05-16 Sat , 2009
同性愛は個性か
数日前にこれについて考えるきっかけがあったもので。んで、わたしはこの意見を書くことによって、人に自分の意見を押しつけたいわけじゃないことだけは最初に書いておく。

「障碍は個性だ」って言う人がこの社会にたくさんいることも知ってるし、当事者もそういう風にとらえている人がいることも知ってる。でもわたしはそういう風に思っていない。だけど、そういう人たちは別にそう思ってる人はそういう風に思えばいいと思っている。だって、そういう風に考えた方が、自分はしっくりくるし、自分が生きていくのに生きやすいのならば、それでいいと思う。

同じように同性愛者に対しても「同性愛は個性だ」っていう人がいるのね。これは当事者がそう言っているのはあまり聞いたことがなくて、ただ、周囲の人にそう言われることが多い。だけどね、わたしは「同性愛は個性だ」と言われるたびに、何か違和感があったんだよねえ、前々からね。それを今回、ちょっと突き詰めて考えてみようと思ったのだ。

まず、同性愛が個性だったら、異性愛も個性になるのかな?と考えたんだけど、まぁ、異性愛を個性と捉えてる人は、まずいないだろう。それはなぜか、と考えたら、異性愛者の方がこの世界では圧倒的多数だからだ。大衆ファッションは「個性的」とは言われないよね。だから「何かの特徴のうち、少数の特徴を持っていれば、それは個性なのだろうか」ということになる。

例えば右利きの人より左利きの人の方が圧倒的に数は少ないよね。でも「左利きは個性」って言うかなあ?あんまり聞いたことないよね。あまり、というか全然わたしは聞いたことがないんだけれど。日本で少数者と言えば、在日の人だってアイヌの人だっているけれど、在日って個性?アイヌって個性?これもなんだか違うような気がするよね。在日であることだけが、その人の「個性」ではないよね。同性愛もこれと同じだと思う。

でも「障碍が個性」と言われるのは(そして、当事者たちにこの考え方が支持されてるのは)「生まれつきそういう性質を持っていて、それは健常者(この言い方、嫌いなんだけどね。でもこれしか言いようがないので)より数は少ない」からでしょ。

いや、障碍が個性、と言われる意味は分かるよ。「生まれついた障害を持っている人は、それだけで他の人と違う、障碍ってネガティブに捉えられるけれども、逆に『自分にしかないもの』とポジティブに捉えて『個性』と言おう」という考えなのだと思う。でもね、これに対して敢えて反論するならば、中途で障碍者になった人は、その時点で「障碍は個性だ」って言うわけ?それっておかしいでしょ。

「個性」ってさ、ある一つの特質だけを挙げて「それが個性」とは言わないような気がするんだよね。「個性」ってさ、生まれつきにあるものじゃなくてさ、生まれつきに何かは持っているけれども、それを生きていく間に自分なりに変化させたものが「個性」なんじゃないかなって思うんだよね。

わたしは子どもの頃からずーっと「個性的な子ども」って言われてた。「ユニーク」とも言われてたし、通知簿にもそう書かれてた。だけどさ、わたしは自分のどこが個性的なのか、実は昔からさっぱり分からないんだよね。それが分かった時点でもう個性的じゃない、と言われたけれど(笑)でもね、わたしのこの「個性的だね」と言われるのは、わたしが同性愛者だからじゃないと思うのよね。だって、子どもの頃はわたし、自分が同性愛者なんて知らなかったもん。

確かにね、自分が同性愛者である、と分かった時点から、わたしの中の一部は「同性愛者である」ということに占められるようになった、と思う。そして「同性愛者である」というフィルタ通して物事を見たり、考えたりすることもかなり多くなったと思う。でも、これって個性じゃないんだよね。わたしはこれによって考え方が結構変わったかも知れないけど、個性自体には大して影響を及ぼしたとは思わないんだよね。

ま、中には子どものときから既に同性愛者であることに気が付いて、それがあったために人格形成の時点で影響を及ぼされた、って人も中にはいるだろうけどね。しかし、人格形成が個性なのだろうかというと、これもまた違うと思うんだよね。

一体「個性」ってなんやねん、ってことで、手持ちの辞書である、学研国語大辞典と新明解国語辞典で調べてみた。「個性」で引くと、学研国語大辞典の方には「その人・物だけにそなわった特有の性格・性質。パーソナリティー。」、新明解国語辞典の方には「個個の・人(物)をそれぞれ特徴づけている何か。」とある。

正直、新明解の方はよく分からない(笑)だって、「(特徴づけている)何か」なんだもん。何かが何か分からないと、こっちだって具体的には理解しにくいじゃん。ってわけで、学研国語大辞典の方をもうちょっと詳しく調べてみることにした。「性格」「性質」「パーソナリティー」ね。

「性格」→「ある人物の感情や意志の動きに表れる(特有の)傾向。」参考として「先天的な素質である気質に後天的な影響が加わって形成される」と書いてある。ということは、やっぱり「生まれつき」のものだけではそれは「性格」とは言えない、ということだ。生まれつきのものに加え、自分の経験や身の回りに起きたことによって、その人が知らず知らずのうちにその人なりの「性格」を身につけていくのだ、と言うことだと思う。

「性質」→「その人に(生まれつき)備わっている気質。たち。性分。」と書いてある。おや、ここで(生まれつき)と書いてある。なら「気質」「たち」「性分」は何かというと、

「気質」→「気性。性向。気立て。また、ある社会集団特有の類型的な性格。かたぎ。」ってかいてあるけど、この「ある社会集団の、、」以降はこの場合とほとんど関係がないだろう。ここでまた「気性」「性向」「気だて」が増えた(笑)

「気性」→「生まれつきの心の性質。気質。気象。」と書いてあり、気性というのはあくまでも「心の性質」であり、外見的な性質とか、その人が持って生まれた障碍とか、持って生まれた性的指向なんてものではないだろう。あとは「気質」だの「気象」だのって、循環してるから、これはここでお終い。

「性向」→「(その人の)性質上の傾向。気質。」と書いてあり、これは、「性質」が重複し、「気質」=「気性」なので「生まれつきの心の性質。」という意味を含んでいる。

「気だて」→「生まれつき持っている気持の傾向。(ふつう、よい場合に使う)」と書いてあり、ここでもやっぱり「気持ち」の傾向であり、ほとんど「心の性質」と変わらないと見ていいだろう。

あ、元に戻って「性質」から出てきた「たち」→(人それぞれによって異なる、生まれつきの)性質・体質。あ、ここで「体質」が出てきた(汗)

「体質」→「(医学上からみた)その人が生まれつきもっているからだの性質」と書いてある。身体の性質、と来ては、「心のみの性質」とは言えないな、、ということは、生まれつき身体的に障碍がある人は、それが「個性」ということになるのか。

「性分」→「生まれつきの性質。たち。」だから、「性質」は循環してるし、「たち」という意味を含んでいるのなら、身体的な性質も含んでいるということだろうね。

最後に。「パーソナリティー」→「個人にそなわっている特有の性格。その人のもちあじ。個性。」とあるから、これは完全に「持って生まれたもの+後天的な影響」と言うことを示しているだろう。

ってことで、辞書的に言うと「障碍は個性」もあながち間違っているとは言えない、ということだけれど、それでも意味を調べてみると、身体的なものよりも心のものの方が比重的には大きいのではないかという感じはする。

まぁ、障碍にもいろいろあって、全部が全部身体的なものとも限らないけれども、でもね、ここまで調べておいてナンだけど、「障碍を持った自分」だけがその人全てを言い表しているわけじゃないと思うの。これは「同性愛」についても同じことなんだけれども、誰も「同性愛者」という部分だけで人は生きていないと思う。もちろん、「障碍を持っている自分」とか「同性愛者である自分」は根本のところに持っていて、それがその人の性格に影響を与えることはあると思うのよ。ま、わたし自信はあまり自分が同性愛者であるということと、自分の性質は関係があるとは思えないんだけどね。

わたしは自分がよく「個性的」と言われるけれど、どこが個性的かは自分ではよく分からない、と上に書いたけれども、例えば自分の性格はどこで形成されただろうと考えると、正直よく分からない(苦笑)わたしはウソが付けない人間なんだけれども、なんでウソがつけないのか、よく分からない。。ただ、ウソをつく、とか、人に世辞を言うことなんかを想像してみると、ものすごく嫌な気分がして「それは自分ではない」と思う。これ、別に親から「ウソ付いちゃいけません」って教育されたせいでもないと思うんだけどね。「世辞を言うな」と言われたこともないし(普通、ないわね)。

もともと曲がったものが大嫌いで(あ、キューリとかは好きです(笑)でも太くて曲がってないキューリも好きかも。。←?)、「これをやったら自分じゃなくなる」と思うことは、今までたくさん経験してきて、でもときには正論ばかりじゃ通らないということも知ってる、知ってるけど、そういう場面でもわたしは一応、通そうと努力する。多分、そこがわたしの経験なんだろうし、曲がったものが嫌いな性格は、余計曲がったものが嫌いな性格になるんだろう。まー、ここの部分が人から個性的と言われているのかどうかは分からないけど、自分の性格として、いろいろ考えて出てきた例がこれだったので(笑)

「同性愛」というのは、確かに生まれ持った性質、なのかも知れないけれど、わたしが言いたいのは、「同性愛」これ自体は「個性にはならない」ということ。本当は「障碍者」に対しても「在日」に対しても「アイヌ」に対しても、それが言いたいのだけれど。それは生まれ持ってきたものだけど、その人全てを表しているんじゃない、人間はもっと複雑なところで成り立っている、と考えたかったの。

この世の中、少数者は生きにくいと思う。で、ずっとずっと「生きにくいなあ。やだなあ」って思うより、「自分はもともとこういう性質を持っているし、それは多くの人には持っていないんだから、ポジティブに生きよう」と思うのは、いいとは思うんだけど、わたしはそれは消極的じゃないかなと思う。この世の中が今のところ、多数者が生きやすいようにできているのは、ある程度仕方がないと思う。しかし、それに対して少数者はもっと「自分も生きやすい社会にしていく」ことを世間にアピールしていく必要もあると思うのだ。ハーヴィー・ミルクみたいに「少数者は戦わねばならない!」と声高に叫ぶと、これまた疲れてしまうので、ここまでは言いたくないんだけど(苦笑)、でも、この世の中が生きにくいのって、自分のせいじゃないじゃない?生きにくい社会に窮屈な思いをして自分をはめ込んでいくよりも、ありのままの自分が生きて生きやすい世界にすること、わたしが悪いんじゃなくて、世の中が間違っていると言うこと、それをね、わたしは強く思っていて、なんとかしたいと思っているのだ。

その小さな一歩が明日、5月17日、反同性愛嫌悪の日(IDAHO)のアクションだと思っている。一部の地域では、新型インフルエンザの影響を受けて、時間が変更になっちゃったところとかあるけれども(すいません、ここで確認して下さい)、そして、明日の東京地方はあまりいい天気ではないらしいけれども、わたしはわたしの生きている世界がもっと自分にとって生きやすいところになればいいなと思って、行ってくる。

こういう考えは、おそらくわたしが「同性愛者である」と言うことから獲得していったものなんだろうな、と今、ふと思った。

あ、それに今、読み返してみたら最初に言ってることと一番最後に言ってることに矛盾がある。。(笑)いや、「○○は個性」と思ってる人はそのまま意見を変えなくても、もちろんいいんです(笑)
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05-05 Tue , 2009
OKAMAのような彼女
たまには「植物観察日記」は止めにして、別の日記を書こう。
と言っても最近の自分が思ってることだとかは、今書きたくない心境なので(苦笑)、全く別の話。

わたしがかつて大ファンだったパール兄弟の歌の中に「OKAMAのような彼女」という曲がある(「六本木島」収録)。このCDが出たときに記憶してるのは、大学3年のときの夏の乗船実習(1ヶ月)のときに船内で聴いた記憶があるから、わたしが22歳のときか。あ、その頃はまだ、自分はレズビアンだって気が付いてないときね(笑)わたしは大学を卒業してから自分の事に気が付いたんで。

で、この「六本木島」のアルバムの中に「OKAMAのような彼女」という曲が収録されているんだけど、わたし、これ聴いた当初から「サエキけんぞう(注:パール兄弟のボーカリストで作詞もしてる)が言ってる『OKAMA』ってどういう人のことなんだろうか?サエキけんぞうはOKAMAについて、どう思っているんだろうか」って疑問でね。歌詞を紹介したくて、いろいろ歌詞のサイトを見てみたんだけど、この曲、あまりにマイナーすぎるのか(というよりパール兄弟自体がマイナーでほとんどなかったのよ)ネット上では歌詞公開してないみたいで、残念。

まず、表記が「オカマ」じゃなくて「OKAMA」なのね。だけど、この「OKAMA」について、歌詞の中では

・OKAMAのような彼女 とても優しい
・OKAMAのように綺麗 黒いペデュキュアで

とあるから、どうも「OKAMA」は「優しく」て「綺麗」らしい。そして

・何が男の子なのと 聞かれたら

という歌詞があるから、「OKAMA」は「男の子」、「男性」らしい。ということは、今抜き出した歌詞だけで考えると、サエキけんぞうの考える「OKAMA」とは、どうも「女装をした男性」っぽいんだよね。

んー、世間で言われている「オカマ」は特に女装した男性だけを指しているわけではないので(女性っぽい男性という意味が「オカマ」だと個人的には思ってるんだけど、、違う?)、集合記号使っちゃうけど、「オカマ⊇OKAMA」となるわけだよね。あ、でも「オカマ」って言葉は男性同性愛者だけではなく、MtFも含んでるのかな。「オカマ」って言葉の定義も曖昧だから、何とも言えないんだけど、まー「オカマ」とはなんぞやを分析すると、もっとコトは複雑になるので、そんなに複雑に考えなくて、ま、各自持ってる「オカマ」のイメージでってことで(ということは、これはわたしが「オカマ」に対してどう考えているか、もある程度分かるのかな)。

あともう一ヶ所

・だけどプラトンも 驚くような 想い出を料理してみせる

という歌詞もあって、「プラトン」と言えば、「プラトニックラブ」のプラトンで、「饗宴」書いたプラトンで、「ソ、ソ、ソークラテスか、プラトンか」のプラトンで(古)、まー、あの時代は年上の男性と年下の男性の関係が普通にあったという(なんかすごく適当な説明だな。多少違ってても許して(笑))ことで、サエキけんぞうもわざわざ「プラトン」を出しているってことは、やっぱりこれも「OKAMA」=「男性」と考えている証拠かな、と。プラトンも驚くような想い出って、具体的にはどういうことか分からないけど。なんせ、プラトンの本を読んだこともないし(「饗宴」は途中で挫折)、彼が年下の男性とどういう「想い出」を作ろうとしてたかなんて知らないもんね。

で、わたしが気になったのは、サエキけんぞうが「OKAMA」という言葉をどういうニュアンスで使ったか、なんだけど、普通「オカマ」てーと、嘲笑的な感じやバカにした感じ、人によっては差別的に感じると思う言葉なんだけど、わたしはこの歌を聴いていて、そういう感じは全然しなかったのね。それは上に書いた歌詞もそうだけど、その他には

・OKAMAのような彼女 ひどくいとしい
・OKAMAのような彼女 青いマスカラで
・OKAMAのような彼女 離せはしない
・OKAMAのような彼女 大事な女(ひと)よ

という風に歌われているので、これって別に「OKAMA」に対してネガティブな感じは持たせてないでしょ。それどころか「いいイメージ」として使っているような感じさえ見受けられる。これがね、普段「オカマ」に対してどうしてもネガティブなイメージとして捉えていると、頭の中が混乱するんだよね。

サエキけんぞうが「オカマ」と表現せず「OKAMA」にしたのは、そういうイメージにしたかったのかな、と。日本語は取り敢えずローマ字表記すれば、ちょっと格好良く見える、ってのがあるから(爆)

しかし、ここでやっぱりわたしが「複雑な思い」を抱くのは、「オカマ」=「女装した男性」とは言えないということね。いや、もっと詳しく書くと「オカマ」=「男性同性愛者」=「女装した男性」とは言えない、ってことなんだけど。「オカマ」=「MtF(Men to Female)」=「女装した男性」は、「男性同性愛者」=「女装した男性」よりも確率は高いと思うけど、それにしてもMtFの人すべてが女装しているわけではないし、と思うと、やっぱり「うーん」って思う歌詞なんだよね。

そうそう、女装する男性のことを「女装子(じょそこ)」って言うけど、これって、女装している本人の性的指向は一切関係ないからさあ。異性愛者男性でも女装する人いるからさ。だけど、女装している異性愛者男性のことを「オカマ」とは言わないよね。

わたし、そこに引っかかってるんだなあ~。「オカマ」って言葉は、やっぱり「男性同性愛者」を指す、というイメージがものすごく強いというか、それもネガティブなイメージがする言葉だと思ってるから、たとえ「OKAMA」と書かれていようが「オカマは別に女装する男性のことじゃないんだよ~!」って言いたくなるのね。多分、わたしの根本はここにあって、だから、この曲で「OKAMA」は嘲笑的に使われてない、むしろいいイメージで使われていると頭では分かってるとしても、やっぱりダメなんだよ。

ちなみに、サエキけんぞうは、もう今はなくなってしまった「赤坂・FANGSONG CAFE」でライブをすることもあったみたいなので「へー」と思ってました。まー、あの人、いろいろ知り合い多そうなので(笑←何も知らないわたしが言うな)、まー、ゲイやレズビアンの友達もたくさんいるだろうなとは思ってたけど。

ただ、本人は多分、バリヘテ(バリバリヘテロ)だと思う。作ってる曲なんか見ると。「○。○○○娘」とか「ハレ・はれ」とか「快楽の季節」(どれも1stアルバムじゃないか~)とかね。まー、イイんすけどね。それがサエキけんぞうだった、と思ってるから。あ、「過去形」にしたのは、パール兄弟でも後期の曲になると、ヤラシめの歌詞ではなくなって来るんでね。ま、「PANPAKAクルージング」なんかも歌詞はバリヘテだけど。。あれはやらしくないので(笑)(ってここら辺、パール兄弟知ってる人じゃないと、何言ってるか全然分からない文章だね)

ってわけで、「OKAMAのような彼女」は、わたし自身から「OKAMA」=「男性同性愛者」という図式ではなく、「女装子」とイコールになれば、「おお」って曲になるんだと思う(笑)

サエキけんぞう自身がこの曲について語っているのは聞いたことないので(わたし、ファンクラブの「あこや会」にも入ってたけど、このアルバム「六本木島」の意味については語っているけど、それ以外は記憶にない)、彼が「OKAMA」をどのようにあらわしたかったのかは、謎なんだけどね。もしかしたら、彼自身は世間一般での「オカマ」の意味を壊したくて、作ったのかも知れない。ステレオタイプな目で見ると「オカマ」は侮蔑的な言葉だから、それをそういう意味を持たせない「OKAMA」にして、一般の人の頭を混乱させようとした、とか。

、、、ちょっと考えすぎかな(笑)

ま、考えすぎて別の意味で混乱してしまったわたしもいますが。
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02-27 Fri , 2009
こんなことしてみたい
ふと思った。

「結婚できない同性カップルに対して、法的な保障は必要だと思いますか」

って街行く人に聞いてみるの。今、日本でこのことについてどう思っているかのアンケート。
といえども、なんかこれだけじゃ面白くない感じがする。なので考えた。

1.何も言わないで「アンケートにご協力ください」と言って答えてもらう方法

2.「わたしは実は同性愛者でパートナーもいるのですが」という前置きをした上で答えてもらう方法

これのね、結果に有意な違いが出てくるかどうかって、なんかとても興味があるー。

ってさ。結局これだと「日本で同性カップルに対する法的保障が必要か否か」に対するアンケートではなく「当事者か当事者じゃない人(何も言わなければ当事者じゃないと思われるだろう)が聞くことによって、答える側の心理に何か影響を及ぼすか」って実験になっちゃうよね。

あとで統計処理する際に、どのくらいの母集団が必要かだとかは、まぁ、統計の本かなんかを見て計算すればいいことで、あとは地道に聞けばわたしにもできないことはない、と思うけど、、、でもやっぱ考えてみるとヤなのだ。なぜかというと同性愛者と明かした上で、質問したときに、「そんなのは必要ない!」って面として言われたら、その都度、傷つくと思うのよね、やっぱ。。逆に隠してたときに「そんなのは必要ない!」って言われたときの方が、一緒になって「そうですよねー」とかへらへら言える気がする。。

ってんで、この実験はわたしにはできないなぁと(苦笑)

しかしアレだね。わたしはつくづく社会学的な考え方って自分に合ってないな、と思う。この実験思いついたのも、図書館で「戦後日本女装・同性愛研究 (中央大学社会科学研究所研究叢書)」を借りて読んでてね、そこには3人の女装者のライフヒストリーが載ってて、それに関して、いろいろと社会学的に分析されてるんだけど、なんかね。一人の人のライフヒストリーだけで、分析しちゃっていいのかなあ~とか思っちゃうのよね、ついつい。多分、社会学的にはこれでいいんだと思うんだけど、でもなんか個人の体験が一般化されちゃうようで怖い、って思う部分もあって。わたしってつくづく社会学的な研究は無理だー、と思ったのでした(笑)

