05-24 Tue , 2016
性的マイノリティーと男女共同参画・韓国の場合
20160507 094709


少し前の話だが、5月7日(土)にレインボー・ウィークの一環で「性的マイノリティと男女共同参画・韓国の場合」というイベントがあったので行ってきた。講師はリュ・ミンヒさんという韓国の性的マイノリティ当事者の弁護士さんだった。隣の国の性的少数者のことはずっと知りたかったことだし、それに一昨年、去年と韓国での性的少数者のパレードが反同性愛団体(主にキリスト教保守派の団体)から妨害されている、ソウル市もどちらかというとその動きに同調している、ということはちょっと耳に入ってきて知ってたので、そのような話も聞けるかなと思って期待していたが、期待以上の話が聞けたので、一応情報共有ということでここに書いておく。

パワーポイントを使いながらの発表で、もちろん韓国語での発表(パワーポイントは英語だけど)。それに通訳を介してなので、情報量は単位時間あたりに換算すると日本語で行われるときの半分以下だと思うが、そうとは思えないほどいろいろなことを話された。ちなみに時間は2時間ちょっとで、うち質問時間は30分あったかどうか。

韓国には「SOGI Lawyers」という人たちが4人いるそうで、10年前から活動している。発表ではこの5年間、この人たちがどういう活動をしてきたかをまず話した。ちなみに「SOGI」というのは、「LGBT」に代わる表現方法なのだが(日本でもこの言葉がいろんなところで紹介されている)、SO = Sexual Orientation(性的指向)、GI = Gender Identity(性自認)を指している。まぁ性的指向、性自認が「ない」人も含め、すべての人を包含する表現ということで(ということは、性的多数者も含むということ)、これはこの問題は「LGBT」だけじゃなく、すべての人を対象とする問題だということを表している言葉らしいのだが、「だからなに?」と言われることもなきにしもあらずな表現方法だなあと個人的には思っている。だから「LGBT」がいいかというと、それも違うんだけど(なのでわたしは以前からずっと「性的少数者」という言葉を使っている。「少数者」が気にくわないという人もいるらしいが)。

ちなみに「SOGI」で検索をかけるとこの「SOGI」と、それとは別に「葬儀」関係のことが出てくる。月刊「SOGI」という雑誌もあるらしく、最初これを知ったときはどっちの「SOGI」だか分からなかった(^^;(思わず「えっ、もうこんな雑誌まで出てるの?」って思ってしまった)

まぁそれはいいとして。この韓国のSOGI Lawyersとしての活動内容は、年に1回報告書を出すこと、他団体と協力して韓国の性的少数者当事者を調査していること。それから当事者弁護士などを集めてのキャンプとか、ここら辺はパワーポイントに書いてあるんだけど、どういう説明してたかは忘れたので具体的な内容はなんだったかよく覚えてない。

現在の韓国の法的な問題として、韓国には国家人権委員会というものがあるんだけど、これは法的拘束力がないので、法的拘束力がある差別禁止法を求めているそうだ。そして韓国では「反同性愛法」みたいなのはないんだけど、軍隊の中にはあるそうで、なので徴兵された人が同性愛者だと、それは性犯罪者になるそうだ。これはもともと米軍の規則か何かから引っ張ってきたそうだが、韓国ではこれがまだ生きているそうで、これについて今、裁判で争っているらしい。既に2回判決が出ていて、来月、3度目の判決が出てくるだろうとのこと。そして当然のことながら(って言っていいかは分からないけど)「同性婚(または同性パートナーシップ)」に関する法律はない。性別変更に関する法律はないが、2006年の判例で性別変更は認められたとのこと。要件などは日本と全く同じで、これは日本で少し前に「性同一性障害特例法」ができたことの影響を受けているとのことだった。

次に他団体と協力して調査したという調査内容の発表。ちなみにSOGI Lawyerの年次報告というのはこういうのらしい。今回説明した調査内容は「Key Results of the South Korean LGBTI Community Social Needs Assessment Survey」で検索したら、pdfファイルがダウンロードできるようになってるのでそこで見られる(URLは分からないのでリンクが張れない)。

調査対象は主にSNS繋がりだったかで調査したので、30代までの人たちでほとんど占められてしまったので、40代以降はバーなどに行って直接聴き取りをしたのだとか。それでもこの世代は全体の6.6%くらいしかいなかったので、回答にちょっと比重をかけて重くしている、とのことだった。この発表では「家族には絶対にカミングアウトできない。もし自分のことが家族に知れたら勘当される」とか「コミュニティには頼れない」という当事者の声の紹介、当事者が一体何を求めているかという質問では、差別禁止法を求めている人たちの割合が一番高い、次は同性婚を合法化とか(しかしこれは複数回答可)、カミングアウトはどんな感じでしているかという質問に対しては「一部のみ」「ほとんどしてない」がそれぞれ32.9%、27.6%と過半数を占めること(ちなみに「大部分している」が19.3%、「誰にもしていない」が20.3%)、などが指摘された。カミングアウトについての比率は日本と比べてあんまり大差ないような気もするけど(NHKが去年当事者に向けてアンケートをしたけど、まとめ方に相違があるので単純比較はできない)、でも当事者の声は日本よりやはりちょっと厳しめなような気がした。

次に国連の人権委員会が韓国に対してどのような勧告をしているかの内容だったが、ざっというと「差別禁止法をがないから制定しろ」とか、また、上に書いた軍隊での同性愛が犯罪となっている部分に対してもなくすように勧告されているとのことだった。ここら辺の勧告内容は、軍隊のことを除いてほとんど日本と同じなんじゃないだろうかと思う(細かい部分はいろいろ違うだろうけど)。

そして、最近の韓国国内での訴訟について。冒頭にも少し書いたけど、去年、ソウルでパレードを開催するときにゴタゴタ揉めた件。これは、ソウル市庁前の広場の使用をめぐるもので、当初、パレード開催団体は6月13日にパレードのオープニングセレモニーとパレードを開催する予定だった。が、反同性愛団体が同じ日の同じ時間にその場所を取っちゃったらしいのね。だから、パレード開催団体はオープニングセレモニーを6月9日にして、パレードを6月28日に変更したそうだ。韓国では使用許可は1ヶ月前に「早い者勝ち」で取るらしく、そのために性的少数者たちはその使用許可を取るために随分前からソウル市庁の前に並んでいた(あれ、警察署だったかな?)。この様子は当時当事者たちのtwitterなんかでも画像付きで流れてきたりしてたのを見たことがある。色とりどりの風船が浮かんでて、しかも「今日の夕食は○○にしよう!」なんて書かれてて(わたしが見たときはチキンとコーラだったかな?)、すっごく楽しそうだった。

使用許可はパレード主催団体が一番に出したんだけど、反同性愛団体も「自分たちが一番に出した」と言い張って、しかも、ソウル警察はどっちが先だったか答えなかったみたいなのね。だから、裁判を起こしたということだった。で、結果は、パレード主催団体が勝った。というのは、複数の警察の管轄にまたがる場合は、韓国の場合はその上の組織(名前は忘れた)に使用許可を提出しなければならないらしいんだけど、パレード主催団体はちゃんとそうしてて、反同性愛団体はそれをしてなかったらしいのね。だから、パレード主催団体が勝訴した、とのこと。去年は相手のミスでなんとかなったけど、今年はおそらく向こうもそんなミスはしないだろうから、どうなるんだろうかと言っていた。

もう一つの訴訟は「雨のち虹色財団」と韓国法務省。韓国の法務大臣が2015年6月にプライドパレードを見て「表現の自由は尊重しなければならないが、健全な社会のためには一定の制限がある。(ゲイプライドは)我々の社会の伝統的な価値観に合わないので、制限すべきと考える」って言ったことに対して、「雨のち虹色財団」(英語の名称は「Beyond the Rainbow Foundation」と言うらしい)がその発言の取り消しを求めて訴訟を起こしたとのこと。2015年11月20日に1回目の審問があって、法務大臣が発言、2回目の審問は2016年の1月中旬に行われる。

ここで「なぜ、韓国では反同性愛の運動がひどくなったのか」という説明が始まった。韓国のパレードって2000年が最初で、途切れがなく15回行われてきたのに、妨害にあったのは2014年からなのね。それ以前はまったく妨害がなかったそうだ。

今、猛烈に同性愛者に対して攻撃をしてくるのは、保守系のキリスト教団体なのだそうだ。韓国の宗教を信じている人の割合は、46.5%が無宗教、22.8%が仏教、18.3%がプロテスタント、10.9%がカトリック、そして残りの1.7%はどのどれでもない宗教、なんだそうだが(2005年調べ)、この中の「プロテスタント」が、このような団体を含んでいるらしい。韓国でプロテスタントは韓国の経済成長とともに発展してきたそうだ。経済活動の活発化と宗教がうまくマッチして、韓国のプロテスタント人口が増えたそうだ。が、1990年代からそれが減少し始めた。その理由は、教団の中での指導者の不倫だったり、なんかいろんなモラルの悪さが表面化したことによって信者数が減少し始めたみたい。なので、教会は信者離れを防ぐためと信者の獲得をするために、2000年代の半ばごろから性的少数者を敵にして叩き始めたということだ。そして、在米の韓国系教会の影響を非常に受けていて、資金もそちらから流れてきているとのことだった。

そこで、在米韓国人の同性愛に関する意識の調査結果を見せられたのだが、「同性愛は受け入れない」割合はなんと過半数以上の55%、「受け入れる」は40%。同じ調査の在米日本人が「受け入れる」68%、「受け入れない」22%に比べると対象的な結果になっている。在米韓国人の「同性愛を受け入れない」割合が高いのは、在米韓国系教会の影響が強いからではないかと言っていた。この調査はおそらくアメリカの同性婚合法化前のデータだろうけど、アメリカ自体が同性婚合法化してしまった現在、この人たちの意識はどう変わるのかねとちょっと思ったのだが、でもアメリカは広いから、強固に「同性愛反対」なコミュニティって今までのまま、あまり変わらないんだろうな。。いや、もしかしたら「アメリカはこうだけど、韓国ではこうなって欲しくない!」と思ってじゃんじゃん資金を韓国の保守系キリスト教団体に送るとしたら、やりきれないよなあ。。

ちなみに保守系キリスト教団体の人たちは「同性愛は祈祷で治る」と思っているらしい。なので、去年の6月のソウルでのパレードにも反対派の人たちが集まってきて、お祈りしてたとか(なんと無駄なことを)。

そういうわけで、韓国のクリスチャンコミュニティの中には性的少数者は安全でないみたいだ。日本でもそういう話は一部聞くけど、でも、外部から見ると(わたしは信者ではないので)「受け入れる」教会もいくつかあるよね。主にプロテスタントで当事者が牧師さんの教会とか。カトリックは法王自体がどうかで下が受け入れるかどうか決まるみたいで、今の法王は「同性愛者に対する差別は許さない」人みたい(ただし同性婚には反対してる)。ただ、その考えが末端のカトリック教会まで浸透してるかというと、それは十分に怪しいと思うが。。(ただ、法王はこう言ってますよ!とは言えると思う→が、実際のところ、神父さん含め教会内にそういう素地がまったくないところでいきなり「法王はこう言ってる」とは言いにくいだろうと想像する)

その後は「韓国での同性婚の合法化への動き」の話に移った。もちろん韓国では同性婚は合法ではないが、近年では「公開結婚式」を行うゲイカップルや、役所に婚姻届を提出するゲイカップルもいるらしい。「公開結婚式」では、多くの市民の人にも祝福されたものの、一部、過激な反同性愛な人が人糞を撒いたそうだ。その人が取り押さえられている写真を見た。自分とは直接関係がないはずなのに、なんでそこまで人を憎めるのか不思議。婚姻届は日本と同じく「妻となる人」「夫となる人」という欄があったので、そこを「配偶者1」「配偶者2」に書き直して提出したそう。

そして、当然のことながら婚姻届は不受理だったのだが、その根拠は韓国の民法826条1項と2項とのこと。韓国の憲法36条1項は日本の憲法24条と同じようなことを書いてある(婚姻は両性の合意のみに基づく)らしいのだが、韓国の憲法にこの文言が入ったのは、1980年代だったそうだ。これは日本の憲法24条から来たということで、入った理由も日本と同じく「男女平等」の理念だという。それまで韓国の憲法には「男女平等」の概念がなかったそうだ。そして韓国の民法も日本と同じく「夫婦」と表現しており、それが「婚姻は男女のみ」という根拠になっているらしい。これも日本と全く同じだよね。日本において、2014年の時点では婚姻届不受理の根拠は「憲法24条」だった。が、2015年の時点では憲法ではなく「民法」が不受理の根拠に変わってきている(これは日本の話)。ここで話した弁護士さんも言っていたが、それだったら民法の「夫婦」の文言を「配偶者」にすればいいだけのことではないかと。

韓国ではこの婚姻届不受理を受け、裁判を起こしたらしい。それが2015年の1月に提訴したらしいが、そこから1回目の審問までの間に、アメリカでの同性婚合法化のニュース(2015年6月)が入ってきた。それまで韓国社会はこのような問題はまったく無視で、マスコミにも見向きもされなかったらしい。去年のパレードの許可を取るための座りこみのときもそうで、ソウル市庁(警察署?)で性的少数者当事者たちが1週間にわたって順番待ちをしてたときも、ニュースにも何もならなかった。が、アメリカで同性婚が合法化されたことにより、その翌月、2015年7月に行われた審問のときはマスコミがすごい来て報道されたとか。

そういう話を聞くと「日本でもそういう傾向が大いにあるよね」と思う。だってアメリカが同性婚を合法化したときの様子ってなんか、アメリカが世界に先がけて同性婚を合法化した、みたいな受け止め方だったじゃん。西欧ではもうほとんどの国がそれまで同性婚を合法化していたにもかかわらず。ってことは、それまではまったく話題にもならなかったわけだよね。そういう意味で、日本はアメリカの影響を多大に受けていると言える。そして、韓国もアメリカの影響を多大に受けているが、それとともに日本の影響も大きいみたいなんだよね。よくも悪くも。それは今までの発表の中で話されたことでよく分かる。韓国の軍隊内で同性愛が犯罪になっているのは、アメリカの軍隊にそういう規則があったからだし、韓国の憲法の中に「男女平等」の理念が入ったのは、日本国憲法の影響だ。そして、韓国で性別変更が可能になったのも、日本で「性同一性障害特例法」ができたからなのだ。だから、ここで話した弁護士さんは「アメリカだけではなく、今後の日本の動きにもすごく期待している」と言っていた。日本に対しては、この先あんまり期待できないんじゃないかなあ。。とは思うけど(悲観的)そしてわたしは「韓国」という国は、こういう複雑な面を持っている国なんだということをちょっと実感した。簡単に一括りに「親日」とか「反日」という言葉では表すことなんてできるわけがないよね。

そして「ここ最近の動き」として、先月行われた、韓国の国会議員の総選挙について少し話してくれた。確か、政権与党が惨敗した選挙だったと思うが、韓国の政党の中では性的少数者の存在を認めている政党は左派政党の3つ。この度、その中の「正義党」は6人が当選したそうだ。そしてもう一つ、性的少数者当事者が注目していたのは「キリスト教自由党」という反同性愛の党。ここが比例で議席を獲得するかどうかに注目していたらしい。韓国では確か4%の票を獲得できれば1議席確保できるらしいのだが、今回の選挙では、この政党は2.63%しか票を獲得できず、議席は確保できなかった。途中で「1議席確保したかも!?」というニュースが流れてきて、性的少数者当事者たちは騒然としたらしい。しかし、議席は確保できなかったが、これからは政党補助金がもらえるとのことで、これが今後どうなっていくかは分からない、と話していた。ただ、最初の方で韓国のプロテスタントは全人口の22.8%を占めていると言ったが、今回のキリスト教自由党への投票数を見ると、プロテスタントの人たちの一部しか「反同性愛」ではないということは分かった、と言っていた。

この話に繋げて、この弁護士さんは、今の韓国国内の状況は性的少数者にとってとても厳しいけれど、将来のことに対してはとても楽観的なんです、と話していた。その根拠は、韓国人というのは、とても変化が早い国民なんだそうだ。2013年現在、韓国人のうち「同性愛を受け入れるべきか?」という質問に対して「はい」と答えたのは39%、「いいえ」と答えたのは59%いたそうだ。ちなみに同調査で日本人は「はい」が54%、「いいえ」が36%だった。しかし、2007年に調査したとき、韓国人が「はい」と答えたのはたったの18%で、それから6年後の2013年と比べると21%も増加している。ちなみに日本人はその間5%しか増加していない(2007年に「はい」と答えたのは49%)。アメリカは増加率2位でプラス11%(49%→60%)。韓国の増加率は断トツ1位だ。これが「変化が早い国民」の根拠だ。

しかも「年齢層別の同性愛への寛容度」というグラフを見ると(なぜかこのグラフだけ日本語なんだけど(^^;)どの国も年齢層が上がるにつれ寛容度も低いんだけど、韓国は日本、アメリカ、ドイツ、スウェーデンの中でも60代以上は断トツ低い。まぁ、韓国の場合は20代もこの5カ国中1番低いんだけどね。だからだけどもっと時間が経てば、韓国ももっと寛容度が上がると考えられるのだ。でもそういう意味では日本の方がもっと将来は明るい感じだけどね。日本の20代の寛容度は7.0を超えていて(10.0点満点中)5カ国中2位、韓国の20代と日本の50代は同程度(およそ5.0)、日本の60代以上だけぐっと下がって3.5くらい(5カ国中4位)。

だから、韓国もこれから時代が進むにつれてもっと変わっていくだろうと思っている、と言っていた。

発表はこれでお終いで、あとは質問時間だった。わたしは発表の中で話された「コミュニティには頼れない」という当事者の声の意味がよく分からなかったので、それについて聞いたのと、あとは「地方の当事者はどうなんだろう」ということが気になったので、手を挙げて質問した。

「コミュニティには頼れない」というのは、韓国はいろんな団体があるものの、当事者のピアサポートみたいな団体はなく、ほとんどがこの弁護士さんたちのように「社会に訴える活動」をしているそうだ。なので、当事者が困っているときにサポートできるような団体をこれから作っていかなければならないって言っていた。あと、韓国での地方の団体って大邱に1つしかないらしい。韓国はもともとソウルに国民の人口の半分が住んでるし、それに国土が狭いから週末には地方からすぐソウルに来れてバーなどで発散できるって言ってたけど、でもそれって一時、日本でも同じだったんだよね。あ、全国民の半分は東京にはもちろん住んでないけど、地方の人が週末だけ東京で遊んで発散してまた帰る、ってことね。それだと地方に住んでいる性的少数者当事者は自分の地元では「ありのまま」でいられないってことを意味する。地元では自分を押し隠して、東京に出てきて発散するって、それってどうなの?ということは日本ではもうずっと前から指摘されていて、だからこそ、ここ数年の間、各地に性的少数者の団体ができて、そしてみんな地元で暮らしやすくなるために頑張ってる。

地方の人によく言われる。「東京はもっと頑張ってくれないと困る」と。「東京で話題にならないと地方ではどう話を切り出していいのかすら分からない」と。渋谷の同性パートナーシップ条例はその点、ものすごく話題になったので、それで地方も動きやすかったと。だから「東京には地方を牽引してもらわなくては困る」と言われた。

そうなんだよね~。そして地方の人が頑張ると、国内の底上げができて、全体がまた更に上がる、ということになるのよね。

わたしの問いの対する答えを聞いて、わたしはそんなことを思ったのだけど、もう時間がなかったし(わたしが一番最後の質問者だった。しかもジャンケンで勝って)、まぁいいやと思って何も言わなかった。それに地方の底上げよりも、判例とか法律の方が先にできるかも知れない状況かも知れないしね、韓国は(そういう意味では韓国は日本より「人々が声を挙げる」ということに対して抵抗感がないように感じる。これはとても羨ましい)。

ってわけで、知りたいと思っていた韓国の性的少数者の話が聞けてとても有意義なイベントだった。そういえば題名に「男女共同参画」ってなんで入れてあるんだろうねと最後に思った。ほとんどが性的マイノリティ、それも同性愛の話だったような(笑)まぁ、主催者の都合かな?

今年の韓国のパレードは多分来月だと思うけど(来月は各国でプライドパレードがあるね)、今年はどうなるんだろう。何も起こらなければいいなと思ってるけど。そして、いつかはわたしも韓国のプライドパレードに参加してみたいものだ。そのときまでに現地で通じる朝鮮語を話せるようになってたい!!(笑)
21:55 | (性的少数者)イベントなど | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
05-12 Thu , 2016
東京レインボープライドパレード2016
20160507 1522531


このブログ、最近ほとんどセクマイイベントのことについては触れてない。というより、わたしがほとんどそういうイベントに行かなくなっちゃったからなんだけどね。だけど、パレードはやっぱり行くかな。普段会えない人たちにも会えるしね。ってわけで、先週末、7日、8日にあった東京レインボープライドパレード2016に行ってきた。東京レインボープライドパレードって確か5回目だったよね。初めて2日とも行ってきた。ただし、今年もパレードで歩かなかったけど。

2日とも、とあるブースのお手伝いって感じかな。「人手が足らないから誰か助けて」と言われたので、どうせなんの用事もないから「いいよ」って手を挙げた。

やー、すごい人手でしたね。まぁ、わたしはさっきも書いたけどパレードの1日目には今まで行ったことなかったから、例年と比べて人手はどうこう、とは言えないけど、2日目の人手はどんなもんかはちょっと分かるので、それを考慮すると「今年はまた人が増えたなあ」という感じだった。てか、2日目はブース間の道を歩くのさえ人がたくさんいてとても大変で。。すごかった。

ブースは様々な団体で賑わってましたね。特に企業ブースが大幅増で、前はほんの数えるほどしかなかったし、確か数年前は企業ブースを出してたところは「おお!ここは応援してくれるんだ!」みたいに思ったけど、今年は企業数が多すぎて、なんだか全部把握しきれなかったような。ただやはり、外資系企業が多いこと、それから金融、保険関係の企業が目についたような。ただ、年々増えていく来場者を考えると、他の企業もイメージアップのために今後も参入してくるだろうなあと予想される。東京のパレード自体、母体が変わったりしてることもあって、前のパレードと比較するのはいいのか悪いのかは分からないけど、前のパレードは企業と言えば「ゲイに支えられている企業」が主だったことを考えると、確実に時代は変わって来ているなあと思われる。

そして、今年はパレードのコースが変わって、渋谷駅前の交差点をパレードできるようになったらしい。これ、20年前に第1回目のパレードが行われたのと同じコースなんだそうだ。でも、それからいろんな嫌がらせにあって、そこは通れなかったし、それよりずっと短い距離でのパレードコースだった。警察官も厳しくて、パレードの隊列も途中で信号で止められてしまったり。けど、今年、それがなくなったのは、まぁ渋谷区自体が「同性パートナーシップ条例」を作った自治体だと言うことが大きいだろう。そういう意味でもこのパレードは恰好の自治体「宣伝媒体」でもある。そして今年、パレードは18挺団もあったそうだ。パレードだけで参加者4,500人(公式発表)。これは4,500人しかパレードを歩く希望者がいなかったのではなく、定員が決まっているのですぐに埋まってしまうので歩きたくても歩けない人たちはきっとたくさんいるのではと思う。2日間の合計人数は70,500人で、70,000人を超えた。夏にパレードやってた頃は、毎年10,000人には満たなかったから(パレード自体1日だけなので単純には比較できないけど)、まぁそんなこんなで、10年くらい前の過去から知ってるものとすれば「大きく変わったなあ」と思わざるを得ない。

もちろん、これについては賛否両論あるだろう。この結果を見ると「やっぱり資本主義社会なんだなあ」と感じざるを得ないし、「強いものが勝つ世の中なんだな」って痛いほど感じるし、「強いものが、何が正しいか決める世の中なんだね」ってことをひしひしと感じる。

ただそうはいっても、このイベント自体が「弱者のイベント」なわけで。で、思ったのは、確かに楽しかったでしょうよ、ってこと。会場で少し話した知り合いのヘイトスピーチ関係の人からは終わって「みんなニコニコして楽しいイベントでしたね」って言われたし。ヘイトスピーチの現場ではもちろんこういう雰囲気は皆無だからね。まぁ、それはそれでいいんです。楽しい雰囲気だったのは事実だし。でもね、わたしは来てた人に言いたい。特に来てた異性愛者の人たちに言いたい。

楽しむだけで終わるの?会場で「Happy pride!」ってみんなと言い合ったらもうそれで終わり?

