性婚を合法化した、みたいな受け止め方だったじゃん。西欧ではもうほとんどの国がそれまで同性婚を合法化していたにもかかわらず。ってことは、それまではまったく話題にもならなかったわけだよね。そういう意味で、日本はアメリカの影響を多大に受けていると言える。そして、韓国もアメリカの影響を多大に受けているが、それとともに日本の影響も大きいみたいなんだよね。よくも悪くも。それは今までの発表の中で話されたことでよく分かる。韓国の軍隊内で同性愛が犯罪になっているのは、アメリカの軍隊にそういう規則があったからだし、韓国の憲法の中に「男女平等」の理念が入ったのは、日本国憲法の影響だ。そして、韓国で性別変更が可能になったのも、日本で「性同一性障害特例法」ができたからなのだ。だから、ここで話した弁護士さんは「アメリカだけではなく、今後の日本の動きにもすごく期待している」と言っていた。日本に対しては、この先あんまり期待できないんじゃないかなあ。。とは思うけど(悲観的)そしてわたしは「韓国」という国は、こういう複雑な面を持っている国なんだということをちょっと実感した。簡単に一括りに「親日」とか「反日」という言葉では表すことなんてできるわけがないよね。

そして「ここ最近の動き」として、先月行われた、韓国の国会議員の総選挙について少し話してくれた。確か、政権与党が惨敗した選挙だったと思うが、韓国の政党の中では性的少数者の存在を認めている政党は左派政党の3つ。この度、その中の「正義党」は6人が当選したそうだ。そしてもう一つ、性的少数者当事者が注目していたのは「キリスト教自由党」という反同性愛の党。ここが比例で議席を獲得するかどうかに注目していたらしい。韓国では確か4%の票を獲得できれば1議席確保できるらしいのだが、今回の選挙では、この政党は2.63%しか票を獲得できず、議席は確保できなかった。途中で「1議席確保したかも!?」というニュースが流れてきて、性的少数者当事者たちは騒然としたらしい。しかし、議席は確保できなかったが、これからは政党補助金がもらえるとのことで、これが今後どうなっていくかは分からない、と話していた。ただ、最初の方で韓国のプロテスタントは全人口の22.8%を占めていると言ったが、今回のキリスト教自由党への投票数を見ると、プロテスタントの人たちの一部しか「反同性愛」ではないということは分かった、と言っていた。

この話に繋げて、この弁護士さんは、今の韓国国内の状況は性的少数者にとってとても厳しいけれど、将来のことに対してはとても楽観的なんです、と話していた。その根拠は、韓国人というのは、とても変化が早い国民なんだそうだ。2013年現在、韓国人のうち「同性愛を受け入れるべきか?」という質問に対して「はい」と答えたのは39%、「いいえ」と答えたのは59%いたそうだ。ちなみに同調査で日本人は「はい」が54%、「いいえ」が36%だった。しかし、2007年に調査したとき、韓国人が「はい」と答えたのはたったの18%で、それから6年後の2013年と比べると21%も増加している。ちなみに日本人はその間5%しか増加していない(2007年に「はい」と答えたのは49%)。アメリカは増加率2位でプラス11%(49%→60%)。韓国の増加率は断トツ1位だ。これが「変化が早い国民」の根拠だ。

しかも「年齢層別の同性愛への寛容度」というグラフを見ると(なぜかこのグラフだけ日本語なんだけど(^^;)どの国も年齢層が上がるにつれ寛容度も低いんだけど、韓国は日本、アメリカ、ドイツ、スウェーデンの中でも60代以上は断トツ低い。まぁ、韓国の場合は20代もこの5カ国中1番低いんだけどね。だからだけどもっと時間が経てば、韓国ももっと寛容度が上がると考えられるのだ。でもそういう意味では日本の方がもっと将来は明るい感じだけどね。日本の20代の寛容度は7.0を超えていて(10.0点満点中)5カ国中2位、韓国の20代と日本の50代は同程度(およそ5.0)、日本の60代以上だけぐっと下がって3.5くらい(5カ国中4位)。

だから、韓国もこれから時代が進むにつれてもっと変わっていくだろうと思っている、と言っていた。

発表はこれでお終いで、あとは質問時間だった。わたしは発表の中で話された「コミュニティには頼れない」という当事者の声の意味がよく分からなかったので、それについて聞いたのと、あとは「地方の当事者はどうなんだろう」ということが気になったので、手を挙げて質問した。

「コミュニティには頼れない」というのは、韓国はいろんな団体があるものの、当事者のピアサポートみたいな団体はなく、ほとんどがこの弁護士さんたちのように「社会に訴える活動」をしているそうだ。なので、当事者が困っているときにサポートできるような団体をこれから作っていかなければならないって言っていた。あと、韓国での地方の団体って大邱に1つしかないらしい。韓国はもともとソウルに国民の人口の半分が住んでるし、それに国土が狭いから週末には地方からすぐソウルに来れてバーなどで発散できるって言ってたけど、でもそれって一時、日本でも同じだったんだよね。あ、全国民の半分は東京にはもちろん住んでないけど、地方の人が週末だけ東京で遊んで発散してまた帰る、ってことね。それだと地方に住んでいる性的少数者当事者は自分の地元では「ありのまま」でいられないってことを意味する。地元では自分を押し隠して、東京に出てきて発散するって、それってどうなの?ということは日本ではもうずっと前から指摘されていて、だからこそ、ここ数年の間、各地に性的少数者の団体ができて、そしてみんな地元で暮らしやすくなるために頑張ってる。

地方の人によく言われる。「東京はもっと頑張ってくれないと困る」と。「東京で話題にならないと地方ではどう話を切り出していいのかすら分からない」と。渋谷の同性パートナーシップ条例はその点、ものすごく話題になったので、それで地方も動きやすかったと。だから「東京には地方を牽引してもらわなくては困る」と言われた。

そうなんだよね~。そして地方の人が頑張ると、国内の底上げができて、全体がまた更に上がる、ということになるのよね。

わたしの問いの対する答えを聞いて、わたしはそんなことを思ったのだけど、もう時間がなかったし(わたしが一番最後の質問者だった。しかもジャンケンで勝って)、まぁいいやと思って何も言わなかった。それに地方の底上げよりも、判例とか法律の方が先にできるかも知れない状況かも知れないしね、韓国は(そういう意味では韓国は日本より「人々が声を挙げる」ということに対して抵抗感がないように感じる。これはとても羨ましい)。

ってわけで、知りたいと思っていた韓国の性的少数者の話が聞けてとても有意義なイベントだった。そういえば題名に「男女共同参画」ってなんで入れてあるんだろうねと最後に思った。ほとんどが性的マイノリティ、それも同性愛の話だったような(笑)まぁ、主催者の都合かな?

今年の韓国のパレードは多分来月だと思うけど(来月は各国でプライドパレードがあるね)、今年はどうなるんだろう。何も起こらなければいいなと思ってるけど。そして、いつかはわたしも韓国のプライドパレードに参加してみたいものだ。そのときまでに現地で通じる朝鮮語を話せるようになってたい!!(笑)
21:55 | (性的少数者)イベントなど | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム |
AX