あ、でもこの本、すごく分厚かったけど、面白かったっす。面白かったから、分厚くてもペロッと読めてしまった。同性愛者と違う、女装者の世界があったんだな、と。中に1つだけレズビアンについて触れている部分があるんだけど('70年代から'80年代に掛けて、日本の雑誌はレズビアンについてどう扱ってきたかを通して、日本社会がその頃、レズビアンに対してどういう感覚を持っていたのかをさぐる)、あれ、どうも前編があるらしいんだよね。あれはどこかで公表されてないのかな~。なんだか学会誌に載ってるらしいんだけどね。
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02-26 Thu , 2009
これってうちだけ?
多分、うちだけじゃないと思う。って唐突に書いてもなんのことやら、だよね。

わたしたちのこと。一緒に暮らすようになって、もう丸4年が経とうとしている。男女だったら結婚して4年ってところか。しかし、同性カップルというのは、やっぱり結婚とは違うんだなというのを、なんとなく感じている。

例えば、電話。
うちは彼女の電話とわたしの電話、2つある。彼女の電話が鳴ってても絶対に出ない。それはその逆も一緒(と言えども、わたしは病気してたりしたんで、全く彼女が出なかった、というわけではないが、わたしが元気なときだったら、絶対に出ない)。だから知らない人は表向き「一人暮らし」しているみたいに見える。

例えば、お金の管理。
うちはほとんど彼女が稼いで、わたしはまぁ、バイトみたいなもんやってるけど、基本的に生活費はすべて彼女が持っている。わたしは自分のためだけに使う。まぁそれは仕方がないことだと思う。けど、お金の管理は別々にやってる。わたしは彼女の銀行の残高がどのくらいか全く知らないし、暗証番号も知らないから、お金を下ろすことも出来ない。結婚しているカップルだったら、男が働いて、女が銀行の預金通帳とかキャッシュカード持ってる、ってケースが多いと思う(うちの親はそうだった。母親は専業主婦だったしね)。お金は彼女が支払っているようで、実はわたしはわたしで自分の年金とか自分にかかる医療費とかそういうものは払っている。なんとも中途半端な感じ。

そして例えばPC。
うちはわたしと彼女、それぞれ自分の部屋を持っていて、各々使っているPCがある。それは、一旦起きると夜寝るまでずーっと付けっぱなし。けど。。もし、彼女が自分の部屋にいなくて、他のところに行っていたとしても、わたしは彼女のPCを使おう(見よう)とは思わない。あ、携帯も同じく。彼女が自分の携帯を「ほら」って見せてくれる以外は、わたしは彼女の携帯を開けて見たことはない。どうせ見ようと思ったって、使い方が分かるわけないし。それは彼女も同じ。多分、わたしが帰ってきて、彼女がわたしの部屋でわたしのPCを使ってたら「何考えてるんだ」と激怒するだろうと思う。

とまぁ3つ、例を挙げてみたけど、下の1つは結婚しているカップルでも同じようにしている人って割といると思う。PCとか携帯って、自分のプライバシーの塊だもんね。それを人に無断で見るのは、いくらわたしたちが親しくて、特別な関係といっても、許されることではない、とわたしは思う。

でもね、2番目に挙げたヤツは結構、同性カップルでもいろいろ違うんじゃないかなと思ったりするし、もしかしたら男女のカップルも、お金は個人個人で管理している人たちが今は多いのかも知れない。

でも電話まで別々にしている結婚してるカップルは、まずいないと思う。だって、別にする理由はないからね。結婚している人にとっては、自分たちが「結婚していること」に対してはプライバシーにならないってことを示してると思う。まぁただ、今は個人で携帯電話を持っている人が大半だから、もしかすると「うちは家電なんかないよ」ってところもあるかも知れないけどね(^^;

近所付き合いなんかは、カミングアウトが伴うので、男女のカップルと同性カップルでは全然違うと思うけど、こうやって2人だけの関係も、もしかしたら「結婚してない」ってことで、案外、個人のプライバシーの範囲が結婚しているカップルよりも大きいんじゃないかなあと、ふと、感じたのよね。

ま、これは人と話し合ってそういう結論になったわけじゃなく、わたしが経験してきた上でそう感じてるだけだから、もしかしたら実状とは違うかも知れないけど。

みなさんのところはどんな感じですかね~?
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02-02 Mon , 2009
性的指向は問題にならない
「世界初」新首相に同性愛者=社民同盟と緑の党が連立-アイスランド

んー、わたしも同性愛者だし、こういうニュースがあると、それは嬉しい気もするのだが、一方、「性的指向と政治を行なうための能力は関係がない(問題にならない)」とも思う。

が、だからといってこのニュースが「取るに足らないもの」ではないと思うんだよなあ。だって、翻って日本を考えたとき、日本の大臣や国会議員を初めとして都道府県知事、市町村長、都道府県議員、市町村議員の中で、必ず何人かはいるであろう、同性愛者の議員は、今のところ「誰もカミングアウトしていない」

「カミングアウトする、しないは個人の自由」なのは分かる。

けれど、それはする人としない人がいて、初めて「自由」であるわけで、今のところ、だーれもカミングアウトしていない、一見「同性愛者の議員はいない」ということになってるってことは「誰も怖くてカミングアウトできない」ということを暗に示していると思うのよ。

この日本社会で、公職に就いているものが「性的少数者としてカミングアウトできない」状況って言うのは、逆に言うと「性的指向を世間に公表したら、どんなに怖いことが起こるか分からない」と言うことを示していることになり、現在の日本では、残念ながら「政治を司るものが、性的指向を公表することは、自分の政治能力に大いに関わりのある、いや、政治能力以前の本人の人格の問題で、しかもそれがマイナス面に働くこと」だとみんな(同性愛者本人だけでなく、周囲や異性愛者でさえも)思ってる、ってことだと思う。

ただし、性同一性障害は別ね。性同一性障害を明らかにしている世田谷区議の上川あやは一昨年の選挙で2期目の当選を果たしたし。ただ、一昨年の選挙では性同一性障害や同性愛であることを公表して選挙した人は、上川あや以外は全員落選したけど(苦笑)。

現在の日本では、同性愛者よりも性同一性障害の方がタレントでもなんでも目立っているような気がする。まぁ、わたしは民放見ないんで、誰が同性愛者で誰が性同一性障害のタレントかは分からないんだけど。しかも、同性愛者でも、なんかみんなゲイで「オネエキャラ」の人らしいし。

確かに少しずつでもそういう人が出てきたことは進歩なんだろうけど、なんというのかな、オネエキャラでないゲイとか、あとはレズビアンとか、そういう人がカミングアウトしにくいみたいなんだよね、日本では。それって「性的指向は関係ない(問題とならない)と言えない社会」ってことなんだよね、日本は。

そういう面で、まだまだ日本は遅れていると思う。残念ながらね。いつ、本当に「性的指向は関係ない(問題にならない)」と言える社会になるだろうね、日本って。

--------------- ここから ---------------
 【ロンドン1日時事】アイスランドからの報道によると、議会第2党・社会民主同盟と左派の緑の党による連立政権が1日、発足した。首相には社民同盟のヨハンナ・シグルザルドッティル社会問題・社会保障相(66)=女性=が就任し、「同性愛者であることを公表した世界初の指導者」(英紙インディペンデント)となった。

 シグルザルドッティル新首相は年下の女性ジャーナリストを、結婚とほぼ同様の法的立場が与えられる「パートナー」として公表している。同性愛者の支援団体などからは首相就任を歓迎する声も上がり、英紙タイムズは「世界の同性愛者にとって歴史的な出来事」と伝えた。

 連立政権の議会(1院制、定数63)での議席は過半数に満たず、4月にも行われる見通しの総選挙までの暫定政権の色彩が濃い。 
--------------- ここまで ---------------
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090202-00000011-jij-int

テーマ:同性愛 - ジャンル:日記

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01-08 Thu , 2009
IDAHOの前に考えること
「IDAHOって何?」とか「IDAHOってまだまだ先じゃん!」って思う人もいるだろうけど、えーっとまず、「IDAHO」とは、「International Day Against Homophobia」、日本語で言うと「国際反同性愛嫌悪の日」のことを指す。そして、この日はいつかというと、5月17日。1990年の5月17日に、国際保健機関(WHO)の国際疾病分類、ICD-10から同性愛が削除された。要するに同性愛は病気ではない、だから治療の必要がない、とされた日だ。日本も確か'94年だったか、日本精神神経学会が正式に「同性愛は治療の対象ではない」ことを表明している。

で、日本では2006年から5月17日に「国際反ホモフォビアの日」ってことで「同性愛者を初めとする性的少数者に対する差別や偏見をなくそう」ということで、イベントなんかやってたりするんだけど。あ、これはね、全世界的に行なわれているものなのだ。こんなウェブサイトがあって、日本でもやってるってことが報告されてます。

んで、何で5月にあるものを今、考えているかというと、今年もやるのだ。5月17日にIDAHOのイベントを。そのミーティングが今月行なわれることになってて、で、わたしはその前に考えている、というわけ。

去年は病気で全くかかわれなかったけど、2年前のIDAHOのイベントで呼びかけ人の一人としてやったわけね、わたし。そのときからこの日は「反同性愛嫌悪」というよりも「多様な性にYesの日」ということでやってきた。それは「反」とか「嫌悪」とかネガティブなイメージを持つ言葉を使うよりも、肯定的なイメージでやりたいねー、しかも同性愛者への差別や偏見だけじゃなくて、他の性的少数者も一緒に入れたいねー、ということから、そのようにしたわけだ。で、一昨年と去年はこの路線でやってきた。

で、今考えている。「さて。多様な性って一体、何だろうか、どこまで含むのだろうか」と。

例えば、小児愛者。ペドフィリアとも言うが、性の対象が少年や少女の人。そういえば、伏見憲明の「欲望問題」の一番始めにゲイの小児愛者の人の話が出てくる。伏見憲明がゲイの小児愛者の人に相談されたんだけど、何とも言いようがなく困った、という話。これを読んだときわたしは「なんで同性愛者と小児愛者を一緒にするんだ!」って思った。「同性愛は病気じゃないじゃん。それに対して小児愛者は自分の欲望を満たそうとするとそれは犯罪者になるじゃん!」って。それに小児性愛は国際疾病分類の中に入っている。いわゆる「病気」である(国際疾病分類第10版F65性嗜好の障害の5)。

「病気でなくなった同性愛と、病気である小児性愛を比べてどうすんの?」とそのときは思った。が、あれから考えれば考えるほど分からなくなった。「一体、国際疾病分類に入ってるとか入ってないで『異常』とか『正常』に分けてしまっていいのかなあ」とか「もし、国際疾病分類に入っているのが『異常』だったら、性同一性障害も立派な『異常』だよね」とか(性同一性障害は、国際疾病分類第10版F64)。「でも性同一性障害は、心と体の不一致でそれを治すためにわざと「病気」(=治療が必要)になったんだよね」「国際疾病分類に性同一性障害の人が入っていたとしても、その人たちを差別したり嫌悪したりしていい、って根拠にはならないよね」「だったら、小児愛者だって、差別されたり嫌悪されたりしたりしていいって根拠にはならないよね。。」

「だってさぁ。同性愛者だって、いくら否定されても『わたしたちは既にここにいる』んだよね。小児性愛者だって、既にここにいる人だし、わたしが何で自分が同性愛者に生まれてきたんだろう??異性愛者の方が絶対に楽なのに!!って思うように、もしかしたら小児愛者も同じことを思ってるかも知れないな。。。」「小児愛者じゃない同性愛者だったら、まだ大人同士の合意で付き合ったり、身体の関係も持ったりでいるけど、小児愛者は自分の欲求さえ満たすことができなくて、もしその欲求を満たしたとしたら、それは犯罪で、その子供にも大きな傷が残ったりするよね。ということは、本当にその子供を愛したとしても、本当にその子供のことを思うのなら、無理矢理SEXなんかできやしないだろうな」「だけど、一生、自分の欲望を満たすことができない存在に対して、わたしはその人に対してどういう解決方法を提示できるというのだろうか」

また、こんなことも考える。

「一人の人が複数人同時に愛せる人を責めることができるのだろうか」「多くの人は、一人の人に愛を誓って、一人の人しか愛さないというけれど、中には複数の人を自分の心の中に住まわすことができる人もいるじゃないか、そういう人に対して『不道徳だ』とか『不倫だ』とか『浮気だ』と軽々しく言えるのだろうか」「確かに今の日本の法律では、重婚は認められていない。だから、浮気は離婚の理由にすることができる。けど、何人もの人を愛せる人は、それが理由で非難できるのだろうか。中には複数の人と恋愛できる人たちが集まって、複数の人たちで恋愛していれば、それはそれで構わないんじゃないか。これが一人しか愛せない人と複数の人が愛せる人の組み合わせだったら、いろいろと問題は起こるだろうけど、そうじゃない人たちの間で合意がなされていたら、それはそれでいいんじゃないか」と(専門的な言葉を使って言うと「モノガミー」と「ポリアモリー」の問題と言うことになる)。

そう考えていくと「性の多様性」って、ホント、どこまでもどこまでも行ってしまう。線が引けなくなる。そして「多様な性にYes!」ってことは、これらを全部認める、ってことなんだろうか、と。いや、認めるも認めないもないだろう。そういう人はもう既に存在しているのだから。

だったら、わたしは一体、どこまでの性に対して「多様な性にYes!」と言えばいいのか。

これをね、ここ、ずーーーっと考えてるんだけど、本当に分からないのよ。果たして「差別していい性」なんてあるんだろうか、とも思うし、一方では「そうは言っても、犯罪になるものはやっぱりダメなんじゃないか」とも思うし「だからといって、そういう人たちはもう存在してるんだよ。その人たちはどうすればいいの?」ってね。

これ、2年前には全く考えもしなかったこと。

今年はこれをどう解釈して、自分なりにどこまで受け止めてから、IDAHOの日に臨むのか。多分、答えは出てこないだろうな、と思ってはいるけれど。でもやるからには「何のためにやるのか」ははっきりさせておかねばならないだろう。

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12-06 Sat , 2008
携帯から有害サイトってどうやったら見られるのかなぁ?
というのは、今月、DoCoMoからこのようなお知らせが来ていたわけで。

表はこんなで、
P1020801.jpg


裏はこんなの。
P1020802.jpg


これを見て以前、「ライフスタイル」というカテゴリーの中に「同性愛」というのがあり、それが現在、アクセス制限を受けていて、例えば、中学生や高校生で同性愛等に対して悩んでいる子供に有益な情報さえ、アクセス制限されているのは問題ではないか、と言われていて、いろいろな人が動いているというのを小耳に挟み、そしてこのフィルタリングに対しては、EMA(一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構)ってところがそのカテゴリーを見直すことになり、その際に意見募集をしていたのを知って、しかもわたしはそれに関して、意見を出したうちの1人でもあるんだけど。

ええと、第一次意見募集が6月8日から27日まで、そしてこれに関しての中間報告書が8月下旬に出たのかな、ちょっと日にちは今、覚えてない。それから第二次意見募集が8月21日から9月1日までってことで、両方ねー、情報が流れてこなければ、自分の力では見つけられないほど短い期間だったわけだけど。そして、9月4日に正式に意見書が出された。この意見書は誰に当てられたものかというと、「サービス利用者、携帯電話事業者及びフィルタリング会社」らしい。んで、DoCoMoの場合、ネットスター社ってところが提供したURLデータベースを使っているらしい。

ということを、わたしはこの今月送られてきた1枚の紙によって知ったわけで。というか、確かにネットスター社のカテゴリーわけを使って、EMAではそのサイトの基準を変えたわけだけれど、その意見書を果たして携帯電話事業者やフィルタリング会社が受け入れるかということは、よく分かんなかったのは事実。この意見書が出されて、その中に「ライフスタイル」の「同性愛」に関しては、フィルタリングの規制から外れる、ということは知っていたけれど。

でね、ネットスター社のウェブサイトの中に「携帯フィルタリングで使われるカテゴリ分類に関する疑問を解決しよう」ってコーナーがあってね、そのところの「よくある質問」の中に「2008年3月から第三者機関『モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)』が設立されましたが、そこで認定されたものはすぐにネットスターで採用するのでしょうか?」てな質問があるんだけど、そこにはなんと「現状第三者機関の件につきましては、規定、運営状況等が不明な部分もあるため、ネットスターがその認定を採用するかについても不明です。」って書かれてるわけね(苦笑)これじゃあ、せっかくEMAがカテゴリー基準について見直したのに、肝心のフィルタリング会社はこんな感じで、一体、変わるんだか変わらないんだかよく分からなかったんだけど、やっとね、この紙見て「あ、やっぱり規制から外れるんだな」と言うことが分かったのね。

ええと、この紙を読むと、子供に対するアクセス制限サービスは次のようになるらしい。

現在、アクセス制限サービスを既に行なっている人に関しては、平成21年1月9日(予定)から、サービス内容の変更と新機能の提供を行なうってわけで、このサービス内容の中に「EMAのカテゴリ基準の反映について」があり、今までアクセス制限をされていたカテゴリのうち、ライフスタイル、宗教、政治活動・政党を除いたカテゴリをアクセス制限する、って書いてあって、めでたくライフスタイルはアクセス制限を受けないことになった。

そして、現在、アクセス制限を行なっていない18歳未満の契約者の場合、本人及び保護者にアクセス制限の利用意向確認をしてるらしいんだけど、これ、よく分かんないのは、18歳以上の契約者については「ご利用についてご検討下さい」って書いてあって、18歳未満の契約者については「ご利用の意向確認をさせていただきます」って書いてあるんだけどさ。これ、18歳未満の本人にダイレクトメールが行って、保護者が見ない可能性はあると思うんだけど、いいのかなあ??あ、話が本筋から逸れてしまった。ええと、利用しない場合は「アクセス制限サービス不要申込書」ってのを出さないといけないらしい。利用する場合と、意向確認が取れない場合は、無条件(?)で、アクセス制限サービスを順次自動適用させるらしい。で、この自動適用日は平成21年の1月下旬かららしい。が、18歳未満ではないわたしには、このダイレクトメールは送ってくるはずもなく。一体、どのような「アクセス制限サービス不要申込書」なのかよく分からん。子供がちゃちゃっと書いて出せるようなものなのか知らん?

ってわけで、まー、アクセス制限については結構厳しくなったことは分かるんだけど、実は、わたし自身の契約ではこのアクセス制限サービスは受けてないはずなのね。今年の1月、携帯の機種変更したときに、「アクセス制限サービスを利用しますか」って言われて「なんで大人なのにそんなのが必要なんだよ?」って思って「いや、利用しません」って答えたような記憶があるんだけど。

で、この「ライフスタイル」の「同性愛」ってどういうサイトが入ってるのか見ようと思ったんだけど、どーやっても「ライフスタイル」ってカテゴリが出てこないのよ。。どうやっても、ってのは、ただ「iモード」から「iメニュー」に行っただけなんだけど。ここからどうやればカテゴリが出てくるかがよー分からん。っていうか、確かに「メニューリスト」ってところに行けば、一定のカテゴリは出てくるんだけど、その中に「ライフスタイル」が見当たらないの。。一体、どうやったら行けるのかしら。。??