って。あのパレードから、楽しむだけ楽しんであとは何もしない、ということであれば、それは搾取だということを自覚しておいた方がいい。

なぜ性的少数者はあのようなイベントをするのか。別に異性愛者の人たちに楽しんでもらいたいと思ってやってるわけではないです。そんな奇特なことは誰もしない。では何が目的かというと、普段、自分のありのままの姿が「社会的に見えない存在」にされているからこそ、あの場で性的少数者が集まって「自分たちだって、あなたと同じこの社会で暮らしているのだ」という「可視化」をさせたいがためにやっているわけです。

なぜ可視化したいかというと、それだけの人が権利がなくて「困っている」からですよ。わたしなんかからすると、このまま行けば、彼女と(今の時点で)10年以上一緒に暮らしてても、病院で最後を看取れるかなんかそのときが来てみないと分からないし、今だって扶養家族にはなれないし、年金だって健康保険だって「個人」として払ってます。財産持ってても(うちらにはないけど)彼女は「配偶者」として当然の相続権はありません。これが「法的に保障されない」ということ。「結婚」してたら、それが「制度」としてすべて認められる(結婚の部分についてはいろいろ議論がありますけど)。それに比べるとわたしはやっぱり「権利がない」わけです。異性愛者は「結婚するかしないか」が選べる。けど、わたしたちは「結婚する」という選択肢がない。「結婚しない(できない)」という選択肢しかない。

「そんなことを認めると社会がおかしくなる」とか、あなたは言えますか?あなた既にそういう「権利」、自分で持ってるんですよ。生まれながらにしてなんの努力もしなくても。それはあなたが「多数者」だから当然なんですか?わたしはまだ「権利」を持ってない当事者からあれこれ言われるのは、意見の相違だからそれは仕方がないと思う。けど、権利を持ってる人間から「てめえに権利なんかやらない」と言われることだけは許せない。「少子化がー」って言う人がたまにいるんですけど(笑)、今、同性婚が導入している国がどんどん出てきて、その中で出生率が落ちた国って例外的に少なく、ほとんどの国では上がってる(世界銀行統計に基づく)。少なくとも事実を知ってから言ってくれ(知ったらこれが理由にはならないことが分かるけど)。だいたい「少子化がー」って言う人は、同性婚認めたら、同性愛者の数が増えるとでも思ってるのかな(笑)

まぁ、今、日本で同性婚を導入することに賛成している人は、過半数を超えてるらしいので(去年の11月にNHKがやった全国意識調査による)、「権利をやらない」と思う人の方が今では少数者なわけだけど。ただ、過半数を超えていると言っても、たった51%で、これはほとんど「誤差の範囲」と言ってもいいくらいの数字だ。これを6割7割に押し上げるのはパレードに参加した異性愛者の人たちにかかってるわけだよね。まぁそんなん当たり前だけどね。性的少数者だけで6割7割の数字が取れるわけがないんだから。取れたらそれは性的少数者じゃないわけで(笑)異性愛者の人たちの同意があって初めて「多くの人たちが賛成している」と言えるわけだ。

でも、多くの人たちに訴えかけるのは当事者だけがやらなきゃいけないことなのか?異性愛者はパレードで楽しい思いだけして「あとは頑張ってね~!わたしはあなたたちが頑張るのをそばで見てるから!!」って性的少数者に言うんだろうか?それってすごい都合よくない?それがわたしの言ってる搾取なのだ。

「じゃあ、どんなことをやればいいんだ」って思うだろうけど、まぁそれは自分で考えて下さい。それはこちらが「こうしてくれ、ああしてくれ」と言うべき問題ではない。そもそもそう言ったとしても、それをそのままやってくれるという保証はどこにもない。自分でよく考えて「これならできそう」と思うことを少しでもやってくれればいい。「何かをやる」ということは、別にどこかの団体に入って活動しなければならないことを意味しているわけじゃないです。そんなことやってるのは、当事者だってごく一部の人だけだし。少なくとも、わたしが言ってるのは、パレードに参加して「ああ楽しかった」で終わらせては欲しくないってこと。それだけです。

さて、ここまでどのくらいの人が読んだか分からないけど(笑)

今回のパレードの1日目、自民党の稲田議員が来たようです。来たようです、っていうのは、自分の目では確認できなかったからね。人が多すぎて。わたしが1日目、会場に着いてみたら、入口付近ですごい人だかりとカメラがいて「どこの誰が来たんだろう?」って思ったら、そうだったらしい。その場では分からなかった。あとで聞いた。

しかしなぜ急にこの人が?なんの関係もないのに?って思ってた。けど、この人が今年の2月だったかに自民党の中で性的指向・性自認に対する特命委員会だっけ、正式な名前は知らないけど、それを作ったらしいね。この委員会の中でのトップではないけど、実質、言い出しっぺ、の人だし、まぁ、自民党の政調会長だからね。で、もう一つ、当事者の中では前々から超党派の議連、ってものが存在してるということはよく知られたことだろうけど、こちらでなんとかならないの、という声がある。

わたし、特命委員会と議連の違いが分からなかったんだけど、聞くところによると、議連って、勉強会とか確かにやってるけど、議連の役割というのは「各党の動きを探る」ところに過ぎないと。要するに、政策とかを練るところではないらしいです。で、政策とかはこの「特命委員会」がやってるらしい(てか、つい最近、出したよね。「カミングアウトしなくてもいい社会を目指す」とかなんとかいうやつ。これ作ったの、そこです)。

今まで当事者団体が目指してきたのは「差別禁止法」の制定だった。それが単なる「理解促進法」になっちゃった。なぜかというと、自民党は「差別禁止」が嫌いだからだ。というか、自民党自体が「日本社会において、顕著な差別はない」って言い切ってる団体だからさ(ちなみにこのことは「国連」で明言したので、これは別に自民党だけの意見じゃなくて、これは日本政府としての見解になっている)。あ、これは性的少数者に対しての差別、というわけではなく、すべての事例においてです。それに「差別禁止法」を作ると誰かが悪用する可能性があるからできない、って言うんだってさ。具体的にどういう悪用をするか、教えてもらいたいくらいだけどね。っていうか、悪用されるっていうんだったら、悪用されないような法律作ればいいんじゃないの?それに加えて「何が差別か明確に決められない」って言うんだってさ。きっと「何が差別か決められ」たら、自分たちが差別してることを指摘されちゃうからだね(笑)基本的になぜ自民党が「差別禁止法」を作りたくないかと言えば、自分たちがそれを利用して差別できなくなるからじゃないかと思う。

例えば昨日、ちょうど障害者が国会参考人だったっけ、それで出席する予定でいたんだけど「話すのに時間がかかるから」と出席を拒否された人がいます、ということが話題になった。障害者の場合は既に「障害者差別解消法」という法律がある。これは割と踏み込んだ法律みたいで、国や地方自治体は障害者を差別してはならない、という条項があるらしい。こういうの多分、自民党嫌いだよね(笑)こういう法律があると「お前たち、差別してるじゃないか。法律にも差別って書いてあるのに、ダメじゃないか」って言われてしまう。法律がないと「根拠はありませんから、自分たちがやってることは法には触れません~!」ってことになる。結局、自民党が「日本には差別はない」と言って「日本の風土に差別禁止法はふさわしくない」と言ってるのは、こういう法律があったら自分たちが差別者だって突き上げられて困るからに他ならない。だって、差別しない人は、別にこういう法律あっても全然困らないもん。

まあただ。わたしは、性的少数者に対しては別に「理解促進法」でもいいじゃん~?って思わないでもない。こんなん、あってもなくても別に「あ、そう」って感じなんだけど。確かに法律で性的少数者のことに触れている、という点では大きな一歩ではあるだろうが、まぁ評価するとしたらそこだけか。って言えるのは、わたしは世間からそこまで差別されているとは思ってないからで、差別されているとしたら、上に書いた、法的に保障されていない、ということだけなのよ(もちろん、これがそこに繋がる第一歩だと言うことは理解してる)。まぁだから、第一歩としてのやり方はいろいろあるだろうね、というのがこれに対する評価で、絶対に「差別禁止法」じゃないといやだ、ということはない。

しかし、自民党のこの言い分、実は、他の分野と全く同じなんだよね。今、「ヘイトスピーチ対策法」というのが国会で成立するだろうと言われている、というか、今日、委員会で採決らしいから、ここで通ったら国会でも通るだろう。わたしはこっちの方は明確に「差別禁止法」にして欲しかった。差別する人を処罰して欲しかった。てか、これを放置したままでいいの?って今でも思ってるし。あ、この場合の差別は「人種差別」だけど。こっちの方は本当にひどい。「日本は明確な差別事象はない」って言われると、性的少数者に対しては「まぁ概ねそうかな」とは思える。が、ことに人種差別については「どの口が言ってんだ?」って思う。あれを差別と言わずして、何が差別なのか。というか、これはだれそれが、という個人ではなく、国自体がもう制度的に差別しまくってるからね。だから、差別法作りたくないのよ。自分たちが差別できなくなるから。今、案で出てるのは「啓発・啓蒙」だけで、そんなのみんな分かりきってる。外国人を差別してはならないのは、ほとんどの人が知ってることだし、ほとんどの人は差別してない。今、対策を取らなければならないのは、教育しても教育できなくて差別しまくってる人に対して、差別を禁止して、それに対する処罰が必要だと言っているのに、それができない。

挙げ句の果て、出して来た与党案がめちゃくちゃで(1年ほど前に野党から案は出ていた。自民党はそれを通したくなかったのと、でも廃案にすると日本政府は「こんなひどい差別が起こってるのに何もやってない」ってことで国際的に非難が高まるから、不抜けた法律案を出してきただけ)。この法律案の2条には「適法居住要件」というのが付けられていて、この中に当てはまらない人たちに「難民」や「アイヌ」の人たちがいる。この法律案、このままで通ったら、要するに「難民やアイヌの人たちに対して、差別するのを国が認めています」というのと同じことなのだ。「差別していいのはこの人たちですよ」って国が言ってるのと同じなのだ。非常に怖い。これこそこれが「悪用される法律」って言えないか??

ってことで、わたしはこちらの方が大問題なのだ。そして、昔から持論として「外国人を差別していい」と言ってるのは、この間パレードに来た自民党議員だ。なのでいくら「性的少数者の問題は人権問題であると分かった」と言っても、わたしはこの人自体受け入れられない。どんなに性的少数者に対して理解していようが許せない。人間、許せることと許せないことがあるが、わたしはこれだけは許せない。

ってわけで、なんでわたしが「自民党の言い分」についてこんなに知ってるかというと、特命委員会に呼ばれた人とこの2日間、直接話してきたからです(笑)ちなみに特命委員会に言って話してきたということは、本人が団体のブログで書いてたから別に秘密事項でもなんでもないけど。その人は地方在住者なので、わたしはこの人とは毎年この場で少し話すだけの関係だけど、それでも付き合い自体は多分10年近い。この人が「自民党の論理」についていろいろ教えてくれた(ちなみにこの人自身は自民党支持者ではなく、非常に現実的な人だと思う。今の国会はどうしても自民党が賛成しないと法案は成立しない。取り敢えず「これが一歩」と考えている人は一刻でも早く法律を制定させるのが目標だろうから、どうしても自民党と話をしなければならない)。その人は特命委員会に呼ばれて話してきたときのことを話してくれた。そこでは議員の無理解から、その人自身が傷つくこともたくさん言われたそうだ。「今、いろいろな話をして(議員が)差別はいけないって言ってたのに、その(傷つく)言葉を当事者である自分に言うのか!?」と思ったそうだ。ただ、それはやっぱり無理解から来るもので、理解したら多分大丈夫だろうとは言われた。わたしはその「自民党の論理(禁止法は日本にそぐわないとか)」がやっぱりおかしいと思うんで、わたしもその人にいろいろ意見を言ったけど、わたしの頭の中にあるのは、人種差別のことが第一であり、性的少数者第一の人にはほとんど通じなかったみたいだ。。てのはやっぱり、性的少数者の方だと、自民党の言い分もある程度まぁそうかなと思えてしまうわけで。難しいですね。

それにしても、ネット上で自民党議員が来たことについて、あれこれ読んだけど、事実誤認が多いんだよなあ~。稲田議員は勝手に来て勝手に帰ったわけじゃなく、主催者側もちゃんと来ることを知ってたし(呼んだわけでもないが、それはどの議員にだって「来てください」とは言ってないだろう)、5分で帰ったわけじゃない。確かに時間的には短かったと思う(1時間程度)が、それでも会場を一回りはしたと思う。気に入らない相手のことに対して、否定的に見たくなるのは分かる(わたしを含めてだが)。しかし、「主催者側は来ることを知っていたか、知らなかったか」「5分で帰ったか、帰っていないか」というのは、比較的容易に判断できることで(あんだけのSPだのカメラマンだのいるのに、勝手に来るわけはないよなとか)、事実じゃないことに対してあれこれ言うのもどうかと思ってる。それって、結局、自民党支持の人たちが事実じゃないことばっか言ってるのと結局やってることは変わりがないんじゃないかな~と思う。

そもそも評価というのは事実を知った上で始めることで、例えば「たった1時間しか来ないなら来るな」と思うか「1時間もいたんだから上出来だ」と思うか「そもそもパレード会場に来るな」と思うか「来たとしてもまったく評価できない」と思うかは個人による。事実自体が誤認なのに、その上で評価しても、それは正当な評価とは言えない。事実自体をどう知るか、についてはそれに関わった人に聞くのが一番じゃないかね。まぁそこら辺については、知りたい事象にも因るでしょうけど。

今回のパレードに参加して改めて「自分のやれることはやらなきゃね」と思った。もちろん、今まで何もやってなかったわけじゃなく、少なくとも自分がやりたいことはやってたけど、まぁそれを今後も続けて行こうかなと。細々とでもいいんだよね。っていうか、わたしは権力者じゃないから細々としかできないし。まぁでもそれでいいんだ。
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04-12 Sun , 2015
「えっ、中野区ってそうなの?」~"LGBT力☆リッチ&プア〜ダイバーシティの謎"で話したこと~
昨日の夕方、新宿二丁目のaktaで「LGBT力☆リッチ&プア〜ダイバーシティの謎」というイベントが行われたんだけど、その中でわたしは「えっ、中野区ってそうなの?」という題名で話をした。これは例の渋谷の条例(渋谷区男女平等及び多様性を推進する社会を推進する条例)ができたけれど、実はこれって既に中野区ではできるようになってるみたいよって、大雑把にいえばそういう話をするつもりだったのだけれど。

が、事前に調べて行くうちにどうやら「中野区だけじゃなく、もしかしたら日本に住んでるわたしたちにももう既にできることはあったのだ」ってことが分かってきた。もちろん、これは渋谷の条例と同じく法的拘束力はないけれど、でも、国が見解を出してたり、議会で質問、回答をもらっていることだったりするので、それなりに力はあるものだ。

なので、そういうことも含め、当日時間がなくて話しきれなかったこと(特に根拠の部分ではほとんど話をすることができなかった)、また、シナリオなしのぶっつけ本番でしゃべったので(わたし、こういうのでシナリオ作るの嫌いというのもあるが)言葉足らずなところがあったと思うので、あのとき自分は何を話したかったかということを記しておきます。

まず、渋谷の条例では「何ができるようになるのか」というのを、4月1日付け東京新聞に載ってた「東京都渋谷区が発行するパートナーシップ証明書の効力」という図を使って説明。この図は事前に区側が説明したものに基づいている。そこには

【有効】
・家族向け区営住宅への入居
【事業者が認めた場合は有効】
・入院時の面会や手術の同意書へのサイン
・企業からの結婚祝い金の支給
【効力なし】
・婚姻の証明、相続、配偶者控除など法律に基づく制度

と書いてある。しかし2月12日にこの条例がまだ案だったときに報道された「できること」は「アパート入居」と「病院での面会」が挙げられていた(そのときに書いたわたしの文章はここ。ここには共同通信で配信されたものを載せた)。これ、一つ一つを見ると微妙に異なっていて(例えばアパート入居は民間での家探しのことだし、区営住宅入居については区条例に基づくもの、入院時の面会にしたって、意識があるとき、意識不明なときで扱いが違う)、正確に言おうとするととても骨が折れることなんだけど、だけど、ここをしっかりしていないと「自分たちはどこまで何ができるか」がはっきりしない。なので、説明がすごく複雑になっちゃうかも知れないけど、一応書いておく。誰かの何かの参考になればと思います。ちなみに「★」マークが付いているものは「既にわたしたちができること」であり、「☆」マークが付いているものは「中野区でできること」になってます。

★わたしたちは既に、緊急時にはパートナーの安否について連絡をもらえることになっています。ただし、そのことを明記したものを災害時(事故時)に携帯しておかねばなりません★

わたしは随分前から「緊急連絡先カード」というものを財布の中に入れて持ってます。これは「わたしが事故にあって意識不明になったときにはこの人に連絡してね」というもので、そこにはパートナーの名前と連絡先が書いてあります。でもわたし、これって「お守り」みたいなものだろうって思ってた。けど、これについては厚生労働省が平成16年12月24日に「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン」というものを出してて(その後2度改正されてて最新版は平成22年9月17日のもの)、その中の(2)第三者提供の例外②人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき(22-23ページ)に当たってます(②は機種依存文字だと思うけど、ここではそう書いてあるので許して下さい。②は「丸に2」です)。そこには例として「意識不明で身元不明の患者について、関係機関へ照会したり、家族又は関係者等からの安否確認に対して必要な情報提供を行う場合」「大規模災害等で医療機関に非常に多数の傷病者が一時に搬送され、家族等からの問い合わせに迅速に対応するためには、本人の同意を得るための作業を行うことが著しく不合理である場合」とあります。

そして、これについて、議会で質問をした人がいます。平成17年9月の大阪府議会定例会本会議において「同性パートナーもこの中に含まれるか」と聞いた人が。まぁ「大阪府」って時点でピンと来た人もいるだろうけど、尾辻かな子さんですね。わたし、この発言を読んで思わずうるっと来ちゃいました。本当は一連のやりとりを文章コピペしたかったんだけど、著作権がらみで許可を受けないとダメらしいので、取り敢えずそれは止めときます。で、尾辻さんはこの中で2つの質問をしています。「災害時に患者の情報を提供できる第三者の範囲に同性パートナーは含まれているか」ということと「府立の病院における同性パートナーの面接、病状説明等の取り扱いはどうなっているか」ということ。で、わたしがこれ読んで特に感動したのは一番最後の

厚生労働省のガイドラインに沿って、患者の意思が最優先されるということをお聞きしました。厚生労働省のガイドラインに沿って対応ということは、全国の病院でも同様の対応が可能ということで考えております。

という尾辻さんの発言ですね。これ、大阪府議会なんで、本当はわざわざここの部分は言わなくても構わないわけだよね。だけど、これをここでわざわざ発言したってことは、尾辻さんは全国の人に向かって「これはあなたたちにも使えます」と言いたかった、特にここを各地のこれからの議員に向かって「ここは使えますよ」って示してる。議員は自分の質問をするときに全国で既に言われていることはないか、徹底的に調べて「ここではこう言われてこういう回答がされています」ということを使うはずだから。なのでこれは完全に未来を見据えた発言なわけで、わたしはここに尾辻さんの政治家としての優秀さが垣間見えるような気がするんだよね~。この人が議員じゃないってことは、本当にわたしらにとっては損失というべきだと思うんだけど、今、尾辻さんは何やってんだろうね~、、、

話がずれました(笑)

で、これ、当然のことながら、今現在、渋谷区に住んでる人だって、お金がかかる公正証書とかいろんなものを提出して、公序良俗も誓って「同性パートナー証明」をもらわなくても、緊急連絡先カードを持っているだけで大丈夫なんだよね。

そして「緊急連絡先カード」は検索すると結構各地の自治体が作ってるのね。それを携帯してもいいと思うし、自分で作っても構わないと思うし、わたしはQWRCって大阪の団体が作ってる「緊急連絡先カード」を持ってます。緊急連絡先カードが欲しいと言えば、送ってくれるそうですが、その際、この緊急連絡先カードを作るためのカンパも忘れないようにして下さい!

で、中野区でも「防災緊急連絡カード」というのがあります。これは区役所8階13番窓口に行って「防災緊急連絡カードをください」と言えばタダでもらえます。実際、わたし行ってもらってきました。特に名前も住んでるところも何も言う必要はなかったし、窓口で対応してくれた人はとても親切でした。裏面に相手の氏名などを書く欄があって、そこに「続柄( )」ってところがあるんだけど、「ここには同性の場合、どう書けばいいですかね~。配偶者とは書けないし、妻とか夫とかじゃないですしね」って聞いたら、一生懸命考えてくれて「パートナーでいいんじゃないですか?」って答えてくれました。実際、窓口の人と話して思うことは多々あったんだけど(多分、自ら「同性パートナーが」とか言ってくる人に対応するのは初めてだろうなとか)、こちらに対して「協力したい」って姿勢は多々見えたというか(ちょっと過剰に感じてしまったけれども(笑))。とにかく「何、あんた?」とか「そういう人たちは知りません」という姿勢では少なくともなかったので、安心して窓口に行って欲しいです。

で、中野区の「防災緊急連絡カード」は、一つの特徴があります。他の自治体では「連絡して欲しい家族」と書かれているところが「連絡して欲しい家族等」と書いてあるんです。もちろん「家族」だったとしても、上に書いた理由で家族以外の人にも連絡はいくでしょう(たとえ名字が違ってたとしても)。けど、やはりここは「家族等」と書いてあるとなんだかホッとするんだよね。これはおかしいといえばおかしい感覚なのだけど。やっぱり心のどこかで「自分は法律で認められていない=家族と認められていない」引け目みたいなのは感じてるんだろうな~。

そして、中野区にはこれと関連してるけれど、一つ、他ではできないこともできることになってる。

☆中野区では、災害時に安否確認を区に照会した場合、同性カップルでも「同居の親族」と同等な情報がもらえます☆

これは平成25年11月26日中野区議会本会議(第4回定例会)で話されている。タグが付いてないのでこの中から発言を探すのは大変だけど、「石坂わたる」で検索してみてください。

ここに出てくる「災害対策基本法施行規則」というものなんだけど、そこの第八条の三に(安否情報の提供等)というものがまずある。

第八条の三  法第八十六条の十五第一項 の規定により安否情報について照会をしようとする者(以下この条において「照会者」という。)は、都道府県知事又は市町村長に対し、次の各号に掲げる事項を明らかにして行わなければならない。
一  照会者の氏名、住所(法人その他の団体にあつてはその名称、代表者の氏名及び主たる事務所の所在地)その他の照会者を特定するために必要な事項
二  照会に係る被災者の氏名、住所、生年月日及び性別
三  照会をする理由



災害が起こったときに、区に対して上記のことを明らかにして照会すれば、

3  第一項の照会を受けた都道府県知事又は市町村長は、次の各号に掲げる場合の区分に応じて、当該各号に定める情報を提供することができる。ただし、当該照会が不当な目的によるものと認めるとき又は照会に対する回答により知り得た事項が不当な目的に使用されるおそれがあると認めるときは、この限りでない。
一  照会者が当該照会に係る被災者の同居の親族(婚姻の届出をしないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者その他婚姻の予約者を含む。)である場合 照会に係る被災者の居所、負傷若しくは疾病の状況又は連絡先その他安否の確認に必要と認められる情報
二  照会者が当該照会に係る被災者の親族(前号に掲げる者を除く。)又は職場の関係者その他の関係者である場合 照会に係る被災者の負傷又は疾病の状況
三  照会者が当該照会に係る被災者の知人その他の当該被災者の安否情報を必要とすることが相当であると認められる者である場合 照会に係る被災者について保有している安否情報の有無
4  前項の規定にかかわらず、第一項の照会を受けた都道府県知事又は市町村長は、当該照会に係る被災者が照会に際しその提供について同意をしている安否情報については、その同意の範囲内で、又は公益上特に必要があると認めるときは、必要と認める限度において、当該被災者に係る安否情報を提供することができる。



これに沿った対応がされる。一般には同性カップルの場合は「4」が当てはまる(同意の範囲内、であることから、自ら意思表示はしてなきゃならないけど)。んだけど、中野区からは「第3項の一」、要するに同居の親族と同じとして扱う、と回答をもらっているそうだ。ここまでの回答を役所にさせているのは、中野区、もしかしたら世田谷区でもやってる可能性は高い。けど、調べてないので分からない。まぁほとんど「独自」といってもいいだろう。

それから、パートナーが病気で入院している際、

★わたしたちは既に病院から患者(パートナー)の病状説明を受けることができます★

医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン」の話に戻るんだけど、そこの中の「5.家族等への病状説明」(8ページ)に「本人以外の者に病状説明を行う場合は、本人に対し、あらかじめ病状説明を行う家族等の対象者を確認し、同意を得ることが望ましい。この際、本人から申出がある場合には、治療の実施等に支障の生じない範囲において、現実に患者(利用者)の世話をしている親族及びこれに準ずる者を説明を行う対象に加えたり、家族の特定の人を限定するなどの取扱いとすることができる。」と書いてる。一方、患者が意識不明だったときは「医療・介護関係事業者において、本人の家族等であることを確認した上で、治療等を行うに当たり必要な範囲で、情報提供を行うとともに」とある。ここでは「家族等」についてははっきりと説明してないので、かなり微妙なところではあるが「家族等」と書いてあるところでどう判断されるかだろう。ただ、上に書いたけど、大阪の府立の病院は、すでに同性パートナーを家族として扱うと府が回答している。

★わたしたちは既にパートナーが人生の最終段階を迎えているときに、家族として今後のケアの方針などの話し合いに参加することができます★

これについては「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」というのがある。これは平成19年5月にできたものだけど、つい最近、今年の3月に改訂された。ただ改訂されたと言っても従来の「終末期医療」という文言が「人生の最終段階」に変わっただけみたいね。中身は変わってません。

このガイドラインを見ただけでは実は「家族」としか書いてないんです。が、これと同時に出された「解説編」の中の「注10」に「家族とは、患者が信頼を寄せ、人生の最終段階の患者を支える存在であるという趣旨ですから、法的な意味での親族関係のみを意味せず、より広い範囲の人を含めます(このガイドラインの他の箇所で使われている意味も同様です)。」と書いてある。こんなところに書いてただけでは分かんないじゃないか、と言いたいところだけど(笑)

ただし。

上記すべてのことに当てはまることなんだけど、

議会できちんとした回答をもらっていないところでは、これらは全部無視される可能性はあります。

あと、ガイドラインは「法律」ではありません。要するに「国としてはこう考えています」と言っているに過ぎなくて、そこには法的拘束力はありません。だから、

「ここにこう書いてあるからこう取り扱ってくれ」といっても、そうならない可能性はあります。

というか、実は無視される可能性の方が高いと思ってます(ただし、緊急連絡先カードはそれなりに実績のあるものだし、病院側も大規模災害時には身元不明より誰かしら分かった方がいいというメリットはあるから、おそらく無視はしないと思うけど)。特に患者の意識がなくなった場合などの取扱いは、「ただの友人」レベルになる方が多いでしょう。それはひとえに、病院側が「訴訟を起こされると困る」からです。現実として、自分の配偶者と自分の家族(親など)がとても仲が悪い場合がありますよね。配偶者だったら、法的に保護された存在なので、病院側はそれなりに丁重に扱わないといけないでしょう。だけど、本人が亡くなってしまったあと、配偶者と家族(親など)が病院の治療方針などをめぐって争う場面がある。「あいつが勝手にああやってしまったので、死んでしまったのだ」など。そうすると病院側は「なぜそういうことをやったんだ」と訴えられる。これが一番怖いわけで。配偶者も家族も法律で保護される存在だから、病院側は両方を同じように扱わないといけない。病院側は訴えられるととても面倒なわけです。が、これが片方、法律で保護されていない同性カップルや異性カップルでも事実婚の人たちだったら?