さっきからDoCoMoのPCサイトをあちこち調べまくってるんだけど、確かに「サイトへアクセス」はあるものの、そこにはまったく「カテゴリ」なんてものは見当たらなくて。あるのは「アクセス制限サービス」だけ。どうやって有害サイトに行けるのか、方法が書いてない(って当たり前なのか?)。

てーか、あまりあちこち動き回りたくないのは、わたしのプランって通話だけで、パケット通信のプランには一切入ってないのね。だから、あちこちサイトに行くと、それがモロ通信料金にはねかえるので、あまり触りたくないのだ。。ってことで、わたしにゃ携帯からどうやって有害サイトに行けるのか、さっぱり分からないのであった。。誰かおせーて。

ところで。「同性愛」カテゴリが規制されなくなったのは事実なんだけど、しかし、既にね、ネットスター社のカテゴリはこうなっているわけで。すなわち、「ライフスタイル」の中に「54.同性愛」が入っていて、その中身は「ゲイ・レズビアン・トランスジェンダーの生活スタイルに関する各種情報の提供」と書いてあるんだけど、そこにね、注が付いていて、その注は何かというと「*11 性同一性障害に関する情報提供やLGBTについて解説するサイトなどは除きます。」って書いてあって、実質的にね、このカテゴリ、規制されてるかされてないか、もう分からない状態ではあるのだ。まー、いつからこの「注」が付いたのかはわたしには分かんないけど。

で、これとともにちょっと触れておきたいのは、先ほどのEMAが出した意見書ね。これの「参考資料2」の中に、6月6日から27日まで、何のカテゴリにどのくらいの数の意見が集まったかが載ってるんだけど、回答者数40人で、その中で「同性愛」について意見した人は24件で、実はこの中で圧倒的に多いのね。24件で圧倒的に多いんだから、なんか「あれー?」って感じもするんだけどさ。ま、この中でどういう意見が出されたのかまでは書いてないから、賛成意見が多かったのか、反対意見が多かったのかはよく分からない。けど、なんていうか、正直言って「これだけの意見で変わるのかな」と感じたことは事実だ。まー、確かにそれ以外の動きもあったみたいだけれどね。それはわたしは関与してないからよく分からないし、内部でどんな話し合いがされたのかもよく分かんないので、結局のところ、自分が意見したことしか分からないんだけどさ(苦笑)

わたしは、まー、ちょっとえらそげに「カテゴリ自体を削除すべき」という意見を出しておきました(爆)カテゴリ自体は残念ながら削除はされなかったけどねー。

確かに意見を出すためには、この場合はExcelが必要だとか、なんだとかで少々手間がかかってめんどくさいな、とは思ったんだけど、やっぱ出さないより出した方がいいじゃん、って思って出したの。家にいながら意見を言えるのはある意味、楽なことだし。まー、こういった些細なことからちょっとずつ、性的少数者が生きやすい世の中になればいいなあと思ってね。

ってわけで、集まったのはたったの24件の意見だったかも知れないけど、ある程度、こちらの意見が反映されたので、こういうものはやってみるものだな、と思ってる。

しかし、そのサイトに行き着けないってのも皮肉なものなんだけどさ(苦笑)
一回、何でもいいから「有害サイト」ってところに行ってみたいものだわ。あ、でもしかし。グロテスクな画像は勘弁~(汗)

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11-30 Sun , 2008
明日は「世界エイズデー」
明日、12月1日は言わずと知れた「世界エイズデー」。

この日に向けて、各方面でさまざまな「HIV/AIDSの感染を予防しよう」という呼びかけがなされている。例えば「Yahoo! JAPAN」。いつから始まったのかはよく分からないのだけれど、最近はトップ画面の上の方に「HIV・エイズのことをあなたは知っていますか」とか「1日に4人以上の人が感染しています」などと言った言葉にリンクが張られ、Yahoo!の「レッドリボンキャンペーンのページ」に飛ぶようになっている。

また、TOKYO FM(最近は「FM東京」って言わなくなったのね(^^;)でも「BIBLE Living Together 特集」として明日12月1日から4日の16時30分から16時55分まで「ポエトリー・リーディング Think About AIDS」って番組があるらしい。なお、16日にはイベントもあり、12月9日までリスナーの参加者を募集している。

とまぁ、いろいろあるんだけど。

こないだ、「エイズ動向委員会報告」が発表されたことは、多分、記憶に新しいことだろう。

この結果を見ると、相変わらず男性同性間(MSM:「Man who have Sex with Man(男性とSEXをする人のことで、同性愛者とは限らない)」含む)のHIV感染者数が多い。しかしね、一方、新規AIDS患者数は、実は男性同性間よりも男女間の方が今回は多いのだ(異性間性的接触47件、同性間性的接触44件)。前はどうだったのかとちょっと過去の記録を見てみたんだけど、確かに同性間性的接触が多い報告もある。が、今回のように異性間性的接触の方が多いときだってあるのだ。

「なぜこんなことが起こっているのか?」多分、答えは簡単だろう。男性間(MSM含む)で性的接触をする人は「自分はリスクが高いから、検査に行こう」という考えがある程度浸透しているため、AIDSを発症する前のHIV抗体に感染した時点で分かる人が多いということ。逆に異性間性的接触をする人は「検査をすること」はほとんど考えておらず、AIDSを発症するまでにHIVに感染していることすら分からないのだろう。

このことは非常に危険だとわたしは思う。

今まで「HIV/AIDS」と言えば「男性同性愛者がかかる病気」とされてきた。そのため、男性同性愛者は「ハイリスク・グループ」として、国もその人たちをターゲットにする施策を行なってきたと思う。それゆえ、男性同性愛者(MSM含む)には「HIV検査を受けること」は本当に検査に行っているかどうかはともかく、頭の隅にくらい「そういうものにかかる可能性がある」ということは理解している状況だろう。また、感染者数が多いと言うことで、いろんなサポートが受けられることもある程度、浸透していると思う。

しかし、異性愛者に対する教育はほとんどといって行なわれていないとわたしは思う。この「エイズ動向委員会報告」には、残念ながら「感染者数/検査を受けた人の数」は載っていない。もしこれで、男性同性愛者(MSM含む)の感染者数の割合よりも、異性愛者の割合の方が高ければ、おそらくわたしの推論は正しい。ただ、これについては一端を垣間見ることができる。「献血件数及びHIV抗体・核酸増幅検査陽性件数」だ。これを見ると10万件当たりの感染件数は、残念ながら上昇の傾向がある。献血をする人の異性愛者、同性愛者の割合は、おそらく、HIV検査を受ける異性愛者、同性愛者の割合よりも、より「この世の中の異性愛者と同性愛者の割合」に近いものになっているだろう。

ということは、国はそろそろ「異性間性的接触」をする異性愛者にもターゲットを広げなければならない頃だろう、ということだ。もちろんこれは今までの「同性間性的接触」をターゲットにするのはやめて、ということではない。もっともっと一般的に強化すべきだ、と言っているのだ。

近年、HIV/AIDSにかけられている予算は減額されている(めんどくさいけど「厚生労働省の予算」についての各ページを丹念に追っていけば分かる)。厚生労働省の予算全体額は平成13年から20年にかけて、ずっと前年比より数%ずつ伸び続けているのにかかわらず、だ。

HIV/AIDSは男性同性愛者のみの問題ではない。AIDSを発症してから分かるのと、HIV感染のときに分かるのでは、(HIV感染からAIDS発症までの時間があるということで)周囲の人に対する影響が違うだろう。ましてや異性愛者は言うまでもなく圧倒的に数が多い。HIVに感染しているとは知らず、不特定多数とSEXを、しかもコンドームなどの予防対策を行なわずしたら、同性愛者間よりも圧倒的に感染者数が増えるのは目に見えている。以前、「感染爆発」という言葉が流行ったことがあったが、あの当時は「男性同性愛者からいつ、異性愛者の感染者数が増えるか」ということがかなり問題視されていた(一方で言うと「不安」をかきたててもいたが)。

ところがその後、異性愛者間では感染者数が激増することはなかったために、知らない間にすっぽり「異性愛者間の感染」ということは、現在では国からも、そして異性愛者の人たちも頭から抜け落ちているようだ。

HIV/AIDSに感染しないためには、まずHIV/AIDSに関する知識が必要なことと、それを「他人事」としない意識が必要だ。

厚生労働省はターゲットを男性同性愛者間(MSM含む)だけでなく、異性愛者間の問題とそろそろ認識すべきときに来ているのではないだろうか。

明日の「世界エイズデー」を前に、こんなことを思っている。
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11-05 Wed , 2008
オバマは勝った。が、
日本時間、11月5日午後11時30分現在。
カリフォルニア州、Prop 8(同性婚禁止)の住民投票は、開票率92.3%で、

賛成:5,019,930(51.9%)
反対:4,656,291(48.1%)

たったの約4%の差だ。

2000年の住民投票(Prop 22)の結果は確か、賛成61%だった。それが8年後にここまでの差に迫ることができたのだ。

が、しかし、可決されたことはほぼ間違いがないだろう。
アメリカの、それも一つの州の住民投票の結果に過ぎないが、それでも悔しい。悲しい。
これから、カリフォルニア州はどうなっていくのか、今はそれをただただ見守るだけだ。

しかし、今はなんと言っていいのかよく分からない。
悔しい、悔しい、自分では何もできないけれど、やっぱり悔しい。

なぜ同性愛者の結婚は、異性愛者の「支持」がなければいけないのだろうか。
何日か前に載せた「No on Prop 8」のYou Tubeで「あなたたちの結婚はわたしたちは投票しましたか?」と書かれていた(Did we vote on your marriage?)。

なぜ、同性同士と言うだけで結婚ができないのだろうか。
(もちろん、アメリカは結婚と宗教が結びついているので、背景は日本とは全然違うのは分かっている)

わたしたちはなぜ結婚することができないのですか?
わたしたちが結婚することによって、誰かの迷惑をかけますか?

人間は法の下で平等じゃないんですか?
人間は神の下で平等じゃないんですか?

悔しい、悔しい。本当に悔しい。

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11-01 Sat , 2008
不寛容ってなんだろう
もうすぐ11月4日が来る。

「え、何の日?」って思う人もいるだろうし「アメリカの大統領選挙の日でしょ」という人もいるだろうし「カリフォルニア州の『同性婚排除』の住民投票(Prop 8)の投票日だよね」って人もいると思う。

わたしは、、この中ではやっぱり「カリフォルニア州の住民投票、Proposition 8のこと」が気になる。で、「Prop 8 NO」でぐぐってみたらこのようなサイトを発見した。一方、「Prop 8 YES」でぐぐってみたらこのようなサイトを見つけた。このさ、ドメイン名が「protect marriage」ってのにちょっと「ゾッ」としたのは確か。。「婚姻を守る」ってどういう意味だろう?

「Prop 8 No」も「Prop 8 Yes」のサイトも両方とも自分ところで作っているCMをYou Tubeにして見れるようになっている。どーせ、見たら気分の悪くなるだろうと思ったんだけど、一応「Prop 8 Yes」のCMを一つだけ見てみた。英語でベラベラ喋ってるから、なんだかよく分からなかった。けど、そこのシーンは、母親と父親と子供、それから大家族と思われる家族、そういうのが映し出されていた。きっと「これが『正しい家族のあり方だ』」と言いたいのだろう。

一方、「Prop 8 No」のCMはいくつか見てみた。別に選んでみたわけじゃないけど、すごくシンプルなのが多かった。言ってることはすべては分からなかったが、「Prop 8 では学校に影響を及ぼさない」とか「これは差別であり、アンフェアだ」といった趣旨のものをたくさん見た。中でも印象的だったのがこれ。



ここに出てくる子供たちは、みんなレズビアンマザーや、ゲイファザーを持つ子供たちらしい。中には「4人の母親がいる」「3人のレズビアンと1人のゲイ」とかそういう風に聞こえたんだけど、聞き間違えてたかしら?(笑)とても屈託のない子供たちで、彼らがどんなに親から愛されているか、彼らも親を愛しているかが分かる。

もう一つは、まさに「同性婚もの」。これ見たら、ホント、泣きそうになった。ってそういうシーンや曲が使われてるのも一因だろうけど(^^;



しかし、なぜ「結婚する」ということ自体、みんなで決めなければならないのだろうか?結婚したい人はすべて、なぜ結婚できないんだろうか?「婚姻は男女のもの」と考えている人は、一体何が怖いのか?男同士、女同士で結婚したら、何か不都合があるのだろうか?一昔前までは「同性愛者はろくな人間ではない」「犯罪者」「子供を誘惑する」「精神障害者」等、めちゃくちゃなことを言われていた。いや、多分、「Prop 8」について「Yes」と言っている人たちは、まだこういうことを信じているのだろう。しかし、婚姻が認められたときのあのみなの喜ぶ姿や、カップルたちの幸せそうな顔、そんなのを見ていたら、自分まで幸せな気持ちにならないか?見てそう思うのはわたしが当事者だからなのか?「不寛容」という気持ちは、このような姿まで、単なる「恐ろしいもの」に写るのか?わたしには、分からない。

だいたい「不寛容」な彼らは、同性愛者のことを「選択して同性愛者になった」と思いこんでいる。じゃあ、自分は一体なんなのか?選んで異性愛者になったのか?なにも好きこのんで、生きづらい少数者になるわけがないじゃないか、どうしてそんなことが分からない?そう思う。

「Prop 8」について「No」のYou tubeを全部見たわけじゃないので(しかも英語だし。。。)、何とも言えないが、基本的に「同性同士の結婚」というよりも「結婚はすべての人のものである」「一部の人しか結婚できないのは不当である」という感じのYou Tubeが多いように感じた。これはおそらく「リベラルな考え」の持ち主に「同性同士の結婚を認める」というよりも「一部の人だけしか結婚できないというのは、おかしいんじゃないですか」と言った方がすんなり頭に入ってくるからだろう。

もうすぐ11月4日が来る。
わたしはこの「Prop 8」が否決されることを心から望んでいる。

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10-26 Sun , 2008
おニチョ
いやあ、昨日、新宿二丁目に行ってきた(実は今日もなんだけど)。

昨日はマイミクさんとの初対面。それからマイミクさんの友達が計5人。全部で6人だった。
あ、みんなレズビアン。カップルは一組いたけど、その他の人もみんな彼女もち(一人は違うか)。で、びっくりしたのは、わたし以外の人は、みんな「日本人ー外国人」カップルなの~。6人のうち、2人は日本人じゃなかったし(笑)あらやだ、みんな外専なのかしら~←オイ

んでも、相手の外国人、みんな同性婚や同性パートナーシップ法の整った国なのに「日本で彼女と一緒に住みたい」って来てる人もいる~!わたしゃ、アナタの国が非常に羨ましいのよ~!!ま、そんな理由か、結構「日本も同性婚ができればいいのにー」って言う人いるし、そういうなんていうか活動みたいなことがしたい、って人もいる。

わたしなんかパレードに参加しただけなのに「活動家」にされてて、違うっちゅーねん!まー、それ以外にも情報だけはいろいろ伝わってくる状態ではあるもののね。例えば、今、携帯のフィルタリングで子供の携帯に「同性愛サイト」のフィルタリング規制がかかっていて、規制解除のために、第三者機関に意見を送ろう、なんてことは、自分の日記には書かなかったけど、いろんな人の日記を見て知っていた(笑)でもね、そういうこと、全く知らない人がたくさんいて(っていうか、わたし以外は知らなかった)「うむむー。こういうことがある、ということをどの程度の人が情報として知っているんだろうか」と考えてしまった。なぜかというと、その話をしたところ、全く興味がないという反応を示さなかったからだ、みんな。。そういう「潜在的に興味を持ちそうな人」に対してどうやって情報を伝えたらいいのか、そして、そういう情報ってホント、どこにいったら見つけられるのか、ちょっと考え込んでしまった。

だって、携帯のフィルタリング問題って、結構わたしの身の回りではみんな知ってる人ばかりで、って環境だったから、もうみんな知ってると思ってたんだよ(笑)だから、逆に今、わたしのいるところがどんなにある意味「特殊なところ」かがよーく分かった。といっても、さっきも書いたように、情報ってこっちが求めようとしなくても、向こうから来る状態だから、今は。で「あー、こんなのあるんだ」「あんなのあるんだ」って思って、結局何もしてないわけだけど(爆)、でもその中身については知ってるってこと、結構ある。自分が「普通」って思ってることって案外普通じゃないんだなあ~って思わされた。

ちなみにこの携帯フィルタリングについては、来年早々に「ライフスタイル」の「同性愛」については、規制が解除されることになっている。
と同時に、彼女らが当たり前に知っていることをわたしは全く知らないってことがいくつかあった。やっぱり、そういうのってあるんだよね。だから、昨日は結構「未知の世界」も分かって面白かった。

最高だったのが、なぜかドラえもんの登場人物で「レズビアンカップル」を作ろう~って話になって、ドラミちゃんとしずかちゃんが見事に選ばれたんだけど、そこにいる外国人の人が、ドラミちゃんの四次元ポケットから「ディルドー!」とかいっぱい面白いものを出すマネをしてたりして、それだけで大爆笑だったわw

結構エロエロのレズビアンっぽい話とかして、これって日本人同士じゃ会話したことないよなー、なんて思い、この世界、合ってるかも、と思ってしまった(笑)

あと、わたしは待ち合わせ前に、ルミエールで例のごとく「Badi」の今年4、5、6月号を計1,500円で買い、それに加えてこの間発売になった「Bマガジン(っつーBadiが出したDVD)」を2,500円で買った。そうしたら、なんか袋にゴソゴソ、お菓子みたいなの入れてるー。と思って、帰って見てみたら「コンドームとローション」だった。あれ。昔は駄菓子がオマケじゃなかった??それに、なんでわたしにコンドームとローションくれるのよ!って、まぁBadi買うレズビアンってのもあまりいないとは思うけどね。コンドームはまぁいいとして、ローション、うち、使わないんだよ~(笑)誰かもらって←オイ

ってんで、結構短い間だったんだけど、日本人いっぱいいるオフ会より楽しめました。どうもありがとう。また呼んでね(笑)
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09-28 Sun , 2008
訂正しまーす
そして、同性愛者であるわたし」について、mixiの中のコメントで指摘されたことがあったので、訂正します(あ、わたしのmixi日記はブログのコピペなのです、ほとんどは)。

両性愛者(バイセクシャル)のところで

> 両性愛者(=バイセクシャル)の人たちというのは、「性的指向」がない状態

と書いたけれども、バイセクシャルは「性的指向が両方に向く」んじゃないかと言う指摘がありまして。「性的指向がない状態」の人のことは「パンセクシャル」ではないかということで。確かに「パンセクシャル」というのは、日本語で「全性愛」と訳されているみたいで、Wikipediaによると「性別に囚われず、特定の人間に恋することが出来る者を意味することもある。彼(彼女)たちの中には、社会的であれ、生物学的であれ、性というものは意味の無いものであると考える人々もいる。」とあるので、多分、そちらの方が合っているような気がします。

また、

> 「愛に性別は関係ない」

「同性愛者も異性愛者も、相手の「性別」、同性か異性かということが違うだけで、愛するということについては同じですよ」というキャッチコピーを端的に言っているのではないか、と。確かにこの説明をされたときに、わたしは「なるほど」と思いましたので、そういう解釈も有りだと今では思ってます。ただやっぱり「愛に性別は関係ない」って言われると違和感は持っちゃいますけどね、、、わたしは(^^;

でも、

「立派なレズビアンになりました」という気もわたしにはないですから。。(苦笑)
そういう意味ではやっぱり根本的なところで「ゲイプライド」ってものも分からないんだと思います、わたし。かといって特に自己肯定力が低いわけではないですけど。

というわけで、訂正でした。
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08-30 Sat , 2008
彼女たちは幸せだったのだろうか
7月29日の日記の最後の方に、わたしはこう書いた。

そういえば、またこういう話を思い出した。アメリカのカリフォルニア州で2004年に一度、同性カップルに婚姻許可証を発行したでしょ。あのときの第1号のカップルはレズビアンのカップルでなんと、両方とも80歳代の人たちだったんだ。そして今回、2008年に同性婚が認められるようになった。そのときの第1号も彼女たちだったんだ。そう、彼女たちは'50年代にレズビアンの組織である「ビリティスの娘たち」を作ったカップル。彼女たちは「結婚」したときに「自分たちが生きている間に結婚できるとは思わなかった」と言ったという。

そんな日がこの日本にも来るといいな。
そうしたら、どんな気持ちがするだろうか。
どんな気分がするか、味わってみたい。


このカリフォルニア州で「結婚第1号」になったレズビアンカップルのうちの一人が28日に亡くなったそうだ。

同性愛者の人権活動家が死去 加州の「結婚」第1号

カリフォルニア州が今回、結婚を認めたのは6月17日。彼女たちが出会ったのは'50年。そして'53年に一緒に暮らし始め、そして'55年にレズビアンの組織である「ビリティスの娘たち」を作った。出会ってから58年、一緒に暮らし始めてから55年。そして、結婚してからわずか71日目で亡くなった。

確かに「生きているうちに結婚できるとは思わなかった」と言っていたけれど、、それにしても同棲生活に比べて、あまりにも短い「結婚生活」じゃないか?彼女たちは本当に幸せだったのか?と思う。同性愛者に対する権利活動を半世紀も続けてきて、そしてやっと念願叶って結婚することができた。もちろん、権利活動をしてきたのは彼女たちだけではないが、2004年に1度、結婚できることになったときも第1号だった。今回も第1号。ということは、彼女たちはそれだけ他の活動家達からも尊敬され、敬われてきたのだと思う。

結婚してからたった71日間の結婚生活。彼女たちは何を思って暮らしていたのだろうか。それは多分、今年の11月にある「住民投票」のことではないかとわたしは思っている。もう既にカリフォルニア州では同性婚が認められた、と思っている人もいるかも知れないが、そうではないのだ。11月に「婚姻は男女のものである」という住民投票が行なわれ、それでまた、覆される可能性があるのだ。だから、彼女たちは結婚したと言っても、まだまだ次のことを考えていたのではないだろうか。

一つのことが決定されるまで、なぜこんなに時間がかかるのだろうか。
そして日本では、まだまだ何の議論もされていない、社会問題になっていない日本では、一体いつ、同性愛者がパートナーとして認められるようになるのだろうか。

彼女たちは結婚して幸せだったんだろうか。
いや、多分、幸せだったと思いたい。
長い間、活動してきてそれがようやく実を結びつつあったのだから。

亡くなったデル・マーティンさんの冥福を祈ろう。
そして11月に行なわれる「住民投票」で「婚姻は男女だけのものではない」という結果が出るように祈ろう。

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08-25 Mon , 2008
結婚、おめでとう
そっちでは今、何時か知らないけど、日本ではもう夕ご飯を食べたあとだから、日記を書く。

今日はわたしの姐さんが結婚する日だ。

姐さんとはもう、どういういきさつで知り合ったのか、わたしは全然覚えてない。
今考えると全然接点なんかなかったのにな、と思う。
知り合って、割とすぐに意気投合し、で、わたしは姐さんのことを姐さんって呼んできたけど。
ホントのこと言えば、今まで数回しか会ったことがない。
今年になってからも会っていない。
その姐さんが、今日、長年のパートナーだった人と結婚する。

姐さんがパートナーと結婚できることを知って、わたしは結婚を勧めた。
だって、いつまた結婚できなくなるか分からないから。
「チャンスがあるなら、できるうちにしておいた方がいい」
わたしは本心からそう思って書いた。

そうして姐さんはパートナーの元に行き、「marriage licence」の発行を受けた。

その頃からわたしはおかしくなった。
悔しい。なぜ姐さんたちは結婚できるのに、わたしたちは結婚できないんだろう?って。
悔しくて悔しくてたまらないのと同時に、自分はなんて嫉妬深い人間なんだ、と思った。
長年付き合ってきた人たちがやっと結婚できる。何故そのことに対して素直に「おめでとう」って言える気がしないのか。
自分はなんて心の狭い人間なんだと思って、こんな自分ヤダと思った。

一回、この気持ちを吐き出した。
そうしたら、なんだか素直に「おめでとう」って言えそうで。
で、実際、言えそうだった。昨日までは。

今日になって、また、おかしくなってきた。
涙が出てたまらない。
彼女に「こんなに嫉妬深い自分はイヤだ」と言って泣いた。
彼女は「嫉妬深いんじゃないよ。多分、ろんたこは姐さんが好きでたまらないんだよ」と言った。

ああ、そうなのか。原因はそれだったのか。

姐さんとはあんまり直接会って話をしたことはないが、いろんなことがあった。
わたし自身はよく覚えてないんだけど、うつが一番ひどくて、毎日自殺のことばっかり考えていたとき、姐さんは彼女に「いつでもわたしたちの家に来れるようにしてある」と言っていたそうだ。
わたしはその頃の記憶はほとんどなくて(うつ病って、治ったらうつ病のときのことってどうやら忘れるらしい。それだけ脳が記憶しておきたくないことなんだろう)、だから姐さんには感謝の言葉を言ってない。

それより思い出すのはケンカした思い出ばかりだ(苦笑)
なんかでケンカしてお互いの日記、読みに行かなくなって、わたしは自分の日記を読みに来ない人に対しては、すぐにマイミク切っちゃうから、姐さんも切っちゃえ、と思った。
普通だったら、当人には知られないようにこっそり切るんだけど、姐さんだけには「マイミク切ります」というメッセージを送った。
そうしたら「分かりました」って返事が来た。
そのときわたしはやっと自分の気持ちに気がついたんだ。だから「マイミクは切りたくありません」っていう返事を返した。思えばすごく変な話だけど、わたし、姐さんとは繋がりを断ちたくなかったんだよね。あのとき姐さんはマイミク切って繋がりがなくなってもよかったのかな。

その後も何回かケンカした(苦笑)
血の繋がっている妹とは実はケンカした記憶がない。「ケンカするほど仲がいい」って言うけど、そんな感じでわたしと血の繋がっている妹とは仲がよくないからケンカしない。
なのに、全くの他人のはずの、しかも知り合って3年経つか経たないかの姐さんとは何回ケンカしたことか。

でも、誰かに相談しようと思ったときは、いつも姐さんだった。だって相談相手は姐さんしか思い浮かばなかったから。
何回も相談したよね。つい、こないだも相談に乗ってもらったし(苦笑)
結局、なんだかんだいって、わたしは姐さんを信頼してるし、好きなんだよね。

見た目はあんまそんな感じはしないんだけど(←オイ)、本当はものすごく心が繊細な姐さん。
小心者なところもあるよねと思うし、どうやら恥ずかしがり屋の面もあるらしい。
でもいつも大切なときはちゃんとわたしを気にしてくれてる。そして時には評価もしてくれてる(と自分では思ってるんだけどね)。
生意気な妹はいつもそんな姐さんにつっかかってばっかりいるけれど、
そんでいつかは「うへえ。参りました」と言わせたいとか思ってるけど(爆)

その姐さんが今日、「marriage ceremony」を行なう。
パートナーと正式に結婚する。

なぜなんだかよく分からないけど、心ではおめでとうと思っているんだけど、ふとしたときに涙が出てくる。
なんでだろ?悔し涙か?いや、違う。嬉し涙か?いや、、、違うような気がする。
パートナーに姐さんを取られたような気がする?まさか(爆)
でも、なぜかとてもとても複雑な気持ちの涙だ。自分では説明が付かない涙だ。

だから正直、手放しで「結婚、おめでとう!」とはまだ言えない。
けど、気持ちは「おめでとう」ってちゃんと思ってるところもあるんだよ。
「パートナー氏と末永くお幸せに」って言いたいんだ。
けど、文字にはできても面と向かって言う勇気はまだ持てない。
姐さん、戻ってくるまでには言えるようになってるかな?
そのときは笑顔で「姐さん、結婚おめでとう!」って言えるといいな。

いつの日か、姐さんたちと同じく、わたしも彼女と結婚したいと思ってるよ。

姐さん、結婚、おめでとう。

p.s.今まで見たことのないパートナー氏の顔、見てみたいから、今度はうち来るときは写真持参のこと!(笑)

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08-24 Sun , 2008
北京五輪も終わりに近づいてるけど
北京五輪に出場した選手の中で、10人の人が「同性愛/両性愛者」とカミングアウトしている(ゲイ1人、女性両性愛者1人、レズビアン8人)。

その中で、たった一人、ゲイであるとカミングアウトしているオーストラリアのマシュー・ミッチャム選手が高飛び込みで見事、金メダルを獲得した。

<五輪飛び込み>ミッチャムが初優勝 中国は8種目制覇逃す

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8月23日23時4分配信 毎日新聞

 北京五輪第16日の23日、男子高飛び込み決勝を行い、ミッチャム(オーストラリア)が537.95点で初優勝した。5回目までトップだった周呂※(中国)が最後の6回目で失敗し、最終試技で112.10点の高得点をマークしたミッチャムが逆転した。

 中国は今大会の飛び込みで男女計7個の金メダルを獲得していたが、最後の種目で史上初の全8種目制覇を逃した。

※金かんむりに金金
------------------ ここまで ------------------

この五輪期間中にロイターが「五輪=北京五輪、同性愛者と公表の出場選手はわずか10人─調査」というニュースをmixiに提供したみたいだが、そのうちのほとんどが「なぜカミングアウトする必要性があるのか」「競技と性的指向は関係ない」という意見だった(このロイターの記事、「性的指向」が「性的嗜好」になってたんで、ご丁寧にメールしてあげましたわよ(笑))。競技と性的指向は関係ない。それはわたしもそう思う。が、なぜこの10人がカミングアウトし、それが記事になったかというと「同性愛者(両性愛者)の可視化」に繋がるからだと思う。少なくともカミングアウトした選手はある程度「政治的に」カミングアウトしているんだろうと思う。そしてそれは賞賛されるべき行為だとわたしは思う。見ただけでは性的指向は分からない。が、カミングアウトすることによって「性的少数者はオリンピック選手の中にも存在するんだ」と言うことが世間的に知れ渡る。そうしたら、もしかして同性愛、または両性愛、または性的少数者として悩んでいる人たちに希望を与えるかも知れない。いや、多分、希望を与えただろうと思う。

ただし、カミングアウトしている10人の他にもおそらく確実に性的少数者はいると思うし、その中にはカミングアウトしたくてもできない人、カミングアウトしたくない人がいると思う。でもそういう人たちを非難すべきではないと思う。人にはいろいろな事情があるのだ。できる人が、やればいい。

そして、ミッチャム選手の金メダル。

わたしはもちろん、オーストラリア人ではないけれど、まるで日本がメダルとを取ったと同じように嬉しい。これは理屈じゃない。だから「ミッチャム選手、おめでとう!」って言う。

この競技は日本では中継されなかった。だけど、マイミクさんのおかげで中継されているサイトを知り、もう再放送だったけど、偶然見ることができた。20歳だけど、ちょっとヒゲなんか生やしちゃって、カッコイイ青年だった。競技自体、Roundいくつまであるのか分からなかったので、Round 5のときに1位の人と33ポイントくらい差があって「これ、いつまでやるんだよ」と思ってたら、Round 6が最終ラウンドで、ミッチャム選手は難易度の高い(確か3.8)で高得点を出した。一方、それまで1位だった中国の選手は着水に失敗したのかな、難易度もそんなに高くはなかったと思う。これで逆転勝ち。偶然だったけど、見れてよかったと思った。ありがとう、マイミクさん。

で、これがオーストラリアのゲイサイトに載ってたミッチャム選手の記事。

Matthew Mitcham is our golden boy!

ついでに、親とパートナーと一緒のところでインタビューされてるのも発見(ミーハーだな(笑))。

Matthew Mitcham talks with partner at side

ホントにおめでとう!彼氏ともお幸せに(笑)

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08-07 Thu , 2008
なんか最近HIV/AIDS関連のことばっかりだね(苦笑)
一昨日の日記を書くときに、「AIDS REPORT」ってもんを見つけて、その最新号を見てたんだけど。

この4pに「平成19年のエイズ発生動向」というのがあって、わたしはそのページの一番下の円グラフ(図5)に注目してみたんだけど。「平成19年に報告されたHIV感染者およびエイズ患者の感染経路内訳」ってやつね。これを見るとさ、HIVの感染に関しては、断トツで同性間(両性間も含む)の性的接触が多いわけだけど。AIDS患者に関しては、一番多いのは異性間の性的接触なんだよね。まぁ、2番目の同性間(両性間も含む)の性的接触とほとんど変わらない、とも言えるけど。でも、HIV感染に関しては、同性間と異性間でこんなに差があるのに、AIDS患者はなぜ差がないんだろう、って考えると、やっぱり異性愛者の方がHIV/AIDSへの関心が薄いんだと思うのね。

そこで、こないだ行った「Living Together Lounge」でACC(国立国際医療センター・エイズ研究開発センター)の人が言ってたことを思い出した。AIDSっていうのは、HIVに感染して、だんだん免疫力が下がってきたときに、普通じゃかからないような病気(日和見感染という)、そこでは特にカリニ肺炎が多いって言ってたけど、そういう病気にかかってしまったときに「AIDSが発症した」ってことになるそうなんだ。

でね、この「カリニ肺炎」って、最初は階段の上り下りとか、走ったときとかにすごく苦しくなるらしいんだけど、それが段々何もしなくても息苦しくなってくるんだって。で、さすがに「これはおかしい」ってんで、病院に行くと、普通の病院ではまずカリニ肺炎なんか考えないから、最初は「風邪です」ってことになって、風邪薬なんか飲まされるんだけど、もちろん、それはカリニ肺炎のための薬じゃないから、ひどくなる一方で、入院するハメになる。そこでレントゲンを撮られると、これまたよほど、AIDSに詳しい医者じゃないと、それによく似た「間質性肺炎」って診断が下されるそうだ。それで、間質性肺炎の治療が行なわれるんだけど、最初は確かにちょっとよくなるらしい。けど、それはやっぱりカリニ肺炎の治療じゃないんで、むしろ途中から急激に悪くなったりして、最悪の場合はもう手の打ちようもない、ってところまで行ってしまうらしい。

そういう中で何人かの人は「もしかして、AIDSにかかっているのかも」と思い、医師に告げて血液検査をして初めて、やっぱりAIDSを発症してましたっていうことが分かったという。その人がそこで言ってたのは「もしかしたら、その場で言いにくいかも知れないことかも知れないけれど、やはりちゃんと言わないとAIDSに詳しい医者じゃないとカリニ肺炎とは分からない」って言ってた。

そのことと合わせてね、この円グラフを見たとき、異性間接触でAIDS患者が多いのは、多分、まだ無症状のHIV感染のときには、HIV/AIDSのことなんて考えもしなかったんだろうな、ってこと。そしてAIDSを発症して初めて自分がAIDSにかかっていることが分かるのだろう。かかっている病院によっては、そのことすら分からずに「原因不明の肺炎」で手の施しようがなく亡くなるのかも知れない。

だからね、一見、無駄っぽい知識かも知れないけど、こういうことを知るのは大切なことなんだなって、この円グラフを見てね、なんか初めて分かったのね。それとともにやっぱり異性愛者もHIV/AIDSについて、知っておかなければならないと思うのね。で、まず第一に考えられるのが、学校での教育なんだけど、これってどうなってるんだろうね?わたしたちのときは、高校の保健体育の授業で「避妊」についてはやったと思うんだけど(って、あのとき生まれて初めて「コンドーム」ってもんを見せつけられたので、それがかなり強烈な印象として残ってるのよ(苦笑))、そういうときに同時に学校で教えられないのかな。「避妊」だけじゃなく「STD(性感染症)」のことだとか、そういうこともちゃんと教わっておいた方がいいんじゃないかなーって思ったりするんだけどね。

なんか毎日「レインボー祭り」のために曲を練習してたりするんだけど、部屋の中だともう暑くて。すぐに汗でびしょびしょになる。あ、わたしの部屋はクーラーがないので、外から入ってくる風だけがたよりなんだけど。んー、レインボー祭りまで、あと3日かあ。ちゃんと吹けるかな(汗)
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08-05 Tue , 2008
空気のようなものに、金を出させるためには
以前、「人権で飯は食えるか?」ってなことを書いた。その中で「人権ってのは、必要なものだ。けど、それを獲得した途端、それはまるで空気のように見えない、当たり前のものになってしまう。毎日、空気を吸いながら『空気があってありがたいな』と思う人は少ないに違いない。それと同じく『日本には基本的人権があってありがたいな』と毎日思っている人もおそらくほとんどいないに違いない。」って書いた。それを思い出しつつ、この日曜日に行ってきた「Living Together Lounge」といろいろ混ぜ合わせて考えてみた。こういう催し物をするためには金がいる。HIV/AIDS関連は「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」ってのがあって、その中の基本指針に「五  感染症に関する調査及び研究に関する事項 」ってのがあるから、「REACH Online」って調査ができるんだろうし(セキュリティーに関するWarningが出ますが、大丈夫です)、「九  感染症に関する啓発及び知識の普及並びに感染症の患者等の人権の配慮に関する事項 」があるから「AIDS REPORT」の中に書いてあるような予防啓発活動ができるんだろう。

わたしはこれ見て「すごいじゃん!」って思ったよ。今までどうしても情報が男性同性愛者とMSMの人たちのイベント、しか入ってこなかったんだけど(爆)、結構、いろんなところで啓発活動が行なわれてるんだ。わたし、あんまり街中を歩かないからな~(苦笑)こういうものに出くわしたことはないのだ。

話がちょっと元に戻るけど、この「REACH Online」、今、調査中なので対象者は是非とも回答をって、わたしはこの中に入らないので、回答はできなくて、その調査報告のみ見ることができるんだけど。該当者の人は、是非回答してみてくださいね~!(笑)←宣伝

これがすごいんだ。ってこの調査結果も悪用されるといけないので、無断に引用などはしてはいけないとちゃんと書いてあって、そこら辺に対する配慮がすごいなーとも思うんだけどね。で、引用する場合はちゃんと問い合わせフォームから連絡しなくちゃならないし(で、あとで問い合わせしておこう:8月10日に回答がありまして、これで大丈夫とのことなので、このままにしておきます)。ただ結果を見るのは誰でも見ていいらしいけど。この中にはね、いわゆる「生育歴における出来事」として「これまでに、『ホモ、おかま、おとこおんな』と言った言葉でいじめられたことがある」とかね、「異性愛者を装うしんどさ」とか「メンタルヘルスの現状」など、「これが男性同性愛者およびMSMだけでなく、一般の性的少数者に対する調査だったらどんなにいいだろうか」と強く思わせる内容を含んでいる。だって、これ、LGBT(IQ)(=性的少数者)のうちの「G」と「(一部の)B」「その他、男性とSEXした人」だけなんだもの。他の「LBT(IQ)」の意見は入っていないんだもの。

国の制度を変えるためには、やはり基本的な調査が必要だとわたしは思っている。この日本は、実は5年に1度の「国勢調査」を初めとして、調査だらけだ。ウソだと思ったら、各省庁のウェブサイト見てみ。そこには必ず「統計・調査」項目があるから。調査しなくては現状が把握できず、それに最もよい施策を作成することができないからだ。そして、施策を施行するためには、もちろん予算を取らなければならない。この予算を取るために、まず、現状把握としての調査が必要なのだ、本当は。だから、今、日本に性的少数者がどのくらいいて、どういうことで傷ついてきたか、悩んできたか、それとも全く何とも思わなかったか、性的少数者はうつ病などの割合が他の異性愛者に比べて高いと言われているが、それは本当のことか、自殺未遂率も高いと言われているが本当のことか等、本当に分からないことだらけなので、そういう調査をして、実情を把握しておく必要があるのだ。


しかし、今のところ、性的少数者に対する予算って言うのは、悲しいかな、HIV/AIDS関係しかない。それも「平成20年度厚生労働省所管予算案関係」の中での「エイズ対策費」は81億円だ。それに対して「ハンセン病対策費」は439億円だ。(このpdfファイルの15p)まぁ、ハンセン病にはいろいろつらい歴史があるから、HIV/AIDS対策費に比べて「なんなんだこれは!」とは正直、言いたいけど言えない。

実際問題として調べたんだ。今、HIV/AIDSの感染者、患者数の累計は2007年度で計13,894人。新規患者数はHIVは1,082人、AIDSは418人。計1,500人(平成19年エイズ発生動向年報の「発生動向の分析結果」による)。それに比べてハンセン病は、実はもう、調査自体、止めちゃったのもあるし、完全に何人、ということもよく分からないんだけど、一応こういうのを探し出した。それによると、少なくとも2,717人はいることになっている。そして、厚生労働省のウェブサイトで「ハンセン病」で検索したらこんなのまで出てきたんでびっくりした。これ、内訳見るとほとんど「謝罪、名誉回復措置」と「社会復帰」のための予算だ。

しかしここで、心を鬼にして、単純に1人当たりにかかる費用を計算してみる。HIV/AIDSの場合、約58万円。ハンセン病の場合、約1千万円。こんなに違う。また、HIV/AIDSは新規患者が毎年増加しつつある。しかし、ハンセン病は新規患者はだいたい一桁台。歴史や経緯、現在の状況が全く違うとはいえ、ここまで違うとは思ってもいなかった。

HIV/AIDS、ハンセン病、そして性的指向に対して共通するもの。それは「人権」だ。法務省のウェブサイトに「平成19年度人権教育及び人権啓発施策(概要)」ってのがある。(8)にHIV感染者等に関する人権問題、(9)にハンセン病患者・元患者等に関する人権問題、そして(13)に性的指向,性同一性障害者に関する人権問題、がちゃんと挙げられている。しかし、、この中身を見ると、、「バッカじゃない!!!!」って思わせるような内容なんだよ、特に性的指向に対するものは。「法務省の人権擁護機関では,『性的指向を理由とする差別をなくそう』を人権週間の強調事項として掲げ,人権週間を中心に全国各地で,テレビ・ラジオ放送,新聞・雑誌等による広報,啓発冊子等の配布,各種イベントにおける啓発活動を実施している。」だけだよ。これが一体、どれだけの人の理解を得られるって言うんだろう???

ただ、もうわたしがここで何を言いたいか分かるだろう。金だ。HIV/AIDSもハンセン病も金がついている。しかし、、性的少数者に対しては、そのようなものがない。だから調査も何もできない。「人権では飯は食えない」が「人権を得るためには金がかかる」のだ。しかし、大きな社会問題にでもならない限り、人権には金はつかない。ここで、平成20年度の法務省の予算案を調べてみた。まぁ、これには主要項目しか書いてないが。それも法務省のウェブサイトは予算関係のことを一つも載せてなくて、これは単独でぐぐって調べたのだ。どうも情報公開に対して各省庁や担当機関での温度差が感じられる。これの4ページ目を見るとね、「人権擁護局」の予算案は「人権擁護委員活動の充実強化」で約7億。HIV/AIDSの8.6%だ。それもこの「人権擁護委員活動って何?」と思って調べたら、「社会貢献の精神に基づき人権擁護活動に従事するという人権擁護委員の基本的性格や,民生委員,保護司等の待遇との均衡からは,職務の対価としての報酬は支給しない取扱いを維持することが適当であるが,その職務遂行に要する費用については十分補われる必要がある。」だそうだ(「人権擁護委員活動の活性化の方策」より)。

要するに、人権擁護局は金がないのだ。だから、例えば人権擁護局内のウェブサイトにある「ハンセン病への偏見や差別をなくしましょう」だってね、下の方を見ると「詳しくは,厚生労働省のホームページへ」って書いてあって、実質、金は厚生労働省が出してるんだよ。上に書いた「ハンセン病対策費」の中から出ているのだろう、多分。

根拠となる法律さえできれば、、とも思うが、「人権擁護法案」は、まだまだ議会を通過しそうにない。となると、今、わたしは何ができるんだろう?「国勢調査の中にそういう質問を入れられないか?って考えた。けど、あれは世帯ごとで個人ごとの調査ではない。しかも、今、個人情報の漏洩について、問題になっている。隠れて暮らしている人には、とてもじゃないが安心して本当のことは書けないだろう。家族がいて、カミングアウトしていないのならなおさらのこと。しかも、調査項目に新しい項目を作るのは、よっぽどのことじゃないと入れられない。んー、だったら個別に、、と思ったけど、なんせね、金がないからできない、と答えられるのが関の山。

考えていたところに、偶然、こんなお知らせが。

レインボープライド愛媛」さんが「ゲイ・レズビアン・GIDの当事者メッセージを募集!」をしている。こういうところから、少しずつ存在が分かってもらう、というのはとても大切なことだ。何しろ、これは愛媛県主催の人権フェスティバルなのだ。あのね、もちろん、これに来る人に読んでもらうのは大切なんだけど、やっぱ大切なのは「性的少数者がいる」ってことを行政に伝えることなんだよ。行政も県民のニーズに合わせた施策を作るわけだからね。今回のこれは愛媛県だけのことだけど、多分、各県の同じような課が集まった「担当者会議」はブロックごとに行なわれるはず。ということは「愛媛県でこれこれこういうことをして、性的少数者の声が随分ありました」という報告でもされたら、もしかしたら他の県にも影響を及ぼすかも知れない。ま、どこの県も財政は苦しいから、そうはうまくいかないかも知れないけど。あとは、現地で動ける当事者がやはり必要だよね。。