病院はこれ幸いと、法的に保護されていない人たちが無視できます。そうすると、そのあと余計な争いも起こらない。病院はとても楽なわけです。無理して法的に保護されていない人たちに説明したり、治療方針について相談したりしたら、法的に保護されている親族などから「なぜあのときにあんなことをした」と訴えられるかも知れない。こういうことがある限り、病院は同性カップルや事実婚カップルに対しては「親族として取り扱わない」という態度を取り続けるでしょう。わたしたちにとっては「不条理」としか思えない対応なのだけど、病院も余計なことをしてリスクは負いたくない。ガイドラインでそう決めてあっても、それは実質的には有効には使われないだろう。悲観的だけど、わたしはそう思ってます。

で、この解決方法だけど、それはもう、同性カップルが法的に保障される以外、道はないだろうなと思ってます。イコール同性婚かというと、それはまた違うとは思うんだけど、そういう権利がきちんと入っている「パートナーシップ法」制定とか、そういうのしか解決方法はないでしょうね。。。まぁ、わたしたちは今現在の世の中では、そういう「微妙な立場」なんですよね。

医療関係についてはひとまず終わります。次はアパート入居関係です。これは中野区独自です。

☆中野区では、同性カップルや友だち同士などで家を探すときに、区に認定された民間の不動産屋さんが協力してくれます。協力してくれなかったなどの悪質な場合は、区は不動産屋さんを指導でき、また最悪の場合は区の認定が取り消されます☆

これは平成23年12月5日中野区議会本会議(第4回定例会)で取り上げられたもの。これは区長が「住み替えを希望している方が困ることのないよう協力体制の整備に努めてまいりたい」と答えている。

で、具体的な内容なんだけど、同性カップルや友だち同士で家を借りたいと思ったときは、まず区役所に行きます。区役所9階4番窓口(都市計画分野住宅施策担当)が窓口です。そこで区に認定された「中野区住み替え支援事業協力不動産店」のリストを渡されるそうです。全部で40件くらいあるらしい。そこからまず行きたい不動産屋さんを探して、そこに行って物件を探してもらう。そこで見つかればいいんだけど、それで見つからない場合がある、または不動産屋さんの対応が悪かったりして探し出せないときがある。そういうときは、もう一回区役所の窓口に行きます。そうすると、区から一斉に協力不動産店に対し「こういう人たちがこのような物件を探しています」という連絡がいくそうです。で、その条件に合った物件がある不動産屋さんは、区に対して「こういう物件を持っています」というFAXをするそうです。で、希望者はその中から探す。

こういうシステムなんだそうです。で、不動産屋さんの対応が悪かったり、差別的な発言をされたときは、役所に言えば、役所から指導が行くそうです。最悪の場合は認定取消になることも。ただし、渋谷区と違ってそのことは公表はされません(渋谷区は事業者公表と規定されているが、この部分は「厳しすぎる」として附帯決議をつけて条例が可決されたけど)。実際、このシステムで物件を探した同性カップルもいるらしいのだが、実はすんごく数が少ないらしい。だって、このシステム、ほとんど宣伝されてないからね!区役所のウェブサイトを見ても(民間賃貸住宅への住み替え支援のページ)、どこにも「同性カップル」とか「友だち同士」って文字は見当たらない。「同性カップル」とか「友だち同士」は4.の「その他、自ら物件を探すことが困難な方」の中に入ってるんですよ!!!これでは「自分たちは入っているのかどうか」が、全然分かんないよ!区役所に問い合わせてみる気にすらならないよ!!!「防災緊急連絡カード」も区役所のウェブサイトで調べたときは、どこでもらえるか分かんなかったけど、ホント、中野区のウェブサイトは見にくい!!これ、どうにかして欲しい。。

で、最後です。渋谷区の条例についてなんだけど、わたしはこの条例について、2つだけ評価してます。

1点目は、

「同性パートナー」という文言を条例に入れたこと。

2点目は、

区営住宅について言及していること。これは「第16条 渋谷区営住宅条例(平成9年渋谷区条例第40号)及び渋谷区区民住宅条例(平成8 年渋谷区条例第27号)その他区条例の規定の適用に当たっては、この条例の趣旨を尊重しなければならない。」の部分のことです。

1点目から。一般的に考えて、今までどこにも表記されていなかった文言を条例に入れることは、非常に大変なこと。可決されなければ意味がないし、可決されるためには半数以上の議員の賛同を得られなければならない。条例に文言を入れると言うことは、本当に重いことだし、よくも悪くも「前例主義」である日本の行政に対して条例の中に「同性パートナー」という言葉を入れることは、次に繋げやすくなるということです。だからわたしはこのことについては、率直に評価はします。

2点目。今まで公営住宅の「入居条件」っていうのは、旧公営住宅法第23条第1項に「現に同居し、又は同居しようとする親族があること。」と定められていたらしいのね。「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(平成23年法律第37号)」の第32条(このpdf、縦書きでめっちゃ読みにくいんですけど!)に公営住宅法の一部をこう変えなさい、って書いてあり、この項は廃止されたらしい。これがなくなったことによる一番のメリットは単身者でも入居可能になったということらしい。でも、これがなくなったので、地方自治体独自で「どういう人が入居条件になる」というのを決められるということでもある(多分ね、、、)。

なので、今回の渋谷は区営住宅条例やその他の条例の規定に際して、この条例を考慮に入れろって書いてあるということは、区営住宅条例やその他の条例に「同性パートナー」という文言は入れ込むことは考えていないにせよ、同性パートナー証明を持っている人はそこに入りますよ、と言ってるってことだよね。ちなみに渋谷区営住宅条例は既に「(使用者の資格)第五条 二 現に同居し、又は同居しようとする親族(婚姻の届出をしないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者その他婚姻の予約者を含む。以下同じ。)があること。」になってるんで、おそらく解釈として「事実上婚姻関係と同様の事情にある者」の中に区の発行した同性パートナー証明を持っているもの、を含めるんだろう。

いやー、昨日の時点では見落としてたんだけど、「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(平成23年法律第37号)」の先を読むとね、公営住宅法の一部をこう変えなさいの中(第32条の中)に「第二十七条第五項中「親族」の下に「(婚姻の届出をしないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者その他婚姻の予約者を含む。)」を加える。」って書いてあるんだよね~。もしかしてこれ、解釈次第でなんとかなる問題になってたのね(ごめんなさい、昨日の時点ではここのことは気が付いてなかった)。

確かに家賃が民間の住宅に比べて安い公営住宅に申し込めることになったことは、一つの進歩だとは思う。今まで申し込む資格すらなかったんだから。けどね、公営住宅って倍率とっても高いんだよね。ってことは、

わたしたちは今まで宝くじを買う権利がありませんでした。だから買うことができなかった。今度からは宝くじを買えるようになりました。だけどだからといって宝くじが当たるかどうかは分かりません。

ということと同じことなんだよね。確かに宝くじは買わないと当たらない。けど、当たる確率はめっちゃ低いよね。ちょっと調べてみたところ、中野区の区営住宅の倍率は平均で12倍、渋谷区はもうちょっと低くて8倍程度だったかな、都営住宅などは100倍~300倍、400倍は当たり前でした。ってことは、いくらそこで「宝くじ」が買えても、こんなん当たるのかよ~みたいな感じなんだよね。そういう意味では当事者にとっては「実の少ない」条例改正なり、解釈とも言える。それだったら中野区の「住み替え事業」だったら、言えば必ず対応してくれるのでそっちの方が「実のある政策」と言える。

しかも区営住宅に申込みができる条件は、収入が定められている限度内にある人だ。申込みをしたいがために、数万かかる公正証書だのなんだのを作らないといけない。これって、本当に困窮している同性カップルは救われるのだろうか?という疑問も起こる。

ただ、評価できるのはやはり「宝くじを買えるようになったこと」。これはとりもなおさず「同性カップルの地位向上」を意味することなので、一つの進歩だとは言えると思う。ただ実は少ない。そういうことだよね。

とまあ、だいたいこんな趣旨のことを話してきた。

やっぱね、今回思ったのは「今現在でも案外できることはあるんだな」ってことと、使える制度はもっと使わなきゃってことだった。よく世田谷区議の上川さんが「役所に当事者の姿が見えない」って言ってるけど、今回役場の窓口に行ったときにそれは痛感した。確かに「カミングアウトなんかしたくない」って思うのは分かる。けど、別に役場の窓口で住所や名前を言うわけじゃないし、聞かれるわけでもない。もらえるものをもらえばいい。分からないことがあったら質問だけして帰ればいい。役所の職員、市区町村だったら住民の、都道府県だったら都道府県民の、そして国だったら日本に住む人たちのためにある。役所はそんなに怖いところじゃない。

昨日話すために、いろんなことを調べて、いろいろな人に聞いて、一番感じたのがそれ。わたしもそうだったんだけど、使えるものの情報共有があまりにもされてない。だから、情報共有はたくさんの人にしておかなきゃな~、そして実際使わなきゃな~、自分はここにいるってことを言わなきゃな~ってことだった。
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04-07 Tue , 2015
忙しい!のと「お知らせ」
旅行から帰ってきてしばらくは何も用事はなかったんだけど、3月終わり辺りからなんだかいろんなことが積み重なって、とてもとても忙しくなってきてしまった。なので、ブログがなかなか更新できない。旅行記も途中だし、息苦しいのも実はまだ続いてるので(とてもしつこい)、そのことについても書きたいんだけど。。

取り敢えず、自分のやってることで表に見えること。お馴染み、新宿二丁目のaktaでやります。

PART1 渋谷区と同性愛の謎のカ・ン・ケ・イ展
16:00-22:00

2014年の東京レインボーウィーク発行冊子で取り上げられた、竹内久美子著『同性愛の謎』(2012、文春新書)に書かれているLGBTにまつわる想像や妄想や期待や偏見に対する盛大なツッコミと、渋谷区による公園封鎖や野宿者排除を含めた浄化政策について批判的な視点での情報共有、おすすめ関連書籍の紹介の展示です。

誰の場や権利が奪われ、それがどのように正当化され、わたしたちがどう関与しているかを考えます。

イベント:LGBT力☆リッチ&プア~ダイバーシティの謎 4/11(土)16:30~19:30
主催:フツーのLGBTをクィアする
http://www.akta.jp/schedule/index.html

予定ではaktaの壁にパネルを11枚作って貼るんだけど、わたしはそのうち「同性愛者、両性愛者に対する偏見」という項目を担当しています。昨日の夜はそのパネルを作りに行ってきたところ。

それから、11日のイベント「LGBT力☆リッチ&プア~ダイバーシティの謎」でも今のところ、話す予定。ていうか、全然これに出るつもりはなかったんですけど(笑)リレートークという感じで、今のところわたしを含めて4人で話すことになってるのかなー。一人一人テーマは違ってて、わたしは「中野区」について話します。

といっても、正直、話せるのかなという気はしてて、よく分かんないので「予定」になってます。取り敢えず今回の渋谷のこれは、実は既に中野区ではできるようになってたんだよ、ってお話。だけど、渋谷区の条例で定められたことと中野区で今のところできることは、重なってるところもあるけどそうでないところもあり、一方的に渋谷区の批判にはしないつもりです(っていうか、こういうことやるとなんでも「反対してる」って思われるかも知れないけど、わたしは別に「反対」とは言ってなく、おかしいところもあると言ってるつもりなんだけどね。まぁ他の人はどうだかは知りませんが)。

あと、19日と25日に、わたしが所属してるレインボー・アクションって団体で、わたしが担当してる「かもカフェ」と「ちょこっと ゆるカフェ」というのをやります(っていうか「ゆるカフェ」「かもカフェ」はこれまで3年、毎月やってるけど)。

「ちょこっと ゆるカフェ」はパレードの合間の25日の夜にやります。対象は「地方からパレードを観に来た人」です。東京及びその近辺の人は少し遠慮して欲しいなと思ってます(東京及びその近辺の人には毎月やってるわけだから)。

詳細はここに(レインボー・アクションのブログに飛びます)。

第18回「かもカフェ」を開催します

「ちょこっと ゆるカフェ」を開催します●東京レインボープライドの合間の4月25日(土)18時半から、なかのZERO・和室にて

取り敢えずお知らせでした。
4月中はばたばたしてるので、あんまり記事が更新できないかも。
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04-29 Sun , 2012
東京レインボープライド2012に行ってきた
従来の東京プライド主催のパレードではない、東京レインボープライド主催の東京レインボープライド2012というパレードに参加してきた(ってこのイベント、パレードなのに「パレード」という名称は付けてないのね)。

実のところ、今のわたしは体調的には回復期にあり、行けるか行けないか迷ったのだけれど、パレードには参加せず、会場に行くだけだったら大丈夫かな、と思って、行くだけ行ってみた。

G.W.が始まったから、都内は空いているかと思ったら何が何が。新宿行くまで電車の中は大混雑。ちょっとした通勤ラッシュ並みに混んでた。。なので会場の代々木公園に着くまでに既にわたしは疲れていた(苦笑)

しかも今日はすっごく天気が良くて。天気がいいのは有難いのだが、少々気温が高かったような。。しかもステージ前の席は空いていて座れるのだが、日差しを遮るものがないため、座っていても体力は消耗する。ってことで、最初はステージ前の席に座っていたのだが、早々に退散した。

ただ、後ろの席の方に親の会の人がいたので、つい最近、「子どもがカミングアウトする前に同性愛者だと知ってしまった どうすればいいか」などという検索用語でわたしのブログが引っかかってたので、そういう人が親の会に出会えればいいなと思い、親の会のサイトをリンクさせてもらったんですよーと報告(?)したりした。わたしのブログを読んでも全然参考にならないからさー。それで親の会の人とちょっと話した。わたしもいろいろあって、未だに親から「理解不能」などと言われたりするからさ。いや、理解不能なのはいいのよ。わたしだってなんで自分が同性愛者なのかよく分かんないもん。それにそれは誰のせいってわけじゃないしね(んなこと言ったら、異性愛者だってなんで自分が異性愛者で生まれてきたのか分からんでしょ。それと同じなのよ、ホントは。なのになぜか少数者だけ「なんで○○なんですか」って言われるという。。それってとても不条理だと思うのだが)。だから、別に親から理解されようがされまいがそんなことはいいのだけれど、でもそういうときに親の会の人から「親は子どもの幸せを願うけど、子どもは親の幸せなんか願わなくてもいいのよー」なんて言われるとなんだかホッとした。。本当の親ではないけれど、「親」って立場の人にそう言われることって結構有難かった。。

それからはフラフラとブース巡りをしたり、あとは久しぶりに会う知り合いと話したり。

会場は結構人が来てた。夏のパレードはわたし、楽器吹くのがメインで、会場の様子なんてほとんど知らないのだけれど、人によって「外国人が多いね」とか「女の人が多いね」とかいろいろ聞いた。確かに一見、なんも関係なさそうな外国人のノンケカップルに見えるような人たちが、実はなんかよく見ると身体にレインボーを付けまくってる、、なんてのも目撃したんだけどね。ただやはりというか、楽器関係者は少なかったような(笑)まぁパレードで楽器を吹く、というのは一種の「自己主張」で結構それが快感だったりもするので、それがないとあんまり興味がないかな、と思ったり。

あとはマスコミ関係者を割と見かけた。なんか一見なんの関係もなさそうな経済誌だったり、放送局だったりいろいろ。。最近、企業で「LGBTダイバーシティ」なんかが注目されてて、その影響なのかな。またブースも一見、LGBTになんも関係なさそうなベーグル屋さんとか、そういうのもあったし。そういう意味では前に比べると別の方面(経済的な面)から注目され始めたのかも知れないなと思う。前はパレードがあっても全然報道されなかったものねえ。

あ、あと、ゲイカップルで同性婚しているアメリカ大阪総領事の人たちも来てた。わたしは見てないけど、パレードが終わったあとのステージで何か挨拶があったらしい。そういや、政治家のみなさんも来てましたねー。そういう意味では政治的でもあったかも。でも政治が変わらないとわたしらの生活も変わらんもんね。政治家の人たちもどんどん参加してもらって、大いに政治的になった方がいいと思う。

ちなみに主催者側の発表では、パレード参加者2500人、沿道参加者2000人なんだそうだ。わたしらみたいにパレードの登録もせず、沿道からも見なくて、ただ会場に行っただけの人間ってカウントされてるのかな。

「もうすぐパレード出発です」ってときに、わたしらは会場を後にして、表参道のgossipってゲイフレンドリーなカフェに行った。一回、彼女と一緒に行ってみたかったんだよね。

わたしらみたいにパレード抜け出してここに来てる人はいるかな、と思ったんだけど、わたしらが店に着いたときは、店の中はだーれもいなかった。そしてしばらくの間はうちら2人だけで、疲れてたんだけど、とてもゆっくりすることができた。お店の人もわたしらを見たらカップルだと思ったのか「今日、パレードやってるんですよね」って聞いてきた。なので「うちら、パレード会場にいたんですけど、パレードには参加せずにこっちに来たんですよ」って話したりして、和やかなムードだった。コーヒーおいしかった。

ってわけで、この時期にやる初めてのパレードにしては随分人が集まったんではなかろうかと思う。わたしは事前の宣伝があんまりないなーと思ってたんだけど、そうでもなかったみたいね。

今年は8月にもまたパレードがあるし。

わたしは東京に2つパレードがあったっていいと思ってるんだよね。選択の余地ができたし、出たい人は2つとも出ればいいし。。ただ、大変だろうけど、単発でなく継続してやって欲しいなーと。継続することによってまた参加する人が増えてくるだろうしね。それは毎年じゃなくても2年おきでも3年おきでもいいんだけどね。継続するってことが分かっていれば。

なんて部外者からの勝手な意見でした(笑)

あーでも久々に仲間に会えて嬉しかった。
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06-07 Tue , 2011
NLGR+に行ってきました
6月4日、5日と名古屋であったNLGR+(というHIV/AIDS啓発イベント)に行ってきた。

去年10回目で一区切り付いたNLGR(Nagoya Lesbian & Gay Revolution)は今年からまた新たにNLGR+という形で戻ってきたのだけれど、この「+」と言う意味は、Gay、Lesbianだけの祭りにしない、という意味を込めて付けられたらしい。まぁ、あとは今までALN(Angel Life Nagoya)が主体でやってたけど、今年からNLGR+実行委員会が開催するようになったみたいだ。ただ、わたしは特に内部情報に詳しいわけじゃないので、具体的にどこがどう違ったのか、みたいは話はちっとも分からないのだけれどね。

わたしはNLGRに行くようになって今年で5年目。去年を除いてだけど、毎年名古屋だけはただの「客」でいられるので(楽器を吹かないので)、比較的、気楽で友だちに会いに行ってる、という感じなイベントだ。1年に1回、毎年そこでしか会えない友だちもいるし、同じ東京に住みながら、NLGRだけは確実に会うね、って友だちもいる。わたしにとっては「旧交を温めに行く」という感じがするイベントなのだけれど、ただ毎年、確実に新たな友だちもできていて、そこがまた面白いところなのだけれどね。

今年は「まぁ行ってみれば、適当に過ごせるだろう」ってことで、事前にプログラムを見て何を見るかを決めることなくなんとなく行ってきた感じだったんだけど、今年は割と2日間、べったり会場にいたような気がする。

女子ブースができたのが大きいかも。ま、女子ブースは去年からあったわけだけど、去年は「お休み処」なんだけど、わたしが行ったときは人っ子一人おらず、なんか「無料休憩所」みたいな感じだった。けど、今年はちゃんと女子ブースに貼り付いている係の人がいて、それなりに人も賑わってて、しかも疲れたら休ませてくれて、すごくよかった(笑)というか、5年目で、NLGRで地元の女性とお話しできたのは、これが初めてだった。まー、これも事前にtwitterで知り合いになってた、ってのも大きかったかも知れないけど、5年目にして初めてビアンバーってところに行きたいなと思い、事前にどこのビアンバーがいいのかを教えてもらったりしたのもよかったかな~。でも名古屋には3軒しかビアンバーがないらしい。しかも会場の池田公園に近いビアンバーは2軒のみで、選択するほどのことはなかった。ただ、事前に「こんな感じです~」って情報はありがたかった。オススメされたビアンバーに1日目の夜に行ってみたけど、ママさんが積極的に話しかけてくれたりして、とてもよかった。まー、いつものことながら、ビアンバーでは友だちはできなくて、結局彼女と二人で話してきただけだったけど(苦笑)

あと、1日目のステージで、NSM48(Nagoya Sexual Minorty 48)っていう、女の子が13人ほど出て来て(なんでも選挙で選ばれた13人らしいけど(爆))AKB48の曲を踊ったのが、なんかすごい楽しくてね。今までゲイの人が出て来て踊ることはたくさんあったけど、女の子が出て来て同じように踊る、なんてことはなかったわけで、しかも、その人たちのセクシャリティーは分からないけど、でも多分、確実に男性を意識したものでないわけで(その証拠に、彼女たちを見に来たらしい女の人がすごいたくさんいた)そのステージの司会の人も「女の子のためのショーです」みたいなこと言ってたし(すごいうまい言い方してたんだけど忘れちゃった)、それを聞いてわたしはなんだかとても嬉しくなってしまった。いや、嬉しいというか、なぜかね、解放感を感じたんだよね。あー、素のままの自分でいられる、みたいな感じとでも言うか。。と言っても、普段、わたしはそんなに抑圧されて生きているとも感じてないんだけど、不思議だね。。踊ってる人が異性の目を求めてるわけじゃないところが、見てる観客の中で彼女たちに声を掛けてるのが女の人ばかりだった(多分、友だちとかそういうのもあると思うけど)、ってのも新鮮だったな。。だから、わたしはAKB48って紅白でしか見たことがないんだけど、とっても楽しかった。

名古屋ってところはね、わたしそこまで知ってるわけじゃないんだけど、女の子イベント(クラブイベント)なんかにドラァグクイーンの人がMCだったりしてるわけなんだよね。そういうところでゲイとレズビアンって分離してない、ってイメージがあって、これはそういうところの続きなのかな~なんて思ったりね。もちろん、東京なんかでもゲイ文化に混じってレズビアンの人がいたりするものもあるんだろうけど、クラブイベントなんかは男女パシッと分かれてて、全然交流がなさそうだもんね。そういう意味では、名古屋のこのゲイとレズビアンが一緒にやってる、って雰囲気は大好きだ。

そのためかよく分からないけど、今年は来てる女子がすごく多かった。去年も少し多くなったな、って感じたんだけど、今年はそれ以上。それから、今年は来てる人がいつもより多いと感じた。最後の最後で実行委員長が「この2日間に延べ3,000人以上の人が来た」って発表してたけどね。まー、平年はどのくらいのか分からないので比較のしようがないけど、しかし今年は男の人も女の人も多かったって感じた。まー、わたしは部外者なんで嬉しく感じる必要はないのかも知れないけど、新しい体勢になって、なんかちょっと不安定に感じてたけど(勝手に)、来てる人が多かったってことで、本当によかったなぁと。これからも頑張って欲しいなって思った。その割に継続するための募金をしてこようと思ってたのに、コロッと忘れて帰ってきてしまったんだけどね、、

あと印象的だったのは今年の同性結婚式かなぁ。今年は一組だけだったんだけど、そのせいか、牧師さんが「説教」したんだよね。親しい間柄こそ「ありがとう」という言葉を、みたいな説教だったんだけど、それがとっても「本物の結婚式」っぽくってよかったって、なんか失礼かな?でも例年は複数組いて、なんだかトコロテン式になってる感じがするから、今年は一組だけ、丁寧にしたって感じで、わたしは毎年この結婚式を見てもあんまりなんとも思わなかったのに、今年はなんかじーんときて、ちょっと涙ぐんでしまった。そうそう、涙ぐんじゃったもう一つの理由はね、なんか普段「なによっ」って感じのドラァグクイーンの人たちがなんかすごく神妙な顔をして式を見てたんだよね(笑)それもなんかすごく印象深かったかなぁ~。

式が終わったあと、式を執り行なった牧師さんに話しにいったんだけど、牧師さんは去年やった人と同じなんだそうだ(わたしは全然分かんなかった(苦笑))。去年は毎年それまでやってた松本神父が出てこなくて「あれ?」って思ってたら、どうも直前になって出てこられなくなってしまったらしく、急遽、近くの牧師さんを呼んだ、って聞いていた。今年も引き受けたのは、去年、初めて同性結婚式をやって会場の人たちの真剣な様子などを見て「意気に感じたから」だと言っていた。この牧師さん、日本基督教団の牧師さんで近くの伝導所の牧師さんなんだって。伝導所ってのは、教会よりも信徒が少ないところらしい。なんかよく分かんないけど。

でもねー、本当にいい式だったな。今年はミニ聖歌隊、みたいな人たちもいて、賛美歌を歌ったりもしたんだよね。まー、わたしは聞いたことあるメロディーでも歌詞を知らないので歌えはしなかったけれど。なんか松本神父の時よりもいい感じがした、わたしはね。ただいつも思うんだけど「神が結びつけたものを人が離してはならない」、この言葉ってなんだか怖いよね。これは松本神父の時からずっと聞いて思ってたんだけど、この言葉を聞くとなんか背筋がゾッとするんだよね。。わたしとしては、自由意志で一緒になったんだから、離れるときも自由意志で離れたい、そんな感じかな。だから、わたしはこういう形式で結婚式をしようとは思わないのだけれどね。

そうそう、去年はステージに乗ったWINGさんの演奏。今年も聞けました。なんというか、、毎年やってる「翼をください」の演奏はさすがに毎年やってるだけあって手慣れた感じがして、それまでの曲とは音量が違うね(笑)もちろん、わたしも去年同じ曲を吹いた、ってのもあると思うけど、あの曲はすごくカッコよく吹けてたと思う。あと最初のマーチね。わたし、同じ人の違う曲を吹いたことがあるんじゃないかなってほど似たメロディーの曲だった。吹奏楽の場合、同じ作曲者って割と同じような曲を作るんだよねー。ちょっと吹いてみたかった感じもしたかな。