ってわけで、どこかで何かをしないと、物事は動かない。動いてくれる人がいるなら、それに乗ってしまえ!ってわけで、わたしもメッセージ送りたいと思ってます(笑)

だけど、ホント、このままでは毎年毎年、人権擁護局から「啓発活動をやってます~」って報告しかなさそうで、怖い。。何かいい方法はないのかな。

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08-03 Sun , 2008
悲しいことに
<北京五輪・関連>選手村でコンドームを無料提供―北京市

ま、わたしはコンドームは必要がない(まぁ使えないこともないけど。その場合は切って使う)レズビアンなんだけどさ、ここに書いてある「セイフセックス」ってのは、実はあり得ないわけで。正確には「セイファーセックス(より安全なセックス)」としか言えない。完全にコンドームを使えば100%、HIV/AIDSには感染しない、とは悲しいことに言えないのだ。

そういえば、こないだやってた東京国際レズビアン&ゲイ映画祭でも、どうも協賛がオカモトだったらしく、映画の前にはコンドームのCM見せられたし(もう飽きた、あれには(笑))、会場にもコンドームがたくさんおいてあった。あと、MTVでもHIV/AIDSの啓発活動を行なっているようで、会場を歩いていたら、ステッカーをもらった。

「何も選手村でコンドームを配ることはないだろう」との意見もあるようだが、これは特にオリンピック中の選手自身の問題ではなく、その選手が今後、HIV/AIDSに対しての啓発に対してどのように考えていくかを期待してのことだろう。ニュースにも

> 彼らがエイズ予防に関心と支持を寄せることは大きな意義を持つ

と書いていることだし。有名になりうる彼らをまず、啓発し、そしてそれを一般の人にも広げようという考えなのだろう。

HIV/AIDSは、男性同性愛者やMSM(Men who have Sex with Men:男とSEXしたことがある男で、別にバイセクシャルとは限らない)の問題ではなく、男女ともの異性愛者にも関係があることだ。

誰もが「子作りだけ」のためにはSEXはしないだろう。コンドームは今のところ、避妊具という意味だけではなく、HIV/AIDSやSTD(性感染症)を防ぐ最も効果的なものである。

一人でもHIV/AIDSに感染しないように、こういった啓発活動は行なわれるべきだと思うし、日本では異性愛者向けにもっともっとHIV/AIDSの啓発活動が行なわれるべきだ。HIV感染者は、既にわたしたちの隣にいて、一緒に暮らしているのだ。だからといって全く怖れることではないし、普通通りに接していればいいのだ。そして、SEXによってHIV/AIDSに感染したとしても、それは非難されるべきことではない(もちろん、事前にセイファーセックスを怠ったという点では非難されるべきだろうが)。同じウイルスでも風邪を引いて、誰が非難するというのか。HIV/AIDSは、まだ身体からウイルスが消えないから、今のところ「不治の病」として怖れられたり差別されたりしているが、最近は、以前に比べると「死亡率が40%も低下、平均寿命も13年延びる」というニュースもあるのだ。

HIV/AIDSは、いたずらに怖れるものではない、と言えるだろう。HIV/AIDSを知る、ということは、HIV/AIDSに感染しないようにするだけではなく、その知識を得ることによって、差別や偏見をなくすことである。

そういえば、今日、HIV/AIDSのイベントが東京である。

Living Together Lounge vol.44

できれば行ってみたいと思っている。

------------------ ここから ------------------
2008年8月2日、「セイフセックスでエイズ抑制」をテーマに北京五輪エイズ予防キャンペーンが始まった。国連エイズ合同計画とIOC(国際オリンピック委員会)、北京五輪組織委員会が合同で行うこのキャンペーンでは、北京五輪に参加する選手とスタッフに対しエイズに関する情報とコンドームを提供する。「中国新聞網」が伝えた。

北京五輪選手村にある総合診療所には高品質のコンドーム10万個を用意。英、仏、中の3か国語で書かれたエイズ予防と差別問題に関するパンフレットとともに各国の選手やスタッフに無料で配布する。

IOCのロゲ会長は式典のなかで「有名スポーツ選手は若者にとってアイドルと同じ。彼らがエイズ予防に関心と支持を寄せることは大きな意義を持つ」と話し、国連エイズ合同計画の責任者ピーター・ピオット氏も「各国の代表選手たちの参加は、エイズ感染者に対する差別廃止に大きな力を発揮する」と期待の言葉を述べた。このキャンペーンは北京市以外に山東省青島市と香港の五輪会場でも行われる予定。(翻訳・編集/本郷)
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07-23 Wed , 2008
ゲイとレズビアンは違う国の住民なのか?
最近ね、というか、もうこれはずーーーーっと昔から感じていたことなんだけど、ゲイの人ってこの世に男さえいればいいのかな、ってね、そう思うことが多々あってさ。もちろん、今はわたしの身の回りにはゲイの人がたくさんいるし、それこそ「親と年齢が違う双子だー」と言い合っているほど仲がいいゲイの人もいるよ。けどね、ゲイ全体として「ああ、女なんてどーでもいいんだな」って思う場面があるのよね。

例えば。ゲイのブログのトラックバックセンターがある。けど、そこに登録しようとするとセクシャリティーの選択肢に「ゲイ」「バイ」「FtM」「分からない」しかなくて「レズビアン」がない。だから、そういうところに登録したくても、登録さえできない。

で、今、ちょっと随分昔の本から読み直している、と言うこともあって、すこたんソーシャルサービス(旧すこたん企画)の伊藤さんと梁瀬さんが書いた「男ふたり暮らし―ぼくのゲイ・プライド宣言」、「ゲイ・カップル 男と男の恋愛ノート―恋と暮らしと仕事のパートナーシップ」、「同性愛者として生きる―すこたん企画奮戦記」、「異性愛をめぐる対話」と、ずーっと過去からさかのぼって読んだんだけど。

あのね、最初の方は「僕たち二人、幸せな同性愛カップルなの」という臭いがぷんぷん。まぁ、それはそれでいいと思うのよね。この当時は「幸せな同性愛者カップル」なんて本当にいるの?って感じだったからさ。ある意味、わざとそういう風に「演出」していたとしても、その気持ちはよく分かるのね。もちろん、書いた人ってーのは「同性愛者の代表」でもなんでもないんだけどさ。だけど、最初にそういう本を出すということは、往々にして有り得るから、まぁそれはそれでいいと思うのね。その点、伏見憲明の「プライベート・ゲイ・ライフ―ポスト恋愛論」なんか、最初に「自分は同性愛者の代表ではない」と書かれてるので、その点は親切ではあるけどね。

で、これらの本を読んでいると、どうも引っかかるところが出てきた。特に「同性愛者として生きる」の本なんだけど、この本の98pにね「セックスは、常にひとりの相手とだけしていなければならないものなのだろうか?『権力関係』『子孫繁栄を至上とする思い込み』『結婚制度』といったさまざまな縛りから、人間が解放されたとき、『生涯の愛』を誓った相手とだけ、一生セックスをし続けるというのは、人間にとって当たり前かつ可能なことだろうか?ここは、タテマエを排して、自分の胸に手を当てて、あなたのホンネを探ってみて欲しい。自分が心に決めたパートナーとつきあってきたなかで、他の相手とセックスをしたいと思ったことは、本当に一度もないだろうか?」云々って書いてあるんだけど、この伊藤さんと梁瀬さんは、結局パートナーでありつつ、セックスは決まった相手以外の人としてもいい、という結論に達して、そういうことにしたのは分かる、というか、それも有りだと思う。

けどね。こう決めつけられて書いては、他の同性愛者も同じなのかよ、じゃなくて、うちは少なくとも違うぞ、と思うわけね。わたしは本音で考えようと、彼女以外の人とSEXしたいとは全く思ったこともないからさ。それをね「同性愛者として生きる」というタイトルで一括りにして欲しくないわけ。んでねこれは想像なんだけど、こう考えているのは、多分、ゲイには多くてレズビアンには少ないんじゃないかな、という思いがわたしにはあって。わたしの周りに付き合っているレズビアンカップルはほとんどみんな安定してて、他の人との浮気ってのはまずないと思うのね。ゲイは、、よく分からない(苦笑)堂々と「浮気しました」ってのは未だかつて読んだことないし。けど、映画祭でやった映画なんかみると、やっぱレズビアンとゲイって違うよな、って気がするのよ。

んで単に「同性愛者」というと、日本語では女性も男性も入る。だから、わたしは「これは『同性愛者として生きる』じゃなくて、少なくとも『男性同性愛者として生きる』にしてくれ!」って思ってるんだけどね。。で、更にその次の「異性愛をめぐる対話」でも「一人の人とだけセックスするのは縛られている」とか書いてあるんで(それも対談相手はそれに同意してくれるような人と話している)、もう、それは伊藤さんの考えかも知れないけど、違う人もいるって、って思ってるんだけどさ。なんかそう書かれると「浮気してないカップルは古い考え方に縛られてる」みたいな印象を持つんだよね。でも、古かろうが新しかろうが、どうしても一人の人としかSEXしたくないんだもん。別に縛られた結果じゃないんだもん。

「決まった相手とは決まったセックスしかできない」みたいに書いてあるのも、わたしにとっては不思議でさ。んなこと決してないよ?もうこんなに決めつけて書いてあったら「もしかして、男性同性愛者と異性愛者は、毎回決まったとおりにセックスしてるのかな」とか思っちゃうじゃん。少なくとも、わたしらカップルはそんなことは全くないんだけどな。

なので、ゲイとレズビアンって「性的指向が同性を向いている」のは同じなんだけど、ホントは「水と油」なんだよね。で、ゲイはゲイと男のことしか頭にない人が多い。レズビアンは、、実は、レズビアンはよく分かんないんだ。レズビアンカップルはカップルになったら、なんか引きこもっちゃって、自分の周りの人としか付き合いがなくなってしまうような傾向もしないでもないのよね。ま、気のせいかも知れないんだけど、わたしらが(というかわたしが)外に出てって、ここ2年間で知り合ったのは、レズビアンよりも圧倒的にゲイの方が多いのは事実なんだよね。。

ただし、うちらカップルが、レズビアンコミュニティー(あるとしたらね)にほとんど顔を出さないってのもあるとは思うけど。。ただし、その「レズビアンコミュニティー」ってものは本当に存在するのだろうか?とも思うけど。。さっきも書いたけど、レズビアンの場合、カップルになると引きこもって表に出てこなくなる傾向があると思うからさ。それがいいとか悪いとかは言わないけど、コミュニティーとして存在しなければ、それはやっぱり「目に見えない」から、だから、ゲイとレズビアンって同じ「同性愛者」なんだけど、全く違うんだと思う。で、ゲイは数で力を持っているし、レズビアンの存在はどうでもいいから、話の最初に戻すと、ゲイのトラックバックセンターはレズビアンなんかホント、彼らにとっちゃどうでもいいんだ。もしかしたら女が入ってくるだけで「オエー」なのかも知れないし。

そういえば、どこかで読んだ。「LGBT」という言葉を使うならば、「T」と言うときは「T」の人のことを考えてくれって。多分、わたしの言いたいのもそれと同じこと。都合のいいときは「わたしたち、仲間だもんねー」と言われるけど、実はその中には入れてもくれない。多分、それを感じるのは「G」以外の人たちだ。

でも、本当はそれじゃいけないと思うんだ。それだと自分たちの世界を狭くしてしまう。少数者は分裂させてはいけないんだ。少なくとも「性的少数者」という言葉を使い続けるためには、それこそ、LGBTIQ全部のトラックバックセンターがあるべきだと思うし、そして、最近できたゲイ専門の旅行会社だって、中身を見るとゲイ以外のことはぜーんぜん考えてない。これって、「レズビアン(バイセクシャル、トランスジェンダー)という存在」を考えていないことは、会社にとっても損失ではないのか、と思ったりする。レズビアンだって旅行好きな人がたくさんいるしね。そしてこの会社がスポンサーになっている「Gay Life Japan」だって、ほとんどゲイ向けのことしか書いてないよね?(一部、知り合いが関与しているから、言いにくい部分はあるけど)一部分にだけ「LGBT」という言葉があることはあるけれども。こういうのを見るとね「つまはじき」にされた気分になるのね。

「じゃ、レズビアンの部分を担当しろ」って言われたら、、そこは困るのね。だって、わたしは多分、あまりレズビアンらしいレズビアン(ってなんだ?)じゃないから、レズビアン向けの記事は書けないのだ(^^;だいたいペットも飼ってないしさー(外国には「ペットを飼わないとレズビアンじゃない」ってジョークまであるらしい)。んで「女の園」は怖いし(^^;

日本には「レズビアンコミュニティー」は果たして存在するのだろうか。そして「ゲイコミュニティー」も存在するんだろうか。。ただ「目に見える数が多い」だけなんじゃないだろうか。

一体「コミュニティー」ってなんなのだろうか。

今日はなんかまとまりのない文章になってしまったな。
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07-16 Wed , 2008
ホモって言うな、レズって言うな
今日の毎日新聞に「常用漢字:文化審小委案まとまる 追加候補は188字」という記事があった。あ、これは朝日新聞も同じね。うちは毎日新聞と朝日新聞の両方取ってるから(^^;

で、これは前々から書こうと思ってたんだけど、新聞記者が記事を書く際に参考にする本、ってものがあるらしくて、その本の中にはその新聞で使ってもよい漢字だとか言い回し、逆に誤りやすい用語や慣用句、なんかが載っている。わたしは以前、知り合いに共同通信社がこの度「記者ハンドブック第11版」ってのを出して、その中に「『ホモ』は『ホモセクシャル』と表記し、『ホモ』と略さない、『レズ』は『レズビアン』と表記し、『レズ』と略さない」とカッコ書きで注意が付いた、ってことを知って「ホントかな~」と思って買ってみたんだけど。Amazonのサイトには、共同通信社のこの「記者ハンドブック」と同じように、毎日新聞社でも「毎日新聞用語集 改訂新版」ってのが出てて、んじゃあ、それとちょっと比較しようかな~、、と思って、両方買った。あ、この手の本ではもう一冊、朝日新聞社が「改訂新版 朝日新聞の用語の手引」ってのを出してるんだけど、まぁわたしが読んでるのは、毎日新聞なので(笑)で、買ったのがこれ。共同通信社の方は、2008年3月17日に発行、毎日新聞社の方は、2007年3月25日に発行されている。約1年の差がある。

P1020541.jpg

でさぁ。初めて知ったんだけど、新聞に載ってる漢字って随分細かく決められてるんだよねー。使用される漢字は「常用漢字」なんだけれども(ただし、その中で使用されない漢字が11字ある)、それ以外に常用漢字表にないけど使うって決めた漢字が45字、とか常用漢字表にない音訓を加えた12字、毎日新聞はそれに加えて更に、自社で独自に使う漢字9字(椅、炒、呪、蘇、藤、呆、蜂、冥、餅)を加えて「毎日漢字表」としている。この自社で独自に使う9文字については、それぞれ人名漢字表にも表外漢字表にも載っている文字なんだけど、毎日新聞社としては、これを常用漢字と同じように使えるということらしい。しかしなんでこの9字なんだ、って感じもするけど。

んー、これを読んでいると、使用できる漢字にはさまざまな制限が加えられていて、例えば音、訓の読み方や異体字の使用、読んでいると頭がこんがらがってくる。普段、こうやってブログ書いてたりして何気なく使ってる漢字なんだけど、新聞に使われている漢字って、いちいちこんなの気にしなきゃいけないのかよーって感じ。

で、どっちかというと、共同通信社の「記者ハンドブック」の方が細かく書いてある。書き方の基本とか、記事のフォームとか日時の書き方、とか。書き方の基本の中には「差別語、不快用語」ってのもあるし、記事のフォームには国会関係とか首相動静とか略歴、死亡記事の書き方、皇室用語について、なんてのが懇切丁寧に書いてある。毎日新聞社の方はそこまで詳しくは書いていない。もちろん、全然作りが違うので、例えば死亡記事の書き方なんかは別の項に載ってたりはするけど。

でね、面白いなーと思ったのが「記者ハンドブック」の方にね、「漢字使用の原則」ってのが一番最初に書いてあるんだけど、そこにね、「固有名詞についても、常用漢字表、表外漢字字体表(旧国語審議会が2000年に決めた1,022字の漢字らしい。そして、この表は、常用漢字にない漢字を印刷文字として使用する場合の『字体の選択のよりどころ』として作成された)、人名用漢字表が示す字体を使うことを原則とする」って書いてあるんだけど、例として「文藝春秋」→「文芸春秋」、「慶應」→「慶応」、「佛教大」→「仏教大」が挙げられてるのね。でも、「国士舘大」と「龍谷大学」は別なんだって!なんでだよ~??わたし、慶応大学の場合はちゃんと、慶應義塾大学って書くよ。智弁学園だって、智辯学園ってちゃんと書くよ。。って「鉛筆でちゃんと書け」と言われると書けないけど(笑)

ただ、人名の場合としては例外として、旧字体、異体字を使ってもよい。と書いてあって、「国士舘」の「舘」とか「龍谷大」の「龍」は別に使ってもいいことになっているらしい。でも、これは人名漢字の場合で固有名詞じゃない。で、これもちゃんと決まりがあるのよ。一体、何を基準にして決めてるのかは知らないけど。「館」「舘」、「竜」「龍」の他には「園」「薗」、「刈」「苅」、「島」「嶋」「嶌」なんてのもある。

そういえばさぁ、全然関係ないけど、中学の時、もうなんて名前か忘れちゃった男子が確か名字か名前に「龍」ってのがあったんだけど、「龍」の右側の下は「三」って書いてあるけど「本当は『テ』なんだ!」って教えてくれたことがあったっけ。。で、「龍生堂薬局」って薬局があるんだけど、ここに使われてる「龍」の字も、やっぱ中が「テ」なんだよね。わたしさぁ、ここの薬局見るたびにそのことを思い出すんだよねー(笑)話、思いっきりずれてるけど。

で、次に面白かったのが「本人の希望などに基づき、特定の人物に限って使うことを決めた場合」の例に、「秋篠宮眞子」ってーのと「岩國哲人」ってあるんだけど、「岩國哲人」は多分、本人の希望だろうよ。けど「秋篠宮眞子」は本人の希望じゃないと思うんだよなあ~。まぁ「本人の希望などに基づき」って書いてあるから、その「など」の中に入ってるんだろうけど、じゃ、一体誰の希望?ってさ。そう思うんだよねえ~(笑)その割に、次の項目に「本人、家族から強い希望があった場合などは、原則以外の字体を使うこともある。その旨を編注で明らかにする。」って書いてあるんだけど、なんで前のと文章を一致させないのか、それが謎でね。だって「本人の希望などに基づき」って書けば、別にその中の「など」には家族だって入っていいことになるでしょ?なのに、なんでわざわざここに「本人、家族から強い希望があった場合など」になるのかなあ?しかも「強い希望」になってるし。

あ、で、長くなったけど本題。

この「記者ハンドブック」の中にも「毎日新聞用語集」の中にも「外来語用語集」(毎日新聞用語集では「外来語の用例」)というのがあって、ここに「ホモセクシャル」「レズビアン」のことに触れている。んー、わたしが聞いた話だと、今回の「記者ハンドブック」からそうなった、って聞いたんだけど、実はその1年前に出た毎日新聞用語集にも同じことが書いてあるんだよな。

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こっちが「記者ハンドブックの方」ね。

P1020544.jpg
で、こっちが「毎日新聞用語集」。字の形が違うから、これでも別の本だと判断できるだろう(いちいち載せるのはめんどくさかったもんで(^^;)。

実はこの外来語については「○○と省略しない」って書いてあるのは、実はホモセクシャルとレズビアンだけなんだよね。これにはびっくりした。ただ、差別語、不快用語の中にはこれは入ってないけど。あくまでも「外来語」としての扱いなんだろう。なので、少なくとも共同通信社、毎日新聞社の記事には「ホモ」だの「レズ」だのって言葉は使用しないし、共同通信社のこの本は他のところでも参考にされているらしいので、これからは安易に「ホモ」だの「レズ」だのって言葉を使えなくなるといいな。

タブロイド判などの夕刊紙によく「ホモ疑惑」だのって載ってるけど、これが「ホモセクシャル疑惑」になったら、、、うーん。そういうことを取り上げる時点でもう「ウンザリ」だけどね。誰がホモセクシャルでも誰がバイセクシャルでも誰がレズビアンでも誰がヘテロセクシャルでも構わんじゃん。「この人の恋人は同性でしたー」「あ、そう。よかったね」ってなもんじゃん。まぁ、芸能人の恋愛ネタは、この手の新聞のお得意分野だし、ファン(っていうか、ファンじゃない人も?)「まぁ。○○と△△って恋人同士なんだってよ」ということはなぜか興味あることらしいし、興味があるんだったら、芸能人自体もそういう話題を提供しないと売れないってことがあるみたいだからなあ~(はい、BGMは「ジューシィ・フルーツ」の「二人の東京」ね(爆)」)。

そうそう、一つ、外来語で面白いのがあったのよ。「キオスク」って言葉があるじゃない?これね、記者ハンドブックの方では「JR東日本を除くJR関係は『キヨスク』」って書いてあるのに対し、毎日新聞用語集では「JRの駅構内の売店は『キヨスク』」って書いてあって、意味が違うの~!

あと興味深かったのは、「特定商品名と言い換え」で、これは毎日新聞社の方が厳しい。「えびせん」は「記者ハンドブック」の方は「使用可」になっているのに、「毎日新聞用語集」の方は「えびせんべい」に言い換えなきゃいけないらしい。その他「紛らわしい会社名」(これは「記者ハンドブック」のみ)とかね。「石川島播磨重工業」は誤りで、「IHI」が正しいんだそうだ。「いすゞ」はまぁ、社会人野球ファンだったら、間違えはしないだろう。あとは新聞表記で省略できる会社、とかね。「新日本製鐵」も社会人野球ではおなじみだが、新聞表記は「新日本製鉄」でいいんだって。「東京メトロ」の正式名は「東京地下鉄」だって初めて知ったよ(笑)

それからやっぱり毎日新聞の方がスポーツに力を入れているからか、スポーツの用語や新聞用のスコアの書き方なんかは詳しく記載されていた。共同通信社の方は、用語の説明のみ、だったかな。まぁここら辺、やっぱり共同通信と特定の新聞社っていう違いは出てるよね。

って、同じものを読み比べてみるととても面白いんだけどねー。でも単なる「ヒマ人」とも言うけどね(笑)

んなんで、これからは新聞に「ホモ」とか「レズ」とか載ってたら「アンタんとこは、『記者ハンドブック』も参考にしてないんですね」と言えることは言える。けど、雑誌にはこれは多分、適用されないんだろうなあ。。なんだか悔しい。

「ホモ」も「レズ」ももう聞き飽きたよ。。

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07-11 Fri , 2008
レッドリボンキャンペーン、他
今日、ふとしたことで「レッドリボンキャンペーン2008」というサイトにたどり着いた。

まず、手記を読んでみた。こないだのNLGR(ここここ)でもらった資料に書いてあることと同じことが「直筆」で書いてあった。

でね、そのサイトでは「コンドームパッケージデザイン投票」ってのがあったんで、エントリー10作品のうちで気に入ったのに投票しようと思っていろいろページを見てみたんだけど、あれ?投票できない??どこで投票するんだろう?って感じで、投票できなかった。。orz「投票してください」って割に「たくさんの投票ありがとうございました」って書いてあるから、もう締め切ったのかしらん?でも、このキャンペーン、2008年6月8日からで、それからまだ1ヶ月ちょっとしか経ってないんだけど。

次に「何かできることないか」と思って「みんなのメッセージ」ってところをクリックした。そうしたら、題が「コンドームはあなたにとって何ですか」だった。。

これ、わたしには書けない。だってコンドームとは無縁なんだもの。。わたしがコンドームを見たのは、高校の時の保健体育の授業のときで、それ以来、目にしたことがない。レズビアンにとってはおそらくコンドームは無縁。ただ、セイファーセックスという点では「デンタルダム」ってのがあって、これは使ったことがある。これにはイチゴ味とか、バニラ味とかいろいろあるんだけど(笑)だけど1枚が高いんだよねー。コンドーム1個がいくらくらいなのかは全く知らないんだけどさぁ。1枚が約300円弱する。なんで、実は使ったことがあるというくらいで、毎回毎回使ってるわけじゃない。

コンドームに無縁なわたし。何かしたかったんだけど、何もできなくて、それで悔しかった。お金があれば募金ができたかも知れないけど、今はそんな状況じゃないし。なので、無性に悲しかった。何かやりたいのにできないのってつらいね。

あとはこれも偶然だけどAll about「同性愛」でアンケートを実施されていることを知った。わたしは以前からこの「同性愛」にアクセスするたびに出てくる「警告」が気に入らなかった。All aboutのすべてのジャンルをクリックして、何に対して「警告」が出てくるかを試してみたことがある。そうしたら、確か200いくつかあったジャンルのうち、この「同性愛」と「アダルトビデオ」だけで、例えば「男の夜遊び」なんかは警告が出てもよさそうなのに、出てこないんだな、これが。

で、いつかそのことについて文句を言ってやろう、やろうと思いつつもやってなかったんだけど、今回アンケートやってるってんで、その「警告」の件について書いておいた。前にね、やっぱ同じ疑問を持った人がAll aboutに質問したら「内容にアダルトビデオが含まれているから」という理由だったらしい。でもそれだったら、なぜ対象年齢が21歳未満お断わりなのかよく分からないし、それだったらアダルトビデオの部分だけでも別のところに移せ、って書いた。だって、記事自体、真面目なものがほとんどで、あんなでかい「警告」が出てきたら、何も知らない人は「一体、どんなにエロいことが書いてあるんだろう?」って思っちゃうじゃん。まぁそうやって期待してクリックした人は多分、がっかりするような内容ばかりだろうけど(苦笑)

なんかさ、「同性愛」ってだけでそういう「警告」が出んの、ヤなんだよね。携帯フィルタリング問題じゃないけど、確かに害のあるサイトもあるだろう。けど、そうじゃないサイトだってたくさんあるわけで、逆に害じゃないサイトに「警告」が出るのがわたしは許せない。もうね、こういうおかしなことはたくさんだって思って、今、外に出て何もできないわたしはこういうところでチマチマと意見したりしている。

そういえば、今日から「第17回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」が始まったんだよね。まだプログラムさえよく見てないんだけど(苦笑)、何か見たいのがあったら行ってみたいね、と彼女と話している。

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06-21 Sat , 2008
国連人権理事会から日本政府への勧告
これ、つい、昨日知ったんだ。
LGBT関連とは全く別のところで。なんでこんな大切なこと、誰も取り上げてなかったのかって不思議なんだけど、それとももうどこかで取り上げられてて、古い話題になっちゃってるのかなぁ?

今、まだ自分の中でよく整理されてないんだけど、取り敢えず調べたことだけ挙げておく。

まず、多分これはほとんどの人が知っているであろう、Gay Japan Newsから。ここの5月31日の記事が

LGBT差別撤廃の措置勧告=国連人権理事会で日本政府に

このようになっている。でもこれだとね、まだ日本が勧告を正式に受け入れたということにはなってないんだよね。勧告を含む報告書が採択された、とは書いてあるけど。で、実際は6月12日(日本時間では13日)に勧告が受け入れられたらしい。これは日弁連のウェブサイトに書いてあった。

国連人権理事会本会議におけるUPR審査に対する日本政府の対応についての日弁連コメント

ただし、この中には性的少数者のことについては一言も触れてない(爆)問題は、この下にあるpdfファイルの中身。

これ

この中の(別紙1)は各国から日本政府に出された勧告内容の全部。それに対して(別紙2)は日本政府が受け入れた勧告内容。(別紙3)は日本政府が受け入れなかった勧告内容。(別紙2)の中にちゃんと

・ 性的志向に基づく差別の撤廃(11)

と書いてある(この「志向」ってのは、どうやら日弁連が間違えたようで、別紙1の方はちゃんと「指向」って書いてあるのに(笑))。

ただね、受け入れられなかった勧告の中に、

・ 平等と非差別の原則に適合するよう国内法を改正し、人種差別、差別、外国人嫌悪を禁止する国内法を緊急に制定すること(6)

って書いてあるのね。この中の「差別」とはなんじゃらほい、こんなところに「差別」って書いてあったら全部の差別に対して国内法を制定するつもりがあるのかないのか分からんのではないか、と思い、彼女の勧めに従って、仕方なく原文(もちろん英語だよ)を探してきました。。

するとどうやらこの「人種差別、差別、外国人嫌悪」の元になっている英語ってのは「RACISM, RACIAL DISCRIMINATION, XENOPHOBIA」らしいんだな。ということは、差別でもなんでもかんでもの「差別」ではなくどうやら「外国人差別」のことらしい。

ただ気になるのは、これ、まだ正式な報告書ってのは出てないんだけど、プレスリリースによると

「Japan had already ratified most of the major human rights instruments and would further proceed to the examination of ratifying the signed conventions as early as possible. One recommendation had called for the elimination of discrimination based on sexual orientation and gender identity.In response, the Ministry of Justice was conducting awareness raising activities.」

なんてことが書いてあるわけ!一体、日本政府が今まで性的指向に関して人権政策を進めるようなことをしているのか??と思ったら、多分、昔、ある人が教えてくれた「携帯フィルタリング」についての参議院のインターネット中継で松浦大悟議員の質問に対して、人権擁護局長が

「法務省の人権擁護機関では平成19年度の第59回人権週間において、女性の人権を守ろう、子供の人権を守ろう、などと並んで性的指向を理由とする差別をなくそう、性同一性障害を理由とする差別をなくそう、などを強調事項に掲げ、性的指向や性同一障害(ママ)を理由とする偏見差別をなくし、理解を深めるための啓発活動を実施しております」(だいたい始まって1分くらいの答弁だから、すぐに聞けます(笑))

と回答しているのを思い出した。でもこれを聞くまで人権週間にそんな目標が掲げられていることも知らなかったし、第一、人権週間しかそういうことをやらないのか、という疑問も沸々。。しかも、これ、性的指向に関することはだいたい17分くらいで終わるが、聞いていると笑えるのを通り越して呆れてしまう。これでよく「性的指向を理由とした差別をなくそう」としていると言えるよなあ。これ、全部英語に訳して国連人権理事会に送ったらなんて思われるだろう?

ちなみにこの勧告に対する日本政府の言い分はこれ。読んでるとすんごく役人ぽい回答(当たり前だが)しとります(苦笑)

あ、そうそう、Gay Japan Newsに触れられている

> 日本審査にあたっては2月、ゲイジャパンニュースをはじめとする国内外約20のLGBT関連団体が、日本におけるLGBTIを取り巻く人権状況に関する情報と、政府への提言を盛り込んだ文書を国連人権高等弁務官事務所に提出していた。

ってのは、どうやらこれらしい。

この中の10.に「LGBTI」のことについて触れられている。で、ここに参加したNGOってなんだろ?と思って下の方を見てみると、

「LGBTI NGOs」として

Joint submission - Asia-Japan Women’s Resource Centre (AJWRC)* ; ARC-International;Centre for Gender Studies, International Christian University; FTM Nihon; Gay Friends for AIDS, PLACE TOKYO; GayJapanNews; ILGA-ASIA; International Gay and Lesbian Human Rights Commission (IGLHRC); Kanagawa Rainbow Centre SHIP; KANTO GAKUIN UNIVERSITY RAINBOW STAGE; Light Hearts; Office ZEN nature; PA/F SPACE; P-Flag Japan; Rainbow Pride Ehime; rainbow support net; Sexuality=Humanrights Est Organization; Shin-Osaka Counselling Room; STN21; Waseda University Sexual Minority Network; Yokohama Cruise network, Japan

これだけの団体がある。あれ、パフ・スペースも入ってるの?とか、P-Frag Japanなんて団体があったんだ、とか、知らない事実が分かってびっくり。けど、なんでGay Japan Newsしかこのことを書かなかったんだろ。っていうか、わたしが探し出せてないだけなのかしらん。。??

物事は、よく分からんところで動いてるんだなあ~とちょっと感心。 そして、5月9日に行なわれた理事会の模様がビデオ録画で見ることができる。すごいことだなあ~。
でもしかし、この勧告を受け入れたということは、LGBTI界にとってはある意味「日本政府からのお墨付き」をもらえたということではないか?ということは、今後はこれをフルに使えるのではないか?と思っているのだが。。

そして、この勧告を受け入れたからには、やはり何かしら国内法の整備が必要なわけで。今後の動きには注目するか、または担当部署の尻を叩くかしなければならないのかなーとも思っているんだが、、多分、担当部局って、上に書いた法務省の人権擁護局なんだよね?

これからはやはりこのようなところにも目を向けていかねばならないだろうと思っている。

ただ、個人的に残念だったのは、この勧告の中でほとんど日本政府は「外国人差別(在日コリアン含め)」については知らん顔だったんだよなあ~。本当に外国人にとっては冷たい国だと思う。アイヌを「先住民族」と認めたのもホンの数週間前だし、しかもそれもサミットが開催されるため、とか言われてるし。。ホント「動くとすれば」外圧でしか動かん国なのか、この国は。情けない。。

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08-14 Tue , 2007
反響がすごい
わたしのブログって、アクセス解析を付けてるんだけど、パレードが終わった次の日、12日に「東京プライドパレード」で検索してくる人が、ものすごく多くて、びっくりしている。去年は多分、ここまでではなかった。あと嬉しいことに「Brass MIX」(最後に「!」が付いてないのが(笑)「Brass MIX!」は最後に「!」が付きますよ~!!)でも多数、引っかかっていた。もちろん、このキーワードでアクセスしてきた人はどんな人か分からない。Brass MIX!関係者かも知れないし、パレードにたまたま遭遇した人かも知れない。12日のブログのアクセス数は、過去最多だった。反響の大きさにびっくりしている。

「Brass MIX!」は9月16日の第11回レインボーマーチ札幌、10月28日の関西レインボーパレード2007にも出ることが決まっている。お時間のある方は、是非見に来てください!っていうか、そのときはわたしはいないけど。。ああ、すごく残念。せっかく全部暗譜したのになあ~。1回きりじゃもったいないよなあ~、って今は思っているんだけど、まぁ仕方ない。

最近、連日出かけ過ぎなので、今日は家におとなしくしていようと思ったんだけど、考えてみれば、髪の毛切らなきゃ。。実は相当長くなってるんだけど、パレード前は敢えて切らなかったんだよねえ。今の長さがちょうどいい頃ではあるんだけど。これ以上長くなったら切らなければいけない。英語が喋れない状態でシドニーの床屋なんか行ったら、ヒサンそのものだしー。もともと日本の床屋に行くのもイヤなんだからさ!!つーわけで切ってこよう。でも、短くしたら今の日本ではいいかもしれないけど、行った直後に冬ってのがいやだよなあ~。風邪引きそう(^^;

でも、、少なくとも半年くらいは切りたくないから、短くしてもらおう。。

シドニー出発まであと8日。

明日、8月15日は終戦記念日。12時になったら黙祷する予定。
この日だけは甲子園でも1分間、黙祷しますね、毎年。

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08-03 Fri , 2007
ボランティアお疲れさま会&ついにVisa取得!!
昨日は、尾辻事務所で「ボランティアお疲れさま会」が午後6時頃からあったんだけど。わたしは例の「コウモリ騒ぎ」で、ずっと寝てて、その前にまめたくんが企画した「選挙終了!談合へのお誘い」の会合には残念ながら、行けなかった。。orz

結局、尾辻事務所に着いたのは午後7時過ぎ。事前の知らせでは「尾辻さんは来るかどうか分からない」って話だったから、別に本人来なくても構わないと思ってたんだけど、その前に事務所に到着した知り合いから「もう尾辻さん、事務所に来てますよ」とメールで知らされて「あら、ま、来るの」って感じだった(笑)

わたしはさー、本人がいてもいなくても行くつもりだったのね。それは、あそこでしかできない仲間ができたから。別に尾辻さんはどーでもいいんだ(爆)←オイ
仲間とまた会いたかったから、行ったのね。

落選後初めて行った尾辻事務所は、なぜかみんな明るかった。あれだけ泣いた人もいるのにねー。選対の人から挨拶があったけど、落選したのにこれだけの人が集まるなんてないらしい。あとはかなり厳しいことを言った人もいるし、中には挨拶しながら泣いちゃう人もいた。選対の人の友だちって言ってたけど、かな~りいい歳をしたおっさんが泣くってのはねー。なんだか信じられなかった(爆)あと、初めて知ったんだけど、選対やスタッフの人ってほとんどノンケの人だったのね。もちろん、そうじゃない人もいるけど。っていうか、あの場にいても、自分のこと言わなきゃ、誰も人の性的指向なんて分からないよなー、とつくづく思った。

尾辻さんも挨拶したけど、落選後の挨拶と同じように「申し訳ない気持ちでいっぱい」と。「やはり選挙は勝たなければ、意味がない」って言ってた。もうイヤと言うほどそれを思い知らされただろうな。今後はまだどうするのかは未定だそうだ。取り敢えず、11日のパレードには来るってことだったが。

しかし、当日は500円徴収されたが、それ以外に持ち込みがものすごく多くて、大変。肉ばっかり。しかも鶏肉(爆)。知り合いの人は鶏肉アレルギーなので「食べられないー」と言ってました。

っていうか、ほとんど「どこかで見たことがある人」だった。。んで、事務所に入ったときに500円徴収されるんだけど、そのときに名札(つーか、ただのシール)に名前書いて洋服に貼り付けたんだけど(これって、なんか「お見合いパーティー」みたいな感じ(爆))、それを見て改めて「あっ!」って思う人もいたし、逆にわたしは結構名前だけは知られてるので「あー、あなたがRonさんですかー」って言われることが多かった(苦笑)。つーか、ごめんなさい。次に会ったときは、顔は覚えてるかも知れないけど、名前は完全に忘れてますから。。もう先に謝っておきます(爆)いや、結構「ブログ読んでます」って人が多くてね。。マイミクさんだったら別にいいんだけど、ブログって誰が読んでるか分からないから、かな~り恥ずかしい。。(ちなみにわたしのmixi日記はブログのコピペ+α(のときもある)ですから)

その後はなんか、しゃべりまくり~。akaboshiさんに「Ronさん、オーストラリアに行ったときはカメラ持参して、You Tubeにアップしてくださいよ~」って言われちゃった。「ええ、だけどさ。わたし、ビデオカメラの類、全然持ってないんだよ~」って言ったら「安いのありますから、10万くらいの」え。10万。。。orz今のわたしには、10万は大金ですから。「akaboshiさんのそのカメラはもっと高いわけ?」って聞いたら「もっと高いです」って。ぐぎゃ~、根性入ってるね。。逆にakaboshiさんに「そーだ。マルディグラを撮影しに来たら?宿は確保しておくからさ~」と言ったら、結構乗り気だった。っていうか、なんて乗せられやすいわたしたち。。というわけで、オーストラリアに行って、わたしがYou Tubeに動画をアップしたとしたら、それはakaboshiさんのせいです~(爆)

んでakaboshiさんったら、わたしがシドニーに行って、LGBT団体に顔を出していろいろ聞いてくる、ってことを知ってるから「帰ったら、是非講演してください、金取って」って言うからさ。「そんなことしないもん~。聞いたら全部ブログに書くもん」って言ったら「それはもったいないです~」と言われたけど、わたしはakaboshiさんの真意は知っている。彼はわたしを被写体として撮りたいのよね(爆)残念でした。そういうことはわたし、しません。

akaboshiさんと並んで座って話してたら、彼女が「akaboshiさんとろんちゃん、似てる~」って言った。そうしたら周りのみんなが「似てる、似てる」って。。ということは、もし彼女がゲイだったら、わたしでなくakaboshiさんと付き合ってたことになるのかしら、とか思って少々複雑な気持ちだったんだけど(苦笑)

それから、Brass MIX!にビアンはほとんどわたし一人で、寂しい~とか言ってたら、約1名、楽器経験者がいたので「やろーよ!!」と誘う。また、旗振りたいって人がいたのでその人も「Brass MIX!で旗振ってる人、紹介するからー」と言って誘う。わたし、一体、なにしにあそこに行ったんだろう??(爆)

いや、結局、あれってさ、仲間なんだよね。それを周囲の人からすると「尾辻信者」と見られるかも知れない。けど、信者ってのは、教祖の言うことは「絶対」でしょ。でもわたしたちはそうじゃない。その証拠に、昨日は尾辻さんを囲んで自分なりの「敗因」を分析して、次はこうするべきだ、という意見が次々と聞かれた。それってやっぱ、尾辻さんも教祖じゃなくて仲間だと思ってるから、厳しい意見を言われるんだと思った。そしてそれは、あの場にいた人たちだけじゃなくって、今後、広まりを見せるだろうなという予感はした。だって、人にいいなりになる人たちばかりじゃないんだもの。それぞれの意見を持って、個々に行動している人たちなんだもの。そういう「主体性」ってとても大切なものなんじゃないかなと感じた。

でも、そういうものを作ってくれたのは、やっぱり「尾辻さんの勇気」だとわたしは思っている。そういう人が出てこなきゃ、わたしたちはこんな体験はできなかったし、これは尾辻さんのためというよりも、今後のわたしのためでもある。そう、わたしは尾辻さんを利用していた、という部分もちゃんと持っているのだ。わたしの場合はある意味「確信犯」なんだけど(爆)

しかし、普段はゲイとレズビアン(もちろん、それ以外の人もいる)があんなに入り交じっているところをわたしは見たことがなくて。ある意味、ゲイとレズビアンって全く別だからさ。出会うところがないでしょ、普通。お互い、興味ないんだから。ま、わたしの場合はBrass MIX!ってところに所属してるから、それでゲイの友だちがぐーんと増えた。けど、そういうところ以外では出会えなかったと思う。それ以外に、同じ思いをしたゲイやレズビアン(もちろん、それ以外の人もいる)がこうやって出会って、一つの目的達成のために動けたのって、素晴らしいことだと思うのだ。「大きな一歩」とは言えないだろうが、とにかく「一歩」は踏み出せたんじゃないだろうか。少なくとも「後退」はしていないのだから。「停滞」しているわけでもないのだから。

落選後でしかも、尾辻さんの今後はまだ未定というのに、すんごく明るかったな~。そしてすごく楽しかった。なんかとても変なんだけど、居心地がすごくよかった。なんでなんだろうな。Brass MIX!とはまたひと味変わった気分。今はまだ、自分の心が解析されていないので、何ともいえないんだけど。