しかし名古屋って、イベントでも緩い感じがして本当に好きだ。2日目なんか、ステージの時間が延び延びになってしまって、17時から同性結婚式が始まるってプログラムには書いてあるのに、まだ前の人のコンサートやってたりなんかして。でもこの緩さが逆にゲイとレズビアンが一緒になってやってる、という感じを造り出してるんだろうなと思うんだよね。まー、今年はゲイとレズビアンだけじゃなくて、その他のセクシャルマイノリティーの人たちにも目を向ける、というコンセプトみたいだったけど、そこのところはまだもうちょっとかなーって感じはしたかな。トランスジェンダーの人はあまり見かけなかったし(と言っても、ちょうど同じ時期にGID学会が東京で行なわれたので、ある意味仕方のないことかも知れない)。あ、ただ、キャンディ・ミルキィさんはお見かけしました、1日目に。ちょうどオイルレスリングの前辺り。

そうそう、オイルレスリングだよ。去年から始まったんだけど、去年は疲れてて、その準備してるところ(プールの中にローションを入れているところ)だけ見て帰って来ちゃったんだけど、今年は見ることができてよかった(笑)ただ、やる人が少なくて、2組しかいなかったので、3試合しか見れなかったのは残念。2枚着てる水着のブラジャーの1枚目を取った方が勝ち、というルールだったんだけど、なかなかエロい感じでよかったです(笑)去年大好評だった、というのがよくわかった。しかし、観客は割と男の人もたくさんいてちょっとびっくり。まさかノンケ男がこれを見に集まっていたとは思えないんだけど、ゲイがあれ見て楽しいのかしら。。?わたしは白い水着を着たおねえさんが(おねえさんといっても、わたしより随分若そうだったけどね(笑))、1枚しか水着着てないみたいだったので、その人の水着を取れー!って思ってた(笑)その人は決勝戦に出て負けたんだけど、確かに1枚しか水着着てなかったけど、乳首のところに白いテーピングみたいなものを貼ってたので「やられた」と思いました(って何がやられたやねん)。乳房はOKだけど、乳首はNGってどうなのかしら。。確かに乳首まで見えるととてもエロチックになるんだけどね。。なんて、ローションでつるつる滑るもんだから、なかなか面白い恰好とか見ることができて、ドキドキしました(爆)

あー、もうなんか、1日目と2日目がゴッチャになってるけど(笑)

ゴッチャついでに、2日目に行なわれた「ピンクレゲイー」のショー。2年前に解散ってことで、もう見られないんだと思ってたら、なんと東日本大震災のために何かできないかと言うことで、思いがけず見ることができた。

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やった曲は「ペッパー警部」「UFO」「カメレオン・アーミー」あ、なんて曲か知らないけど「やっちゃいな、やっちゃいな、やりたくなったらやっちゃいな」って歌詞の曲、「サウスポー」「渚のシンドバッド」。

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なんか、最後の「渚のシンドバッド」はね、ケイちゃん役の人の衣装が大きくなってたのか、ずるずるとおっこってきちゃって、乳首丸出しで踊ってました。んでもこれは全然エロい感じがしなかったけど(当たり前、か?)。まー、男の裸見ても、最初からドキドキしたりはしないし(笑)

最後に。
今年も新しい出会いがたくさんあった。毎年毎年ね、なんか新たな出会いがあるんだよね。そういうところもこのイベントに毎年行ってる理由のうちの一つだろうな~。いろんな人に再会できる喜びと新たに出会える喜び。まーわたしは幸いなことに彼女もいるし、知り合いも知らん間にいて、こういう場に一人で参加したことはない。それってすごく幸せなことなんだよね。それがとても幸せなことなんだって、自分でもっと自覚しなければいけないだろうな。とともに、誰も知り合いがいない人には「勇気を出して話しかけて」と思う。幸い、女子ブースができたし、係の人もいるので、女の人はとても行きやすいイベントになったんじゃないかって思う。女子ブースで休んでる人たちに話しかけて新しい友達を作ることもできるしね。

あ、最後の最後にもう一つ。
今年はHIV/AIDS啓発イベント色が割と薄れてたような気がした。陽性者の手記朗読もなかったしね。ステージでHIV関連のことは、最初の女装高校だけだったような。。ま、それが悪いとは思わないんだけどもね。検査は昔みたいにホテルで採血しなくなっちゃって、不便になったけど、あれはお金ないから仕方がないんだろうな~。できれば前みたいな形に戻して欲しいと思ってるんだけどね。

おおー、そういえば。
毎年毎年台湾ブースの充実ぶりがすごくなってることに感動。今年はついに、日本人の人もいるようになって、わたしはそれまでなんで台湾の人たちがここにブースを構えてるのかとかそういうのを聞くことが出来た。台湾のHIV/AIDSの活動をしている団体が展示してるらしいんだけど、向こうには「GISNEY LAND」っていう、日本で言うaktaや名古屋で言うとriseみたいなところがあるんだって。なぜGISNEY LANDって名付けられたかというと、その場をDISNEY LANDみたいな空間にしたいかららしい。っていうか、すごくない?GISNEY LANDって名前(笑)で、その団体からこんなものをもらっちゃった。

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なんと、フィンガードム。中にもちゃんと「女人身體」なんちゃら、と書かれてて、これ、女性用のものなんだよね。なんかすごーい感動しちゃった。コンドームが無料で配られてても、まー、わたしら普通あんまり関係ないけどね(それでも全く使わないことはないけれど(笑))。無料のフィンガードムを配るなんて、台湾、すごく進んでるよ!!「これ、いいですよね!」とかなんとか言ったら、たくさんもらえました(爆)

ってわけで、とんでもなく長くなっちゃったけど、今は夢のような2日間が終わって、ボーッとしてる。名古屋でお会いできた人たち、本当にありがとう。そして、このような素晴らしい場を作ってくださったNLGR+実行委員会のみなさん、有難うございました。そしてお疲れさまでした。できれば来年もまた、池田公園に行きたいです!
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11-16 Tue , 2010
Ronとakaboshiの直撃トーク004~ジャンジさんを迎えて~
なぜかこの時期になると開催されるというRonとakaboshiの直撃トーク。っていうか、不思議とこの時期になると「あ~、○○さんと話したいなあ~」って気になるから不思議なんだけどね。で、4回目となる今回は、パフォーマーであり、映画にも何本か出演されているというジャンジさんがゲストです。

いやわたし、ジャンジさんのことはずっと以前から「aktaにいる女の人」という認識はあったんだけど、その人が何をする人なのかは全く知らなくて、この9月のLiving Together Lounge(毎月1回、二丁目ArcHで行なわれるHIV/AIDS啓発イベント)でジャンジさんがパフォーマンスをしたときに初めて「あ、こういうことする人なんだ」って初めて知ったのね。で、そのパフォーマンスの内容にものすごく驚かされたんで(その感想を自分のブログにも書いたんだけど)、それを観てから「あ、この人とお話ししてみたいなあ」「いろいろ聞いてみたいなあ」って思うことがあり「それじゃあ、Ronとakaboshiの直撃トークでお話を聞いてみるか!」と思い立ち、ジャンジさんに交渉したところ、気持ちよく引き受けて下さることとなり、今回のこととなりました。

というわけで告知です。

Ronとakaboshiの直撃トーク 004
ジャンジさんに聞く!パフォーマンスとHIV/AIDS」

ジャンジ-3

ゲスト:ジャンジさん
聞き手:Ron、akaboshi

2010年12月18日(土)13:30開場/14:00開始
会費:500円 ※予約は不要です。お気軽にお越しください。
会場:パフスペース
http://www.pafspace.com/
…東京メトロ東西線早稲田駅下車、馬場下口(2or3b)より2分。
馬場下町交差点を文学部の方向(左)に曲がり3軒目のビル。
ドコモショップ横の階段を上がり3階。
■地図はこちら
TEL&FAX:03-5991-6117(浜田)

【ゲストのコメント】
挨拶はココロの窓、マダム ボンジュール・ジャンジです。
Ronさんとakaboshiさんのリクエストで
このたび、まな板の上の恋?、鯉になりまする。
どこかでお会いした方も
はじめての方も
ぜひお誘い合わせのうえ ご参加くださいませ。
ここで会ったら一期一会
楽しまなくちゃ、ダメッ!ダメ~~!

【主催者のコメント】
そんなこんなで、
わたしはジャンジさんのことについては、
あのパフォーマンス以外ほとんど何も知りません。
でも、でも。あのパフォーマンスを観たからこそ!
わたしはジャンジさんについてあれこれ知りたくなっちゃったわけです。
今度は言葉でジャンジさんを再び(!)丸裸にさせちゃいますよ~ワクワク(笑)
by Ron ろんちゃんのテキトー日記

ジャンジさんとは面識があるという程度で、
ちゃんとお話したことが無かったので、これは絶好のチャンス!
Ronさんが衝撃を受けたというパフォーマンスのことや、
aktaで日々感じられていることなどを、直撃トークらしく
『ちゃんと』根掘り葉掘り伺おうと思います。
by akaboshi フツーに生きてるGAYの日常

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なお、ジャンジさんのパフォーマンスは11月23日(火・祭日)に東京都写真美術館で再び観ることができます。
対象は、展覧会(ラブズ・ボディ-生と性を巡る表現)チケットを持っている人で、当日午前10時より1階受付にて整理番号付き入場券を配布。
18時半開演

<これまでのRonとakaboshiの直撃トーク>
●001(2008年11月15日開催)
「既婚者ゲイに聞く!『同性婚する』ってどんな感じ?」PLAYLIST
●002(2009年11月15日開催)
「トヴィさんに聞く!Brass MIX!とゲイライフ」PLAYLIST
●003(2010年1月11日開催)
「綾さんに聞く!MtFレズビアンな恋バナ&SEX」PLAYLIST
21:44 | (性的少数者)イベントなど | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
10-11 Mon , 2010
雨だけどハレの日
10月9日は「関西レインボーパレード2010」に行ってきた。

前日から大阪入りしたんだけど、大阪に着いたらもう雨が降ってた。雨が降りやすいことは当然知ってて、雨の中のパレードになるかも知れないと思ったので、ずっと前、野球観戦用に買ったGORE-TEXの上着(と言っても寒い時期はこれを防寒具として日常に使ってるんだけど)を持って行ったのだが、肝心の傘を忘れてしまった。。目の前で雨が降ってるところを見て初めて「あ、傘忘れた」と気が付いた始末。仕方ないのでホテルの傘を借りた。

翌日の天気予報では午前6時~9時までは曇りの予報だったので、それにちょっと期待したのだが、残念ながら朝起きてみると強い雨が降っている。集合時間はいつも通り9時ではあったが、雨天の場合はどうなるか指示が出ると言うことで、ホテルで待機。そのうち雨が弱くなり「おお、行けそう?」と思った9時半に「予定通りやるから楽器を持って集合場所へ」との連絡が。ホテルを出て集合場所に向かう。今年の集合場所はいつもの中之島公園の女神像のところではなく、もっと東側の高速の高架下だった。高架の下で雨がしのげるので今年、ここが集合場所で本当によかったと思う。

地下鉄に乗って集合場所の最寄り駅「北浜」に着いたときは、またもや雨が降っていた。しかも結構強い雨。結局この雨はこのあとパレード終了後までずーっと止むことなく降り続くんだけどね。このときは「また止めばいいなあ」って思ってた。で、わたしが集合場所に着いた頃はもう多くの人が楽器持って個人連をしているところだった。わたしが着いたあと、責任者から「今日は(パレード終了後に毎回やる)お帰りなさい演奏はなし、その代わり、パレードが始まる前に5分演奏をする」という話を聞いた。またパレード自体は「個人の判断で」行なって下さい、というものだった。雨は強く、ほとんど止むと言うことは期待できそうになかったが「雨が強いから楽器は吹かない」と言う人は一人もいなかった。みんな、濡れないよう大きな袋に楽器を入れて、吹くところだけは出しておく、みたいにしてた。トロンボーンは残念ながら、楽器全体を包むということが出来ない楽器なので、そういう処理を施す人は誰もいなかったけど。

わたし自身はそのとき、雨で楽器が濡れることはとてもイヤだったけれど、誰かが楽器を吹いてパレードをするならやりたいって思ってた。だって、せっかくそういう「場」があって、そして吹いて参加したら絶対に楽しい、って分かってるところなのに、それを敢えて自分から「やらない」とはとてもじゃないけど判断できなかった。

ところが、もうすぐオープニング開始ってところで、主催者から「Brass MIX!とエイサーは主催者側の判断でパレードは中止。その代わり、演奏(演舞?)をパレード出発前にやってもらう」とのアナウンスがあった。その直後、Brass MIX!責任者からも同じことが告げられ、それプラス、パレード前に25分時間をもらったので、パレードでやる曲全曲と、最後に「PROUD MARY」を演奏することにする、と言われた。正直、そのことでわたしは随分ホッとしたし、メンバーの中でも「絶対に吹いてパレードしたい」という声は(わたしには)聞こえてこなかったので、他の人ももしかすると同じことを思っていたのかも知れないと思う。それに今までパレードで吹く曲全曲を観客の前で披露する、ということがなかったし、雨の中だけれど落ちついて聞いてもらえる環境で合奏できることがとても嬉しかった。

ってことで、そのことが決まってから割とすぐに演奏開始。「We are the world」以外はまぁまぁ、最後の「PROUD MARY」は自分の中ではよく吹けたと思う。「We are the world」は東京のパレードの時からテンポが速すぎで、これをもうちょっと遅くしてもらいたいと思っていたので、今回一通りの練習が終わったあとに責任者に「もうちょっと遅くして欲しい」って頼んで、そうなることが決まってたんだよね。それで確かにこの曲が始まる前のバッテリーのテンポは今までよりちょっと遅めになってたんだけど、結局は走っちゃって、気が付いたらすごい速いテンポになってた。。そこのところちょっと残念だったけどね。

雨のため楽器を吹いてパレードできなかったのは返す返すも残念なことではあったけれど、あれが最善の判断で、そしてその中で演奏できただけでもよかったと思う。

で、このパレードには友だちも来てて、本来ならわたしはBrass MIX!で、友だちとわたしの彼女は一緒にどこかのフロートで歩く、ということになってたのだけれど、わたしがBrass MIX!で歩けなくなってしまったので、みんなで歩くことになった。それはね、本当にちょうどよかった。そして、わたしにとってはパレードを楽器なしで歩くのは初めての経験だったんだよね。まー、そのことについては「いつか経験すること」と思ってたし、だからといってあんまりどうこうとは思うこともなかったんだけどね、実のところ。そういう点では「予想の範囲内」といったところだった。

ただ、自分の中では楽器を吹きながらパレードする、ってことに、こう書くとイヤなんだけど、優越感、みたいなのはかなりあったと思う。沿道の人から注目されるのは嬉しいし。「ただ歩くだけのパレードとは違う」って、表だっては思ってなかったんだけど、よくよく考えると、結構この意識は強かったんじゃないかな。というのも、ただ歩くだけのパレードでびっくりしたのは、沿道を一緒に歩く人がものすごく多かったからなんだよね。

実はわたし、Brass MIX!でパレードしているとき、沿道を一緒に歩く人がいるのはもちろん知ってて、その理由は「音楽をずっと聴いていたいから」だと思ってた。だから、Brass MIX!以外、沿道を一緒に歩く人がこんなに多いなんて全く思ってもみなかった。

ところがところが。沿道を一緒に歩く人の多かったこと。その人たちとずっと同じ速さで歩いているわけではなく、大抵が道路を歩くよりも速いペースで沿道を歩いて行ってしまうのだけれど、後から後からずーっと沿道を歩いている人が来る。それは単なる「通りすがりの人」じゃなく、明らかに「このパレードがどんなパレードが知っている人」が歩いている。それ以外にも沿道から止まってみている人、カメラを向ける人の多いこと多いこと。沿道から止まってみている人も、明らかに「このパレードがどんなパレードかを知ってみている人」が多かった。見た目で判断してはいけないけれど、こちらの目から見ると「イカニモ」の人たちなんだよね(もちろん、ゲイだけじゃなくってね)。逆にこのパレードが一体何であるか知らないで見ている人の数ってすごく少ないような気がする、心斎橋付近の混雑するエリアを除いては。

それって一体、どういうことなんだろう?だって、人がただ、傘差して歩いているだけの、全く面白みもないものなんだよ。そんなのを見て一体何が楽しいんだろう?こんなものの画像を撮ったりビデオに撮ったりすることに一体、なんの意味があるんだろうか?そういう思いがパレードしながら、わたしの頭の中をぐるぐるしていた(ぐるぐる考えているうちに、ああ、自分の中では楽器を吹いてパレードすると言うことはかなり自分の中で優越感があったんだということに気が付いた)。

一つ考えられるのは、隊列に加わるなんてとてもじゃないけどできないよ、と思ってる人の存在だ。それは「地元だから歩くのに抵抗感がある(知り合いの人に発見されたらどうしようかと思う)人」や「性的少数者として自分が見られることに耐えられない人」だ。そういう人は確かにいるだろう。そういう人がいることは理解できる。しかし、こんなに多くの人がみな、そうなんだろうかと思うと、それは絶対に違うと思う。じゃ、それ以外の理由って何か存在するのだろうか?わたしが今、ここを歩いていることはどういう意義があるのだろう?隊列に加われない人を力づけるため?いや、わたしはそのために歩いてるんじゃない。では性的少数者の可視化のため?少し前ならおそらくこのことは自分の中では「大義名分」になっていただろうが、今はそういうことは考えたくない。だったら一体何のために自分は歩くのか?友だちと話しながら歩くのは楽しい。滅多に会うチャンスのない人たちだしね。しかしただ「楽しいから」という理由でいいのだろうか?もっと何か、別の意味があるんじゃないか?

一方で友だちと語りつつも、わたしの頭の中はそういう思いでいっぱいでね。実はパレードが終わってからもこの思いはずっとわたしの中にある。翌日、扇町公園でやってたPLuS+のイベントにも行ったのだけれど、こういう思いが消えなくて、じゃあ一体、パレードの実行委員の人たちはなんのためにパレードとかかわっているんだろう?という疑問が湧き上がってきたので、関パレブースに行って、個人的に知り合いの実行委員の人たちにその疑問をぶつけたりした。各々帰ってきた答えというのは、わたしが予想していたようなものじゃなかったのがとても興味深かったし、それを自分に返して考えてみると、ただ楽しいだけが目的でもいいじゃないか、という感じもした。けど、心のどこかで大義名分を欲しがっている自分もまだ存在する。

もちろん、パレードで(公道を)歩くという目的は人それぞれだろう。今回も友だちと話していて、その友だちが「やっぱりただ歩くだけではなく、自分たちの主張も掲げないとね」って言っていた。性的少数者の可視化、とか自分を肯定できない性的少数者への自分からのメッセージを伝えるためには、やはりプラカードは必需品だろう。その目的はとても立派だと思うし、わたしもそれには賛成だ。もっとメッセージを持って歩く人が増えればいいのに、という友だちの主張にも賛成する。だけど、それを自分がしたいかというと、今はそういうことはあまりしたくないんだよね。でもなぜそれをあまりしたくないのかというと、その理由はよく分からないんだよね。。

そうそう、パレードの実行委員の人から聞いた話なんだけど、沿道を歩く人の中には「ま、ちょっと一区間でも参加するか」と思っている人もいるらしい。「全部歩くのはだるいし、けど、パレードには興味がある」という感じだろうか。わたしにはその思いはよく理解できないので(一部だけパレードと一緒に歩くことにどんな意味が?と思ってしまう)、そういうことをする人の気持ちを聞いてみたい気がするが、そういう感じで「ゆる~く」参加できるのもまたパレードの一つの側面なんだろう。

「沿道を歩く人がものすごい多いよね」と言ったわたしに対して「そうやねん」と答えた実行委員の笑顔はとても印象的だった。

今回、雨の中にもかかわらずパレードに参加したのは約550人だそうだ。でも、それ以外に沿道を歩いている人、沿道で見ている人を加えると、もっともっとパレードの参加者って多いと思う。昔のわたしなら「そういう人たちがいつかは公道を歩けるように」って思っただろうと思う。けど、今のわたしはそんなことは思わない。もちろん、パレードの参加人数が増えるのに越したことはないと思うけれど、でもどういう形でも参加したいと思ったら参加すればいい、と思う。

ただ、、関パレに関わっている人(実行委員)ってすごーく少ないんだよね。少ない人数であれだけのパレードをやってる。それが1回限りなら別に何も思わないところだけれど、パレードは毎年ある。あって当然ってなんとなくみんな思っている。けど、そうじゃない。毎回毎回すごい労力を掛けてパレードは開催されている。このままでいくと燃え尽きてしまう人たちが出てくる(いや、もう出ているかも知れない)んじゃないかと思ってとても心配なのだ。だから、まず、パレードを作り上げる人がもっと増えて欲しいって思う。まーわたしは遠く離れたところに住んでて、自分が参加できないクセによく言うよって思うんだけどね。それとともに、これだけの場を与えてくれるパレード実行委員の人に感謝するべきだって思う。それはべったり公道を歩いた人も、一瞬だけ沿道から参加した人も同じ。パレードはあって当たり前じゃない。当たり前じゃないことに感謝すべきだ。

わたしの中ではまだまだ「一体何のためにパレードするのか」という疑問が頭の中を駆け巡っている。この答えはおそらく当分見つからないだろう。けれど、関パレのパンフに書いてあった「パレードの目的」の言葉「このパレードを、多様な性を祝い合えるハレの日(お祭り)としたいと思います」には共感できる。天気は雨だったけど、あの日はわたしにとって「ハレの日」だったのだ。

「ハレの舞台」を造り出してくれた実行委員の人たちに感謝。そしてできることならまた来年、同じ舞台で会いたい。
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09-06 Mon , 2010
ジャンジさんのパフォーマンス
昨日、Living Together Loungeに行ってきた。

で、これ、書こうか書くまいか、いやそうじゃない。わたしは書きたい。書きたいのだが、果たして誰でも検索して読めるブログに書くべきか、それともmixiの全公開のみの日記にすべきか、それともいっそのこと「友人のみ公開」にするべきか、すごく迷った。わたしにとってそれくらい目の前で「全裸になられる」ということはインパクトがあったことだったからだ。

しかし、こうも考えた。彼女のパフォーマンスを全裸になったというだけで評価すべきじゃない、って。 あの一連のパフォーマンスは、彼女が何が言いたいか、が含まれているはずだ、絶対。それを読み取らなきゃ、って真剣に思った。

けどねー、そういうことを思っても、やっぱり一番強烈な記憶ってそこなんだよね。

わたし、ジャンジさんのパフォーマンスを見るのは初めてだったから、彼女がいつも最後には全裸になってるかどうかってのは全く知らない。でも、今のわたしにとっては彼女がいつも全裸になってるかどうか、ってのはそんなに大きな問題じゃない。もし、彼女のパフォーマンスを今後も見る機会があって、そこでまた全裸になったのなら「ああ、そうなんだ」って思うだろうし、それはそれでまた、別の感想も起こってくるに違いない。

けど、わたしは昨日の晩が初めてだった。

で、紙の衣装を破り捨てたら彼女は全裸だった。それに驚いて何が悪い。

わたしはびっくりしたよ、うん、びっくりした。とてもびっくりした。だってまさか下半身まで丸見えにしてるとはつゆほど思ってもなかったことなんだもの。

一緒に行ったわたしの彼女は、ジャンジさんが乳輪のところに付けてた内輪で仰ぐとくるくる回るものに対して「あれ、面白かった」と言った。

だけどわたしはジャンジさんの陰毛に目が釘付けだった。すごくきれいだった。入念な手入れをしてるんだろうな、そんなことを思った。そしてその陰毛に触れたらどんな感じなんだろうとか、その裏に隠されている彼女の性器は一体、どんな感じのものなんだろう、って、正直わたしはそこまで思ったよ。パフォーマンスやってるときに一瞬でもいいからチラッと見えないかしら、ってそんな不遜なことも思ったりもしたよ。もちろん、見えなかったけどね(笑)

パフォーマンスは一連の流れを評価しないといけないと思うけれども、しかし、あの中島みゆきの「世情」を流しながらのパフォーマンスは一体、何を訴えたかったのだろう?彼女は何かを追いかけていた。途中でズラを飛ばし、紙の衣装が(もちろん、最初から亀裂を入れていたのだろうけれども)破けていくほど、何かを追いかけていた。彼女は一体、何を追いかけてたんだろう?紙の衣装を破いてしまったあとは、内輪で顔(と胸)を仰ぎながら、せいせいした顔で、それでも歩き続けていた。ただ、既に何かを追いかけている顔ではなかった。

わたしが分かるのはこのくらい。情けないけど。追いかけていたものが「何か」は分からない。情けないけど。その「何か」とは、その前にパフォーマンスした、手を差し伸べるたびに転がされたり、すかされたり、というあの「何か」ともしかしたら同じものだったのだろうか?

ジャンジさんのパフォーマンスって、リップシンクしたり、ドラァグクイーンばりの化粧をしたり、と「ゲイ文化」が色濃くて、でも、それをやってるのは女性で、ってところがわたしには面白かった。

はー、なんかこれ書いたらなんだかすっきりした(笑)

多分、わたし自身、どこかで心を全裸にしたかったんだろうな。
12:56 | (性的少数者)イベントなど | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
08-15 Sun , 2010
記憶が薄れないうちに
わたしの第7回東京プライドパレードの様子を記録しておきたいと思います。

朝は例年どおり朝9時集合。前日の睡眠が足りなかったものだから、眠くて眠くて。しかも体力なかったんで、原宿駅から会場までがものすごく遠く感じられてね。本当に一日乗り切れるか、正直と手も不安だった。わたしは多分、自分の限界が分からない。もし突然、楽器持ったまま倒れたらどうしようとか、そんなことばかり考えてしまう。自分が倒れるのはまぁいいんだけど、倒れた拍子に楽器(ボンコちゃん(仮名))がへこんだらとか。。それが一番心配だった。

集合場所はいつものバスケットやってるステージの裏の公園ではなく、ステージの表側、だったらしい。わたしはどうせいつもの集合場所だろうと思ってフラフラと歩いていたら、ブラミの人たちが集まってるのを発見。「あれ、集合場所は?」って聞いたら「ステージの前だよ」って言われたので、あ、そうだったんだと(苦笑)

で、9時過ぎからまずは準備体操に「ラジオ体操第一」で身体を動かす。なんでこれをやる必要があるのか、よく分かんないんだけど、取り敢えずなんか毎回やってる。その後は荷物と楽器持っていつもの場所に移動。楽器組み立てて音出し。

睡眠不足だからか、ちょっとしたことで右耳が塞がった状態になる。頭を下げるとすぐに元通りになるんだけど、少しするとまた塞がる。これになると耳の中に水が入ったような感じで、自分の声が頭の中で反響するのでとても不快。この状態はパレードやって帰るまで悩まされた。。頭を下げたらすぐに治るだけに、ちょっとした不具合なんだろうけど。

音出し後は集合して練習。この時点で初めてメンバー揃っての練習になる。まぁメンバーは日本全国に散らばっているだけに、本番前じゃないと集まって練習できないんだよね。曲順は、矢島美容室メドレー→We are the world→コンガ、コパカバーナ、ブラジルメドレー→Butterflyだったんだけど、わたし、何かすごくボーッとしてて、最後のButterfly飛ばして、矢島美容室に戻っちゃって、一人で矢島美容室の最初を吹いたら、なんだか周りと全然あってない、あら?曲目間違えちゃった(笑)なんて思ってたら。。前にいたガードの人たちに「えっ!?」って顔してこっち見られて。ああ、ごめんなさい、間違えましたって謝った。てーか、わたしの音、ちゃんと聞こえてるんだなあ~と、ちょっと感動してたんだけど←オイ

何回か練習しているうちに、警備のおじさんらしき人がやってくる。なにやらトヴィくんと話してて、でもうちらはそれについては関係なしで吹き続けてたんで、実際何があったのかはよく分からないけど、誰かからうるさいとでも言われたんだろうか。わたしはこれで3回目のパレードだったけど、こんな光景を見るのは初めてだった。なんかこういうことで、次からは音出しもできなくなるのかな、なんて思ったら嫌な気がした。

間、"みんな"でブラスの受付などがあり、休憩を挟んだけれど、取り敢えずは12時まで練習して、あとは本番。みんブラの集合時間が12時半だったので、30分のうちに食事や着替えをしなくてはならず。しかし食べ物を持っている彼女は少し前に「ブースの方に行って、知り合い探してくるね」って別れてたものだから。。この時間内に食べられなければ、お帰りなさい演奏が終わってからしか食べられないじゃん!って思ってちょっと半狂乱(大げさ)になって、何回も電話を掛けるが繋がらず。「今どこ?わたし、この30分の間に食べなきゃいけないから、すぐ来て!!」なんて涙目メールを送ったりした。

そしてふと振り返ってみると彼女が。。「何回も電話したしメールしたんだよ!!」と言ったら「5分前にメールのチェックしたんだけどね~」なんてのんびりしてる。んもー、いつもそう。連絡取りたいときに電話しても出てこないんだから。ぷーって思ったんだけど、怒ってるヒマはなく、食事食事。彼女が作ってきたおにぎりを食べる。ふりかけおにぎりで美味しかった。急いで食べたあと、トイレに入って着替え。本当はトイレまで行って着替えするの面倒くさいから、その場で脱いじゃいたかったが。。ってどーせ、そこにいる男はほとんどみんなゲイなんだし、別に脱いじゃっても大丈夫だと思うんだが。。彼女がダメって言うんだよねえ。。

"みんな"でブラス本番。自慢じゃないけど、ぜーんぜん練習してなくて。ま、いつも通りだけど。ただ、音源は探して何回か聞いて音は取ってたので。。って言い訳か。とは言いつつ「ギャロップ」はともかく「春の猟犬」は予想通りほとんど吹けなかった。。けど、取り敢えずスライドは動かしておかないと変に思われるのでスライドは動かしておいた←オイ

で、恒例の(?)「サプライズ演奏」。今年は「オーメンズ・オブ・ラブ」で、これはなんと、今年のNLGRで吹いた曲だった(笑)というわけで、例年になくなんとかこなせたかな。

しかし、今年のみんブラは、結構あっという間に終わってしまってね。いつもはステージに上がってから、指揮者から「譜面通りでやります」とかなんとか、説明を受けたり、あとは最北と最南から来た人に手を挙げさせて、一言インタビュー、なんてこともやるんだけど、今年はそういうの全くなかったし(いや、あったけど、手を挙げさせて終わりだった)。淡々と吹いて、淡々と終わった、みたいな感じだった。時間が押してるって、みんブラが始まる前に実行委員が言ってたけど、それが理由だったのかなあ~?

みんブラ終了後は、14時15分までは自由時間。30分くらいはあいてたかな。けど、疲れてたのと、楽器はそのまま持っていなければならなかったので、最初、空いてる椅子探して座って休憩したあと、ちょっとだけブースを見に行こう、ってことになった。

ステージの上はRENTの人たちが歌ってて、でもわたしはあんまりそういうのに興味がないからふーんって思うだけで。ブースはサッと見て回るだけ。多分、ゆっくり回れたら、もっといろんな人と出会えたんだろうけど、そこまで体力の余裕がなくて。でもブースをみる時間の余裕があっただけ、今年はよかったかも。例年だと、その後、ファンファーレがあって、それに拘束されちゃって、ブースを回る時間の余裕さえなかったわけだから。今年はファンファーレはトランペットとコルネットだけで、トロンボーンはなしだったし、しかもみんブラの最初にファンファーレが組み込まれてたのでね。きっと例年のファンファーレの代わりに今年はRENTの歌だったんじゃないかなと勝手に解釈してたり。

会場は人が多かった。。ステージ前の客席もものすごい人だかりだったけど、そんなに人が集まってたにもかかわらず、会場を歩く人がたくさん。わたしは毎年のブースの様子は見たことないんで分からないんだけど、彼女によると猛暑だった2007年は閑散としてた、って言う。東京プライドフェスティバルのときも会場は人が多かったけど、今年はさらに増加してたような気がする。あと、ブースも今年は協賛企業などがたくさん。メリルリンチ、とか?外資系が多かったけど。

でも不思議だよね。日本企業でも外国に進出しているところは「ピンクマネー」(LGBTの人たちが市場に落とすお金)の存在は把握してるから、例えば外国のゲイなどが読む雑誌の広告には、ちゃんと日本企業の、例えば車なんかの宣伝が入ってる。けど、日本ではまだまだそういうことがない。もちろん、日本で「ピンクマネー」が存在しているかというと、まだそれは不明確で。。ただ、今回ブース出してた外資系企業にしても、ピンクマネーがあるから、ってんじゃなく、どちらかというと「LGBTに優しい企業です」ということをアピールするためのものだったと思う。そこにねー、日本の大企業が入るのはやっぱり難しいのかしら。。いや、大企業じゃなくても、どこでもいいんだけどね。。そういう日本企業ってどこかないのかなあ?って思う。

ブースもたくさんあって、全部見ることはできなかったけど、一応恒例にくまちゃんのカンバッヂを購入しているので、東京プライドのブースにて購入。あと2つってところだった。危ない、危ない。

そうこうしているうちに、14時15分に近くなってきたので、ステージ横のブラミ集合場所に移動。そこで待機してたら、舞台を終えたRENTの人たちがタクシーに分乗して去っていった。なんかやたら関係のなさそうな女の人たちがたむろして手を振ってるなあ、って思ってたんだよね。と思ったら、一緒に待機してたブラミの人たちも手を振っている。。「なんかみんな手を振ってたら、つい振りたくなっちゃうんだよねえ」って言ってたけど、そうか?(笑)

30分になって、今度は隊列を作るために移動。場所はいつものNHKの横というか。2007年以来だよね。2007年のことは鮮明に思い出せる。わたしはあのとき、この場所でやっぱり待機していた。あのときはそう感じてなかったけど、今思い返すにどこか張り詰めた空気があったと思う。若干緊張しつつ待っている時間はとても長く感じられた。けど、今年はあっという間。「あれ、もう出発?」っていう感じがした。なんでかな。。

しかし、パレードで歩き始めたはいいが、なんだかものすごい早く歩かされた感じがする。2007年はもっとゆったりしていた。一曲吹き終わるごとに拍手が起こった。仲間に包まれている、って感じがした。が、今年は。。確かに沿道は人が多かった。それも明らかに会場から応援に来た、という人たちが。レインボーフラッグを振って応援してくれる人がたくさんいた。すごく嬉しかった。歩道橋の上にも人がいっぱいで、できるなら笑顔で手を振って答えたかった。けど、なんとなく手を振るのは照れてしまってできなかった。そしていつもなら、原宿駅付近は一般の人たちでごった返している、というイメージだったんだけど、、今年はわたしには一般の人に見られている、という印象が本当に薄い。あっという間に原宿を越して、代々木公園へ向かったような気がする。

で、わたしは今回吹きながら、自分でたくさん汗をかいていることに気が付いた。それだけじゃなく、なんか鼻水も垂れてたみたい。しきりにTシャツで顔をぬぐったんだけど、それは一時しのぎにしかならなくて、ついには垂れた汗が口の中に入ってきた。塩辛かった(笑)なんか、汗ってこんなに塩分があったっけ?って思うほど塩辛かった。顔がぬるぬるしてて気持ちが悪かった。

代々木公園に戻ってきたときは、3回目の矢島美容室を吹いているときだったと思う。ということは、丸2回しかそれぞれ演奏しなかったことになる。いつも以上に休みがなく、早足だったと思っていたが、正直、曲に慣れる前に終わってしまった、という感じがしないでもない。曲の速さもそれに合わせてか、すんごく早くて。夢中でスライドを動かしているうちに一曲終わる、みたいな感じ?特にWe are the worldの最後の方なんか、ひょえ~!速すぎる!!@@;と思いながら吹いてたもんね。

とにかく速く歩かされたのと、曲の速さがものすごく速かった、という印象が強い。

パレードが終わったあとも、ブラミは曲を吹き続けるわけだけれど、「お帰りなさい演奏」で用意した椅子のところにいた彼女がわたしの顔がすごく真っ赤になってたことにびっくりして「水飲め」だのなんだの言ってきて、そのことにわたしはびっくりした(笑)確かにいつもに比べると汗が出ると思ってたけど。彼女はわたしの体調があまりよくないことを十分知ってるので、あわてただろうね。わたしはもちろん自分の顔を見れるわけじゃないから分からなかったし、速度は速かったと思ってても、あー、パレードで吹き通せた、よかった、って安心してるところだったからさあ。

しかし、待てども3番目のフロートの人が帰ってこない。あのときは「なぜ?」とも考えなかったけれど、今考えると、第1フロートと第2フロートは相当速く歩いたんじゃないかと思う。まぁ、第3フロートの人たちが帰ってこなかったんで、その間、ちょっと休憩できたわけだけれど。でも、それ以降はほとんど間が空かずに一気に帰ってきたのでね。第1フロートと第2フロートはやっぱりかなり速かったんだと思う。

というか、お帰りなさい演奏、したんだけど、人が少なかった。。間が空いてなかったにせよ、各フロートにはそれぞれ、それ相応の、見たら「あ、あのフロートか」って分かる感じなんだけれど、今年、明確に分かったのは「Living Together」と「女子フロート」のみ。あとは正直、よく分からなかった。と思ったら、参加人数、2032人だっけ?やっぱりね~って感じか。前回、2007年は確か、2800人だったと記憶してる。しかし、会場はすごく人が多かったのに、なんでパレードする人は減少したんだろうね?会場では女子率が高くなってる、と思ってたんだけど、やっぱり今年は女子フロートが人気だったみたいで、会場に来た人たちとパレード参加人数が比例してるなあって思ったんだけど、なんでその他のフロートは人数増加に結びつかなかったのだろうか。それは今後、考えないといけないことなんだろうね。

わたしは今回、お帰りなさい演奏は終点地点に入ったところの一番先頭、というか一番端に座ってて、だから、あんまりパレード歩いてた知り合いを発見することはできなかったし、向こうからも発見しづらい場所にいたので、会えなかったけど、それでも何人かの知り合いに声かけてもらえて、それがすっごく嬉しかった。わたしは別に好きでお帰りなさい演奏してるんだし、それに対してお礼なんか言われる筋合いはないとは思ってるんだけど、それでもやっぱり「有難う」とか「お疲れさん」って言われたら嬉しいわけで。って、今回はパレードしてる人たちに目を向けながら吹いてたんで、ほとんど指揮者のトヴィくんの顔を見ることはなかったな(笑)けど、最後の方、チラッと見たら、なんか涙をこらえてるような顔してたけど。。泣いてたのかな。トヴィくんには本当に感謝してる。いつもいつもブラミの責任者として、実行委員の人と「どうやったら安全に楽しくパレードできるか」を最重点にして打ち合わせしてくれる。時には実行委員の人と喧嘩になりながらも皆を守ってくれている。わたしはねー、今までもっと感謝してもよかったんじゃないかなあ~って、ちょっと反省してるんだよね。いつもそれに甘えっぱなしだった。もちろん、それをすることが当たり前、と思ってるわけじゃなかったけど、もっと口に出して「有難う」って言ってもよかったんじゃないかなって。で、今回もそれをしそびれてきてしまったわけだけど(汗)

お帰りなさい演奏の最後は「PROUD MARY」で。そう、事前に言われてた。Butterflyが終わったら、すかさずPROUD MARYへ。結果、大成功だったと思う。あの曲はノリがよくて、ブラミぴったりの曲だよね。

お帰りなさい演奏が終わったあとも、ステージ上では中西さんとか言う人がミニコンサートをやってたりしたのだが、疲れきってたのと、あんまりというか全然興味がないので、会場を後にした。というか、疲労からか、それとも多量に汗をかいたからか、パレードが終わったあとに本格的に頭痛になってて。第3フロートが到着する前の間に頭痛薬を飲んだりしたのだけど、それがほとんど全くと言っていいほど効かなくてね。これは早く帰らないとってわけで帰ったわけだけど、だけど、途中、原宿駅に到着する前に、スタミナが切れて、公園の入口のベンチ(というか、石)に座って、休憩したりしながら帰った。

今、振り返ってみると、あっという間に終わった、という感がするパレードだった。何もかも、速く過ぎ去ってしまった、という印象がある。いつもとあまり変わらないパレードだったはずなのに、なぜなんだろう?待ち時間さえも短く感じた。もっと、時間を抱きしめながら過ごせばよかった、と今、思っている。それが今回の反省点かな。それは次、関西パレードで生かしたいと思う。東京パレードは次は再来年?さて、再来年、自分はどうなっているのか。。なんか怖いな。

【追記】Softbankが協賛企業だったらしいですね。そういえば、去年の関パレでもSoftbankは協賛企業で、レインボーのコースターもらったっけ。是非これに続く日本の協賛企業、出て来て欲しいです。というわけで、日記の内容、一部訂正します。
15:08 | (性的少数者)イベントなど | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
08-14 Sat , 2010
第7回東京プライドパレード終了
朝8時に家を出て帰ってきたのがさっき。おおよそ11時間にわたるわたしの東京プライドパレードが終了した。

今日はあの2007年のように晴れて、めちゃくちゃ暑くて、ってことはなかったけど、なんか蒸し蒸しして暑かった。あまりにも疲れてたので、最後まではいず、お帰りなさい演奏終了後に帰宅の途についた。

詳細は後日また報告する予定だけど、今年はめちゃくちゃ人が多かった。特に会場ね。あんなに人が集まったのは、2006年、2007年って見てきてるけど、今年が最高だと思う。あとは女子率がすごく高くて、トイレに列ができるほどだった。いや、毎回ね、男子トイレには列ができるけど、女子トイレに列ができたところ、わたしは見たことなかったんで。。去年の東京プライドフェスティバルも女子率が高いなあって思ってたけど、それを上回っていたような気がする。いい傾向にあるなって思う。

しかし、疲れた。

今日は無理しないで早めに風呂入って寝ます(笑)

あーでも。途中でぶっ倒れなくて本当によかった。この夏のご飯の食べられなさから前日までかなり不安だったけど、取り敢えず最後まで頑張れた。明日はレインボー祭りだけど、わたしはお休み。一日休んで月曜からはスクーリング。用事が立て込んでおります。
19:27 | (性的少数者)イベントなど | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
08-02 Mon , 2010
早っ!
akaboshiさんが昨日の手記朗読の模様をもうYou Tubeにアップしてます~。
仕事が早いというか、もしかして、ゲンジツトーヒ?←オイ(汗)

ちょっとというか、だいぶ恥ずかしいですが。。ご覧下さいませ。

22:02 | (性的少数者)イベントなど | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
08-01 Sun , 2010
Living Together Lounge、終了
というわけで、今日は二丁目ArcHで「Living Together Lounge Vol.68」があり、わたしも手記を朗読してきた。

来て下さった皆さま、有難うございます。

わたしが話した内容は、主にレズビアンのセーファーセックスについてだったんだけど、まー、あらすじは決めてたものの、基本的には出て来たものをそのまま話しちゃえ、と思ってて、そのとおりになったかなって感じかな。

終わったあと「継ぎ目なく話してるから、Ronさんて皮膚呼吸してるんじゃないの?って思った」と某年齢の違う弟から言われたりもしたほど、結構早口でまくし立てたわけだけど、まーこれは、緊張してたわけではなく単に「沈黙嫌い」な性格がそのまま出てしまったかな、と(笑)わたし、初対面の人としゃべるとき沈黙が怖くて、一人でベラベラしゃべってしまう性格をしてるんだよね。それが思いっきり出ちゃったね(笑)

で、舞台の上から客席を見ると、ホントに真っ暗でほとんど何も見えないんだよね。それがちょっとやりづらかったかな。わたし、基本的に誰かの顔とか目を見て話すのが好きなのと、どういう風に聞いてくれているか、と言うのをやっぱり考えながら話してるから、お客さんの表情が全く分からなかったのが不安ではあったんだけど、ただ、時折、こちらが話してるとあちこちで笑いが起きたりしてたので、それで「ああ、ちゃんと聞いてくれてるな」と安堵しながら話した、ってところはあったなー。

って、終わったあとの反応は割とよかったので、ホッとしてる。

客層(?)も、今日は女性が結構多くて、それはとても嬉しかった。で、終わってからあと出入り口の椅子に座ってたら挨拶されちゃった(*^^*)うふふ。おねーさん、嬉しかったわ←?

この話が来て、約1ヶ月。最初は「寝耳に水」でとても驚いたんだけど、ホント、今日まで一体何を話そうか、頭の中ではいろいろ考えてた。どう考えてもこれは論理が破綻してるよな、って思えるようなこととか、わたしが伝えたいことは一体何なんだ?って、ホントこれも最後の最後まで思ったし、今も本当にわたしが言いたかったことが分かったかなあ?という不安はある。

緊張はしてなかったとは思うけど、やっぱり話すことに対しての負担、みたいなのは心が感じていたようだ。今は一仕事終えたような気分がしている。
23:12 | (性的少数者)イベントなど | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
07-05 Mon , 2010
Living Together Loungeに出演します
依頼されたときはわたし自身、青天の霹靂でびっくりするどころか「なんでわたしが?」って思ったんだけどね。わたし特にHIV/AIDSに関する活動をしてるわけじゃないし。

毎月第1日曜日に新宿二丁目のArcHで行なわれている「Living Together Lounge」ってHIV/AIDS啓発イベントがあるんだけれど、わたし、来月、8月1日の回に手記朗読で出演することになりました。

今まで数々の手記は読んできたけれど、自分が「朗読をする」という視点で手記を読んだことなんかいっぺんもなかったので、とてもうろたえているし、それから戸惑ってもいるんだよね。

「朗読」と言っても、手記を読むだけじゃなく、なんでこの手記を選んだのかとか、手記を元に言いたいことを話すこともしなくちゃならない。わたし、HIV/AIDSについての言いたいことって、今までほとんど全部この日記に書いてきたから、改めて何を話せばいいんだろう~?って思わなくもない。

けど、そんなことは構わないんだよね。みんながみんなこの日記読んでるわけじゃないし。

ってことで、既にどの手記を読むかとか、どんな方向性で何を話そうか、ってのは、だいたい決めちゃったのね。ここには書かないけどさ(笑)(戸惑ってうろたえた割には決めるの早いというか(^^;)どうも取り留めのない話に終わってしまう可能性が大だとは思うけど、まー、いいのだ。自分が話したいことを第一にするって決めたので。

というわけで、8月1日、開場は17時なんだけど、朗読が始まるのはおそらく18時過ぎからでしょう。手記朗読はわたしを含めて2人いて、わたしが先になるかあとになるかは今んとこまだ聞いてません(爆)

ArcHの場所は、cocolo cafeを更にちょっとだけまっすぐ行ったところ、で、地下1階にあります。

よかったら来てね(はぁと)
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06-22 Tue , 2010
第15回Shintoku空想の森映画祭
知り合いがこの映画祭に関わってるので、事前にいろいろと聞いていたのだけれど、Shintoku空想の森映画祭、という映画祭が毎年北海道の新得町ってところであるらしい。今年は最終日の3日目に「セクシャルマイノリティーDAY」ってのがあって、つい昨日だったか、映画祭ウェブサイトでそのプログラムが発表された。

プログラムを見ると、1日目の最初から3日目の最後まで、どれも観たいっ、って思うのだけれど、全部観るためには映画祭の前の日に現地入りをしなくてはならなかったりするので、泣く泣く2日目の「先住民DAY」の途中から行くことにした。と言っても、飛行機や宿はまだ全然取ってなくて、これからなんだけどね。

一応事前にどうやって行くのだとか、いろいろ聞いているのだけれど、どうしても現実感がないんだよねー。千歳空港からも行けるけど、帯広空港の方が近い。近いんだろうけれど、飛行機の便としては、千歳空港の方が圧倒的にあるだろう。そして、会場は新得駅からなんと徒歩2時間のところにあるそうで(ただ連絡したら駅まで迎えに来てくれるらしいけど)。そんな情報をいっぺんに頭の中に入れると、一気に現実感がなくなる(笑)さて、わたしはどうやって行くのだか。本当にたどり着けるんだか。

「セクシャルマイノリティーDAY」のプログラムは、なんと言っても「苺とチョコレート」が上映される、というのがわたしが行く最大の理由(笑)去年のキューバ映画祭、今年のにいがた国際映画祭に続いて、わたしがこのバージョンの「苺とチョコレート」を観るのはこれで6回目。「物好きだよな」と言われても仕方がない。本当にこの作品が好きなのだから。そしてこのバージョンで観られるのは、今のところ映画、という手段しかないので、やると知ったらどこにでも、という感じではある。まー、今回ここまで行く、というのはこれだけじゃなく、人と会えるのも大きな目的なのではあるが。

そうそう、「苺とチョコレート」の次に上映されるドキュメンタリー映画も結構楽しみ、なのだ(笑)監督の名は今まで本人から聞いて知ってはいたものの、それがこうやって文字にしてバンと目の前に現われるのを見るのは初めてで、なんか人ごとながら自分の名前が出ちゃってるようにドキドキするのがなんとも言えず不思議なんだけれど、そう、彼は親と歳の違うわたしの双子の弟(笑)(あ、これ掲載するに当たってはちゃんと本人の許可を得てます(笑)アウティングじゃないよ)まー彼の作品は去年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭でも上映されているし(あ、今回上映される映画とは違いますよん)そういう意味では観るの、初めてじゃないんだが。。でもやはり長編作品ってことで、なんだかこっちもドキドキします。映画の主人公(?)になってる人とも知り合いだしね。多分、あんまり客観的に観られない感じがする。。ま、仕方ないか。

というわけで、9月19、20日は新得でお会いしましょう!
まだ頭の中ではぼんやりとしてて現実感がないのだけれど、、、
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06-06 Sun , 2010
自分は違ってても他人はいいんです~
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という言葉が一番心に残った今年のNLGR。←オイ

今日は朝の8時半に池田公園に集まって、そこから近くのスタジオで最後の練習をしたりして、なかなかハードな一日を過ごしたんだけど、それでもやっぱり演奏するってのは楽しいことで。こういう機会でもないとなかなかボンコちゃん(仮名)に息を吹き込むこともないんだけれど、逆にこういうことがあると「ああ、普段から練習しておくんだったなー」って思わなくもない。

結局、今年は1日目にほとんど何もできなかったので、2日目の今日は、演奏が終わってからは知り合いに挨拶などを。なんかそれで話をしたり、ウロウロしてる間に前でやってた出し物は過ぎていってしまい、今年は前のステージでやってるのは一つも見なかった。うー、「これ見たい」と思ったのもあったのにな。それがちょっと残念だった。

NLGR自体は今年で見に行くのは4回目だったんだけど、今年はいろいろと心に残るNLGRだったな、と。ステージの上に立てたことももちろんそうだけど、同性結婚式を見て涙した友人の姿を見たりだとか、新しく知り合いになれた人がいたりだとか、そういうことでもいろいろと印象に残ったNLGRでもあった。帰宅して、今は「あー、幸せな日々だった」と、ほんわかした気持ちの中にいてとても気分がいい。

名古屋でお会いした皆さま、お世話になった皆さま、本当にありがとう!
またいつか、どこかでお会いできるのを楽しみにしてます。

【画像】名古屋で購入した植木鉢。これでようやく山モミジの植え替えができる!(喜)
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06-05 Sat , 2010
NLGR1日目、と行きたいところだが
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今日は午後から練習(もちろん、明日が本番のWINGさんの演奏のね)だったので、そちらの方に力が費やされて、NLGRの会場にはその練習が終わったあと、18時から1時間くらいいただけだった。なので、わたしの中ではまだNLGRは始まっていない←オイ

それにしても、1年ぶりに小倉トーストを食べたのだが、今年は去年に比べて体調もいいのか、これはちょっと帰ってからもはまりそうな予感。。(笑)

そうそう。会場でキャンディ・ミルキィさん発見。
東京ではPRIDE Festivalとかパレードでお馴染みだけど、NLGRでは初めて、のような?気がする。
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06-03 Thu , 2010
明日から
2泊3日の予定で名古屋行ってきます。

目的はNLGR(Nagoya Lesbian & Gay Revolution)に行くため。

NLGRはわたしが参加するようになってこれで4回目。これまではずっと「純粋なお客さん」として、ただステージを見たり、友だちと会ったりするだけだったんだけど、今年はいろいろあって、2日目(6月6日)のWINGさんの演奏に加わらせてもらうことにした。今の時点でなーんも練習してないので(←コラ)足を引っ張るために参加するのか!って感じだけど、まーこういう機会も滅多にないことだし、存分に楽しんで吹いて来ます。