しかし、尾辻さんたら、相変わらず面白くて、彼女が「これからしばらくは木村さんと新婚生活を楽しんでください」って言ったら「今、別居中なんです。。選挙で愛が壊れなきゃいいんですけど」って(爆)もー、こんなところでそんなこと言ったら、木村さんに愛想尽かされるよ。。って、あー、こんなこと書いちゃっていいんだろうか。「同性結婚式した二人が選挙で別れました」って報道されたら。。面白いかも←オイ!!あと尾辻さんが初めてパレードを歩いた時って2000年で、しかも、撮影禁止のフロートだったそうだ。で、Occur(動くゲイとレズビアンの会)の人たちを見て「この人たち、こわ~い。なんなんやろ」って思ってたらしい(爆)人の意識ってこんなに変わるものなのね。あ、ちなみにこの頃、尾辻さんは店子をやってたそうで。人の恋愛について、あれこれ厳しいことを言ってたそうだ(爆)

でも、わたしは東京のビアンバーに何度か行ったけど、あまり面白い店子がいたって記憶ないなあ~。東京と大阪ではビアンバーの雰囲気が違うんだろうか?今度、関西方面に行ったときは、ビアンバーに行ってみたいもんだ。次に関西に行くときって「関西レインボーパレード」かなぁ?来年の10月って、その頃はまだちょっと難しいかな。でも、11月には日本選手権があるからな(爆)しかし、一日中野球観てると、夜遊び歩くヒマもないのは確かで、、って来年のことを書くと鬼が笑いますな。

尾辻さんは10時頃「明日、朝6時に起きて大阪行かなきゃいけないんで」と言って、一人で事務所を去っていった。一人かよ!?と思ったけど、ま、ただの人だしね。。

その後もいろんな人と話して、面白かったー。尾辻さん帰ったからっていって、別に何とも思わないの。いたい人が、ただただ自分が話したいことを話してるの。これってすごい貴重な場だよね。でも尾辻事務所は8月いっぱいで閉鎖なんだそうだ。残念だなー。今後も仲間が集まれる場所があるといいのにな。ただ、8月いっぱいは、事務所は開いているから、いつでも来て、何にでも使って欲しいって言ってた。わたしはおそらく今度は12日のレインボー祭りのときにお邪魔するだろう(爆)

終電近くなったので、彼女と事務所を去るときに、みんなから「またねー!」と言われたから「またねー!」と言って帰った。「またねー」っていうのが、わたしにとって、すごく懐かしい言葉だと思うのだが、これって多分、橋本治の本の中で「じゃあねー」「またねー!」というのが何回か使われてるからだと思う。今、ぱっと思い浮かぶのが「恋愛論」(講談社文庫)の中の第二編「誰が彼女を殺したか?」の、故有吉佐和子との話。彼女が最後に橋本治会って、高円寺駅で別れた際、有吉佐和子が「バンザーイ!」と階段の上から飛び上がって叫び、橋本治が「じゃァねェー!」と言って手を振った、って書いてある。多分、わたしが懐かしいと思った記憶の原点は多分、ここだろう。

「またねー!」ということは、次もあるってことだよね。またどこかでみんなに会えるのを楽しみにしてます!そしてその「みんな」が次々と増えていったら、これほど楽しいことはないと思う。それは最早、尾辻云々や選挙云々じゃなくて、それ以外の貴重な「絆」だから。そしてそれは別に性的少数者だけじゃなくってもいいんだ。それ以外で繋がりあえる部分を確実に持ってるんだから、わたしは。別に性的少数者は性的少数者というだけでは生きていない。これは確かに自分の根本的な部分でもあるが、それは性的少数者に限らない。異性愛者だって、異性愛者という根本の上で(ただし、異性愛者はそんなことはあまり意識してないだろうけど)、成り立っているんだから。今までそういうことになんで気がつかなかったんだろうな。。

ここで知り合った人たちの「絆」を忘れないように、というんで、micさんがコミュを作ってくれました。昨日、micさんからコミュのお誘いがあったんだけど、熱かった。。今度、野茂について語りましょうかって、その前に、わたしは野茂についてはほとんど語れない。。orz
ええ、社会人時代(新日本製鐵堺)、東芝と対戦して、東芝のマスコットガールと結婚しちゃったことは有名ですが(爆)

おっつん(尾辻かな子さん)との絆
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2461886

そうそう、今日、起きたら、オーストラリア大使館から、Visa取得のメールが来ていた。

「I am pleased to advise that you have successfully been assessed against OFFSHORE ELICOS Sctr (Web) (TU 570) and your electronic application for a Student (Temporary)(Class TU) visa has been approved.」

わたしもこれで、やっとシドニー行きが決まった。これで22日から、正式にオーストラリアに行けることになりました!やりたいことがいっぱいあるから、すごくワクワクしてるんだけど、基本的には語学留学だからね。頑張ります。

でも、その前に第6回東京プライドパレードが11日にあります。わたしは「”みんな”でブラス」と「Brass MIX!」でトロンボーンを吹きます。あと、パレード前にファンファーレをステージ上で吹きますが、それも吹くことになってます。もしよろしければ、みなさん、見に来てください!
15:19 | 性的少数者に関すること | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
07-30 Mon , 2007
民主党躍進。。だが、わたしはあなたの1議席が欲しかったのだ
民主党から公認を受けた尾辻さんは、議員にはなれなかった。

昨日、尾辻事務所に行って、開票速報を見ていた。
偶然、後ろの席に報道関係者がいて、その人から時折、情報を聞きながら待っていた。最初は「当選すると思いますよ」と言われていた。途中、日本テレビの速報でも、尾辻さんは22議席のうち19番目かなにかで、当選ラインにいた。わたしも最初のうちは「もしかしたら、いけるかも」という感覚を持っていた。

報道関係者は「でも、結果が出るのは1時か2時になりますかねー」と言っていた。途中、民主党比例区の議席数が25まで行くんじゃないかと言われ「そうだったら嬉しい」と思っていた。が、実際、19議席から長い間動かず、そして、尾辻さんの票は伸びなかった。既に3時頃にはその人から「難しい」ということを聞いていた。3時半頃スタッフの関係者から「どうやら残念な結果になりそうです。尾辻はNHKの比例の残り1議席が決まったら(既にその頃にはあと1議席になっていた)、挨拶します」と言われ、ずっと待っていた。ほとんどの人は帰らなかった。

しかし、残りの1議席がなかなか決まらなかったため、ほとんど5時近くになって、尾辻さんが現れた。自然と拍手で出迎えていた。あ、隣の人は拍手してませんでしたけど。でも、あそこにいた大半の人は拍手していた。尾辻さんは最初から泣きそうで「この結果に終わったのは、すべて自分の力が至らなかったからだ」と言った。そりゃ、そう言うしかあるまい。「ただ、同性愛者が国政政党の公認になり、その中でやってこられたのは、大きな一歩だと思う」と。うーん、これ以上はよく覚えてない。

でもね。わたしは尾辻さんの力が足りなかったとは、思えないんだよな。。当事者がまだまだ自分たちには権利がある、って思っていないことが大きいんじゃないかと。最初から悪いカードを持たされて、それが当たり前だと思っている人が多いんじゃないかと。そうでなければ、以前、400万票の大票田、なんて書かれる訳ないじゃん。やはり、少数者は分裂しやすいのか?尾辻さんの得票数の中で、どのくらい、性的少数者が含まれているのかは知るよしもない。ただ考えられるのは、性的少数者が実際にそのくらいしかいない(まさか?)、当事者が「権利」というものがどんなものか分かっていない、それと、悲しいかな、性的少数者以外の支援が少ない、ということだろう。まぁ、その辺の細かな分析は、わたしはやらなくてもいいだろう。

尾辻さんが挨拶をしているとき、結構泣いている人が多かった。けど、わたしは泣けなかった。それよりも「なぜ?どうして??」と思う気持ちが多かった。最後に尾辻さんは深々とお辞儀をした。そしてお辞儀をしたまま、なかなか元に戻らなかった。いいよ。そんなに自分を責めないで。わたしたちは仲間だった。いや、今でも仲間だと思っている。

わたしは告示日前、告示日後、選挙運動にボランティアとして少しだけ携わった。選挙ハガキの宛名も書いたし、チラシをポスティングしたりした。ただ、スタッフの人に配った枚数を報告する際にちらっと「うつ病で病院に通っている」と言ったら、二度とポスティングやポスター貼りの仕事はさせてもらえなかった。わたしたちは外に出て行動しにくい。実際、ウグイスとして街宣カーに乗ったときも結局、わたし以外の当事者が顔を出せないというので、わたしもあまり乗りたくはなかったが、まぁいい経験だと思って1度だけ乗った。

選挙事務所のスタッフはいつでも暖かかったし、それにそこに行くとわたしには仲間がいっぱいいた。それだけでも十分だった。いろいろな人と知り合うこともできた。今後、自分の将来に繋がるような出会いもあった。わたし自身はそれだけでも選挙事務所に通うメリットがあった。そこに行けば、仲間がいる。同じ思いをした仲間がいる。そういう機会を作ってくれたのは、誰でもない、尾辻さんである。

スタッフの人が「尾辻さんは疲れているので、挨拶を終えたら帰ります」と言ったが、尾辻さんは挨拶を終えたあと、一人一人と握手した。わたしは「これからも一緒に頑張っていきましょう」って言った。そう、これからはわたしたちが声を上げていかねばならない。できる人が声を上げていかねばならない。決意を新たにした朝だった。今までつらくて泣いてばかりいたけど、少しだけ強くなれたような気がする。

わたしの後ろにいた報道関係者も「この人は議員になったら大きく成長する」と言っていた。最後、挨拶を終えて帰ったあとも「いい候補者でしたね」と言っていた。そう、彼女は一度会えば必ず分かってくれる人だ。わたしにはない「政治家」としてのなにかを持っている人だと思う。

尾辻さん、お疲れさまでした。わたしはあなたを仲間だと思っているし、いついかなるときも応援しています。疲れを取ったら、また、仲間として一緒にやっていきましょう。わたしはあなた一人を矢面に立たせるつもりはない。できる人でこの世の中を変えていきましょう。

わたしはあなたに東京プライドパレードで国会議員として出席して欲しかった、と思う。今でもそう思っている。そしていつかは、そうなって欲しいと願っている。
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07-11 Wed , 2007
どうもありがとう~!
昨日は、マイミクさんとお会いしてきた。小学校が同じだったんだよね。でも、1年~6年までずっと違うクラスでした(苦笑)
っていうか、うちのクラスでmixiやってんのって、そんなにいないじゃん~って感じなんですけど。。うちのクラスの人って「mixiやろうよー」って言ってもやんない人ばっかりなんですけど~。ま、いいんだけどね。

んで、そのマイミクさんにはわたしの誕生日プレゼントとして「マドレーヌ」を焼いてもらう約束をしてたんだけど、ずーっと延び延びになってて、、んで、昨日、ようやくお会いすることができたのだ。ホントは、マイミクさんじゃない学校関係(ここら辺が難しいところ(苦笑))、の方ともお会いする予定だったんだけど、その方は、お子さんが病気にかかったと言うことで、直前にキャンセル。どうも住んでるのが超近所っぽいんですが。。でも会ったことない人だから、すれ違っても分からないのよ~(爆)

向こうは小学校の子供が2人いて、話を聞いてて正直羨ましい感じもしたけど、大変そうだった。。子供を育てるのって本当に大変そう。でも、楽しそうなんだけどね。んで、向こうはサッカー好きで、こっちは野球好きだったんで、なんだかそんな話ばっかしてたな~。あ、そうそう、どうやらわたしと1、2年一緒のクラスだった人が、日産自動車に勤めてて(今はどうか知らない)、新人の頃、チアやってたらしい!!うわ~。こりゃ、長年の夢だった「突撃のマーチ」~「コール慶應」~「ダッシュ慶應」のチアの振り付けを教えてもらえるかも!!!!(感動)わたし、あの振り付け、覚えてみたいんだよな。基本的に日産自動車の「突撃~ダッシュ」って、慶應義塾大学の振り付けと同じなので、大学野球を観に行こうかと思ってたくらいなんだけど(爆)でも、今はなんだか東京六大学も、別のところで盛り上がってるからね~。。

まー、同級生だから、クラスが違っててもそれなりに話が通じたわ。っていうか、でもうちの学校ってつくづく横の繋がりもなかったんだよなーって思うんだけど。。他のクラスで何をやってたか、なんて全然知らなかったもんね。だけど、算数の授業潰して畑仕事させられてたとは知らなかったわ。っていうか、多分、うちはそんなことしてなかったよーな??

で、いただいたマドレーヌは、昨日の夕食後に彼女と一緒に食べました。とってもおいしかった!バターたっぷりで~。彼女も「こんなにもらっていいの?」って言ってたし。どうもありがとうね~。

帰ってきてから、週刊新潮(7月12日号)と読売ウィークリーを読んだ。両方とも尾辻さんの記事が書いてあるって知ったので。しかし、週刊新潮、中にいないはずの「民主くん」の中の人が見えるんですけど。。(爆)あと、記事の方はまあまあ。だけど、同じ号の「さくらパパ」が頻繁に二丁目に出没するって記事はめちゃくちゃ。尾辻さんのことは「自他共に認める同性愛者」って書いてあるって、これってどーいうこと!?同性愛者であることは他人にも認められなきゃいけないわけ??認められる存在ってどういうことよ?じゃあ、逆に認められない異性愛者っているわけ??

そりゃ、自分が同性愛者だって認められない人たちもたくさんいると思う。認めたくなかった人だってたくさんいると思う。だけど、わたしだって好きで同性愛者に生まれてきたわけじゃなく、異性愛者の人だって、好きで異性愛者に生まれてきたわけじゃないでしょう?生まれてきたら、そうなってたってだけじゃん!なのに、なんで片一方は「普通(何も考えなくてもいいとも言える)」で片一方は「認められなきゃいけない存在」なわけ?ホント、そういう書き方をされるととても腹が立つ。しかも「『パパ』はそっちの『傾向』があるのかしらん。」とか書かれていて、、なんだよ、「傾向」って!!ホンマ、こういう書き方してあると腹が立つ。なに?んで二丁目に行っただけでも同性愛者だということになるわけ?そうじゃない人もたくさんいるよ?あー、むかつく。

多分、同じ雑誌にこのくらい違いが見られるってことは、「さくらパパ」の原稿を書いた人と尾辻さんの原稿を書いた人が違う、ってことが大きな違いだと思う。で、尾辻さんの原稿がなぜひどくない書き方だったかというと、それはあの「Try&Win!」での尾辻さんの話が、それだけ記者の方の共感を得たんだと思う。少なくとも、尾辻さんの話にはそれだけの「説得力」がある。「さくらパパ」の記事を書いた人の方は「一般人が持っているイメージ」としての「同性愛者」という感じでしか書いていない。本当に説得力のある同性愛者の言葉なんか聞いたことがないのだ。誤解と偏見を起こすような記事はもうたくさんだ。

そういえば、ここでも「どんだけ~」って書いてあったらしい。わたしは詳しく読んでないけど、どうも誰かのコラムの中に書いてあったと彼女が言ってた。わたしは民放を全く見ないので、何がどうなっているのか分からないけど、そしてわたしは「リンカーン」には出てないので何ともいえないけど。。どうも「どんだけ~」という言葉だけが一人歩きしているように思えてならない。

んで「読売ウィークリー」の方。記事は「何百万の大票田」って書かれていたけど、、わたしとしてはこれに対しては懐疑的だ。だいたい「性的少数者は政治意識も連帯意識も高い」って書いてあるけど、わたしはそうは思わない。当事者の方が政治意識は薄いように感じられる。これは、前にも書いたけど「性的少数者は最初から悪いカードを持たされて、それが普通と思っている」と思わされていることによると思う。だから、全く安心感とかなんとか感じている余裕なんかないはずだ。性的少数者は、決して一枚岩ではない。そりゃ、性的少数者でも様々な意見があるからね。そうでない人が、いろいろな意見を持っているのと同じように。だから、性的少数者の皆が皆、尾辻さんを支持しなくてもいいと思っているし、そんなことは不可能だと思う。ま、これは記事についての文句じゃなくて、この党の党民の方が述べていることに対しての反論ですけど。

記事の方はねー。「同性愛は嗜好なので共感は得にくい」って書いてあるんだけど、これは、完全に誤植。しかもご丁寧にふりがなまでつけてある。「嗜好」は多分「指向」の間違いだと思います。上にも書いたけど、好きで同性愛者やってるわけじゃないもん。異性愛者の方が、この世の中断然生きやすいと思う。最初から「認められている」んだからね。それが「嗜好」だったら、人それぞれが選択して好きこのんでやってる、ってことになるでしょう?性的指向は、シュミや嗜好では全くない。そりゃ、SMなんかはシュミや嗜好だと思いますよ。自分が好きこのんでやってるんだから。だけど、それと同性愛を一緒にするのは間違っている。この記事を読んで「やっぱり同性愛って嗜好なんだー」って思われたら、すごくイヤだ。。
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06-17 Sun , 2007
同性愛者は語るべき言葉を持たないのか
北海道に来てから、考え続けている。
それは、彼女の両親とわたしの関係。
彼女はカミングアウトしてないから、わたしは「友達(同居人)」ということになっている。そしてまた、彼女は兄弟姉妹が多い(これは、去年の日記を読めば分かるけどね)。で、しかも彼女以外の兄弟姉妹はすべて結婚していて、子供も何人もいる。

去年の日記では「披露宴の新婦の立場」なんて、お気楽なことを書いていたが、あれから1年経って、周りを含め、自分自身、非常に変わってしまったので、今回の旅ははっきりいって苦痛だ。

わたしは、基本的に嘘を付けない性格なので、彼女を「友達」としては語れない。だって友達じゃないんだもん。7年間も付き合って、しかも一緒に住んで3年目。「何か話したら、感づかれてしまうのではないか」と思うと怖くて話せない。基本的に人見知りなところもあるが、、「うっかり口に出してしまうのならば黙っておこう」というところが本当。だから、多分、彼女の両親や兄弟姉妹は、わたしのことを「無口な人」だと思っているだろうと思う。

今日、去年と同じように、彼女の両親と兄弟姉妹(全員じゃないけど。彼女の両親の近くに住んでいる方々)、そして、その兄弟姉妹の配偶者、子供たちが集まって、ジンギスカンを食べた。

彼女は今朝からちょっと調子が悪く、ほとんど食べなかったし「熱が出てきたみたいだから、ちょっとうちに帰る」と言って、両親の家にタクシーで帰った。わたしもそのときは「じゃ、一緒に戻ります」と言って戻った。

彼女は「寒気がする」と言っていたが、熱を測ると38度以上出ていた。夜はやはり彼女の両親や兄弟姉妹、その配偶者と子供たちと一緒に野球を観ることになっていた。彼女はもちろん来られない。「わたしは行けないけど、一緒に観に行けばいいじゃない」と言われ、わたしは彼女の父親と一緒に球場に向かったのだが、、わたしは、札幌ドームの外にあるという「サッカーの芝生養生」が一体、どうなっているのかが観たくて「ちょっと観てきます」と言って別れたのだ。席は、指定席だったので、どうせそこで会えると思ったのだ。

「北ゲート」に行けば観られると思っていたが、なぜか今日は「閉鎖」ということで「観るのなら、南ゲートから行ってください」と言われ、南ゲートに向かった。そしてそのチケットをもいでいるお姉ちゃんに「サッカーの芝生の養生所が観たいんですけど」と言ったのだが、お姉ちゃんは「その前にチケットを見せてください」と言い、ちょっといやな予感がしたが、渡した。そうしたら、なんと半券を切ってしまったのだ。「この中を入って養生所が観られるんですか?」と聞くと「観られません」と言う。「えーと、わたしは養生所が観たいと思って聞いたのですが」というと係員のお姉さんもやってきて「もう半券を切ってしまったので、出られません」と。わたしは唖然。だから、チケットは持っていることだけを証明するものとして見せたかったのに、、このお姉ちゃんは日本語が通じないのか???しかも「試合が終わってから外に出て頂ければ観ることができます」って、アンタ、試合開始が18時なのに、試合が終わって、真っ暗な養生所が観られるってのか??ホントに呆れてものが言えなかった。「このためにわざわざ東京から来たのに!!」と言って文句を言えばよかったと思ったのは、球場の中に入ってから。

そして、指定席に向かう。しかし、、そこには誰もいなかった。そういえば、前に「指定席よりも内野自由席の方がいい」と言っていたことを思いだし「内野自由席にいるんだろうな」と思っていたし「いつかは迎えに来てくれるんじゃないか」と期待していた。だって、その一列すべてのチケットを持っていたはずなんだから。

わたし自身は彼女としか連絡が取れなかったので(要するに、彼女の関係の携帯電話番号は一切知らなかった)、わたしは彼女を通してしか、家族の人に連絡が取れない。「わたしは指定席に座っているからね」と言うことを携帯メールで出した。でも、もしかしたら気が付かないかも知れないと思って、電話も掛けた。充電が少なかったが、何回か掛けた。が、彼女は出てこなかった。「家族の人が来るまでわたしはここを動かないからね」とまたメールを送ったが、、

結局、試合が終わったときまで、何も連絡がなかった。わたしは試合が終わってから彼女に「これからホテルに直接向かうから」とメールを出した。そう、今日はホテルに泊まっている。彼女はわたしが出したメールや電話は一切、気が付かなかったらしい。そして、試合が終わる前に戻ってきた両親がわたしを連れて帰らなかったことについて、そこで初めてわたしが1人で観ていたということを知ったらしい。その後、彼女が両親に対して何を言ったのかはわたしは知らないし、そんなことは聞きたくもない。ただ、わたしは結局、彼女の両親や兄弟姉妹には「その程度」にしか見られてないんだな、ということを感じただけだ。

そしてもし、わたしが彼女の関係の誰かの電話番号を知っていても、、多分、連絡は取らなかっただろう。だって「その程度」の関係だと思われてるのだから。。こちらからは近づけない。

これが、もし、わたしたちが結婚していたとする。そうしたら、対応は全く変わっていたに違いない。だって、親戚なんだもの。家族の一員なんだもの。1人にはされないだろう(ただし、わたしが野球を実は1人で観るのが好きだってことを知っていたか知らないのかは知らない。そういう意味では、今日は誰にも気兼ねせずに1人で観ることができて、幸いと言えば幸い)。結局、一緒に暮らして2年以上になるのに、友達はやっぱり友達でしかないのだ。

だからといって、わたしは彼女に「カミングアウトしてくれ」とは言わない。彼女には彼女のやり方があるってことは、わたしは知っているし、わたしもそれについては同意しているからだ。

そして、実は、自分自身もとまどいを感じている。わたしは一体、なんなんだろうって。前に「同性結婚式のマスメディアの取り上げられ方」のところで、わたしは「ありがとう、浜村淳です」の放送の中で「尾辻さんがお嫁さんで(相手の)木村さんがお婿さんという呼ばれ方をされていて『両方お嫁さんじゃなぜいけないのだろうか』」と書いた。

でも、それを自分自身に当てはめてみると、なんか違う。わたし自身は女性で、自分のパートナーが女性であるからと言って、わたしは「わたしも彼女も両方お嫁さん」だとは思っていない。普通、異性愛者は結婚して、旦那側の実家に行ったときは「嫁」として、食事の手伝いをしたり、いろいろと「その家の者」として働いたりするだろう(と言っても、わたしはうちの親のことしか知らないから、これは一般論ではないのだけど)。それを考えてみると「わたしは自分のことを彼女の両親に対して、どのように語ればよいのか分からない」。これは、もし、彼女が両親に対してカミングアウトしていたとしても、おそらく同じだと思われる。多分、彼女がわたしの両親に対しても同じことを思うだろう。

カミングアウトをしたとしても、その両親とのつきあい方には「ロールモデル」というものがない。しかも、自分が頭の中で概念的に思っていることが言葉として出てこない。そういう意味で、わたしはそのことに対しては「語る言葉を持たない」のだ。同性愛者は安易に異性愛者の場合と照合して語ることはできない。いや、これはわたしだけの問題なのかも知れない。少なくとも、わたしは「語れない」。おそらくこれは、日本の持つ、そして一般的と思われている「家制度」の中に属さないからであろう。お嫁さんでもお婿さんでもないものは、一体、なんなのか?そういう言葉を作り出さねばならないのか?そういう概念を一般的に持たせなければならないのか?