っていうか、今年は来月からまたいろんなイベントがあるけど、わたし自身は今年はパレード(東京、大阪・てか大阪あるのか?)しか参加しないと思うので、貴重な場といっちゃ、貴重なんだよね。

ただ、NLGRは基本的にパレードのように一日中楽器持ってクタクタ、って感じじゃないイベントだと思うので、楽器を吹く以外も楽しみ。何が楽しみって、やっぱり名古屋で友人たちに会ってしゃべるのが楽しみなんだよね(笑)あと、基本的にNLGRはHIV/AIDS啓発イベントなので、新しく出た冊子をもらってくる、というのも目的だったりする。

薬の方は飲まなくなって4日経つ。まだちょっと「あれ、離脱症状かな」と思うこともしばしばあり、そこのところが治まらないと気持ち悪くてイヤなんだけど、でも食欲は大幅に回復、やる気の低下、というか、一日中ベッドでゴロゴロ、という状態は脱して、今日も2週間ぶりに太極拳に行ったりして、先週の自分とは大違い。この調子だと多分、名古屋では楽しく過ごせて帰れるのではと思ってる。

名古屋でお会いするみなさん、よろしくお願いしまーす!(^o^)
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01-11 Mon , 2010
イベント終了
Ronとakaboshiの直撃トーク 003、終了しましたです。

今回のゲストさんは顔見知り程度でほとんど話したことなかった人だったんだけど、でも不思議と「初めて話をする人」と感じなくて、その割には本当は話をしてないわけだから、その人についての「聞きたい」って思うことをほとんどそのまま聞いちゃったような気がします。

終わったあと、akaboshiさんから「今日のRonさん冴えてたー」って言われて「んだったら、過去の2回は冴えてなかったのかよ!」と思わず突っ込みを入れたく、というより本当に言ってしまったんだけど(笑)、でもわたしとしては、1回目も2回目も今回も全然自分自身、変わってないつもりなんだよね。ま、多少、前にお客さんがいる状態で話す空間に慣れた、と言えるかも知れないけど、だからといって、お客さんの反応がどーとか、ってのは全然考えてないんだよね、実はこのイベントでは。

これ言うとホント来てくれる人にはすごく「悪いなあ」って思うんだけど、わたしはなんでこのイベントをやってるかというと正直「ゲストに呼んだ人の話を聞きたいから」なのね。このイベントで何かを啓発したいとか、自分が何が言いたいとか、目立ちたいとか、イベントやってるんだぜって威張りたいとか、ましてやわたしこうやって活動してます、なんてことは全く思ってもないわけで。

「んなこと言ってもYou Tubeに出てるじゃん」って言われるかも知れないけど、あれはakaboshiさんって人がわたしととても気が合う友人で、その友人がたまたまカメラ持ってる人だってこと、ただそれだけなのね。akaboshiさんが別にカメラを持ってない人でもいいわけ。わたしにとって「akaboshiさんである」ということだけが大切なわけね。彼とは細かい部分では違うかも知れないけど(そりゃ、全く同じだったら逆に怖い)、根本的な土台のところでは、なんというかな、既に合意しているというか、言わなくても分かる、という言葉は本当はわたし、嫌いなんだけど、だけど、akaboshiさんに対しては今まで個人的にもいろんな話をしてきて、なんというかな、改めて土台部分から話さなくてはいけない人じゃなくて、それを省いてもわたしの言っていることが十分に伝わる人で、それだから2人でイベントやりたいし、できるっていう気持ちがあるんだよね。

で、このイベントに関しては、ほとんど事前の打合せがない。そりゃ、誰と話したいかとかいつやるかっていう話し合いはやるよ。それがないとイベントできないからね(笑)だけど「何を話すから」とか「こういう方向で」という打合せなんかしたことない。そういう点ではホント、ぶっつけ本番でやってみないと自分でもどういうものになるのか全然分からない。でもそれでいい、と思っている時点で、まず来てくれるお客さんのことは何も考えてないし、イベント始まってからもわたしは観客の人がどんな反応してるかなんて、ぜーんぜん気にしてなくて、それよりゲストの人と話をしている方が重要。という点ではホント、お客さんに対して申し訳ないって思ってるんだけどね。

なんて、全然今日のこと書いてないね(笑)

んー、わたしはシスジェンダー(トランスジェンダーではない人のこと)ってことで、確かに「今まで化粧したことない」って無邪気に言った。それを指摘されて「あ、それはそうだったな」とは思うんだけど、だからといって今後何か態度を変えるかというと、実はそんなことはしない。おそらく「誰も傷つけない言葉」なんて書けるわけない。このわたしの文章や、今まで書いたわたしの文章で、わたしは絶対誰かを傷つけている。でもそれは仕方がない。もちろん、わたしは誰かを傷つけようとして書いているんじゃない。できるなら誰も傷つかない方がいいなとは思っている。けど、こうやって自分の意見を書いている以上、誰も傷つかない文章を書くことは絶対に無理。それを自覚した上でわたしは書く。「あなたのこの言葉によって傷つきました」と言われるなら、意思の疎通が足りないなと思って話し合うけど、だからといっておそらく根本的なわたしの考えは変わらないと思う。

なんて書いたら「何があったんだ?」と言われそうだけど、特にそれは大したことない。イベント終わって、いろいろな人と話して、これが一番頭に残っただけ(笑)

わたしは「自分が女である」と言うことに違和感を感じたことがない。だから、違和感を感じる人を根本的なことから理解することはできない。「レズビアンであること」に悩んだこともない。「(女性に対する)社会からの抑圧」も全く感じたことがない。今まではそのことについてなんだか「申し訳ない」ような気がしていた。けど、そう言われてもわたしはどうしようもない。想像してみたりするけど、それってやっぱり想像の域を超えないと思う。それを安易に「分かった」ということは、それについて真剣に悩んでいた人、悩んでいる人に対して逆に失礼だと思う。だからわたしが分からないことについては、素直に「失礼だと思うけど分かりません。だから教えて下さい」って聞くしかないと思う。教えてもらって「あー、この人はそういう考えを持ってるんだ」って納得するしかないと思う。

このイベントが終わったあと「ディア ターリ」って映画を観てきた。最後の方に「異性愛者であると言うことについて、今まで考えてこなかった。でも考えなくては」みたいなことを言ってる人がいたけれど、わたしに言わせてみれば異性愛者がなんで自分のこと異性愛者なんだか分かるわけがなく。同性愛者と比較して、社会的な異性愛者の存在について考えてみたとしても、考えようがない。だって、異性愛者はマジョリティーなんだもの。

わたしこれね、最近気が付いたんだ。わたしは在日コリアンコミュに入ってて、在日の人には在日としてのアイデンティティーがある、じゃ、一方、日本に住んでいる日本人としてのわたしはどういうアイデンティティーを持てばいいんだろう?とか自分が日本人であるってことはどういうことなんだろう?ってずっとずっと考えてた。けど、考える糸口さえも見つからなかった。でもそれって(言葉は悪いが)仕方がないんだよね。だって、日本に住む日本人って圧倒的なマジョリティーなんだもん。そこにアイデンティティーなんてない。多数派って結局はそういうことなんだ、ってやっとわたしには分かったの。

だからわたしは異性愛者の人に「自分が異性愛者であると言うことについて考えろ」とはもう言わない。あ、意図的に言う場合もあると思うけど(例えば相手があからさまに悪意を持って話しているとかね)、でも基本的にもうそういうことを問いかけることはしないと思う。

あれ、なんでこんな話になったんだろう?(笑)

とにかく最近のわたしはいろんなことが頭の中で結びついてきている。今までは「いかにして自分が相手を傷つけるようなことをしないか(言わないか)」ということを考えてきた。けど、それは無理だって分かった。でもだからといって開き直ったわけじゃない。自分が受け入れたことで、自分に降りかかってくるものは自覚して覚悟を決める。自分が受け入れたことで他人があることを押しつけられている、ということも自覚して覚悟を決める。その自分に襲いかかってくる危険性と他人の犠牲の上に自分の考えがある、ということを自覚する。それが分かった上で「わたしはこうです」と言う。そして自分が書いたことによって傷ついている人がいるだろうことを想像する。

イベントの内容とは全く異なった感想になってしまったけれど(汗)、イベント自体は楽しかったです。

綾さん、いろいろなお話、ありがとうございました。
akaboshiさん、またやろーね(笑)
22:56 | (性的少数者)イベントなど | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
01-02 Sat , 2010
ヤります
もう既にakaboshiさんのブログでも発表されてるんですけどね(笑)

1月11日(祝)に「Ronとakaboshiの直撃トーク 003」をやります。002が去年の11月で、001が一昨年の11月。思いっきり「不定期開催」なこのイベントですが、まー、そういうところがヒジョーに縛られてなくて好きです(笑)要は「この人と話してみたい!」と思う人がいなければやらないイベントなので、基本的に(笑)

で、今回の生けに、、いや、ゲストは、関西レインボーパレードの実行委員の一人でもある綾さんです。毎年パレードではお世話になってます。

これまで001と002はわたしがよく知ってる人で、そういう点ではすごく紹介しやすかったんだけど、実は綾さんは、今までほとんど話したことがないんですよねえ~、わたし。そういう人とどこまで突っ込んだ話ができるのか、それは当日を迎えてみないとわたしにも分かりません。

というわけで告知です。

「Ronとakaboshiの直撃トーク 003」(★パフナイト便乗企画)←今回はこうなんだそうだ(笑)
-------------- 告知文 ここから --------------
綾さんに聞く!~MtFレズビアンな恋バナ&SEX

ayasan.jpg

ゲスト:綾さん
聞き手:Ron、akaboshi

大阪在住のMtFレズビアン「綾さん」が
1月10日(日)にパフナイトに出演するため上京するということで、
急遽、便乗して企画しましたっ!

関西レインボーパレード2009のアフターパーティ
「もっと!関パレ!」の司会者だった綾さんには、
ゲストの石川大我さんにお姫様抱っこを要求し、果てには
「恋バナ」&「SEXトーク」に持ち込もうとした前科有り。

★証拠映像(YouTube)

http://www.youtube.com/watch?v=CaC1ertgSpw

その罰として!!(爆)「直撃コンビ」のRonとakaboshiが、
今度は綾さんの恋バナとSEX観を掘り下げ返そうという、
正義感あふれる動機から企画されたイベントです♪

「男」として、そして「女」としての経験を併せ持つ
綾さんならではの「恋愛観」と「SEX観」を、
いつものように根掘り葉掘り聞き出しちゃいます!

日時:2010年1月11日(祝)12:30開場/13:00開始
会費:500円 ※予約は不要です。お気軽にお越しください。
会場:パフスペース
http://www.pafspace.com/
…東京メトロ東西線早稲田駅下車、馬場下口(2or3b)より2分
馬場下町交差点を文学部の方向(左)に曲がり3軒目のビル。
ドコモショップ横の階段を上がり3階。
■地図はこちら。
http://www.pafspace.com/riyou/riyou-3.html
TEL&FAX:03-5991-6117(浜田)

【ゲストのコメント】
面白そうー。
自分で気づいていないことがでてくるのかも。
まだ自分てなにって思っているので楽しみです。
よろしくお願いします。
by 綾 『綾の日記』
http://blog.zaq.ne.jp/ayay/

【主催者のコメント】
綾さんの存在を知ったのは、2008年の関パレなんですが、
綾さんを綾さんとして認識できたのは、
2009年の関パレからです(ややこしーなー)。
でも実は顔見知りなだけで、ほとんど話したことはありません。
しかしなんというかな、ものすごく色気がある人だと思います。
わたしなんか全然比べものにならないくらい(笑)
どこからその「色気」が出てくるのか、
そういうところを探ってみたいと思ってます(笑)
初対面同然ですが、よろしくお願いします!
by Ron 『ろんちゃんのテキトー日記』
http://rontako.blog39.fc2.com/

綾さんとは3年前に大阪で開催された
『LGBTの家族と友人をつなぐ会』で会って以来、
関西でのイベントに行く度に、外見も内面も
明るく変化して行く経過を見てきました。
今の僕には、あの逞しさはどうやって育まれたのかが
最大の関心事です。
by akaboshi 『フツーに生きてるGAYの日常』
http://akaboshi07.blog44.fc2.com/

<これまでのRonとakaboshiの直撃トーク>
●001(2008年11月15日開催)
「既婚者ゲイに聞く!『同性婚する』ってどんな感じ?」PLAYLIST
http://www.youtube.com/view_play_list?p=93B4A76E9BE80785
●002(2009年11月15日開催)
「トヴィさんに聞く!~Brass MIX!とゲイライフ」PLAYLIST
http://www.youtube.com/view_play_list?p=06983AB55B6FE2BD

【綾さんの「本来の上京目的」であるパフナイトは1月10日(日)開催】
『心と体のオモロイ関係~MtFレズビアン綾さんの人生“トラ”の巻!』
http://akaboshi07.blog44.fc2.com/blog-entry-1990.html
-------------- 告知文 ここまで --------------
今回は題も少々過激で(笑)、ホントにそこまで突っ込んだ話が聞けるのかとか、純情可憐で純真無垢で「この世に降りた最後の天使」と言われているわたしが話についていけるのかとか(多分、半分くらいは「わたし、わかんな~い」って言ってるような気がします(ほほほ))、不安は多々あるんですよね。。

ってわけで、前回の2回に比べると自信なげなわたしからの告知でした(←ホントか?)

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12-19 Sat , 2009
Poetry Reading THINK ABOUT AIDSに行ってきた
去年も行った「Poetry Reading THINK ABOUT AIDS」に今年もまた、行ってきた。

去年はTOKYO FMを探すのにむっちゃ苦労して「FM東京通り」を右往左往、何往復したのか分からないほどだったんだけど(もうすぐこの先ってくらいで引き返して来ちゃったり、反対に麹町の駅の近くまで行ったり)、今年はそんなこともなく、すんなりと開場時間である19時にTOKYO FMに行くことができた。

しかしああいうところに行くと、事前に「行くよー」って言った人となんで自動的に会えるんだろうね(笑)入口付近で待ってる間、何人かの知り合いに会い「おー」とか「よう」とか挨拶する。

今回、整理番号は66番で、開場になったあと案内のおにーちゃんが「1番ずつ」番号を呼んで、一組ずつ、中に入るようになってた。受付が入場人数を把握できるように、とのことだろうなー。1枚のハガキで2人入れるんだけど、わたしが入ったときも「2人ですね」って確認されたし。

今回のゲストは、清水ミチコ、高橋源一郎、河口恭吾、松下由樹、茂木健一郎、Fried Prideのみなさんで(敬称略)、特にわたしは「高橋源一郎、来るんだ。へー」なんて思ってた。去年の12月は、知ってるゲストはほんのちょっとだったけど、今回は半分以上知ってる人だ。

まず、清水ミチコ。自身で弾くピアノを伴奏にしての朗読。正直「弾きながらしゃべれるのがスゴイ」とか、変なところで感動してたわたし(爆)朗読後はガンにかかった父親の話をちょろっとして、それからはネタ。あ~、わたし、この人の「幸せの骨頂」のテープを持っているのだけれど、あの頃は野沢那智、じゃなくて野沢、、、あれ、なんだっけ。「バクバクバクバクオオワダバクー」の人。あ、野沢直子か。と共に活躍してたってイメージがあるんだけど、これってわたしが大学生の頃だから'80年代の後半かー。それ以降はほとんど知らないんだけどね(笑)

まず「さっちゃん」のメロディーで桃井かおりとデビ夫人と細木数子と田中真紀子、だったかなあ~、のネタ。わたしは桃井かおりと田中真紀子ならなんとなく知ってるので笑えたんだけど、あとの2人はよく知らないので。。これって、知らない人だとどこが面白いか分からないから、笑えないんだよね、、、(苦笑)なわけで、次は「清水さん自身が『フォーク』と思ってる歌メドレー」だったんだけど、すいません、井上陽水しか笑えなかった。。彼女は研ナオコでゲラゲラ笑ってたけど、わたしはよく考えてみたら研ナオコが歌ってるとこ見たことなかったんだった。あと森山良子も「さとうきび畑」ではなく「この広い野原いっぱい」だったら分かったかも知れん(ってやっぱり古いな)。あ、でも最後に「わたしのお墓の前で泣かないで下さい~」って、ここ数年紅白で歌ってる人のモノマネを聞いたとき、「あー、今年の紅白にはこの人やっぱりこれ歌うのかな?」って思いながら聞いてました(爆)

で、終わったあと、観客が拍手をしてたらすかさず「アンコールありがとうございます」と言われて、あはは、みたいな。やっぱりそういう「間のとり方」ってプロだよな~。なんて感心してたら聞こえてきたのは「シャボン玉飛んだ」の曲。あー、わたし、この曲イヤなんだよね。野口雨情の詩を聞くといつも泣けてくるので、、と思って「あー」って思ってたら、、、もー、すげーブラックなネタで(爆)一度聞いたら忘れられないっていうけど、まさにブラック過ぎて強烈に頭の中にのめり込んだ!彼女もそうだったみたいで、終わったあとに二人で口ずさんで帰った(爆)まー、どういうのだったかはここでは書かないし、多分、ラジオでも放送されないだろうな~、、というわけで、ちゃちゃちゃっとやることやって帰った、みたいな感じだったんだけど。一瞬でも飽きさせない、ってのはやっぱりすごいと思った。

次に出て来たのは高橋源一郎なんだけど、わたしの頭の中ではなぜかこの人と橋本治が繋がってて、それは多分「ビックリハウス」だろうと思ってたのね。でも、昨日帰って改めて「ビックリハウス」の最終号を読んでみたんだけど、全然違ってて。「あれ、じゃあわたしはどこで高橋源一郎を知ったんだ?」といろいろ記憶をたぐり寄せてみたら(なんせ、この人の著作は自慢じゃないが一冊も読んでいないのです。。すんません>高橋源一郎さん)、どーも最初は'85年の新潮文庫の100冊のコピー「インテリげんちゃんの、夏やすみ。」の「インテリげんちゃん」が高橋源一郎である、みたいなところからわたしの中の認識が始まったみたいだ。で、このコピー作ったのが糸井重里で、糸井重里というと橋本治、みたいなね。でもそれだけじゃなくて「なんか、でもテレビでも見てたよなあ」なんて思いつつWikipediaを読んでたら、どうも「スポーツうるぐす」を見てたときに出て来てたんだった、この人。

てな感じで、著作を読んでない割にはいかにもその人を知ってるような高橋源一郎だったんだけど、この人の朗読とその後の話はものすごく分かりやすくて、身体の中にスーッと溶け込むような感じだった。この人は「ゆうじさん」という人の手記を朗読したんだけど、そこから自分の話を2つ、したのね。一つは自分の子どもの話でもう一つは自分の母親の話。多分、これは後にFM東京でも放送されると思うから、それを聞いてみるといいと思うんだけど、この人直接HIV/AIDSの話をしたわけじゃない。手記を読んで、そして内容に関連すると思われていることについての「自分の体験」を語ったわけだけれど、最後の最後で「ゆうじさん、お母さんを大切にして下さい」って、ちゃんと手記に戻るのね。そういう「構成のうまさ」が「やっぱり作家だよなあ~」と思って、なんかすごく感動してしまった。ただ「母親ってのはこうなんだよね」みたいな「決めつけ」がわたしはちょっと引っかかったりもしたんだけどね(笑)最近、わたしはそういうことにすごーく敏感になっちゃってて、それもどうかと思ったりもするけども。

でも、そういうところを除いても、この人の話はスッと自分の中には入り込んできて、そしてそれを忘れない、というのは、やっぱりこの人の「能力」なんだろうなあ~。。

3人目は河口恭吾って、えーとギター弾きながら歌う人だったんだけど、わたしはこの人知らなくて。なんか「世界の人が平和になるためにプロジェクト作って40カ国くらいの人に楽曲を提供している」って言ってたんだけど。その歌ってる内容が、いちいちわたしには引っかかってしまって。「64億人の人が地球に住んでて、みんな仲良くなろう」みたいな歌詞だったんだけど、わたしはそれに対して「地球にいるのは人間だけじゃなくて、動物も、魚も、昆虫も、植物もあるじゃないか!」ってつい、言いたくなってしまった。。これって、絶対に誰かさんの思考の影響をかなーり受けてるってことなんだけど(笑)、わたしは「人間優先主義者」(至上主義ではないと思う)という自覚を持っているけど、でも「人間優先主義」の自覚がない人がこういう歌を作って「みんな共に生きられる世界に」なんて言ってるのにはちょっと違和感を感じてしまった。だってその人が歌う「みんな」とは、「人間」のこと「だけ」なんだもの。。

で、歌ってる姿を見ながら「この人、誰かに似てる、似てる」ってずーーーっと思ってたんだけど、途中で「あ、時任三郎じゃん」って思い出して(爆)、「でも、目つきなんかはイチローに似てるよなー」なんて、全然違うことを考えてたりした(苦笑)時任三郎よりは唇厚くないけど、なんとなくそんな雰囲気で、あとは目がイチローだった、という、なんかそれしか思い出せないわたしもわたしなんですけど(苦笑)手記もどんなの読んだのか既に忘れてしまった。。で、上京後にあるプロダクションに所属して、そこがなんかお寿司屋さんでもあったので、最初はその店の使い走りをしてた、って話をしたんだけど、なんかそこは新宿二丁目にも店を持ってたらしく。「二丁目に行ったんですけどなんか雰囲気違うんですよね」とか「僕はそっちの道には行きませんでしたけど」みたいな発言があって、正直「なにそれ?」って感じだった。んじゃ、わたしは「そっちの道に行った」のかよ!とか。

会場にはたくさんのゲイの人が来てるはずで。その中でそういう話はないんじゃねーの?とか、話すにしても話し方があるだろうに、と思わずにはいられない発言だった。会場でも「なんだよ、それ」ってつぶやいてる人もいたし。

おそらくこういう場でなかったら、笑いが取れるネタだったんだろうけど、少なくともあの場ではそういう話をして笑いは絶対に起こらないだろう。だから話してる本人も何回か「(話が)つまらなくてすみません」みたいなことを言ってて、でもその会場が「無反応」だったことについて、自覚してるのかなーとかね、そんなことを厳しいようだけど思ってました、わたしは。

で、5分間の短い休憩のあとは松下由樹。隣に座ってた彼女から「ねー、松下由樹って何に出てた?」って聞かれて即座に「『想い出に変わるまで』に出てた人だよ」と答えたわたしは、やっぱり'80年代で時計が止まってます(爆)「想い出に変わるまで」ってさぁ、うちの妹と同居してるときに、うちの妹が今井美樹好きだったもんで、それでわたしも知ってるんだよね。お姉さんが今井美樹で、妹が松下由樹で、そしてお姉さんの婚約者が石田純一だった。で、妹はお姉さんから婚約者を奪ってしまう、というストーリーなわけだけど、ええ、わたしにとって「松下由樹」と言えば、これしか思い浮かびません(爆)でも一応「知ってる」んだからすごいよね、わたし(^-^)

この人はHIV陽性者が久々にカミングアウトをした、という手記を読んだのだが、最初の方で「自分もいつ移るか分かんない」みたいに話してた割に、急に途中から「自分がもしカミングアウトされたら。。」という「カミングアウトされる人」に固定されてしまって「ありゃりゃ?」って感じだった。自分が「当事者になる」という視点がすっぽり抜け落ちてて、なんだかな~って感じ。確かに今まであまりHIV/AIDSのことを考えてなかったので、当事者以外の人もHIV/AIDSのことを話題にすることによって偏見をなくそう、というのは分かる。分かるけれども、そこでなんで「自分が話する人=当事者じゃない」という決めつけがされるのか。当事者はそれまで「知らない誰か」で、その人が急にカミングアウトをする、とでも言うのか?「身の回りにHIV/AIDSの人はいない」って言ってたけど、「いない」んじゃなくて「話されていない」だけなんじゃないのか?「いるかも知れない」という想像がなぜできないのか?自分は絶対「カミングアウトする方」にならないのか?自分は絶対に「当事者にならない」という自信があるのか?