憲法24条に「両性の合意により」結婚することができる、とある。「両性」となっているから、同性愛者は結婚することができない。しかし、わたしはもし、この24条が変わっても、多分結婚することはないと思う。それは、名字を変えたくないから。今はどちらかがどちらかの姓を名乗らなければならないことになっている。自分の名字を変えたくないわたしは、多分、結婚できてもしないだろう。でも、それはわたしの考えであって、同性愛者一般の考えではない。異性愛者は結婚するかしないかを選択できるが、同性愛者は結婚できないので、選択の余地がない。そこが問題なのだ。

まあ、わたしとしては、憲法24条を変えるよりはDP法(ドメスチック・パートナー法)の方が手っ取り早いし、同性愛者に限ったことでなく、たとえば、本当に友達同士でもそういうことを「契約」することによって、一定の利益は受けたいのではあるが。ただ、今の状況として、そういうことを全く考えてきたことのなかったわたしにとっては「じゃあ、その制度ができて、一体、わたしとわたしの彼女と、わたしの両親と彼女の両親の関係はどうなるの?」と思ってしまうのだ。それは、わたしたちや、わたしたちのもっと下の世代が作り上げていくものなんだろうか。

今、わたしは自分の中でぐるぐるとそんなことを思い続けている。
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06-09 Sat , 2007
同性結婚式へのマスメディアの取り上げられ方
YTVMBSテレ朝講談社







6月3日に木村さんと尾辻さんが「同性結婚式」を挙げた

それについて、翌日の朝日新聞名古屋版の30面に、あとはサンスポ、スポニチ、スポーツ報知にそれぞれ取り上げられた。

そして、6月5日にテレビ朝日の「SUPER Jチャンネル」で、取り上げられ、また、同日、毎日放送(MBSラジオ)の「ありがとう浜村淳です」でも取り上げられた(残念ながら今はここでは既に内容は聴くことができない)。しかし、毎日放送はいつの間に「MBSラジオ」になったんだろう?わたしが聴いていたときは確か「ありがとう、毎日放送です~♪」て言ってたと思ったんだけど。。というか、あれからまだこの番組が続いていること自体すごいと思うが。

そして昨日、講談社から発行されている雑誌「FRIDAY」にも記事になっている。

わたしはそのどれも、見たし、聴いたし、読んだんだけど。。っていうか、あの場には確かに、テレ朝とMBSと講談社とそれから、よみうりテレビが取材に来ていた。そのうちの3つに今のところ取り上げられた、ということになる(ただし、MBSはカメラが来ていたので、また別番組になるかも知れないが)。

この中でわたしが一番よかったと思うのは、朝日新聞名古屋版。この記事では「NLGR」の趣旨(HIV啓発イベント)もきちんと説明した上で、同性結婚式が行われた、と書いてある。これは評価できる。

スポーツ新聞は、実はあんまりちゃんとは読んでいないんだけど、参加人数がサンスポのみ300人になってて、あとの2つは約1,000人だった。ただ、わたしはあの場に確かにいたけど、300人だったか約1,000人だったかはよく分かりません。「日本野鳥の会」の人だったら分かったかも知れないけど。

「ありがとう、浜村淳です」では「こんな感じの結婚式もありました」って感じで取り上げられていた。ただ、尾辻さんが「お嫁さん」で、木村さんが「お婿さん」という呼ばれ方をしていて、、「両方『お嫁さん』じゃなぜいけないんだろうか?」と思ったのは確か。やはり浜村淳みたいな人でも、結婚式=「お嫁さん」と「お婿さん」と考えてるのかなあ。多分、永六輔だったら、そういう言い方はしないと思う。。(ってなぜここで永六輔が出てくるかというと、わたしが個人的に永六輔が好きだから(^^;)

テレビ朝日の中では「今度の参院選に出馬する異色候補」のうちの1人として出てきた。まぁ、それは仕方あるまい。それは確かなんだから。だけど、なんというか、言葉にはうまく表せないんだけど、どうも、わたしが見てきた結婚式との間との温度差を感じるというか、ああ、マスメディアってこういう取り上げ方をするんだなあ~とね。

それから、昨日発売された「FRIDAY」。題名は「”強面”小沢一郎代表も仰天した!?【参院選】女性候補《尾辻かな子元大阪府議》「レズビアン結婚式」キス現場」。これだけ見ると「なんじゃあ、これは??」って大いに憤りを感じる。あと、載っている写真も「キスシーン」。テレビ朝日もこの「キスシーン」を流していた。なんというか、当事者からすると「それだけが取り上げたかったのか??」という気持ちがする。確かに公で女同士がキスしたところなんか、見たことがないだろう。わたしだって見たことないもん。だからそれを「スキャンダル的」な題名で人を引き付けたいのは分からないこともないし、多分、あの2人だってそれは想定してのことだろうとは思っている。

だけど、あの現場にいたものとして、また当事者としては、6月5日の日記にも書いたとおり、最も印象的だったのは決してキスシーンなんかじゃない。わたしが一番印象的だったのは、尾辻さんのお母さんの姿であり、尾辻さんが泣き出したときに、そっと手を差し出す木村さんの姿。そういう姿をおいて、ただただ「キスシーン」だけを取り上げるのはどうかと思ってしまう。

ただ、ちらっとどこかで聞いたが、こういう雑誌はもう既にあらかじめ題名が決まっており、その上で記事を書くそうだ。同じ号に「【茨城ゴールデンゴールズ】欽ちゃん球団のアイドル ベースボール美少女の原点を発掘片岡安祐美 ピュア水着&制服【15連発】」という題名が付いている記事もある。で、この中の「ピュア水着」とはなんであるかというと、実は小学校時代の水着姿(しかも座っている)だったりする。馬鹿馬鹿しいとしか言いようがない。だから決して小沢代表は仰天はしてはいないと思う(だから「!?」が付いてると思うんだけどね、逆に)。

しかし、中身の記事を読むと、これが実にまともなことが書いてあったりする。多分、その場にいた記者さんも一連の結婚式を見て、そういう印象を持ったんだろう。ただ、電車の中吊り広告を見ただけの人だとか、買っても写真だけで記事を読まない人とか、そういう人に対しては、ただの「スキャンダラスな写真」でしかないじゃん、という感じはする。しかも、この写真は言っちゃ悪いが、わたしの目から見るととても「下品」。あーあ、という気持ちが正直する。

そうそう、ネット関係では「オーマイニュース」が記事と動画で出している。

尾辻かな子さん、1000人の参列者を前に挙式

愛の形は一つじゃない

ここでも結局「キスシーン」なんだよねー。あ、ただ記事の方はまともです。が、朝日新聞名古屋版に比べると「結婚式」だけが一人歩きしていて、わたしはそれが不満だったりするけど。

結局、マスメディアってこういう取り上げ方しかできないのかな、と思う。ただ、こういう形でマスメディアに取り上げられるのは、木村さんや尾辻さんだって十分承知だろうし、このことを選挙のために利用していると言われても仕方がないだろう。現実に、これだけのマスメディアに取り上げられているのは事実なんだから。

マスメディアの取り上げられ方の違和感は、多分、わたしがその現場を見てきたということと、わたしが「当事者である」ということ、それにわたし自身が「マスコミ人」ではないことから来ていると思う。

今日は実は、パフナイトというレズビアンのイベントで尾辻さんが【アフタヌーンイベント】で「レズビアンカルチャー」について、【ナイトイベント】で「国会へカミングイン」について、出演することになっている。実は、知り合いがナイトイベントの方で一言を言うので、行こうかなと思ったけど、止めた。まぁ、予約制だったので、めんどくさいなと思ううちに締め切られてしまった、というのも一因ではあるが、ただもう、わたしはこういうところには出てみなくてもいいと思うのよね。そりゃ、行って「こういうイベントでした」と伝えることも重要だとは思うんだけど、それはこのイベントに出た人や行って聞いてきた人が伝えればいいこと。わたしはもう、十分すぎるほど尾辻さんの魅力を知っているので、逆にわたしなんかが行くよりは、今まで尾辻さんと会った人のない人や話したことがない人が行くべきなのだ。

尾辻さんという人は、会って話してみると、実に魅力的な人で、応援してしまいたくなる人だ。そういう人がこのイベントで1人でも増えるといいと思う。

【画像】結婚式に来ていた報道陣
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05-28 Mon , 2007
Brass MIX!の練習、行きませんでした。。
昨日は夜からBrass MIX!の練習だったんだけど、、わたしはコロリと忘れていて(笑)、IDAHOのイベントの呼びかけ人の反省会を予定に入れてしまった(苦笑)。呼びかけ人の反省会は15時からだったんだけど、それが何時に終わるのかが見当も付かなかったので、取り敢えず、楽器は置いていくことにした(反省会にどの程度時間がかかるか、見当も付かなかった)。同時にこの日は尾辻さんの事務所(新宿区新宿2-14-9 篠原ビル3階といっても分かりづらいが、結局、ルミエールのはす向かいのビルの3Fっていう、ものすごーく分かりやすい場所)で勉強会があったんだけど、同じ時間から始まったので、出られるはずはなく、、わたしは事前に彼女に「出てきてよー」って言ったんだけど「今日は身体がだるい」って言われて断られた。。

反省会は、呼びかけ人として参加したうちの、東京でイベントをやった5人が集まった。内容については、ここには詳細には書くべきではないと思っているので書かない。ただ、今年の反省(これって、結局行き着くところは「時間がなかった」ってことになるんだけど。だって実際に動き始めたのって5月3日辺りからなのだ。でもそのことは、そのこととしてちゃんと「反省」しなければならない)を十分にして、それをどうやったら今後に生かせるかということは、ちゃんと話してきたつもり。結局、終わったのは19時少し前。やはり、最低でもこのくらいの時間がかかるのか、というか個人的にはもっとかかるかも、というのが実は心の中であったので「このくらいで終わったか」と思ったのが正直なところ。

その後、呼びかけ人のうちの数名(ヒマ人です。。ってあの中でヒマ人はわたしだけかw)と「じゃ、一緒にご飯食べましょう」ということになって、、そしてその前に「ついでだから尾辻さんの事務所に行ってみよう。今日は尾辻事務所で勉強会(2008年6月現在、この勉強会のお知らせについての記事は載っていません)があったはずだから、まだ人は事務所の中にたくさん残ってるかも」ということになった。

実は、この勉強会が行われるとはつゆ知らず、同じ日の同じ時刻からIDAHOの反省会をやったので、出られなかったんだな。。

で、花園神社の前を通っていったんだけど、どうやら昨日は花園神社のお祭りのようで。まったく知らなかったんだけど、例大祭だったようですね。二丁目に着いたときも御輿が。近所の人たちがたくさん集まっていて(みんな「新二」と書かれた法被を着てた)、ちょっといつもの二丁目とは雰囲気が違ってたような気がする(笑)。と、そこにそれを見ていた尾辻さんと偶然遭遇。「いやあ、これから事務所に行こうと思ってたんですよ」と言うと「ああ、じゃあこれから事務所に戻りますので、一緒に行きましょう」ってことになった。

勉強会が終わった後、尾辻さんは外に出てお祭りを見ていたらしいので、事務所の中にはスタッフの方を含め、数人しかおらず。そこで「いや~、今日はIDAHOの反省会で、勉強会に来られなかったんですよ」というと、尾辻さん自ら「じゃあ、勉強会、やりましょうか」と。で、結局、少人数で受けてきた(爆)。内容は「参院選のしくみ」と「公職選挙法について」。

わたしは知らなかったのだが、参院選の比例区って、今や名簿順ではないのだ(尾辻さん自身も「何位になったの?」ってよく聞かれるらしい)。で、今は「あいうえお順」になっているらしく、そうすると尾辻さんは「お」なので、名前が上位の方にあるようで。。「でもそれは、全然順位とは無関係なんです」って言ってらっしゃった。結局は「個人名」で投票された人が多い順に当選する仕組みになっているらしい。この仕組みは、前回の参院選からそうだったそうだが、全然知らなかった。。で、当選ラインは15万票くらいと見ているらしい。うーむ。相当厳しそうなのは確か。尾辻さんは性的少数者に対して主に訴えかけているように思えるが(二丁目に事務所を構えたのもそういう理由だろう)、わたしにはそれだけでは足りないような気がしたのは確かだ。もちろん、同性愛者を含む性的少数者(LGBT)は、全員尾辻さんを応援しているわけではないし、それにLGBTだからといって応援しなければならないということは、全くないと思う。それは「個人の信条」というものがあるから。

ただ、、今、LGBT当事者が(といっても彼女は同性愛者だけど)が、国政の場にチャレンジしようとしているのは確か。わたし自身は「当事者が当事者の立場としてでなければ、国は変えては行けない」と思っている。政治家は使っていくものだ(言葉は悪いが)。当事者が当事者として、もし国会の場に立つことができれば、こんなに力強いことはないと思う。そりゃ、もちろん当事者以外の人が訴えるということも考えられないことはないが「なぜ当事者以外がそれを訴えるのか。本当に当事者はそう思っているのか」と聞かれたとき、当事者でない人は、結局は弱いと思うのよね。いくら「このような陳情がたくさん来ています」と答えようが、やっぱり当事者そのものの声とは比較にはならないと思う。そういう意味で、尾辻さんが今回立候補しようとしている、というのは、とても大切なことだと思うし、やはりわたしは応援していきたいのだ。

しかし、尾辻さんもスーパーマン(スーパーウーマンというべきか?)じゃない。それはよく分かっている。もし彼女が当選したとしても、すべて彼女の肩に押しかけるのは、無理というものだ。一応、今の時点で彼女はこのようなものを述べている。が、もっと具体的な「政策」は、これからもっともっといろんな意見を聞き、作り上げていくべきだ(とわたしは思う)。そしてわたしは彼女ならある程度、やってくれるんじゃないかという期待はしている。実際に会ってみると、彼女は本当にバイタリティーにあふれる人だ。

ただ、さっきも言ったように、彼女はスーパーマン(スーパーウーマン?)じゃない。彼女一人で何でもできると思ってはならない。ただしかし、彼女が「アジア初の同性愛者」として当選することができるならば、第2の尾辻や第3の尾辻が出てくる可能性だってある。「この人が当選できるんだったら、自分も」と思う人も出てくるかも知れない。そして、わたしたちは、その中から最も好きな人に自分の意志を託すことができる。そういう意味では、この選挙はとても重要なものだとわたしは思っている。

でも、わたしは残念ながら「人に直接伝える」ということが性格上できない。自分ができることを地道にやっていくしかない、と自分の中では思っている。

取り敢えず、彼女は来週の6月3日に名古屋で「結婚式」なるものをやるらしい(2008年6月現在、既にこの記事は消えています)。実はこれには「賛否両論」があるのは確かである。わたしたちも来年、指輪の交換はするつもりだ。だけど「結婚式」はしたくない(うちの父が来たいとか言ってるし、友人もわざわざシドニーまで来たい、と言ってくれる人が何人かいる(汗))。

もちろん「結婚式」は今の日本では、形だけのものでしかないし、わたしたちのやる指輪交換だって、ある意味2人だけの「約束」だけしかない。一般の結婚とは違い、法的保証は何もない(異性愛者の中で選択的に「事実婚」をしている人がいるが、これって法的に全く保証されていないのかと思ったら、保証されないのは相続だけであり、他は「内縁の妻」(内縁の夫という言葉はなぜないのかしら??)扱いで、相続を除いては、公的保証を受けられるらしい。初めて知った)。しかも一般的な異性愛者の場合、結婚する、しないは自分たちで選択できるが、同性愛者の場合、法律上結婚できないし「内縁の妻(内縁の夫?)」としての保証がまったく受けられない。

同性の間で「結婚式」をする、しないはそれぞれのカップルが選択すべきだと思う。尾辻さん達はするけど、わたしたちはやらない、それだけのこと。わたしは、この尾辻さん達の「結婚式」を祝福するし、その他、わたしの周囲でも何組か「結婚式」をする同性カップルがいる。わたしはそれを同じように「祝福」したい。

できれば、名古屋まで行って、見届けたいと思ってるんだけどね、彼女たちを「祝福する」ために。ただ、あいにく前日用事があって、行くなら当日日帰り。うーん。どうなんだろう。。どんだけー、着ボイス、着メロって入れとくと引っかかるんだろうか?(笑)

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04-04 Wed , 2007
大塚たまきと新山あきに告ぐ
毎日、毎日スパムを送りつけてくる、大塚たまきと新山あき。アンタらはウザイ。もう何度も何度も見るので、名前を覚えてしまった。

もし、これから出会う人が本当に「大塚たまき」さんか「新山あき」さんだったら、すげー、偏見の目で見てしまいそうで怖い(^^;というか、逆にもし偶然、自分の名前だったらものすごーくイヤだよなあ。。

あら「大塚たまき」と「新山あき」でぐぐるとたくさん出てくる。。相当、皆さんも怒っていらっしゃる模様。これじゃ、全国に何人いるか知らないけど、本当の「大塚たまき」さんと「新山あき」さんは大迷惑してるだろうし、かわいそうだよなあ。。とふと思ってしまった。

風邪の方は、、鼻の方が本格的に悪くなってきてしまって、鼻は詰まるわ、鼻水は出るわ。しかも「二次感染」の象徴である黄色い鼻汁。。あー、もう行き着くところまで行って下さい。その代わり、熱はないの。昨日はほとんど一日中寝てたし、昨日の夜も11時台にベッドに入って、起きたのはさっきだし。。といっても、寝てたんだか眠れなかったんだか、という変な感じ。前日、前々日と睡眠時間が10時間くらいだったから、最近、相当疲れていたみたい。しばらくブログは休むかも。

そうそう、TOKYO Pride(東京プライド)が各都知事候補にアンケートを出したことは、以前、書いた。その結果がTOKYO PrideのHPにアップされている。

TOKYO Pride【東京プライド】

返信があった方の回答内容
東京プライドによる都知事候補アンケート <回答>

わたしが興味深かったのは、石原候補の反応、なんだけど。。「回答できないことへの『お詫び』のファックスがあった」と書いてある。回答できないって、どういうことだろう?「この手のたぐいの回答はすべて断っている」とか「この質問への回答はできない」とか「答えたかったんだけど、時間がなかった」とか理由はいろいろ考えられるんだけど、一体、どういう「お詫び」だったんだろう?ここらへん、TOKYO Prideには「お詫び」の内容がどういうものだったのか、はっきり書いて欲しかった。

逆にここへ回答しておくと、性的少数者の支持者が増えると思うんだけど、、やっぱ彼は「弱者切り捨て」なのかしらん。それとも「ホモフォビア(同性愛嫌悪)」なのかしらん。。あとはだいたい票数が固まって、そうそう危機感も起こらなかったので、送る必要はないと感じた、ってのもあるかもなぁ。。(なんせ3大紙の中間発表はすべて「石原候補有利」だったし)

ま、いずれにしても回答がなかったのは、残念ですな。
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