まー「HIV/AIDSのこと」を考え始めた「初心者」にそういうことを理解しろ、というのは難しいのかも知れない。けど、わたしはそこに「小中高生が書いた読書感想文」と同じようなものを見てしまう。「この人の作品は面白かったです。だから他の本も読んでみたいと思います」と言って、結局それはそこだけの話で、そんなことは書いた1秒後に忘れ去ってる、みたいなね。すごく意地の悪い見方だけれど。で、こんなこと書いてるわたしって「一体何様?」とも思うけれど(苦笑)

この人が昨日言ったことを今日はすっかり忘れていないことを願ってます。

次に出て来たのが茂木健一郎。わたしは今は見てないけど、一時期NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」を毎週見てたことがあったんで、この人は知っている。

この人は手記を朗読して語るだけだったんだけど、選んだ手記がそれまでの人と違ってた。その手記は「普通」に過ごすこと、それを疑問に感じている、というものだった。今まで圧倒的に「HIVに感染して一時はわけ分からなくなって落ち込んだけれど、今は自分を受け入れられて、で、HIVと共に幸せに暮らしている」みたいな内容か、あとは淡々と日常を語る系、が多いんだけれど、「普通じゃないこと」に対する「権利」について書いた手記を読み上げた人って、少ないわたしの「手記朗読」を聞いたところでは初めてなんじゃないかなって思う。

この茂木健一郎の朗読は、それまでの人が一言、一言、咬んで含めるように朗読するのとは違って、まるで自分がしゃべっているかのように遅かったり早かったりした。それにも随分びっくりしたんだけど、彼はその手記を読み終えたあとに2人のゲイの話をした。一人は「アラン・チューリング」という天才的な数学者の話。彼はコンピューターの基礎を発明した人らしいんだけど、ゲイであることで「矯正」させられ、その挙げ句自殺してしまった、という。もう一人はわたしでも知ってる「オスカー・ワイルド」で、特に「獄中記」の話。この中で彼は「人は自分の魂の軌道を追求する権利がある」と述べる。「『普通』は人の数だけある」と述べる。彼の話の中で感心したのは「男、女」と言ったあとに「どちらでもないジェンダーの人」(確かこんな感じ)と、さらりと言ったこと。

わたしたち(敢えて「たち」を付ける)は「男」とか「女」という言葉に敏感だ。わたし自身は「女」と思ってて、そこから揺らぐことはないのだけれど、でも「男か女か」で揺らいでる人もいれば、「男でも女でもない」と思ってる人もいれば、「どっちと決めつけたくない」という人がいることを知っている。だから、この世の中「男」と「女」しかいないような発言はつい「え?」と思ってしまう。だからこそ、ここでそれこそ「フツー」に「ジェンダー」という言葉が出て来たことにまずびっくりしたのだ。

そして彼の発言内容から、彼ももしかしたら「普通であること」によって苦しめられたことがあるような、だからこそ「『普通』は人の数だけある」「人は『何かになること』で自分じゃない仮面を被ることになるけれども、そうではなく『自分は自分』として『自分の魂の軌道を追求する権利もある』のだ」「みんなが同じという共生ではなく、自分と違う他人を認めるということが共生なんだ」と言い切れるんじゃないかな、と思った。

実際、彼は多動(ADHD?)らしく「僕って動作がおかしいでしょ?」って言ってたし、実際、椅子に座って朗読して話をしているときはそうでもないんだけど、あとで段上で司会の人と話してる最中は、なんか落ち着かない様子で、身振り手振りも激しく「えらく熱い人だなあ」って思ったんだけど。あのNHKで話してる姿って、もしかしたら彼にとってはとても「苦痛」で「自分を作ってる」のかも知れないなあ、なんてちょっと思ったり。

しかし、ホント、偉く「熱く語る」人で、ついつい引き込まれていってしまうのは、この人の魅力なんだろうな。。って感じた。で、帰ってきてネットで調べてたら結構バッシングがあったのでびっくりしたけどね。まー、バッシングの内容については、わたしはその分野の人ではないので何も言わないが、ただ、昨日本物を見て、そして話している様子とか内容を聞くと、ものすごく人を引き付ける力は持っている人だと感じた。

あー、ただ「人は自分のため、と思うより他人のためと思った方が、数倍力が出るし、これは『愛』なんだ」と言っていたけれど、わたしはそれに対しては「うーん」って思う。確かに「他人のため」と思った方が力は出るだろうけど、、それ以前に「他人のため」というのはわたしはとてもおこがましいと感じているから。自分自身は「自分の頭の上のハエも追えないのに、他人のため、なんて、んな偉そうなことできるわけないじゃん」って思ってるんだよね。それに「他人のため」ってなんか胡散臭い。押しつけがましい感じもする。「他人のため」なんて言って本当は「自分のため」なんだろう、とか「他人のため」とか言っても実際他人のことを考えずに他人は迷惑に感じるだろう、とか。あー、元がネガティブなんでね、わたし。「愛」も胡散臭い言葉だよね。というわけで、ここのところだけは同意できなかったわたし(笑)

でも嵐のようにやってきて嵐のように過ぎ去っていったなあ~って印象が強く残った。

で、最後はFried Prideってバンド(と言ってもギターとボーカルのみ)の演奏だったんだけど、このリーダーのギターの横田さん(一見するとかまやつひろしを彷彿とさせるが、実は「のっぽさん」にも見える。ま、多分帽子のせい)って人のギターのテクニックがものすごくって。テクニックだけじゃなく、いろんな分野の曲も弾けて。ボーカルの人は、うーん、ちょっとパンチ力ないかなあって思ったんだけどね。でも、全然知らないバンドで、大抵そういうのは「退屈」なんだけれども。昨日はすごかった。横田さんの「コールアンドレスポンス」のとき、最初は「イェイ、イェイ、イェイ~♪」みたいな感じだったんだけど、途中で「Living Together」が出て来たときは「やられたー!」って感じだった(笑)なんてったって「Living Together ゴー!ゴー!」だよ(爆)そして最後にはなんとウェーブもやらされた!!今まで野球場でしかやったことないし見たことないウェーブ!あんなところでやるなんて。。「なんか、、うまく乗せられちゃったなあ~」って感じだったんだけど、でも、楽しかった(笑)

てなわけで、19時30分に開演して、22時過ぎで終わったわけなんだけど、今年は前回に比べて面白かった。うん、格段に面白かった。

それは、なんと言っても幅の広い人選だと思う。まー、確かに途中、「え?」って思う人もいたんだけど、でも、そういうのがなければ、密度が濃すぎて却って疲れてしまったかも知れない、と。そういう意味ではバランスがよかったと思う。

そして、、自分自身が変わりつつある、ということも。
上にもちょっと書いたけど、HIV/AIDSの人の手記って割とワンパターンではある。もちろん、それが主流なのだろうとは思う。そして、あのような内容だと全く知らない人にでも受け入れられやすいんだと思う。

けど、、それって「ステレオタイプ」な「HIV感染者/AIDS患者像」を造り出すことにも繋がらないだろうか。「HIVに感染した人はかわいそう」「それでも明るく前向きに生きてる姿が感動的」、こういうことって逆に言えば「HIVに感染した人は自業自得だ」って考える人と実はあんまり差がないような気がするんだよね。。

茂木健一郎が言ったように「普通は人の数だけある」、「自分と隣の人は意見が違うかも知れない、けど違う人がいることを理解するのが共生」、わたしはそう思うんだよね。まー、だからといって「だったらどうすればいいの?」と聞かれるとこれまた難しいのだが。。確かに「初めて来た人にHIV/AIDSのことを考えてもらうきっかけ」を作ることは大切なことだろうし、逆にわたしみたいなのがそういう場に行くのはもう、相応しくないのかも知れない。

けど「HIV/AIDSのことにいつまでも関心を持つ」ためには、こういうイベントを見に行くしかないわけで。自分で何かしようと思わない限りは。そこんとこが難しいよね。昨日のアンケートの中に「今日、このイベントに参加したあとに、あなたは明日から何を始めたいですか」みたいなアンケートがあった。わたしは「特になし」って書いた。だって、わたし、これ以上何すればいいのか分からないし、これ以上何かをする、というのはもう「ボランティアをする」くらいしか思いつかない。でもわたしは今それを考えてないし、だけどHIV/AIDSについては、この先もずっとずっと関心を持ち続けていきたいと思っている。それだけなんだけどなあ、、

あ、昨日の模様は12月29日18時から18時55分までFM東京、じゃなくてTOKYO FM(80.0MHz)でオンエアされるようです。それを聞き逃しても「ポッドキャスト」というのがあるみたいです。今までの朗読などもここから聞けます。

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15:46 | (性的少数者)イベントなど | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
11-02 Mon , 2009
わたくしの、恥ずかしい映像
今日は疲れたので手抜き(笑)
というか、先日、akaboshiさんが関パレの模様をアップしてくれたんだけど、その中で「ひょえ~~~!!」な映像が。いや、確かにパレード終わって疲れ切ってましたよ。言ってることはウソじゃないですよ。ウソじゃないってーか、なんての?わたしにとってはカメラ持ってても「akaboshiさんはakaboshiさん」なので、チョー普段着な態度で話してる!!言ってることは本音過ぎる!(苦笑)

ってわけで、でもこれも貴重な「あのとき」の映像だな~と思ってます。終わったあとの感想って、ホント、こんな気持ちなんだよな。。結局「楽しかった」ってことの方が記憶の中に残るんで、次の年も同じことやっちゃうんだけどね(笑)

23:21 | (性的少数者)イベントなど | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
11-01 Sun , 2009
1年ぶりのお待たせ(Ronとakaboshiの直撃トーク002「トヴィさんに聞く!~Brass MIX!とゲイライフ」)
えー、001からなんと丸1年空いてしまった「Ronとakaboshiの直撃トーク」。
あれきりでお終い?と思いきや、いや、あったんです、002が(笑)

というわけで、1年ぶりの「Ronとakaboshiの直撃トーク」、今回のゲストは、Brass MIX!の代表(指揮者)でお馴染みのトヴィくん!わたしもいろいろなイベントごとにお世話になっております。。関パレではボンコちゃん(仮名)が何度もトヴィくんの背中をどついてしまったそうで(汗)、本当にご迷惑お掛け致しました。。

はい、告知です。

「Ronとakaboshiの直撃トーク002」(←003があるのかは知らん(爆))←お約束
-------------- 告知文 ここから --------------
トヴィさんに聞く!~Brass MIX!とゲイライフ

091024_1131~0002


ゲスト:トヴィさん
聞き手:Ron、akaboshi

先日の関西レインボーパレードでも隊列の先頭で演奏し、華やかに彩った
セクシャリティ・フリーのブラスバンド「Brass MIX!」。
あちこちのセクシュアル・マイノリティ系のイベントを
音楽の力で盛り上げ続け、いまや欠かせぬ存在です。

1年ぶりに開催するRonとakaboshiの直撃トーク。
今回は、「Brass MIX!」の指揮者であるトヴィさんをゲストにお迎えし、
立ちあげたきっかけや、続けるためのこだわりなどを伺います。

ダウンタウンのバラエティ番組『リンカーン』に出演し、
番組内で家族にカミングアウトをした時のことや、
流行語「どんだけぇ~」にまつわるエピソードの他に、
東京でのゲイライフについても根掘り葉掘り、
探ってしまうトークライブ!

ブログ「ろんちゃんのテキトー日記」と
「フツーに生きてるGAYの日常」の筆者が今回も、
ゆるゆるトークで実は鋭く迫りますっ!(笑)

★2006年の東京レズビアン&ゲイパレードで出会った、トヴィくん。
それ以来、わたしはBrass MIX!の一員として、
いつもトヴィくんの背中を見ながら楽器吹いてます。
責任感が強いけど、涙もろくもあり、とても魅力的な人。
だけど、未だに個人的なことは何も知らないんだよね。。
ってことで、今回はトヴィくんに直撃トーク!
あれこれ聞いて、素っ裸にしちゃいます。トヴィくん、お覚悟を!!(爆)
by Ron 『ろんちゃんのテキトー日記』
http://rontako.blog39.fc2.com/

★あちこちのイベントでお会いすることは多くとも
こちらはカメラ、あちらは指揮者として走り回り、
実は数回しか言葉を交わしたことがなかったので、
この機会は本当に嬉しいです。個人的には・・・
トヴィさんの「ゲイライフ」に興味津々かも~(笑)。
by akaboshi 『フツーに生きてるGAYの日常』
http://akaboshi07.blog44.fc2.com/

★実はakaboshiさんのブログを以前からこっそりと愛読させて頂いてました。
隠れファンの立場から、今回出演のオファーを頂いた事で嬉しい気持ちと反面、
あの斬新な切り口で、どんな展開になるのか今から緊張もしています。w
当団Brass MIX!のトロンボニストRonさんにしっかりフォローをお願いを・・・
聞いてくれるのか?? 楽しみにしています!よろしくお願い致しますっ!
by トヴィ(Brass MIX!代表)
http://brass-mix.com/

日時:11月15日(日)15:00開場/15:30開始~17:30まで。
会費:500円 ※予約は不要です。お気軽にお越しください。
会場:パフスペース
http://www.pafspace.com/
…東京メトロ東西線早稲田駅下車、馬場下口(2or3b)より2分
馬場下町交差点を文学部の方向(左)に曲がり3軒目のビル。
■地図はこちら。
http://www.pafspace.com/riyou/riyou-3.html
TEL&FAX:03-5991-6117(浜田)

■Ronとakaboshiの直撃トーク001(2008年11月15日開催)
『既婚者ゲイに聞く!「同性婚する」ってどんな感じ?』PLAYLIST
http://www.youtube.com/view_play_list?p=93B4A76E9BE80785
-------------- 告知文 ここまで --------------
というわけで、ちょうど丸々1年ぶりの「Ronとakaboshiの直撃トーク」(去年と日にちも開始時間もまーったく同じ)。

これもね~、少し前(関パレよりは前だけど)に突如決まったんだよね(爆)akaboshiさんと話してて「あ、なんかトヴィくんの話聞きたい」って話になって「んじゃやろっか」と。で、関パレのブラミ打ち上げのときにわたしが直接出演交渉。「いやー、トヴィくんのプライベートな話とか全然知らないから聞きたいんだよね。だってわたし、あなたのことが好きだから(はぁと)」とか、いやホント、直球勝負でボール投げてみた。トヴィくんはその場で快く引き受けてくれたけど、もしかしたら心の中は不安で不安でたまらないかも知れない。。(笑)ええ、わたし、フォローする気なんぞこれっぽっちも←オイ

「好きな人のことだから、あなたの全部が知りたいの」ってわけで、容赦はしませぬぞ(爆)一応、撮影はする予定だけど、まー、前回のように際どい話はもちろん、You Tubeでの一般公開はされないわけで(うふ)。皆さまのご来場お待ちしております。

ちなみに画像は、関パレのときに彼女が携帯で撮ったもの。
なんかすごーくかわいかったんで、使ってみた。

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10-26 Mon , 2009
関西レインボーパレード2009
P1030822.jpg


昨日、大阪から帰ってきた。

大阪に到着した日、ジュンク堂書店梅田ヒルトンプラザ店で「関西レインボーパレード2009 ブックフェア」をやっているというので見に行く。最初、エレベータで上がっていって、5階の入口すぐの「フェア」のところを見るが、なんか違ってるようだったのでお店の人に「セクシャルマイノリティーのブックフェアはどこですか?」って聞いてみたんだけど、聞いたお店の人はどうも分からなかったみたいで、他の店員さんに聞きまくっててちょっと恥ずかしかった(汗)フェアの名前を全く覚えてなかったんでね、、ま、別にそんなに気にしないけど。

で、最終的に知ってた店員さんがいたので「6階のエレベータ前でやってます」ってことで、そこから階段を上がって6階に行く。6階のエレベータ前にあった。わー、これ、結構目立つなあ。5階から本屋に行くと分からないけど、直で6階に行くためにエレベータを使うと、目の前に「バン」ってあって、そういう意味では人目につきやすいところ。

事実、見終わって(ゴメン、本買わなかった!)下に行くエレベータを待ってたら、同じエレベータを待ってた人がチラチラと後ろを振り向いてた(笑)確かにあそこでゲイやレズビアンや同性愛や女装、と言った本が並んでたら「なんだろ?」って思うだろうなーと。その「なんだろ」だけで実は十分なんじゃないか、って思ったほど。

ただ、、店内に「今、ブックフェアやってます」という張り紙1枚は欲しかったかな。5階からだと「どこでやってるんだろ?」って思うし、わたしなんかは普通にお店の人に聞いちゃったけど、やっぱ聞けない人もいるだろうと思うし、、

その後、彼女と大阪デート♪お好み焼き屋さん(関西風)とゲーセンに行って太鼓を叩き、クイズやってホテルに帰る。

その日の夜は緊張してたのか、全く眠れなかった。

当日。朝9時集合だったんだけど、15分くらい遅れた(汗)
で、練習。今回は新曲2つあったんだけど、わたしは自慢じゃないがぜーんぜん練習していかなくて、今回は暗譜できなかったので、譜面を縮小コピーして譜ばさみにはさみ、吹いてるときに譜面が見れるようにしておいた。ちなみに今回吹いた曲は「Dancing Queen」「キセキ」「宝島~ブラジル」「森のくまさん、スーザに出会った。」の4曲。新曲は「キセキ」と「森のくまさん」。

関西レインボーパレード(関パレ)に出るのは、今回3回目なんだけど、今回はいつもに比べてパレードするまでの時間がすごく短かった気がする。いや、本当は例年とタイムスケジュールは変わっていないはずだけど、おそらくわたしがあんまり余裕がなかったからだろうなと思う。

で、パレード開始。これもいつも出発するまでにすごーく時間がかかる気がするのだが、今回はスムースに道路に出れた。ここから長い道のり。

トロンボーンでの参加者は7人だったっけ。直前、例の新型インフルエンザにかかっちゃった人がいて、1人、減ったのよね。わたしは先頭の、歩道から2列目だった。今回は歩道側から1st、2nd、3rdってな感じだった。わたしは2nd主、と言っても、Dancing Queen、ブラジルは1st、キセキと宝島が2ndで、森のくまさんは、トロンボーンはみんな一緒だったので、あんまり「2ndが主」って感じではなかったんだけど。

しかし、譜ばさみを使って吹くのは、実はわたしがパレードに初めて参加した、2006年の「東京レズビアン&ゲイパレード」(今の東京プライドパレード)以来で、吹き始めてすぐに後悔した。今までそれが当たり前になっててすっかり忘れてたんだけど、譜面を見ながら吹くと、当然、周りが見えない。しかも、目の前に譜面があるもんだから、スライドの先端が見えなくて、わたしの前で指揮してるトヴィくんとの間隔が全然つかめない。なので、最初の方だけど一回、トヴィくんの背中をボンコちゃん(仮名)のスライドでどついてしまった(汗)

んー、先頭車両からもうちょっと間隔に余裕が欲しいと思ったけど、警察が「早く進め」「早く行け」って言うから仕方なかったのかな~。わたしらは確かにスライドがのばせるくらいの間隔の余裕は欲しいが、一番かわいそうなのはガード(旗)の人たちかなって思った。あんなに間隔が狭かったら、大きく振れなかったんじゃないか、とかね。

今までは周りを見ながら吹いてたので、いつも見てる「グリコの看板」とか、アメ村の入口とか、全然分からない間に過ぎて行ってしまった。。譜面を見るのは新曲の「キセキ」と「森のくまさん」だけだったんだけど(最終的にはね)、ちょうど「グリコの看板」とかアメ村入口のところはそういう譜面を見てたときに通過したんだろうな。しかし、それ以外の曲では割と歩道とか見てたんだけど、今年は繁華街を歩く人が少なく思えたんだよねー。歩道では何人か、一緒にパレードしてくれる(?)人たちがいるんだけど、それ以外の例えば信号待ちの人とかね。去年はもうちょっとたくさんいたような気がする。

ただ、うちらが信号待ちで止まって吹いてるときに、観光客の外国人の人がビデオカメラで写しながら、ガード(旗)の人に「Tシャツに書いてある『I (ハートマーク) BM!』の『BM』ってなんだ?」って聞いてた(笑)だから、実行委員の人が持ってたプラカード「隊列1 Brass MIX!」ってのを実行委員の人がその外国人の人に見せてたけど、果たして意味が通じたかどうか。。(笑)

わたしは吹きながら先頭車両で、今年のトップスターが言う言葉を聞いてたんだけど「わたしたちはセクシャルマイノリティーです。同性愛者です。異性愛者です。両性愛者です、、」という言葉を聞きながら「異性愛者を入れたら、セクシャルマイノリティーじゃないんじゃないかなあ」とか、そんな変なことを思ったりしてた(笑)まーでも、パレードしてるのは、性的少数者だけじゃないからねえ、とも思った。

終わりに近づいてくると、ボンコちゃん(仮名)持ってる両腕が痛くなってきた。腕だけじゃなくて肩と背中がガチガチになってる。しかも、わたしは1stを吹いているはずなのに、それより高い音を吹いてる人がいて「あれ?後ろのホルン?」とも思ったが、直に隣の村長(トロンボーン村ですんで)が吹いてるのが判明。あとで聞くと、村長の後ろの1st村民も吹いてたとのこと。しかもわたしの隣の3rd村民はなぜか最初からブラジルのメロディーを吹いてる!みんな、今回は好きなように吹いてるのね、、と思いつつ、多分、わたしとその後ろの2nd村民はちゃんと真面目に吹いてましたよ、譜面通り。ただ、わたしはDancing Queen、1st吹くの、そのうち疲れちゃって、1st、2ndって交互に吹いてました、ここだけの話。

結局2時間かけてゴール地点に。その後、後ろを歩いてる人たちを公園に迎え入れるためにちょっと待って、そしてほとんどみんな揃ったところで最後の演奏。「Dancing Queen」と「キセキ」の2曲。

その後、今回のパレード参加人数の発表や、風船飛ばしてパレードは終了。

なんだか、あっという間に終わったって感じではあった。パレード自体は。

しかし、例年ならここで終わるはずのパレード。今年は違ったんだよね。
パレードする前に、いろいろな知り合いと会うんだけど、パレード前ってのは、Brass MIX!に拘束されててね、なかなか話す時間がない。しかし今回は「アフター行く?」というとみんな「行く」という。だもんで、Brass MIX!の打ち上げが終わったあとは、関パレのアフターに初めて行った。

実はBrass MIX!の打ち上げに出るのもすごく久々で。いつ以来だろう?って思うほど。別に出たくなくて出なかったんじゃなくて、その後、用事があったり、などで出てなかったんだよね。

少々遅れて打ち上げ場所に行ったら、もう既に食事が運ばれてた。トロンボーン村の村民が集まってるテ-ブルがあって、そこが2つ席がまだ空いてたので、彼女と一緒に座ったんだけど。食べ物が来るたび、村民のみなさんは拍手で迎え。食べ物はそれこそピラニアがたかるようにあっという間に空にして。「次はまだ~?」って待ってて、それで食べ物が来て拍手で迎え、、ってまだまだ全然食い足りないって思ってるうちにゴマ団子が出て来て。「え?これで終わり?」って思ってたら、今度はパイナップルが出て来て「あ、これで終わりなのね。。」ってそれもあっという間に食い尽くし。他のテーブルにまだ食べ物が残ってるのを「ウソみたい」って思ってみてたり(笑)

ま、そのうちみんな移動してぐちゃぐちゃになって。わたしも普段は席は移動しない方なんだけど、今回はいろいろ用事もあったりして(謎)、比較的動き回りました(笑)

久々に出た打ち上げだったんだけど、なんていうのかなー、知らない人が増えててびっくり、みたいな感じ?他のパートの人とはなかなか知り合えなくて、でも、わたしは初対面の人がすごく苦手なんで、やっぱりここでも知り合いを探して話してた(苦笑)けど、なんか以前と雰囲気が違うなーとも思った。彼女は「大人が増えたんだよ」って言ってたけど、一方では「これからがあるから自制してた」との情報もあり(爆)、瞬く間に2時間過ぎたのでした。。

で、その後はちょっとホテルに戻って、それから関パレアフターに。実は関パレのアフター会場と結構近いホテルに泊まってたのよね。

アフターの会場に入ると、トークショーみたいなのやってて、レズビアンってカミングアウトしたグラビアアイドルの一ノ瀬なんとかさん(すいません、覚えてなくて(汗))が司会者二人に囲まれて何かしゃべってた。一ノ瀬なんとかさん、結構興味あったんで、見るとステージの目の前のかぶりつきのところにスペースが。「カメラも回ってるし、さえぎっちゃうかも。。」と最初は躊躇してたんだけど、前の方にいた知り合いが「そこそこ!」って呼ぶんで(苦笑)、目の前のかぶりつきに座りましたよ(笑)

しかし、トークはほとんど終わっちゃったみたいで、司会者の人が「もっと芸能界ズレしてるのかと思った」ってのを聞いて「あー、どんな話したのか聞きたかったー」と思った。わたしが聞いてたのは、新しいDVDが出ましたよ、ってのの説明で、なんかcocolo cafeでなんかのイベントやる、とか、九州男で女の子60人集めてイベントやるんだ、とか、そんな話ばっかで、しかもそこで司会者やってる人が「東京に住んでる人は是非行ってきて下さい」ってこっち見ながら言うんだもの。。しかも、ちょっと離れたところに座ってるわたしの知り合いも「Ronちゃんよろしく~」とか言ってるし!!つか、司会者の人も実は知り合いだったりするんだけど、いつの間にわたしがそこにいるのが分かったんだろう?全然こっちの方見てなかったのに。。

トークイベントが終わり、クラブイベントになって、ステージ上に男の人たちが踊ってる時間になると、それまで結構女性が多かったのが、ほとんど男性客ばかりになっちゃって。で、うちらは入口で見かけた知り合いとグタグタしゃべったり。

そう、結局、パレードに来てる友だちとはそこで話したんだよねー。普段はみんな離れて暮らしてるから、こういうイベントでもないと会えなくてね。

でも、普段だったらパレード終わったらお終いで、話したい人とはパレード前の忙しいときに二言三言話すだけだったんだけど、今回はこういうイベントがあったせいか、いつもはじっくり話せない人と話せたりして、それがとっても楽しかった。

そう、わたしはいつの間にか知り合いが増えてたんだよね。。
出会いはいろんなところだったりする。それこそ「レズビアン&ゲイ映画祭」で知り合いになったり、mixiのやりとりでマイミクさんになった人とか、それはホント、さまざまなんだけど、でもこういうところで会って話せる。知らないうちに、友だちが増えたんだなー、って思ったし、そうか、こういう場がないと、そういう人たちと会うことは出来ないんだ、って改めて思って、そのときに初めて「ああ、実行委員の人たちに感謝しなくちゃ」って思ったんだ。

わたしは今までパレードや何かのイベントには「楽器で参加」することが多く(楽器で参加しないものは名古屋のNLGRだけだと思う)、「楽器が吹ける」ってことで、他の人とは違うんだって思ってた。だけど、それは違うのね。「そういう場」があって初めて楽器を吹くことが出来る。そして、「その場」を作ってくれるのは、やっぱりそのパレードの実行委員さんなんだよね。だから、わたしは自分が楽器が吹けることに感謝するんじゃなくて、楽器を吹けるところを提供してくれた人たちにまず感謝しなくちゃ、って思ったんだ。

そして今回は、それと共に「知り合いと話せる場所」を提供してくれたことにも感謝しようって思った。今まで、東京や札幌、大阪って何回もパレードに参加してきながら、楽器を吹いてパレードするだけで終わってた。しかし、知らない間に知り合いが増えて、こういう機会でもないと話せない友だちがいっぱいいて、そういう人たちが集まれる場所を作ってくれた、というのはとても有り難かった。「アフター行く?じゃ、わたしもブラミの打ち上げが終わったらアフター行くから」って、今までにはない経験だった。

まぁ、そういう意味では時間を気にせずに遊べるってことで、東京だったら同じような場があっても無理かも知れない。東京は季節が真夏なのもあって、パレードする距離は短くても、その後の「お帰りなさい演奏」などで最後の最後まで楽器吹きっぱなしだし、終わったあとはそれこそ「抜け殻」みたいになってしまって、一刻も早くうちに帰りたい、っていう風になってしまう。アフターがあっても、終電を気にしなくてはならないので、制約がある。だから、東京は東京で仕方がないのかも知れない。。

結局わたしは、アフター会場の店の前で、12時過ぎまで話し、その後、知り合いとビアンバーに行った。ビアンバーでは2時過ぎまで話してたんだけど、わたしはその前の日が全く眠れなかったということと、パレード疲れでその時間にはもう眠くて眠くて、って感じで、話はちゃんと聞いてられたんだけど、すっかり無口になってしまって(汗)頭が全然働いてなかったー!

でもねえ。いつもは会えないからネット経由で文字ばっかで会話してるけど、こうやっていろいろ知り合いと話してみるとね、あー、カップルさんごとに事情は違うなあ、とか、でもいろいろ文句言ってたりするけど、この人はパートナーさんのこういうところが好きなんだろうなー、とか、なんかね、まぁ、わたしの知り合いはカップルさんが多いのか、それがよく分かる夜だったなあ~。

あのね、わたしホントは関パレ行くの、どうしようかと思ってたんだ。全然練習してなかったし、最近のわたしは本当に精神的に疲れちゃってて、外に出るのがすごく億劫だったの。けど、いつも会えない人と幸せな会話が出来て、そーか、みんないろいろあるけど、それなりに(決して頑張って、とは言わない(笑))生きてるんだなーって思って、なんかね、とてもパワーをもらった気がする。

また、みんなで会える場がある、と思うと、それまでやっぱりそれなりに生きてかなきゃ(笑)って思う。

今回のパレードでは、本当に今まで気が付かなかった「人との繋がり」が大切に思えて、本当によかった。

結局、その日はホテルに帰って寝たのは3時過ぎだった。前日とは違い、ベッドに入ったあとの記憶がなくて(笑)、気が付いたらチェックアウト30分前で彼女に「もう起きてー」って起こされるまでぐっすりだった。

それからアメ村でたこ焼きを食べてから、新幹線に乗って東京まで帰ってきた。

長いようで短かった2泊3日。
一緒に楽器が吹けたブラミの人たちに感謝。友だちに感謝。そして、その「場」を提供してくれた、関パレ実行委員の人たちに感謝。彼女に感謝。

あ。練習しなかったけど、ちゃんと鳴ってくれたボンコちゃん(仮名)にも感謝(笑)
けど、ボンコちゃん(仮名)は重かった。。
翌日から両肩から両腕が筋肉痛。今もまだ筋肉痛。

【画像】帰りに東京駅で買った東京タワーの模型

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10-23 Fri , 2009
行ってきまーす
てなわけで、明日はいよいよ「関西レインボーパレード2009」。
Brass MIX!で参加してきます。

と言いつつ、今回は事前に練習する気が全く起きなくて(汗)
全然練習してません。
いつもは暗譜するほど練習して本番に臨むのになー。
こんなに練習しなかったのは、多分、初めてです。。

で、昨日、やっと小細工に着手(譜面を縮小コピーして当日はそれ見て吹く!)。

そんでもって今日、さっき譜面を挟む「譜ばさみ」到着(ギリギリやん)。

朝はボンコちゃん(仮名)に譜ばさみを付ける角度などで格闘。
未だによく分からない。。っていうか、全部の譜面を持って歩くのは無理だわ、こりゃ。
ってことで、考えなきゃ。。

あー、今回は、ホント、ボケボケでどうなるか分かりません。
まぁでも、こういう機会でないと会えない人もいるので、
そういう人たちに会いに行くというか(笑)

ま、取り敢えず行ってきます。
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08-31 Mon , 2009
レインボー祭り
昨日のレインボー祭りは今年、10回目だったそうだ。
でもわたしは終わりの挨拶のときに初めて知ったくらいだった。

わたしたちが16時30分から演奏を始めたときは、雨は降っていなかった。
その前に降ったり止んだりしてたくらいで。
しかし、エイサーが始まる18時30分のときは、既に大雨だった。
時間が経つほど雨が強くなっていって、観客の傘で実はあんまり見れなかっただよね。。
まー、その直前まで近くの喫茶店でしゃべってたってこともあったんだけど。
しかし、あの雨の中のエイサーはホント、大変だったと思う。
お疲れさまでした。

一方、Brass MIX!の方は。。
昼ごろから集まって、練習するつもりだったのが、音がうるさいとの苦情が出て、
一通りやっただけ、、特に新曲の「宝島」は前にも書いたとおり、最後の部分にトランペットとトロンボーンのsoliがある。初め楽譜を見たとき「吹けるわけないじゃん、これ」って思ったけど、でも、レインボー祭りって、観客が真横にいるもんで、まさか吹きマネをするわけにもいかない。だから、1週間前の練習の日以来、毎日、ちょっとずつ練習してたんだよね。。

しかし、soliの前に7小節の休みがあり、それの数え方が練習のときに、イマイチ分からなかったわたし。。まぁ、それだけが原因じゃなくて、やっぱりわたしにとってはあそこは難しかったんだと思う。ほとんど吹くことが出来なかった。。。あ、ここの部分、お助けでユーフォの人も吹いてくれました。ありがとー。

っていうか、他の曲も今回は全然ダメだった。。
個人的には全然楽しんで吹けなかった。
「あれ?あれ?こんなはずじゃないのに」ってところばっかり、、
「ここだけはバッチリ決めたい」って思う部分が1曲の中に一つはあるわけなんだけど、
それがほとんどうまく吹けなかった。。

昨日はそうでもなかったんだけど、
今日思い返してみると、ホント、めちゃくちゃで、聞いてもらった人にすごく悪かったと思う。
Brass MIX!の他のメンバーにも申し訳ない。。と思っている。

「当日の練習が出来なかったから」って言い訳もできるだろうけど、
そんなことより、やっぱり自分の練習が足りなかったんだ。
だって、暗譜してると思ってたけど、途中で「?」って思うところが数カ所あって、吹いてて「あれ、不協和音じゃん?」と思った部分もあり。
あー、もう、そんなことばかり思い出している。

で、昨日、雨に濡れてびしょびしょになって帰ってきて、
今日は今日で、台風のせいか、ものすごい寒い一日になってしまって、
そのせいか、どうも寒けがして測ってないけど熱がちょっと出たみたいなんだけど、
それもあって、一日中落ち込みっぱなし。

うーん、本当はこんなんじゃいけないのだ。
わたしには今、時間がない。
やることを着実にやらねばならないのに。。

はい、日中、ぐじゃぐじゃに泣きました。
「こんな情けない自分はいらない」と思いました。
今も正直思ってる。
多分、こういう気分が不安定なのは、熱がまだある証拠。

今日は葛根湯飲んで早く寝よう。

あー、わたしにとっては反省だらけのレインボー祭りでした。。
22:24 | (性的少数者)イベントなど | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
07-18 Sat , 2009
プレリュードと「アウトレイジ」
今日は「プレリュード」が四谷区民ホールで、Brass MIX!演奏終了後は急いで青山のスパイラルホールに行って「アウトレイジ」を観てきた。疲れたのなんのって、、、

プレリュードは開演は13時半だったのかな?実はよく知らないんだけど(苦笑)、わたしたちの集合時間は午前10時。そこからリハーサル室でリハーサルやって、その後、舞台に立って、だいたいの立ち位置を確認後、楽屋になってるリハーサル室で昼ご飯を食べつつ、時間を潰し、開場前にホールに集まり、HIV/AIDSのアンケートについての説明を受けた。と言っても、このアンケートは対象が男性なので残念ながらわたしは対象外なのだが。

で、その後はまたリハーサル、そして本番。

ここだけの話だけどさあ(ってここだけにならないか(^^;)、なんか「PROUD MARY」って去年のレインボー祭りんときから吹いてるクセに、今日、楽譜見てたら「あれれ?今まで譜面どおりに吹いてなかったじゃん」ってところ発見。。うひゃー。あれ、なんで今まで何度も譜面見て確認したのにー。こんな本番直前になって気が付くわけ???

しかも、舞台での立ち位置は最初、言われていたとおり、舞台の真ん前。ライトも当たらないほど真ん前!おかげで舞台の上から誰が聴きに来てるかよーく分かったわ(笑)つか、わたしはこういうところではあんまりというかほとんど緊張しないのよねえ。。自信があるから緊張しないわけじゃなく、自信はないのよ、だって下手なんだもの。あ、だけどこの日のために少なくとも1週間前から毎日何らかの形で練習はしてた。だからといって、それが即自信に繋がることはなく。まー、なんというか「音をまともに出したい」っていう自己満足のためね。おかげで唇はばてなかったので、やっぱ1週間でもやった意味はあったよなと。ただ、音自体はあまりきれいじゃなかったけど。。

んーでもしかし、最初から飛ばす飛ばす。「え、こんなに早くていいの?」ってくらいテンポが速かった。。つかさ、わたしの位置だと指揮者見えないわけ。指揮者はわたしの後ろにいるわけだから。で、わたしはパーカッションの音を聞きながら演奏するわけなんだけど、どーも途中、合ってないような気も大いにしてきて。。あの位置での演奏は結構難しかった。

ってわけで、本番はあっという間に終わってしまったわけだけど。
わたしはそれから「アウトレイジ」を観るためにスパイラルホールへ。その後の合同演奏、合唱はぶっちぎりました(笑)ま、それは事前に責任者には言っておいたんだけどね。

そしたら結構余裕で間に合って。双子の弟があとから来たんだけど「あれっ、もういるの?」なんて言われてしまった(笑)

で、2回目のアウトレイジ、観たんだけど。
あ、「アウトレイジ」というのは、アメリカの「クローゼットな議員」が同性愛者の権利推進に対してどれだけ悪影響を及ぼしているか、の検証映画とも言えるし、ある意味では告発映画とも言えると思う。

クローゼット議員を暴く人たちの論理は簡単だ。彼らは特にクローゼット議員の性的指向を表沙汰にしたい、ということではなく、クローゼット議員には「ゲイ疑惑」がついて回っていること、そして彼らは「同性愛者ではない」という理由に同性愛者に対する人権の法案(ゲイの権利、エイズ対策、同性婚など)にことごとく「反対」しているのだ。

結局、、同性愛者の人権を求めている人も、それに反対している人も、同性愛者なのだ。そしてクローゼット議員は「金と権力」によってその地位を守られている。しかし、大半の同性愛者にはそのようなものはあるわけがない。だから、彼らは「クローゼット議員」を暴くのだ。自分たちだけが「安全な場所」にいて、それ以外の人は「安全な場所」にはいない。同性愛者と言うことで、いつ殺されるかも分からない、そんな世界に住んでいる。だからクローゼット議員を暴く人たちはクローゼット議員のことを「偽善者」と呼び、自分の本当の姿を「カミングアウト」するように求める。

ま、だいたいはこんな映画なんだけどね。
わたしが初めてこの映画を観てびっくりしたのは、エイズがアメリカに拡大していたのに、誰も何も手を打たなかった(これは言い過ぎだが。一部の地域では対策がとられており、一部の地域では全く対策がとられていなかった)。「そしてエイズは蔓延した」を読んだとき、わたしは「エイズという恐ろしい病気に対してどこからも予算が付かなかったのは、その必要性を感じている科学者やゲイ団体が、予算執行の権利を持っている人たちを説得できなかったからだ」と思っていた。しかし、それは違っていたのだということが分かった。その「予算執行の権利」を持っている人たちが実は同性愛者だったのだ。そう、結局は「説得できなかった」わけではなく、いくら、なんと言おうと彼らはエイズに予算を付けるようなことはしない人たちだったのだ!最初、わたしはそれがショックでね。。でも、これで「なぜ彼らを説得しきれなかったのか」という謎が解けたような気がした。「説得できなかった」んじゃない。「説得するのは不可能だった」ということだったのだ。

この映画は色々な人の証言やテレビで過去に放送されたものでできてるんだけど、んー、確かに書きたいことはたくさんある。

・「クローゼットなゲイ議員」と結婚し、夫がカミングアウトして離婚した妻の話
・「同性愛者」と公表したら、必ず「同性愛者への人権拡大」の方向に転向してしまうのか?(映画では100%イエスと言っているが)
・本当に「同性愛者の人権に対してノー」と言っている人たちは、一部の宗教関係者とクローゼット議員しかいないのではないか
・しかしカミングアウトした議員や知事は、カミングアウトした途端辞任するのはなぜか
・本当に「ゲイの人権」が確立されるためには周囲の人に「カミングアウトする」しかないのか。カミングアウトせずに物事を進める方法はないのか
・上との関連性でクローゼットのままで「内なるホモフォビア」をなくす方法はないのか

おそらく、、この映画のみを観てこの上の点について述べることは比較的簡単なんだけど、しかし、物事はそんなに単純なわけでもないとわたしは思う。あ、でも離婚した妻の話はちょっとかわいそうだった。「夫に新しい女が出来たというのなら、わたしはまだ『過去に愛されていた』と思うことが出来る。けど、本当は最初から『愛』なんてなかったんだ」ってね。本人がゲイで苦しんでいるのは、分かるけれども、でもそれを隠すために自分たち(自分と子供)は人生を狂わされたとね。でもカミングアウトした当の本人はとても穏やかな顔をしてるので(もちろん、別の場所でのインタビューだと思うが)、元妻の思いはとても痛かった。

あとのことは、、わたしの中で結論が付いているものと、まだ全然分かってないものがある。

そして、、考えたのは、ヨーロッパとの違い。今回の映画祭のパンフレットを観ると、ヨーロッパで作られた映画のほとんどは「養子」や「自分たちの子供が欲しい」という内容の映画。しかし、アメリカでは「カミングアウトしましょう」映画だ。あ、「ドロール」は除くけどね。

うーん、この違いは一体何なんだろうかって考えさせられる。そして、日本は今後どのような方向で行ったらいいのかも同時に。

というわけで、明日からまた映画漬け。明日は4本か?
なんかね、今年は映画を観ながら「映画を必死に理解しようとしている自分」ではなく「映画を観ているうちに違和感を感じてくる自分」がいるのに気が付いた。その何が違和感なのか。だいたいはどういうものに「引っかかり」を感じるかは自分で見当は付いているんだけど、しかし、まだまだ言葉となって現われてこないものもある。

そういう意味で、今年のわたしの映画を観た感想ってのは、例年と違っていると思うし、しばらくこんな形が続くんだろうなと思っている。

突然だけど、プレリュードに出た人、お疲れさまでした~!
今度はレインボー祭りで会いましょう、かな?

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07-07 Tue , 2009
プレリュード、出ます
さてさて。
「TOKYO Pride Festival」も終わって(っていつの話だよ)、次は「プレリュード」。一体、何のプレリュード(前奏曲)なんだかさっぱり分からないんだけど(笑)、今年もあるらしいです。

で、ええ。わたしも結構迷いに迷ったんだけど、Brass MIX!で出ることにしました(ってわたしはBrass MIX!以外の団体は知りませんけど(笑))。んと、やる曲目って書いていいのかよく分からないので省略(←オイ)。しかし、そのうちの1曲は確実に新曲。まだ譜面に目を通しただけで、ぜーんぜん練習してない(苦笑)

っていうかさ。7月18日にやるわけですけど、ちょうど東京国際レズビアン&ゲイ映画祭をやってるときなんだよね、これ。なんでわざわざこの日にぶつけるのさ、という感じがとってもするんだけどね。わたしは映画祭はパス買ってるから、なるべくなら青山のスパイラルホールでやってるときに観に行きたいわけで。バルト9で先行して上映するんだけど、こっちの方はパスは使えなくて、別途にまた券を買わなければならないのよ。ホントにもう、って感じ。

つか、プレリュード見に来たいって思ってる人で映画祭、毎年観てるんだよね、って人も多分いるでしょう。そういう人はどーすんだ?って思います。どっちか選択するしかないじゃない。ま、観たい映画の時間が被らなければプレリュード見て、その後映画祭にいけばいいと思うけど。

というわけで、文句たらたらです(笑)
もしよろしければ、見に来て下さい、プレリュードの方(爆)

日時:2009年7月18日(土)13:00開場 13:30開演
会場:四谷区民ホール
http://shinjuku-kuminhall.com/pc/pdf/yotsuya_map.pdf

入場料:1,000円
※セクシュアリティに関わらず「どなたでも」ご入場出来ます。
フライヤーのご提示などは必要ありません。


だそうです(http://prelude09.exblog.jp/より)。

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06-16 Tue , 2009
わたくしの、恥ずかしい映像
はい。恐れていたことがついに、起こりましたですよ(苦笑)



あれは忘れもしない、5月17日のIDAHO、新宿アクションの日。

わたしはその前にメッセージ担当として、すべてのメッセージに目を通していて「あ、これ読んだら泣くな」っていうのが、いくつかあったんで、絶対にマイクは握らないぞ、と思っていたのですが。。あの場所に行くと握りたくなるんですよね、マイク(苦笑)ってわけで、読んでたわけですが。やられたよ、最後のメッセージで。複数のカメラがこっちを写してるのはもちろん知っていたわけですが、こんな不様な姿を晒したくはなかった~、、、(恥)

というわけで、お楽しみ下さい←マゾ

【追記】この画像を撮ったのは、もちろん、わたくしの親と年齢の違う双子の弟akaboshiさんです。

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06-12 Fri , 2009
ジェンダーが分からん
いや、「ジェンダー」という言葉の定義はもちろん知ってるんだけど。

それを自分に当てはめて考えてみると、ぜーんぜん分からん。
第一、「女らしくしなさい」と言われた記憶がない。
記憶がないってことは、

1.言われてたけど、右から左
2.本当に言われたことがない

のどっちかだと思うんだけど、記憶がないんだから、それ以上のことは分かるわけないわな。
しかもわたしは「年齢が上がるにつれ、男子は理屈っぽくなって女子はそれに叶わなくなる。んで、文系に進むのは女子で理系は男子が多い。で、社会人になると女性は冷遇される」って、どこで読んだのか知らないけど、将来はそういう風になるんだろうな~と思って、密かにそれを恐れてたりしてた。

話は変わって小学校のとき。わたしはクラスのAってヤツと小学校1年から6年のときまでずっと同じクラスだったんだけど、最初からすんげー仲がよかった。Aってヤツは、動きもとろいし、体操もあんまり得意じゃなくて走るのは苦手だし、、ってちょっとみんなから馬鹿にされてたような男子だったんだけど、でもわたしとは本当に仲がよくて、Aってヤツは「オカマ」って呼ばれて、わたしは「オトコオンナ」って呼ばれて、「おまえら夫婦かよ!」とか周りに言われてたんだけど(それは記憶にある)、本人たちは「夫婦」と呼ばれてもピンと来ず(多分、性的に奥手だったんだと思う、というか、少なくともわたしは奥手だった)、「夫婦」と言われてもお互い相手を「異性」として意識するようなことはまったくなかったんだろう、そのままずーっと小学校終わるまで仲がよかった。

そいつがね、小学校の高学年になると急に理屈っぽくなりやがって(笑)、元来粘り強く努力できる性格だったのか、勉強もできるようになってきた。わたしは彼の「努力する」能力には適わないとなとは思ってたんだけど、負けるのってやっぱ悔しいじゃん。んでさ、わたしも彼に抵抗するため(爆)、屁理屈ばっかり考えるようになっちゃって、それが今の人格形成の一つになってるかも??(苦笑)

中学はわたしは大阪に行ったんで、そいつとはそれっきりなんだけど、今何してるのかな~と思ったりする。

で、密かにいろいろ恐れてたんだけど、思ったような恐れって全然出てこなくて。で、しかも中学まで「将来は政治学を学びたいな」って思ってたのに、高校の時に数学の先生が好きになって、物理で「これが真実だ!」と感動してしまって、それから理系を目指すことになっちゃって。。

ついに社会人になったんだけど、わたしの職場は特殊で、男女の差がほとんどない、というかまるっきりない職場だったんで、わたしは「女で差別されて悔しい!!」って思いをしたことがない。。逆に重いもん持たせたりできるし、学校にいるときはめんどくさいことは全部男子に押しつけてたんで「女ってなんて楽なんだろ」って思ってた(爆)そーいう、都合のいいときだけ「女子」だったんだよね~、わたしは。

というわけで、幼い頃から恐れていたことは、ついに来なかった。というか、未だに来ていない、と言うべきか。

でさ。わたし自身、生物学的な性は「女性」だと思う。いや、染色体まで調べたことはないので、本当に女性かは分からないんだけど、でも、一応、第二次性徴では女性に現われること全て現われたし、わたしは肉体的に自分が女性であることは疑ったことはない。

ただね、もう一つ「ジェンダー」ってのがあるじゃない?
これがねー、、わたし、100%女性にあるとは思えないというか、絶対にないと思う。男と女のグレーゾーンのうちのどこかにあるんじゃないかと自分では思ってる。それか、その概念は理解できても、それが自分に当てはまるとは思えないので、そのスケールから全く外れてるか。

だけどね。肉体的には女性なのよ。
でさ、ジェンダーに関する本を読んでるとさ、「女性はあーだ、こーだ」と書いてあるのよ。それは理解できるのよ。だけどね、読んでると逆に「アナタ、女なんでしょ。女だったら社会に対して怒りなさいよ」って無言の圧力というか、そういうのを感じちゃうのよね。で、逆に「怒れなかったら女じゃない」みたいなことも感じてしまって、「えー、生物学的には女だけどさ、だからっていってジェンダーも100%女であるべきってわけじゃないよね」って言い訳したくなるのよね。なんというか、裏返せば「100%ジェンダー女じゃなきゃ、女じゃない」みたいに言われているような気がする。

なんだかさ、ジェンダーの本読んでて、逆に「女を押しつけられてる」みたいに感じてしまって、だから、わたしはジェンダー関係の本ってあんまり好きじゃないんだよね。読んでると「女であることに苦労を感じたことがないわたしって、人間として未成熟ってことなのかな」とさえ思えてしまう。でもそれっておかしいよね?別に女であることで苦労したことがないから、一人前の女じゃない、ってわけじゃないじゃん。でも、そういう気にさせられる。

確かに「女であることに苦労を感じたことがないのは羨ましい」ことかも知れない。でも、それって、どうしてそうなってるのか分からないのよ。別にそれを避けて通っているわけでもないし、うまく対処していると思ったこともない。知らないうちにそういう風に生きてきた、ってわけで。だからもしかしたら、「女らしくしなさい」とか、それに類することも今までたくさん言われて来たのかも知れない。けど、その言葉がまるっきり頭に入ってこないのはなぜ???

多分、「女らしくしなさい」と言われて「女らしくしなきゃいけないんだ」って思って、自分がやりたいこともやれずに来た人もたくさんいるんだと思う。だから、そういう部分で悩んでいる人がいると思うんだけど、わたしはそれが理解できないんだよね、悪いけど。。「そんなこと言われてもやりたいことをやればいいじゃん」って、多分、無意識のうちに思ってるんだと思う。それによって、例えば孤立化したり、仲間に入れなかったりしてたかも知れないんだけど、本人は鈍いので、そういうことも感じたことがないんだよね。

だから、とても幸せな人間なのかも知れない。鈍いってのは、一つの才能かも知れない(^^;

だからね、逆に「アンタ、女でしょ。だったら社会に対して怒りなさいよ」って言われても、、ってところがわたしにはある。それがわたしのいいところかも知れないし、人間としては未成熟か、経験値がないってことなのかも知れない。

というわけで、わたしは、6月21日(日)に行なわれるパフナイトを結構楽しみにしている。ってパフナイトの関係者でもないわたしがここで宣伝しちゃってもいいのかしら、、、(笑)某双子の弟のところから転載しちゃいます(ゴメン、弟よ)。

------------- ここから -------------
「男子であること、胸があること」
――6月のパフナイトはトランス的特集!

 6月のパフナイトは、関西クイア映画祭とのコラボレーションで、東京初の公開となるトランス映画『男子であること』上映会と、日々自分自身の「胸」や社会のジェンダー規範との格闘をくりかえす健気なファイター(!?)2人によるトークでお届けします。

 トランスジェンダーも、そうじゃない方も、
 自分の身体が好きな方も、好きじゃない方も、
 ジェンダー規範に興味や関心がある方も、
 どうぞふるってご参加ください。

【作品紹介】
『男子であること』
原題:Boy I Am
監督:Sam Feder and Julie Hollar
 トランスしても、前からのカノジョとうまくやっていけるの?男としてパスすると、レズビアン・コミュニティの一員でなくなるの?トランスして黒人男性になった時に受ける人種差別の方がひどいの?などなど、疑問を抱きつつ、3人のFtMが自分の言葉でトランスの道を語る。その話を通して、ホルモンを飲んだり、手術を受けたりして身体をかえることで、いかに生活の全てが変わるかを描くドキュメンタリー映画。FtM本人、パートナー、友人の生の声をはじめ、トランス男性にまつわる複雑な社会的事情を学術的、クィア・コミュニティ的に考える。

上映時間:70分
製作:2006年 米国
字幕:日本語/言語:英語

【トークゲスト】
○フレイザー真実さん
名古屋大学大学院生。LGBTとアライをつなぐことで偏見の解消を
目指す団体2in20 nagoya代表。趣味はギター弾き語り。

【司会&トーク】
○遠藤まめた
パフナイトスタッフ。LGBTをめぐる様々な活動に首をつっこむ。
FTMだけど抹茶パフェくらいは(たぶん)注文できる。

※今回のトークはyou tubeでの公開はありません。

「男子であること、胸があること」
―6月パフナイトはトランス的特集!
日時:6月21日(日)15:30開場/16:00開演~19時頃終了
主催:パフナイト
共催:関西クイア映画祭
会費:1000円 ※予約は不要。お気軽にお越しください。
会場:パフスペース
…東京メトロ東西線早稲田駅下車、馬場下口(2or3b)より2分
 馬場下町交差点を文学部の方向(左)に曲がり3軒目のビル。
■地図はこちら
TEL&FAX:03-5991-6117(浜田)

★パフスペースではセクシュアル・マイノリティ関連での使用には
レンタル料を初回2000円引き、以降1000円引きする「セクマイ割引」
を行っています。ぜひご活用下さい!
■レンタル使用料金表
http://www.pafspace.com/riyou/riyou-2.html
■パフスクールカレンダーで空き状況をチェック!
http://www.pafspace.com/schedule.html

☆関西クイア映画祭が東京にやってくる!
■詳しくは以下のHPをご覧下さい。
http://kansai-qff.org/2009/TOKYO/
------------- ここまで -------------

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